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電車で尿意を我慢する巨乳女子大生を助けたら惚れられて!? 爆乳未亡人まで加わってたっぷりイチャイチャ母娘丼をたらふくどうぞ!3話

「もぉぉ! 凛ちゃんったらママを無視するなんてひどいわぁ……!」

「だからわざとじゃないんだって。ほら、まことさんもいらっしゃるんだからその辺にしてよ」

「あら、わたしったら~……。ごめんなさいねぇ~」

「いえ、こちらこそ急におしかけて申し訳ありません。藤堂まことと申します」

「凛ちゃんの母親の西園寺優子と言いますぅ、この度は娘を助けてくださってほんとぉにありがとうございましたぁ」

 その母娘おやこはとてもよく似ていた。

 遠目でも似ていた二人だが、近くで見てみるとそれはもうそっくりという言葉のほうがしっくりくる。優子さんは、大学生の娘がいるとは思えないほどに彼女は若々しい。そのため、姉妹といわれても疑う人は居ないだろう。

 だけど、そっくりな母娘が似ていない点がある。それは。

 ――どたぷるぅぅぅぅん♡♡

 優子さんがお辞儀をしてから頭を上げる。すると、彼女の胸元では大迫力、凄まじい破壊力を隠そうともしないお胸様が暴れ狂うのだ。

 凛さんも決してお胸が小さいわけじゃない。むしろ彼女はかなり大きいほうだ。だけど、そんな凛さんの、いや、世の中のほとんどの女性の胸をなぎ倒してしまいそうなほどに優子さんのお胸様は御立派過ぎたんだ。巨乳という言葉では表現できない。まさしくド級の爆乳がそこには存在していた。

 ハキハキと話す凛さんと対比すると随分とゆったりな優子さん。見た目はそっくりな二人だが、その性格までは似なかったようだった。このおおらかさが、お胸様にも影響しているのかもしれないな。

 などと。女性をそういった目で見ていればすぐさま警察の御厄介になる。ちらりと見たが、すぐさま視線は彼女たちの目に向ける。そうとも、せっかく人助けをしていい人と思ってもらえているんだから帰るまでいい人という思い出でありたい。

「いえいえ、俺だけが助けたわけではありませんし、むしろ隣に居た女性のほうが凛さんを助けたといっても過言ではなかったですし」

「そんなことはありません! まことさんが声を掛けてくださらなかったら大変なことになっていました!」

「ええ、ええ、そうねえ。きっと凛ちゃんが電車の中でおしっこを漏らしちゃってたでしょうねぇ」

「お母さん!!」

「ママって呼んでほしいのに……」

 真っ赤になって凛さんが吠える。

 それはまあ男性を目の前にしておしっことか言われたらな。優子さんは、大らかというより、その、いや、人様をどうこう言うのは止めておこう。

「まことさん! お母さんのことは放っておいて、はやく家にいきましょう!」

「え? いいんですか?」

「あぁぁん! 待ってよぉぉ~!」

 ――ぶるん♡ どっぷん♡ どたぷぅん♡

 追いかけてくる足音は、それはそれは独特のものでありましたとさ。

 ※※※

「こんないいものを……わざわざすいません」

「感謝の気持ちなんです、ぜひ使ってください」

「もちろんです。いやぁ、嬉しいなぁ」

 凛さんから受け取ったもの、それは駄目になった代わりの水筒だった。

 無料でもらうような安物ではなく、俺でも知ってる有名ブランドの高級水筒だ。正直気後れするが、こういったものはもらわないほうが向こうに失礼というしな。仕事を辞めたからすぐ使用するものではないが、物があれば使ってみようとも思えてくる。

