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22.バスの中にてデジャブ

夏休み明けという気怠い時でも、相変わらず狭苦しいバスの中。
いつもなら湿気がむんむんで他人の汗の臭いが酷いものだが、俺の周りだけはそうではない。

「ごしゅじ……搾斗さんのせいですからね?」

「お詫びに結婚します」

「も、もお……今回だけですからね?」

顔を真っ赤にしながら小声で許してくれた彼女は、俺にピッタリくっついて顔を埋める。
真っ赤な耳が隠せていない姿に萌えを感じながら女の子の香りを堪能していると、美奈と彩月が夏子ごと抱き締めて。

「私は? 一人目の彼女はポイ?」

「なわけねえだろ」

「じゃあ、二番目の彼女は?」

「婚約者を捨てるわけ無いだろ」

美奈に続いてイタズラな笑みを浮かべる彩月にそう言うと、三人とも嬉しそうにニマニマと笑みを浮かべる。
眺めているだけで幸せになれるその姿に癒されていると、次の停留所に到着した。
離れ離れにならないようにしっかりと彼女たちを抱き締めると同時、乗り込んで来た生徒たちや一般人に押し込まれる。
すると後ろから柔らかいものが押し付けられ、それが巨乳であることはすぐに分かった。
しかし、俺はその程度で興奮するレベルから卒業している。きっと押し付けている彼女にとって恥ずかしいだろうし、気にしてはダメだ。
「みんな可愛いなあ……」

「お爺ちゃんみたいな言い方するじゃん」

「そうだな、美奈おばあちゃん」

「あ、コラ!」

美奈がジト目を向けながら抱き着き、そのリアクションと正反対の行動に笑ってしまう。
と、巨乳で頭を挟まれながら夏子が俺を見上げて。

「ちょっと……苦しいです」

「おっぱいに挟まれてるから?」

「はい……美奈さんも彩月さんもおっきすぎます」

「夏子も成長しただろ?」

「私、まだまだです」

ちょっと悔しそうに言う夏子を、美奈と彩月が可愛いものを見る目を向け、ヨシヨシと頭を撫でる。

「大丈夫、夏子もちゃんと大きいから」

「夏子の体格だと今の大きさがバランス良いと思うよ?」

二人して励まし始めると彼女はえへへと嬉しそうに微笑み、ほんわかとした空気が俺たちの間で流れる。
なるべく彼女たちが苦しくならないように空間を開けようとしてみるがぎゅうぎゅう詰めな空間では動くこともままならず、そして後ろかちょっと苦しそうな息遣いが聞こえた。
後ろに巨乳ちゃんがいる状況だった事を今更ながら思い出し、申し訳なく思いながらその場で大人しくしていると、甘い香りが漂い始めた。
三人のうちの誰かがお漏らししたのかと見やるが、特に取り乱している様子は無く、そして香りも三人のそれとは違うのが分かる。
と、背中に温かいものが染み込んで来ているのを感じ取り、デジャブを感じながら後ろを振り返る。
そこには顔を真っ青に染める美女――天野先輩の姿があった。
俺がまだテニス部に所属していた頃に色々な意味でお世話になった人で、他の男どもからの人気も高かった。
そんな憧れていた凛々しさのあった彼女は、今や涙目でぷるぷると震えていて、見る影もないほど弱々しい。

「大丈夫ですか?」

小声で尋ねてみると何も言わずに俯いてしまい、前と同じことをすれば良いかと思い立ち、周囲で匂いに気付き始めた人たちに聞こえる程度の声で。

「あらら、ジュース溢れちゃったんすね。服大丈夫ですか?」

「え……? ご、ごめんなさい、私は大丈夫です。牛木君は平気?」

「大丈夫です」

震える声で謝罪を口にした彼女にそう返答すると、周囲の人たちが興味を無くした様子を見せ――バスが大きく揺れた。
バランスを崩した人たちが天野先輩に体重を掛けたようで、背中に彼女の巨乳が強く押し付けられ、背中伝いに大量の母乳が漏れたのが分かる。
苦しそうな声を出した彼女を守ろうと抱き寄せ、彩月の隣に何とか移動させると、美奈がすぐに察した様子を見せ、わざとらしく足元を見て。

