13.夏休みに向けて
返却された五科目のテスト用紙を四人で見せ合う。
揃いに揃って平均七十点取っていて、この二週間毎日のように誰かしらの家に集まって勉強しただけのことはある。
……まあ、必ず乱交パーティーが始まり、実際の勉強時間は大したこと無いのだが。
「夏子のおかげだよ。ありがとな」
「い、いえ……私も文系苦手だったので助かりました」
最初は驚いたがこの子は理系科目は得意でも、文系科目は毎回赤点ギリギリだったのだ。
毎日のように本を読んでいたため、てっきり文系も出来るのだろうと思っていたのだが、アレは周囲の目を気にして読んでいるフリをしていただけで、本当はエッチな妄想をしていただけらしい。
そのため、文系科目は俺たちが教えてやり、理数系の科目は夏子に教えてもらう形を取っていた。
と、弁当を食べ終えた美奈が水筒の蓋を開けながら。
「搾斗と仲良くなってから夏子ちゃん明るくなったよねー。前まで話しかけてもあんまり話してくれなかったのに」
「ごしゅじ……搾斗君の彼女にふさわしくなるためって思ったらあのままじゃいけない気がして、ちょっと頑張ってます」
ちょくちょく呼び間違えそうになる程度にはセックスを重ねていると思うと、彼女を支配しているような、何とも言えない欲求が満たされるのを感じ取る。
実際、俺と出会ってから眉毛を整えたり、髪型をポニテから三つ編みなどの今風でおしゃれなものに変えたりと、幸薄そうだった印象を忘れてしまう程度には活き活きとしている。
そんな彼女の頭を撫で撫でしていると、彩月が俺の答案用紙を眺めながら。
「全部七十点超えてるじゃん」
「スゴイやろ」
「癪だから絶対褒めてあげない」
「ツンデレめ」
この場では褒めてくれなくとも、心を許せる人だけの時は必ず褒めてくれると知っている。
あの二人きりになった日から時間が経つごとに甘えん坊が加速していて、赤の他人に見られていない時は子猫のように戯れ付いて来る始末だ。
学校ではクールなボーイッシュ女子という印象を広めていることもあって、その有り様を初めて見た夏子はとても驚いていた。
「そんでさ、夏休みは折角だしみんなで海にでも行こうかって考えてるんだけどどうよ?」
「賛成!」
「まあ、良いんじゃない? 楽しそうだし」
美奈は相変わらず純粋に、彩月はクール風に応えるが、夏子はちょっと困ったように目を泳がせる。
「どうした? 泳げないか?」
「泳げないのもそうなんですが……水着とか持ってないです」
「じゃあ……裸で?」
「だ、だめに決まってるじゃないですか」
顔をちょっと赤らめてそう言うが、興味のあるような表情を浮かべていて、人の少ないところを見つけられたら裸で散歩させてみることに決める。
と、美奈はスマホを取り出して何か調べる。
「イオソに水着のお店あるからそこ行こうよ。私も新しいの欲しいって思ってたしー」
「じゃあ、今日の放課後行くか?」
「行こう行こう!」
美奈はテンション高く答え、彩月は仕方ないから付き合ってあげるというような反応、そして夏子はホッと安堵したようにため息を吐いた。
さて、とびきりエロい水着を探し出して、夏子に着させて遊ぶとしよう。
ーーそう考えて水着の販売店へやって来たのだが、俺は現在一人寂しくベンチに座って、三人が出て来るのを待っている。
何故なら美奈の提案によって当日のお楽しみという事になり、その都合で俺も一緒に選ぶことが出来なくなったのである。
「それにしても……」
店内を歩く同年代の女の子たちに目を向ける。
美奈と出会う前の俺はちょっと可愛かったり好みな体型をしていたら自然と目で追ってしまい、一人で興奮してしまったのだが、最近は知らない女の子を見てもそこまで興味が湧かなくなった。
それよりももっとエロくて可愛い女の子たちに囲まれているから当然と言えば当然か。
と、中が見えない紙袋を各々持った三人が現れ、俺の元へ駆けてくる。