「あと、もしよろしければこのあとお食事でも、い、いかかでしょう!」

「美味しいお寿司のお店があるんですよぉ~」

「ぜひっ! ぜひっ!!」

 本当ならこのあたりで帰るべきだろう。だけど、寿司。寿司かぁ……。しかも絶対いままで食べたこともないようないい寿司なんだろうなぁ……。

「そこまで仰るなら」

「本当ですかっ!!」

「良かったねぇ、凛ちゃん」

 喜びをかみしめている凛さんは、年相応に可愛らしい。まるで犬の尻尾が見えるようだった。俺もそろそろいい歳だ。娘が生まれて成長すれば、こんな感じになるのだろうか。いや、彼女ほど美人な娘が生まれることはないかもしれないけど。俺の遺伝子に期待は出来ないからまだ見ぬ嫁に期待するしかないな。

「ぁぁ、でもぉ? お仕事は大丈夫ですかぁ?」

「あー、その」

 どうするか。いや、下手に誤魔化すほうがあとで悪い結果に繋がりかねないか。

「実は、先日会社を辞めたばかりでして」

「まぁまぁ」

「ええ!? …………あ、あの」

「違いますよ。あの時の遅刻は一切、なにも、まったく関係ありません。そもそも人身事故で遅刻してクビとか言われるほど日本の会社は腐ってませんから」

 思った通り、凛さんの顔色が悪くなりきる前に釘を刺す。

 どこまで話すか悩んで、適当な部分だけかいつまんで説明をすることにした。

「ひどい! まことさんは何も悪くないじゃないですか!」

「ある意味で、辞められてすっきりしているんで大丈夫ですよ」

「とてもお辛かったんですねぇ~。そうだぁ~、よしよぉし」

「ぅえっ」

「ちょ、お母さん!!」

 成人済みの男が、女性に、それも凄まじいほどの美女に頭を撫でられるなんてこれほど恥ずかし嬉しいことはなかった。

 ふわりと香るのは、凛さんよりも甘く蕩ける香り。まるでミルクのような優しいママの香りだ。

「あぁん……凛ちゃんったら」

「もう、油断も隙もない……!」

「いや、その、あはは! 照れますねぇ」

「わたしでよかったらいつでもナデナデしてあげますよぉ」

「お、か、あ、さ、ん?」

「はぁい」

 凛さんが優子さんに詰め寄っている間に呼吸を整える。うぅむ、彼女は見た目に寄らず悪女なのかもしれない。……ご褒美でしかないな。ごほんごほん。

「でもぉ、それだと生活が大変ですねぇ」

「一応資格はいくつか持っていますんで、どこかの会社には再就職できると思いますけどね」

「まぁまぁ、それは立派ですねぇ~。どんな資格をお持ちなんですぅ?」

「簿記とか宅建とか、それほどすごいものはないんですけどね」

「え? まことさん宅建を持ってるんですか?」

「え? ああ、はい。前の会社で取るように言われていたので。とはいっても一回失敗してるんですけどね」

 宅建くらい余裕だろうと高を括って失敗した一回目の受験。まったく歯が立たずに悔しかったことを覚えている。あまりに悔しくて次の年では満点近くで合格してやったくらいだ。

「まぁまぁ、実はぁ、凛ちゃんもいま宅建の勉強をしているんですよぉ」

「そうなんですか。大学生なのに凛さんは立派ですね」

「そうなんですぅ! 凛ちゃんはもうほんとぉにいい子でぇ~」

「あ、あの! まことさん! もしよかったら……私に勉強を教えてもらえませんか!」

「え?」

「まぁまぁ! それはいいわねぇ~。どうかしらぁ、お暇な時だけでもぉ、もちろんお給金はお支払いさせていただきますぅ」

 ずずいと前に出る凛さんの瞳には、勉強以外の目的が見え隠れする。優子さんはそれに気付いているのかいないのか分からないが、これは踏み込みすぎたかな。

「い、いえ俺なんかよりちゃんとした所に通われたほうが……」

「時給はこれくらいでどうでしょぉ~」

「ごふっ」

 ちょっと言えないくらい良かった。

 え? まじで? 美人女子大学生に勉強を教えるなんてむしり金をこちらが支払わなければいけない環境で、この額がもらえるの? え? いや、いやぁ……!!

「……時々で、よければ……」

「はいっ!!」

「良かったわぁ~」

 だって、無職は金が要るんだもん!!

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