「あ、ごめん、私のフルーツオレ漏れちゃったみたーい」

「俺と同じことしてんじゃねーよ」

大根役者な美奈のセリフにちょっと焦りながら、なるべく自然に聞こえるように返答すると、周囲から小馬鹿にした笑い声が聞こえるが疑う目は無いことにホッとする。
少し呼吸を荒くしている先輩は涙を浮かべながらも安堵した表情を浮かべたが、すぐに申し訳なさそうな顔でスマホを出して。

「背中、汚しちゃってごめんなさい」

「良いんですよ。それより大丈夫でした?」

そう答えながら画面に表示されているQRコードを読み取る。
案の定、SMSの友達登録するためのものだったようで、真面目な彼女らしく『天野
あまの
凪紗
なぎさ
』の文字と、寝転がる猫のアイコンが俺のスマホに表示された。
と、すぐに彼女からメッセージが送られて来た。
『本当にごめんなさい。クリーニング代とお礼しますから、私のこと誰にも言わないで下さい』

『母乳の匂いは洗濯で落ちますから気にしないで下さい。それよりさっきの大丈夫でした?』

『ちょっと痛かったけど平気です。汚れは落ちても気持ち悪いんじゃないですか?』

『先輩のなら大歓迎ですよ』

返信して彼女の顔を見てみると耳まで真っ赤にして硬直していて、横で見ていた三人がニヤニヤと笑みを浮かべる。
興味が湧いたらしい彩月が俺に抱き着きながら。

「知り合いなの?」

「天野先輩。俺がテニス部だった時にお世話なった人で、テニス部のエースみたいな感じ」

「え、エースってほどじゃ……」

謙遜しながらも照れを見せる先輩は控えめながら俺の袖を掴み、美奈がニヤニヤしながら彼女の背中を撫でる。
前まで自分よりも大きく見えていた彼女が今ではとても小さく見え、守ってあげたくなるほど可愛らしい。
と、学校前のバス停に到着し、前側に乗っていた人たちに続いて降りると、爽やかな風が吹き込み、汗が風に飛ばされていくのを感じ取る。

「先輩、向こうのコンビニでタオルとか買いましょうか。それと臭い消しも」

「付き合わせちゃってごめん……」

「良いんですよ。それより、胸痛むんですか?」

「……ちょっと違う」

頬を赤らめて目を逸らした彼女を見て、搾って欲しいのではと勘繰ってしまう。
しかしそれを提案してしまったらドン引きされてしまいそうな気がして何も言えず、俯いて何も言わない彼女の背中を摩るだけに留めた。

そうしてコンビニに到着すると、彼女はタオルと臭い消しのスプレーを購入して「ちょっと待ってて」と言ってトイレに籠ってしまった。
ワンチャンあるかと思っていたがそんなことは無かったようでちょっと残念に思いながら、外に設置されているベンチに腰掛ける。
横にぴょいと腰掛けた美奈はさっき買ったばかりのジュースに口を付けて。
「良い人そうだったねー」

「奥様のお眼鏡にかないましたかな?」

「うむ、苦しゅうない」

「夫婦漫才やらないでよ」

美奈と俺のアホな会話に彩月が呆れたように笑って隣に座り、誰も見ていないことを確認してぎゅむっと抱き着く。
汗と女の子の香りが丁度良い具合に混ざった匂いがふんわりと鼻を通り抜け、吸い寄せられるように彼女の頭に鼻を押し付ける。
と、ちょっと拗ねた顔をした夏子が膝に座り、あまりの可愛らしさゆえに唇を奪った。
「んむ?!」

「あー、ずるーい」

「私もしたいのにー」

美奈と彩月に頬をグリグリされる夏子だが、本人はあまりの恥ずかしさでそれどころではないらしく、いつもなら積極的に絡み付いて来る舌がどうしたら良いのか分からない様子でオロオロしている。
家の中と外では大きな差がある彼女に癒されながら舌を絡みつけて彼女の唾液を舐め取り、満足したところで口を離せば爆発しそうなほど真っ赤になった童顔が目前に合った。