一歩進むごとにたぷんたぷんと揺れる巨乳に目を奪われていると、美奈は俺にむぎゅっと抱き着きながら。
「お待たせー。搾斗が好きそうなの買ってきたよー」
「夏子が顔真っ赤にしてるけど大丈夫か?」
「普通のと一緒にすごくエッチなの買ったんだよ。まあ、美奈も私も似たようなの買ったんだけどね」
「めっちゃ楽しみにしとくよ。ってか、美奈と彩月のサイズに合うやつあったんだな?」
Hカップを超えたという巨乳を収められる水着が少ないため、場所によっては彼女たちの身に付けられるものが無い事もあると話していた。
「うーん……ちょっとサイズ合って無いけど、着ることは出来たし、最低限隠せてるから大丈夫って感じ?」
「何で疑問形なんだよ」
まあ、着れたのなら大丈夫か。多少お肉がはみ出てしまうかもしれないが、それはそれでエロいから良しとしよう。
そんなことを考えていると、リュックに水着の入った紙袋を仕舞った夏子が膝に乗り、両脇を固めるようにして美奈と彩月が座る。
「何じゃ?」
「ここから歩いて五分の所にラブホテルあるんだよねー」
「水着選んでる間、搾斗のおちんちんの話ししてたらちょっとしたくなっちゃの」
「その……行きませんか?」
この後は普通に解散する予定だったから、絶対に逃すまいとしているのか。
そう察した俺は三人のことをむぎゅっと抱き締めて香りを鼻いっぱいに吸い込み、六つのたわわなマシュマロを楽しみながら。
「よっし、行くか。全員アヒアヒ言わせてやるからな」
俺の言葉で三人は発情したメスの顔になり、早く早くと急かされて建物を出た。
そんなこんなでやって来たのはそれなりに名の知られたラブホテルで、サービスの良さから人気のあるチェーン店だ。
四人で入れる部屋を借りて中へ入ると、清掃の行き届いたそこそこ広い部屋だった。
「さーて、やるか!」
「はい!」
夏子が嬉々とした返事をしてベッドの方へ駆けて行き、それに続いて美奈と彩月もそこへ向かっていく。
俺もベッドへ上がると三人はすぐに服を脱ぎ捨ててすっぽんぽんになり、俺の服も脱がせて入室二分で服を着ている人間は誰もいなくなった。
「最初は誰が良い?」
俺が尋ねると三人は慌てたように股を開き、ムレムレなマンコを俺に見せつける。
「いつも通り搾斗が選んで。まあ、私のここが一番気持ち良いと思うけどね」
美奈がバックの体勢でお尻を振って誘惑する。
「美奈よりも私の方がムレムレだもん。搾斗に孕まされたくて仕方ないって感じだよ?」
M字開脚で割れ目を開いて見せる彩月。
「わ、私だってご主人様に種付けされたいです!」
脚を縦に開いてぷにぷにマンコをくぱあと広げ、エロい香りを漂わせながら膣を見せ付ける夏子。
誰から犯そうか悩んでいると壁にアイマスクが掛けられている事に気付き、俺は悪い顔をしながらそれを手に取って三人に付けさせた。
「ただでさえ敏感なのにもっと敏感になったなあ、かわいこちゃんたち?」
「ごしゅじんしゃま……はやくぅ」
夏子は敢えて後回しにして焦らすとして、今日は美奈を最初に犯すとしよう。
尻を振ってアピールしてはいるのだが、どうにも自分は選ばれないと思っているように感じられ、どこか余裕があるような雰囲気があり、そして生意気に挑発する尻を鷲掴みにしたい。
こっそりと彼女に近付いて狙いを付けた俺は、不意打ちで彼女の尻を掴んで動きを止め、ビクッと震えたのを無視して容赦無くチンコをぶち込んだ。
「ひゃうぅぅぅっ?!」
やはり油断していたようで、膣が緩み切っていたおかげで完全に無防備だった子宮にダイレクトアタックが決まった。
ムラムラしたことで溜まったらしい母乳を噴き出した彼女は尻をガクガクと痙攣させ、かなり深いイキ方をしてしまったのだと察しながら、亀頭に吸い付く発情した子宮へのプレスを始める。
「あっ?! えぅっ?!」
四つん這いの体勢から崩れた美奈は抗うことも出来なくなり、むっちりとした尻と俺の体が当たってパンパンと肉の弾ける音が鳴り響く。
