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麻里奈はこちょこちょしたい

「はい、こっち向いてー。手は頭の後ろにやってもらえる? それで右足を……そうそう!」

カメラマンの指示に従って、ポーズをとる姉さん、奈々さん、そして愛海。
愛海のグラビアアイドルとしての初撮影を、俺は見守っていた。

「初めてとは思えないくらい堂々としてるね、妹さん」

俺の横にいるのは幼馴染みの飛鳥。撮影見学の許可が出たので、俺と一緒に現場にいる。
ここは関東にある人気のビーチ。今日は撮影のために貸し切りだ。

「ああ……凄いよ」

3人とも、ビキニに猫耳のカチューシャという格好だった。「ビーチに迷い込んだ猫の家族」というコンセプトらしい。それは正直よく分からないが、3人のグラビアアイドルとしての凄さを目の当たりにしている。
男の精液を搾り取るポーズや表情を、次々とカメラの前に繰り出す。カメラマンの考える理想的な構図を瞬時に共有する。

「愛海ちゃん、初めてなのによくできてるね」

デカいサングラスをかけた、やり手のキャリアウーマンみたいな人が話しかけてきた。雑誌の編集長の藤嶋さんだ。元グラビアアイドルで、引退後お世話になった雑誌の仕事に関わり、編集長まで上り詰めたらしい。現役時代は奈々さんと一緒に撮影したこともあったのだとか。

「髪型のコントラストがいい。姉がポニーテールで、妹がツインテール。そして母親は髪を下ろした感じで」
「なるほど」

愛海は気分で結構髪型を変えるが、グラビア撮影はツインテールと決めてたようだった。藤嶋さんの言うように、ポニーテールの姉さんとの対比を考えてたんだろう。学校の成績は悪いくせに、こういうところは頭が回る。

「愛海ちゃんだけじゃない。2人も前より良くなってるよ」
「そうなんですか」

姉さんはともかく、38歳のグラビアアイドルに「前より良くなる」なんて伸び代が存在したことは驚きだ。

「うん。グラビアアイドルにとって一番大事なことは、何だと思う?」
「おっぱいの大きさじゃないですか?」

飛鳥が答えた。藤嶋さんは首を横に振る。

「Aカップのグラビアアイドルも世の中にはいる。大事なのは、男を知ることさ」

男を知る……。

「あの3人が簡単にやってのけてることは、男を知らなければできない芸当だ。恐らく家に君がいることが、グラビアアイドルとしての成長に繋がっているんだよ」
「……俺が、みんなの成長に繋がってる?」
「そう。新人グラビアアイドルの育成のために貸してほしいぐらいだ」

それは遠慮しておこう……。3人相手でもヘトヘトなんだ。これ以上は相手できない。

***

「はぁー! 疲れたー!」

ビーチ近くのホテルで、愛海はベッドにダイブした。

「お疲れ様」
「お兄ちゃん肩揉んで〜」
「はいはい」

うつ伏せの愛海にまたがり、力を込めて肩を押す。

「あぁ〜♡いいぃ〜♡」
「康太、ずっと退屈だったでしょう」

姉さんがベッドに腰を下ろした。

「そんなことはなかったよ。久々に撮影に同行できて、いい経験だった。みんなすごく可愛かったし」
「あら、それは嬉しいわ」

奈々さんもベッドに腰を下ろす。
……ちょっと待て。

「なんでこの部屋ベッドが1つしかないんだよ!」

俺達が泊まる予定の部屋はかなり広いが、ベッドは大きなサイズのものが1つだけだ。

「スタッフが部屋を間違えて予約しちゃったんだって。大きなベッドだから4人入ると思うよ」
「いいじゃん別に〜もう家族でセックスしていいんでしょ?」
「……まあ、みんながいいならいいけど」