「大丈夫か?」

「だ、誰のせいだと思って……!」

「イヤだったか?」

「嬉しいに決まってるじゃないですか! 恥ずかしさと嬉しさで頭おかしくなっちゃいそうですぅ……」

「よし、婚約届け出すか」

「ふぇっ?!」

涙目で頬をぷっくりと膨らませ、ぽかぽかと叩いて来る夏子に、俺だけでなく美奈と彩月もニヤニヤが抑えられず、それが余計に彼女を辱める。
そんなことをしているとコンビニの自動ドアが開き、ワイシャツとネクタイ姿の先輩が出て来た。
幾度と男の目を釘付けにして来たであろうその巨乳によってだらしない形になってしまったワイシャツのエロさは、三人に負けず劣らずな威力を持っている。

「待たせちゃってごめんなさい……。みんなには絶対にお礼するから、何でも言ってね。あ、でもお金がかかり過ぎないものだと嬉しいかな」

少し息遣いの荒い彼女の顔は赤らんでいて、彩月の隣に腰掛ければたゆんと巨乳が揺れる。
その揺れ方は明らかにさっきまでとは違ってノーブラの時のそれで、そして湿っているせいで乳首と乳輪がかすかに見えている。
……先輩、オナニーしてたな?

――第二次母乳お漏らし事件が起こる一時間前。
枕元でバイブレーションと共に鳴り響くスマホのアラームを止め、もうちょっとお布団に包まれていたい気持ちを抑えて起き上がる。
もうすっかり慣れてしまった胸の苦しさを収めようと搾乳機を手に取るが、ふと壁掛け時計が目に入った。
「えっ」

七時ーーいつも家を出る十分前の時刻だ。
慌ててベッドから出た私は鏡に映る寝癖の酷い髪の毛を後ろで結んで誤魔化し、前髪を軽く整えて制服に着替える。
「あ、パンツ……」

マズイ、寝るまでオナニーしていたせいでノーパンノーブラだ。
慌てて棚からそれを取り出し、何とか身支度を終えた頃には九分まで迫っていた。
搾乳したかったけれど……こうなってしまったら、学校で隙を見て搾ろう。
ジャージの入ったカバンとリュックを持って部屋を出て、そのまま玄関で口を履き家を飛び出した。
スマホで時間を確認するとこのまま行けば余裕で間に合う程度の時刻で、ホッと安心しながら進む。
と、画面に一件の通知が表示された。

『ごめんなさい、今日体調悪いから休みます』

仲の良い後輩からのメッセージ。
私が牛娘であることを唯一知っている彼女に搾乳を手伝ってもらうつもりだったのだけれど、こうなってしまったら一人で何とかするしか無さそうだ。
胸の苦しさから無駄に育った邪魔くさい乳を抑えながらバス停に到着すると、知らない人たちからの視線が体に突き刺さる。
もう慣れっこではあるが、私の本体はおっぱいでは無いぞと言ってやりたくなる。
最後尾に並ぶとこちらを見る人もいなくなり、心なしか胸の疼きが少し緩和する。
それにしても、母乳を出し忘れてしまった時の溜まっている感覚はいつになっても慣れない。
おしっこを我慢している時の感覚が両胸にあるようなもので、不快感と漏らしてしまうのでは無いかという不安感でお腹が痛くなる。
そんなところにいつも乗るバスがやって来て、前に並んでいる人についていく形で乗り込む。
相変わらずぎゅうぎゅう詰めなそこは暑苦しくて仕方なく、そしていつもなら一緒にいる後輩がいないのも心許ない。
と、前にいる長身の男子が三人の女の子を抱き締めているのが見えた。
(いいなぁ……)

ワイシャツから鍛えられた筋肉を覗かせる彼は、見覚えのある可愛らしい女の子たちと小声で楽しそうに会話している。
牛娘なんかじゃなければあの子たちのように、彼氏と楽しく会話することだって出来ただろうにと、悔しい思いが湧き上がる。
と、後ろから背中を押され、無駄にデカイ自分の乳が目前の偉丈夫に密着した。
まるで押し付けているかのような状態になってしまっている状況に赤面していると、カップルの会話が聞こえて来る。

「ちょっと……苦しいです」

「おっぱいに挟まれてるから?」

「はい……美奈さんも彩月さんもおっきすぎます」

「夏子も成長しただろ?」

「私、まだまだです」

何という会話をしているのだ。
いや、それよりもこの人に動かれたらただでさえ潰れている胸が更に潰れてしまう。
そんな事になったら溜まっている母乳が漏れてしまってもおかしくない……!

