JK・JDデリバリーセックス(1)
京子の処女を奪ってから、一週間。
「竿姉妹」になる面子へ紹介したり、恋が妙に京子を気に入ったりと、色々あったが、概ね平穏に事は進んでいた。
後付の帳尻合わせとしか言いようのないアドバイスは、なぜか京子の中で上手いこと消化されたらしく、あれから華道の方はとても順調だそうだ。
「言いたいことは沢山あります…
でも、叔父は放任してくれるようになりました。
お花も、なんだか、前よりずっと余裕を持てている気がするんです。
だから、助言については有難うございます」
そう、渋々ながら礼を言われたときは、どんな顔をすればいいのか分からなかった。
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休日になるとやることがない。
黒宮にとって、テレビ局への「出勤」とは、秘書に性処理をさせたり、収録が終わった香織を抱いたり、目に付いた可愛い子をホテルに誘うことだ。
休日になればそうはいかない。
こちらから誰かを呼ぶか、行きずりの女の子を頂くかだが、迷っていると携帯が鳴る。
「恋か。おいおい、なんだこれ」
そこには恋と、はにかんだ表情の京子の自撮り写真が写っていた。
どうやら本当に仲がいいらしい。
こうして並ぶと、まるで姉妹のように見える。
(俺こんなの送るように命令した覚え、無いんだけどな……)
香織や水樹の行動は理解できる。
命令されたからセックスして、されなければ何もしない。
京子がいきなり礼を言ってきたのも、思春期特有の不安定さがあるのだろう。
だが恋の行動は、黒宮には謎だらけだった。
「まあいいや。暇なら遊び来いよ、っと……」
メッセージを打って、恋を呼び出す。
女子大生をデリバリーというのも、悪くない。
恋は予測不可能だ。
黒宮はやって来た二人を見て、唖然としていた。
「やっほー、黒宮さん、遊びに来たよ」
「お、お邪魔します……」
勝手知ったる我が家のように入ってくるのが、呼び出した恋。
おずおずと、怯えた子羊のように付いて行くのが、呼び出していない京子だ。
「(お、おい恋、どういうつもりだ?)」
ぐいっと肩を抱き、コソコソと話すと、恋はあっけらかんと答えた。
「(いいから。京子ちゃんのこと、見てあげて)」
言われて、京子の姿を見る。
制服でも和服でもない、私服姿。
少し少女趣味が入った、ピンクのワンピース。髪はツインテールに結ってあり、何というかロリっぽい。
「お、おう……今日は、その、イメージを変えたんだな。可愛いぞ、京子」
「は、はい……」
変な空気が流れていた。
京子は顔を真っ赤にして俯いてしまうし、黒宮も次の言葉が続かない。
そんな様子を、恋はなぜか嬉しそうに眺めている。
場の空気は完全に、恋に掌握されていた。
「ほら、京子ちゃん、可愛い服着るのっていいでしょ?
ところで黒宮さんー。あたしのことはスルーですかー」
「いや、恋も可愛い……てか、なんだ。エロいなそれ」
ぴったりしたTシャツにカットジーンズ。とてもシコれるボディラインが、はっきりと出ている。シンプルだが、劣情をそそる服装だ。
「もー、すぐそう言うんだから。
まあ、いいけどね。どうせこれから、セックス、するんでしょ?」
俺まだ何も言ってないぞ、と黒宮は口を開けた。
「あんっあんっ! 凄い、激しいよ、黒宮さんっ!」
「くうっ、腰使いが上手くなってるな、恋……」
混乱はしたが、やることはヤる。
恋のジーンズをずり下ろすと、ベッドの上で犬のように繋がった。
四つん這いになった恋のヒップに、思い切り腰を打ち付ける。
肉と肉が、ぱんぱんとぶつかるたび、恋の口からは嬌声が漏れた。
恋の方でも悩ましく腰をくねらせて、気持ちいいところを探ろうとする。
「ふ、二人とも、動物みたい……」
その様子を、なぜか凝視している京子。
どういう状況なのかさっぱり分からなくても、気持ちいいものは気持ちいい。
淫蕩な女子大生の中は、坩堝のように滾っていて、ペニスを熱く締め付けてくる。
ずるり、と肉竿をギリギリまで引き抜き、膣壁を擦り上げて、再びハメる。
そんな動作が、堪らなく心地よい。
「いいぞ、恋。腰使いも上手になったな、ん?」
「んんっ、いっぱい、AVとか見て、練習したからっ」
「それは嬉しいな」
ずぶ、ずぶっ
腰を突き入れるたび、四つん這いになった背中がしなり、ぷりんとした桃尻が嬉しそうにくねる。黒髪はふり乱れて、乳房は激しく前後に踊った。
ぐりぐりと腰を押しつけ、いくら触れても飽きないヒップを押すと、お尻の方もふりふりと降られて、互いの腰が独立した生き物のようにくっつき合う。
男が犯し、女が誘う。
四つん這いで絡み合う、獣のような体勢で。
種付けの行為、オスとメスの交尾に没頭し、興奮が高まってゆく。
「くうっ、出すぞ、このまま出すっ!」
「いいよ、あたしの中、びゅーってして!」
一際強く腰を打ち付けると、精液が奔流となって爆ぜ、中にどくどくと注ぎ込まれる。
それを恋は、うっとりした様子で受け入れていた。
「ね、どうだった京子ちゃん?あたし、えっちで、いやらしかったでしょ?」
行為を終え、うつ伏せになったまま、恋が訪ねる。
それを黒宮は、ベッドに座ったまま聞き流していた。
「は、はい……すごく、淫らで、いやらしかったです……」
そりゃそうだ、と内心で同意した。
セックスは、いやらしくて、淫らなものだ。
「……でも、恋さんは、すごく綺麗でした。汗がきらきら光って、その、同じ女性なのに、どきっとするような表情で……」
「ありがと。京子ちゃんも、すぐに綺麗になれるからね。ほら、こっちに来て」
先ほどから、本来自分が言うべき台詞を全て奪われている。
余りにも意図が読めないので、黒宮は問いかけた。
「おい、恋。さっきからどうしたんだよ。今日は変に積極的だな」
「んー、あなたがそれを言うかなあ、会ったその日に野外でエッチした黒宮さん。
ま、いっか……あのさ。黒宮さんとセックスしてから、あたし、なんだか綺麗になった気がするの。
あたしだけじゃないよ。香織さんも、水樹さんも、同じ事を言ってる。
京子ちゃんもね……
黒宮さん。ひょっとして、何か、魔法でも使ってるんじゃない?」
悪意も何もない、好奇心に満ちた瞳で見つめられ、黒宮はカチンと固まった。
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