幕間 濡れ透けJKとトイレックス
黒宮はその日、珍しく用事で電車に乗っていた
外は大降りの雨で、中々止みそうにない。
そんな中、きゃぁきゃぁと姦しい声と共に、女子高生の一団が入ってきた。
(せっかく平日の昼間で、静かだったのにな……)
恨みがましく視線を向けると、どきりと心臓が高鳴る。
同じ学校なのだろう、皆赤のリボンにブラウス、そしてチェックのスカートという制服姿。
それが全身びしょびしょに濡れて、白いブラウスが透け、ブラが見えてしまっている。
それぞれ可愛い子たちだったが、とりわけ、明るく染めた髪をサイドテールに結った子が目立っていた。
ひとりだけ垢抜けている感じで、マニキュアを塗った爪や、耳から揺れるアクセサリ、お洒落なポーチなど、背伸びした綺麗さだ。
そして何より、下着が大人だった。
ショッキングピンクのブラが見えているのだ。
一体この後、何をする予定だったのか、じっくり問い詰めたい。
バストサイズはDカップくらいだろうか。同年代の中では、大きい方だろう。
黒宮は股間のムラムラを止められなかった。
今までなら、眼福だったなあ、で済んだ話が、今は上手くやればセックスのチャンスがある。
そう思うだけで、もう、そのことしか考えられなくなってしまう。勃起を隠すのも一苦労だ。
そうこうしているうちに、電車が止まり、目当ての女子高生が降りていく。
どうやらグループの中で、この駅は彼女ひとりのようだ。
思わぬ僥倖に、黒宮はそそくさとホームに降りて、怪しまれないよう遠巻きに後を追った。
それほど大きくもない駅だ。
気付くと、周囲を歩いているのは二人だけになっていた。
ごくり、と唾を飲んで、後ろから声をかける。
「あの、すみません。これ、落としましたよ」
「え? アタシ、なにか落とした?」
振り返った少女に、手のひらと「青い光」を見せる。
「言うことを聞け。これから、後ろに付いてこい」
こうして黒宮は、ぼんやりと歩く少女を連れて、人気の無い構内を歩いて行った。
「抵抗するなよ」
誰もいない、男子トイレの個室。
強姦魔のようなことを言うと、少女のからだを壁へと押しつける。
「んん〜っ!」
がばっと唇を塞いで、下品なキスをする。
ぷりんとした唇をはむはむと味わった。至近距離で見ると、思った以上の美少女だ。
「はぁ、はぁ……ヤダ、こんなとこで、やめてよ……」
唇を離すと、少女が荒く息を吐く。
黒宮はお構いなしに、濡れたブラウスに手を伸ばした。
プチプチとボタンを外して、お目当てのピンクのブラをガン見する。
「こんなにえろい下着つけてさ、この後どうするつもりだったんだ?」
「こ、これからナンパ待ちでもしようかな、って……」
どうやらナンパとホテルは一直線で繋がっているらしい。
とんだ淫乱JKだった。
「じゃあ、こっちも見せてもらおうかな」
短いスカートをめくると、やはりショッキングピンクのショーツが露わになる。
いかにも男とセックスします、と言わんばかりの下着に、黒宮は鼻息を荒くした。
手を伸ばして、男を待っていた割れ目を、ねっとりとなぞる。
同時に、ブラのカップをずらして、直接おっぱいを揉みしだいた。
むにゅんと柔らかな乳房だが、少し芯があるように感じられる。
まだ発育途中、思春期の膨らみだった。
「ああ、ダメだってばぁ……お願い、やめて……」
少女は壁に身を預けて、嫌がりながらも愛撫を受け入れる。黒宮の手は少女の全身を這い回って、しっとり濡れた肌をじっくりと堪能した。
瑞々しい肌からは、十代の新鮮なフェロモンが立ち上るよう。
たまらなくなった黒宮は、ベルトをガチャガチャ外して、赤黒く盛り上がった肉棒をさらけ出した。
ぷっくりと丸く膨れ、先走りを垂らすペニスに、ごくりと少女の喉が鳴る。
「じゃあ、させてもらうぞ」
向かい合って立ったまま、片足を抱えて挿入に持ち込もうとする黒宮に、少女が慌てて声を上げる。
「ちょ、ちょっと、ゴム、ゴムつけてよ! お願いだからっ」
「ん? 今は持ち合わせがないからなあ」
「アタシのバッグに入ってるよ、だからそれ着けてっ!」
女子がバッグに避妊具を持ち歩いているとは。
黒宮は更に興奮して、にんまり笑うと、
「嫌だね」
ずぷり、と亀頭が可憐な穴に入り込む。
遊び慣れているとはいえ、十代半ばの少女だ。狭い内部を強引に押し広げ、ずぶずぶとモノを押し込んでゆく。
「あ、ああっ、入って、入ってきたぁっ!」
女子高生のぷりぷりおまんこに挿入した感激で、黒宮は言葉もない。
ゆっくりと、ペニスの形を教え込むように、気持ちのいい穴を出たり入ったり繰り返す。
「あー、気持ちいい、すげえ気持ちいいよ」
ゴムの膜で遮られることなく、甘美な膣肉を直に味わう。
夢のJK生ハメだ。出し入れするだけで気持ちがいい。
年若い雌とのまぐわいに、ペニスも悦びわなないているようだった。
びくびくを震え、跳ねて、すぐにでも射精したいと暴れている。
「ぐ、くうっ」
「え、うそっ! ちょっと……!」
びゅー、びゅーっと、漏らすように射精した。
熱くドロドロした欲望が、子供を成そうと子宮めがけて流れ込む。
少女はそれを、呆然と受け入れるしかなかった。
「はーっ、はーっ、はぁっ……」
しどけなく崩れ落ちて、少女が荒い息を吐く。
あっという間の、しかし濃縮された行為だった。
どろどろとしたザーメンが、太ももを伝ってトイレの床に零れてゆく。
黒宮は征服感いっぱいにそれを眺めていたが、カツン、と外を歩く音がして、びくりと震えた。
今更、ここがトイレの中だと再認識する。
熱に浮かされてセックスしていたが、流石に警察に押し込まれたりすると不味い。
「少し静かにしてろよ……」
少女の口を右手で塞ぐ。
力をなくしたからだを引っ張って、閉めた便座の上に上体をうつ伏せにした。
余熱を冷ますように、勃起の収まらないペニスをもう一度、狭穴に挿入する。
「んーっ! んーっ……!」
身もだえする女子高生の、反応は鈍く、弱かった。
男の腰がゆっくりと動いて、今度は静かに、ゆっくりと結合を味わうのだった。