少し焦りながら動かないでと心の中で祈ってみるが、彼は空間を作ろうと後ろや左右に動き、胸がグリグリと潰される。
我慢しようと胸に意識を集中するが耐えられるわけが無く、ちょろろと少しだけ漏れてしまった。
母乳の臭いがふんわりと漂い始めて血の気が引いていると、目前の偉丈夫が気付いた様子でこちらを振り返る。

「大丈夫ですか?」

バレた。
その絶望感から目を合わせられず、手足がぷるぷると震える。
中学で牛娘だからと虐められていたクラスメイトのことが脳裏に過り、涙が出そうになるが、落ち着いた声が上から降り注ぐ。

「あらら、ジュース溢れちゃったんすね。服大丈夫ですか?」

「え……?」

気付かれていないの?
というか、この子って去年で部活を辞めちゃった牛木君だ。

「ご、ごめんなさい、私は大丈夫です。牛木君は平気?」

「大丈夫です」

バレていなかった安堵からホッとため息を吐こうとして、バスが大きく揺れた。
「うっ?!」

後ろから何人かがもたれかかり、腕での防御が間に合わず胸だけで体重を支える形になってしまった。
苦しいのと同時に胸の中のものが外に流れ出ていくのが分かり、痛みも忘れるほどの絶望に苛まれる。
と、牛木君は鍛えられているのが一目で分かる腕で私を抱き寄せ、彼の彼女たちの隣へ移動させてくれた。

「あ、ごめん、私のフルーツオレ漏れちゃったみたーい」

「俺と同じことしてんじゃねーよ」

とても棒読みな女の子の台詞に牛木君が半笑いで答え、周囲の人の注意を逸らした。
私が牛娘であると分かっていながら守ってくれた二人に何とかお礼をしたい気持ちと母乳を掛けてしまった申し訳無い気持ちに挟まれながらスマホを取り出して。

「背中、汚しちゃってごめんなさい」

「良いんですよ。それより大丈夫でした?」

私が表示させたQRコードを読み取ってくれた彼から送信された友達申請を承認する。
幸せそうな笑みを浮かべる三人の女の子を、これまた幸せそうな表情を浮かべた牛木君が後ろから抱き締めているアイコンが表示され、そこに自分も加わりたく思いながらメッセージを送る。

『本当にごめんなさい。クリーニング代とお礼しますから、私のこと誰にも言わないで下さい』

『母乳の匂いは洗濯で落ちますから気にしないで下さい。それよりさっきの大丈夫でした?』

やはり牛娘であるとバレていた。
それでも私のことを心配してくれるなんて、本当に優しいらしい。
……三人も彼女がいるのも納得出来る。
『ちょっと痛かったけど平気です。汚れは落ちても気持ち悪いんじゃないですか?』

『先輩のなら大歓迎ですよ』

それって……。
四人からニヤニヤと可愛がるような視線を向けられているのを感じ取り、恥ずかしいような、嬉しいような、なんとも言えない感情に挟まれる。
安心させようとするように背中へ添えられた大きな手がゆっくりと撫でてくれて、心地良さと安心感がある一方で、鼓動が速くなってしまう。
密着していることもあって清潔感がありながらも男らしい匂いが鼻を通り、ずっとこうしていたいとすら思う。

そうしてバスが到着して下車すると、牛木君と三人の彼女たちが周りを囲み、他の人から私の姿があまり見えないようにしてくれた。
胸元がびちょびちょになっている今の姿はあまり人に見られたくないのが分かっているらしいその行動を嬉しく思うと同時に、後輩に面倒を見られている恥ずかしさがある。
と、思い出したように胸が疼き始め、彼の大きな手で揉み解されたらどれだけ気持ち良いだろうと想像してしまい、思わず自分で胸を抑える。
「先輩、向こうのコンビニでタオルとか買いましょうか。それと臭い消しも」

「付き合わせちゃってごめん……」

「良いんですよ。それより、胸痛むんですか?」

「……ちょっと違う」

知り合いだったとはいえ、ほぼ初対面のような状態で搾乳してくださいと言えるわけもなく、否定するだけに留めた。
牛木君たちの楽し気な会話に混ざりたく思いながら五分程度歩いて目的のコンビニに到着した私は、早く胸の疼きを止めようと欲しいものを急いで購入し、トイレへと入った。
服を全部脱ぐと母乳の甘ったるい臭いがむわりと広がり、こんなに臭うものを掛けてしまった罪悪感が今更ながら湧き上がり、無理言ってでもクリーニング代を渡すことに決める。
一先ず搾乳するため便器の前でしゃがみ、乳房と乳首をいつものように扱いて母乳を出す。
バスの中でお漏らししただけあってあんまり出なかったが、まだちょこっと残っているような気持ちの悪い感触がある。
「んうっ……」

