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華やか美人秘書 藤森水樹(3)

朝っぱらから盛って、美人秘書とのセックスに励んだ黒宮であったが、その後始末には困ってしまった。
パンストは破ってしまったし、精液がべっとり付いていたので、コンビニで買ってくる羽目になったのだ。店員の生温かな眼差しを、しばらく忘れることは無いだろう。

(コンドーム買う方が、まだ恥ずかしくないよな……)

性交の匂いでむせかえる室内には、消臭剤を撒いておく。
そうして後始末をすると、昼にもなっていないのに揃って早退。
ホテルも用意していなかったので、自分のマンションでしっぽりと楽しんだ。

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「何もないんですね、このお部屋」

ぽつりと、確かめるように水樹が言う。
既にオレンジ色の光が、マンションの部屋を照らし出していた。

「そりゃ、引っ越して来たばかりだしな」

先ほどまでギシギシと軋んでいたベッドには、二人分の重み。
シーツの下では、しなやかな裸体が男の胸に縋り付いている。
ドラマで見るような情事の後の光景だ。黒宮は密かに感動していた。

「……もう少し、何か物を置いた方がいいと思います。
家具もそうですが、絵画ですとかも」

水樹のことは「青い光」を使って支配したが、「部屋模様についてアドバイスしろ」とは命令していない。つまり、これは水樹の本心なのだろう。
黒宮は広いリビングに、キングサイズのダブルベッドを置いて、そこで生活している。
将来的には乱交パーティをしよう、というさもしい考えでそうしたのだが。
一人では――いや、二人でも、かなり殺風景だ。

「絵画ねえ……俺の趣味は悪いからな」
「そうなのですか?」
「この壁いっぱいに、ムンクのレプリカを貼る。実に精神衛生に良さそうだ」

水樹は何とも言えない顔になったが、やがて、

「それでも、部屋には人となりが表れます」

と言った。
もちろん、黒宮としても、毎朝目覚めて見るのがムンクの絵というのはぞっとしない。
好きな画家だからといって、生活に入り込ませるのは違う。
だが、生活の関わらない場所になら、悪くないのかも知れない。どうせ部屋は余っているのだから。

「今日は、このまま泊まって行けよ」

丸みのある肩を抱いて言うと、水樹がびくりと震えた。

「分かりました……あの、一度家に戻っていいですか?
服も汚れてしまいましたし、その、ピルも……」

生々しい台詞に、びくんとペニスが反応する。
今腕に抱いている美女の胎内を、精子が泳いでいると思うと、ひどく興奮した。

「あ、ああ、いいぞ。ほら、これでタクシーを呼べ。クリーニング代も、足りるだろう」

ベッドサイドから財布を取り、万札を何枚か取り出して、差し出す。

「こんなに……」
「特別手当だな。もっとも……」
「?」

まるで売春してるみたいだ、とは続けなかった。
実際問題、限りなくそれに近いことはしているのだから。

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「このマンション、レストランまであるんですね」
「食事には困らないだろ」

戻ってきた水樹とディナーを楽しんで、ゴージャスな廊下を歩く。
フリルの付いた赤いシャツに、白のタイトスカート。脚にはもちろん黒のパンスト。
少しフォーマルな感じがするが、私服姿とはいいものだ。
ブラウスよりからだの線が出ているのも、「女」を強調しているようでいい。
メイクも直したようで、美しさに磨きがかかっていた。

「それで、ピル、持ってきたのか?」

腰から抱き寄せて、耳元で囁くと、白い顔が赤く染まる。

「そ、そういうことは、部屋に戻ってからにしてください……」
「それで、持ってきたのか?」
「は、はい……」

こくん、と俯く水樹の尻を、スカート越しに撫で回す。
無言のまま、美しい肢体が震えるのが分かった。
昼間たっぷり触ったし、バックで後ろから何度もパンパンしたヒップだが、こうして模様直しをすると新鮮な感じがする。
香水も変えたようだが、どこか、男をくすぐるフェロモンが混ざって匂い立つよう。