今日頑張ったのはグラビアアイドル3人なので、俺が3人を差し置いてわがままを通すのは少し憚られる。

「今日は3人を労うからな。マッサージでもなんでも、言ってくれたらやるぞ」
「マジ? じゃあ、一緒にお風呂入りたい!」

愛海が叫んだ。特に反対する者もいなかったので、家族全員でお風呂に入ることにした。
ホテルの浴槽はそれなりに広かったが、4人全員で入るとさすがに窮屈だった。

「うわー! お兄ちゃん勃起してるー!」
「そりゃするだろ……」

グラビアアイドルと風呂入ったら勃起するのはしょうがない。しかも全員全裸だし。

「風呂で勃起するなんて、いけないおちんちん」

浴槽の中で俺の上に乗った姉さんが、太ももでぎゅっと俺のおちんちんを挟んだ。

「こちょこちょの刑」

姉さんが指でおちんちんの皮を剥くと、亀頭をこちょこちょし始めた。お湯の中なので、刺激が緩和されて気持ちいい。

「ちょ……姉さん!」

太ももでがっちりホールドされて、身動きが取れない。
こうなったら……。

「こっちも!」

俺は姉さんの乳首を指でくすぐる。

「あぁっ♡康太それっ♡上手すぎっ♡」

浴槽の中で悶える姉さんを見て、俺は気分が良い。

「もう〜2人で楽しまないでよ!」

俺の後ろにいた愛海が、背後から俺の乳首を摘む。

「おっ!?」
「ふふ♡乳首電車ごっこだね♡」

愛海が俺の乳首を弄り、俺が姉さんの乳首を弄る浴槽の中の乳首電車。発車レバーは俺のおちんちんか?

「一番最初に絶頂した人が負けね」
「おい、それ俺が不利だろ!」

乳首と亀頭を責められてる俺は理不尽さを訴える。

「スタート♡」

愛海が俺の乳首をピンと弾く。

「お゛お゛っ♡」

思わず変な声が出る。

「お兄ちゃん男のくせに乳首感じるの〜? キッモ〜い!」
「お前が弄ってくるからだろ!」

ぎゅ〜っ♡

愛海に乳首をつねられて、甘い快感が走る。身体の力が抜ける。

「アハハハ! 女の子みたい!」

屈辱だが、俺の乳首を弄ることが労いになるのなら、俺は甘んじて乳首を弄られよう。

「もう、あんまり康ちゃん虐めないの」

姉さんの前にいた奈々さんが愛海を窘めた。

「はーい」

愛海が俺の乳首から手を離す。

「こめんねお兄ちゃん♡」

愛海が俺の首元にキスをした。

「いや、気持ち良かったよ」
「康太、射精したい?」

姉さんが聞いてきた。

「湯船の中で射精はちょっと……」
「えー! 見たい見たい! お風呂の中の精子見たいよ!」
「私も」
「お風呂ならあんまり匂いもしなさそうだしねぇ」

多数決の結果、俺は湯船の中で射精することに決まった。
姉さんが風呂の中のおちんちんを手で扱く。

「あーヤバい。気持ちいい」
「私も手伝う!」

愛海が俺の背中を舌で舐めてきた。ザラっとした感触が気持ちいい……!

「あっ!」

俺は射精した。白い塊が湯船の中をぷかぷか泳ぐ。

「あら、これが精子? なんだか美味しそうね」

確かに浴槽の中で泳ぐ俺の精子は、ちょっと卵白のようだ。
姉さんが桶を手に取って、俺の精子を掬い取る。

「精子掬い」
「金魚掬いみたいに言うなよ」

姉さんが桶を置いた。

「そういえば、私まだ康太とセックスしてない」
「そういえばって……」

精子を見て思い出したのか?

「今日撮影頑張ったから、それくらいのご褒美はあっていい気がする」
「まあ、愛海としちゃった手前俺は断れないけど」
「お姉ちゃん覚悟した方がいいよ! お兄ちゃんのセックスめっちゃ気持ちいいから!」

おお……セックスを褒められるのは嬉しいな。相手が妹なのは褒められたことではないけど。

「なんだか、昔を思い出すわね」

奈々さんがしみじみと言った。

「みんな小さい頃は、こうして一緒にお風呂入ってたじゃない」
「まあ、小さい頃はね」
「これからも一緒に入りましょうよ」

えー……俺の負担大きい気がするなぁ。

「確かに、グラビアアイドルは弟エピソード結構大事。弟と一緒にお風呂入ってるとか言うと、ファンが興奮する」
「そういうもんなの?」
「協力してね、康太」

愛海の撮影デビューは、こうして無事に成功した。雑誌の表紙を飾った3人のグラビアは軒並み高評価で、愛海の次の仕事も即座に決まった。

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