空いている手で彼女の乳首を触ってみるとこりこりとしたいつも感触があり、それを指でイジメてみるとまた母乳が噴き出す。
「美奈、どうだ?」
段々とチンコが入らなくなってきたことで子宮が降りて来ているのが分かって尋ねてみると、呼吸を荒くしながら答えた。
「もっとぉ……」
「任せろ!」
「しょこっ! しきゅー、いっぱいちゅっちゅして!」
下がるところまで下がった子宮口に何度もチンコを叩き付けるとドンドン膣の締まりが良くなり、そして三回程度突くだけで絶頂しているのが分かる。
痙攣しながらも必死に俺のチンコを包み込もうとする膣肉が愛おしく感じて気持ちが昂ると射精しそうになり、出す前に声を掛ける。
「出すぞ!」
「たねじゅけぷれしゅしてぇ!」
「孕め!」
「デキちゃうぅ!」
美奈の体に抱き着きながらチンコを叩き付け、それと同時に彼女の体が欲してたまらない子種を子宮に押し込む。
いつもなら彼女の体が外に精液を出させまいと脚で拘束して来るところだが、今日は俺の方が彼女を逃がすまいと拘束しているかのような状態だ。
逃げ場も無ければ逃げるつもりも無さそうな美奈の子宮にチンコを密着させ、全部出し切ったところで彩月と夏子の様子を見る。
すると、偉いことに二人ともオナニーをせずに我慢していたらしく、へこへこと腰を震わせながらまだかまだかとチンコを突っ込まれるのを待っていて、美奈とキスを交わしてから、愛液の水たまりを作る彩月の肉厚なマンコへぶち込んだ。
「あうぅぅっ?!」
「待たせたな。ほら、口開いて」
「ふぁい……」
下の口にはチンコを、上の口には舌を突っ込まれ、彩月は熱い吐息を漏らしながら腰をガクガクと震わせる。
と、股間から精液を垂らしながら美奈がやって来て、キスに夢中な彩月の乳首にしゃぶりついた。
「み、みな?! だめっ、敏感なの!」
「搾斗も飲んでみてよ。彩月の匂いがむんむんするよ?」
「じゃあ遠慮なく」
空いている方の乳首を咥えて吸い出してみると、彼女の匂いがぎゅっと濃縮された香りと、濃厚で甘い味が口の中を支配する。
それと一緒にピストンを始めるとすぐさまエビ反り、Gスポットに当たってしまったらしく一人で盛大に絶頂した。
いつもならすぐにだいしゅきホールドする彼女の美脚はピーンと伸び、快楽が強すぎてそれどころでは無くなっているのが分かる。
「でも、子種は欲しいと」
子宮がぐいぐいと亀頭に押し付けられているのを感じ取り、こんな美女に自分の子を産ませることが出来たらどれほど幸せだろうと考えてしまう。
と、美奈が彩月の乳房の弱点を集中的に攻めながらこちらを向いて。
「当たり前じゃん。搾斗の子種が入るとすっごく幸せな気分になるんだから」
「ぬるい液体が入ってるだけって感じじゃないのか?」
「なんていうか……体のずっと深いところで、大好きな人と繋がれた、みたいな感じかな」
「よう分からんけど分かった」
そんな会話をしている間も彩月のキツキツマンコに高速ピストンを食らわせている。
毎日のようにセックスしていることもあって、ハイテンポでのピストンをしながらだろうと普通に会話くらいなら出来るようになって来た。
一方で三人の方はと言えば、回を重ねるごとに体が敏感になっているようだが……。
「だめぇっ! イクっ!」
四度目の絶頂を迎えたことで更に膣が敏感になり、彩月の顔は完全に蕩けてしまっている。
学校ではボーイッシュでクールに振舞う顔がこんなにだらしなくなっていると思うと支配欲が刺激され、もっと乱れた姿が見たくなる。
「さくとっ、わたしのなか、いつでもだして!」
発情したメスという言葉がぴったりな発言に興奮させられ、そろそろ出そうな感覚が来た。
「出すぞ!」
「うん!」
しっかりと射精するためピストンを速め、出るタイミングで子宮口にぎゅうっとチンコを押し付けた。