部屋に戻ると、夜景の見える部屋で抱き合ってキスをした。
リップの乗った唇に自分のそれを重ね合わせて、互いの吐息を感じながら貪り合う。
自然にベッドインすると、ゆっくりプレゼントの包装を剥ぐように服を脱がしていく。

「わ、綺麗な下着だな。勝負下着ってやつ?」
「……戻ってきて、泊まっていくように、と言われましたから」

洗脳の効果というのは、不思議な時に現れるものだ。
レースに縁取られた黒の下着は、白い肌とのコントラストで、たまらなく淫靡で美しい。
ゆっくりと時間をかけてブラを外し、ショーツを引き下ろしていく。
横たわった水樹の、滑らかな太ももの間に跪き、女性器を舐めようとしたところで、陰毛が綺麗に整えられていることに気付いた。

「ちゃんと手入れしたんだな」
「は、はい……」

くぱぁ、と秘裂を左右に開くと、ピンク色の内部が見える。
試しに指を入れて探ってみると、中はぬるぬるとして熱かったが、あれほど注ぎ込んだ精液は逆流してこなかった。

「ここもちゃんとシャワーで洗ったの?」
「〜〜〜っ……」

顔を真っ赤にして水樹が頷く。
想像する。自分の部屋に戻った水樹が、シャワールームで陰毛の手入れをして、膣内を洗う姿を。
その後は、メイクをして、香水を振り、ピルをバッグに忍ばせて。再びタクシーに乗って、ここへ来たのだ。再び、男にセックスされるために。

「たまんないな」

熱に浮かされて、肉襞を何度も舐める。
美麗な肉体が、白いシーツの海を悩ましく波打ち、口からあられもない声が漏れた。
男に愛されるために用意された、最高の女体を、黒宮は丹念に愛撫した。

「そろそろ、行くぞ……」

反り返ったペニスを誇示するように見せつけると、男根をゆっくりと挿し入れていく。

「ああ……」

柔らかな入り口が、待ち構えていたように開いて、陰茎を受け入れる。
ウェーブのかかった髪が、シーツの上にふぁさりと広がった。
眉根を寄せて閉じられた瞳は、命じられたセックスに耐えているのか、それとも目覚めた肉欲を抑えているのか。
どちらでも構わないと、黒宮は腰を使う。

ずぷ、ずぷっ

正常位のセックスは、相手のことがよく見える。
上気した艶やかな肌。滑らかな表面に汗が浮き、シーツを強く握りしめながら、悩ましく悶える大人の女。
ぐりぐりと、内部を味わうようにペニスをねじ込むと、「はぁっ」と口をOの字に開いて喘ぐ。裸体は魚のように跳ね打って、ベッドを揺らした。

「ここがいいのか、うん?」

反応の大きかったところを、ピンポイントに擦ってやると、甘ったるい喘ぎ声が漏れた。

「んはぁ……ダメです、そこ。ダメぇ……」

眉はハの字に寄せられ、瞳は潤み、唇から涎を垂らしての懇願。
逆効果でしかない。

「ああ、くそ、本当にえろいんだな」

ずん、ずんっと、捕食する肉食獣のような、暴力的なピストンが始まった。
ベッドが軋み、女が喘ぐ。
お互いの粘液で濡れた下腹部と、重ねられた汗まみれの肌と、そして貪るようなキス。
互いの境界線がひどく曖昧になっていく中、生殖活動は頂点へと向かっていく。
黒宮は乱れた秘書をかき抱き、上体を覆い被せて、逃れられない体勢で種子を注ごうとする。

「ぷはっ、どうせピル飲むんだろ、ほら、中出ししてやるっ、たっぷり呑み込めっ!」
「やぁっ、ダメぇ、あそこが熱くて、とけちゃう……ああっ」

命の熱を帯びた白濁が、水樹の下腹部で爆ぜて、どくどくと流し込まれる。
奇妙な一体感に触れながら、黒宮は自分のペニスが、まだ力を残していることを感じ取った。あれだけ放出したのに、欲望が収まらないのは不思議だったが、悪いことではない。

「……え、うそ……まだ……」

夜は長い。
それに彼女は泊まっていくのだ。

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