ちょっと力を入れて搾り取ろうとするが出て来ず、胸も痛くなって来たためため息を吐きながら立ち上がり、搾乳している間に疼いて来てしまったアソコをどうにかすべく便座に座り、スカートを捲り上げる。
パンツが張り付いて形が丸分かりになっているマンコが露となり、ここに牛木君の大きなものを入れられたら……そう考えただけで子宮が降りて来てしまう。
「牛木君……」

パンツを脱いで充血して膨らんだクリトリスを弄りながら膣に指を入れる。
こんなだらしない姿を見られたら幻滅されてしまうだろうか。それとも、彼も興奮して獣のように激しくピストンして、ダメダメな子宮に精液を注いでくれるのだろうか。
「だめっ……」

好きな人に犯される妄想は久方ぶりですぐに達してしまった。
体がピクピクと痙攣するのを無視して、イッたばかりで敏感な膣を指で掻き乱し、彼に種付けプレスされるところを想像する。
「牛木君、いっぱい出してっ……うっ?!」

妄想の中で種付けされるのと同時、盛大に潮吹きをしてしまった。
立てなくなるほど脚がガクガクと震え、壁や床に十秒近く撒き散らしてしまい、膣が自分の指をしゃぶるようにぎゅうぎゅうと締まる。
「……あっ」
ハッと我に返った私は、自分の体液でびっちょびちょになってしまったトイレを見て、少し蒼褪めながら急いで掃除した。
何とか片付いたところで時計を見れば五分も経ってしまっていて、怪しまれるのではないかと不安に思い、急いで服を着直す。

「どうしよう……」

母乳が浸み込んだブラからは濃厚過ぎる臭いがして、こんなものを付けたら周囲の人に私が牛娘であることがすぐにばれてしまいそうだ。
……匂いがきついからしょうがないことであって、決してエッチが目的では無い。それが原因で牛木君に体を揉みしだかれるようなことになっても、それは仕方のないことなのだ。
また愛液が漏れ出るのを感じ取りながら、タオルを買った時にもらったレジ袋にブラとパンツを放り込み、二度も達したのにまだ発情している自分の体に呆れながらトイレを出る。

「あざっしたー」

やる気の無い声とは裏腹に、視線が胸に突き刺さっているのを感じながらコンビニから出ると、三人の女の子とイチャイチャする牛木君の姿があった。
あの子たちはエッチな事を沢山しているのだろうかと、セックスするところを想像してしまいながら、こちらに気付いた四人に声を掛ける。

「待たせちゃってごめんなさい……。みんなには絶対にお礼するから、何でも言ってね。あ、でもお金がかかり過ぎないものだと嬉しいかな」

牛木君の視線が胸に突き刺さっているのを感じ取りながら、陸上部で見かけたボーイッシュな女の子の隣に腰掛ける。
チラと彼の股間に目をやればかなり大きなものが膨らんでいるのが見えて、あれをぶち込まれたらどうなっちゃうのだろうと思うと、また子宮が下がって来てしまう。
もういっそのことスカートをめくって誘ってしまいたい衝動に駆られるがグッと堪えていると、牛木君の落ち着いた声が響く。

「じゃあ、学校行きましょうか。遅刻しちゃいそうですし」

そう言って膝に乗っていた背の低い女の子に降りてもらってから立ち上がった彼に続いて、陸上部の女子二人も立ち上がる。
牛木君と笑い合う美女三人を見ていると私なんかが並んで歩いて良いのかと不安が過り、後で告白しようと思っていた気持ちが揺らぐ。
(大丈夫、私なら大丈夫。全員振っちゃったけど、十人くらいから告白されたことあるし、おっぱいの大きさだって負けてない)

心の中で自分にそう言い聞かせて彼の隣に並ぶ。
いつもは忌み嫌っている自分の胸が初めて役に立とうとしていることに気付きながら、彼と彼の彼女たちに好いてもらおうと、積極的に話題を提供した。

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