それと同時にさっき出したばかりとは思えない量の精液が彼女の中に放たれ、膣が搾り取ろうとするようにぎゅうっと締め付ける。
少し遅れて彼女の鍛えられた美しい脚が俺の腰を抑え付け、彩月は幸福そうな笑みを浮かべる。
「こんなに濃厚なの出されちゃったらデキちゃう」
「そん時はとっとと籍入れるだけだな」
「無責任……え? ホントに?」
「おう、責任取って死ぬまで養ってやる」
元よりそのつもりである。
すると、彼女の膣の締め付け方がちょっと変わったのを感じ取り、喜んでいるのだと分かりながら良い子良い子と頭を撫でる。
「まあ、子供は大学卒業してからが良いけどな……彩月?」
「な、なに?」
「今、既成事実作っちゃえば良いのかって考えただろ」
ビクッとマンコが反応した。図星だったらしい。
「ご、ごしゅじんしゃま……わたしのあいてを……」
「あっ」
愛液だけでなく母乳まで漏らしてしまっている夏子を見て、俺は慌てて彩月の中からチンコを引き抜く。
「あうっ?!」
「す、すまん」
カリが彼女のひだやGスポットを刺激してしまったらしく、潮吹きしながらエビ反った。
後でケアして上げる事に決め、謝罪のキスをしてから夏子の元へ近付く。
「わ、わすれてたんですか?」
「いいや、夏子を焦らそうと思っただけ」
すみません、彩月が可愛いことを考えているせいでちょっと忘れてました。
そんな言い訳を頭の中でしていると彼女のぷっくらマンコが嬉しそうにヒクヒクしていることに気付き、マゾだったことを思い出す。
チンコをぶち込む前に母乳の味を確認してみると驚くほど濃厚な味わいと夏子の香りが凝縮されていて、彼女がどれだけ発情しているのかが分かる。
激しめなエッチをすることに決めて彼女の体を持ち上げ、美奈と彩月に見せつけるようにしてチンコをぶち込む。
――そう、駅弁ファックである。
「ごしゅじんしゃまっ!」
熱々でトロトロなマンコの感触は焦らしに焦らした時の美奈と似ていて、腰が砕けそうな心地良さがある。
真っ白で肉付きの良い両足を広げて歓喜する夏子のマゾっぷりに笑ってしまいながら腕の力で無抵抗な彼女の体を、下からは俺がピストンをする。
「こわっ、れりゅっ」
一瞬だけ子宮だけで体重を支える瞬間が出来上がるため、体の奥まで振動と快楽が叩き込まれる――とネットの紹介記事にあった。
痛いのではないかとちょっと不安だったが、嬉しそうな彼女の喘ぎ声を聞いているとこのままで良さそうだ。
体が小柄であるが故にマンコが小さく、必然的に締め付けが強くなるため、二度も射精しているチンコに加わる刺激はかなり強く、意識してないとすぐに出してしまいそうだ。
と、急に締め付けがぎゅうっと強くなり、何だと前を見れば美奈と彩月が夏子の乳首にしゃぶりついていた。
「だ、だめっ! おまんこだけでもこわれしょうにゃのにっ――」
「やべえ、出すぞ!」
「ごしゅじんしゃま?! まっへ、いまだめっ……あぅぅぅっ?!」
子宮だけで体の全体重を支える瞬間を狙って射精すると、夏子は盛大に潮吹きしながら絶頂した。
じょろろと潮吹きしながらピクピクと痙攣する彼女だが膣の方はしっかりと精液を搾り取ろうとしていて、ちょっと激しくし過ぎたことに罪悪感を覚えながらベッドに腰掛け、真っ白で柔らかいお腹を撫でる。
この前、お腹を撫でられるのが好きと話していたためそうしたのだが、どうやら心地良かったようで、アイマスクを外しながら嬉しそうにこちらを振り返る。
「きもちいいです」
「そりゃよかった。ここはどうよ?」
「えぅっ……幸せ過ぎて頭がくらくらします」
チンコの感覚から子宮の位置に当たりを付けて指圧した途端、心地良さそう体を震わせる。
美奈と彩月にもやってみると変な声を出しながら悶え、さっき出した精液を股間からぽたぽたと垂らしながら俺にしがみつく。
「二回戦と行くか?」
「「「うん!(はい!)」」」
これは延長しないとダメそうだ。
他の漫画を見る