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オナペット自撮りレイヤー 草壁寧々(1)

テレビ局ならば、当然、公開収録というのもある。
着飾った若い子が沢山来る機会だ。

「今日は可愛い子が多いな」
「……観客の方ですよ。問題を起こさないでくださいね」

物色しながら廊下を歩くと、水樹にジト目で見られる。
無理もない反応だ。
昨日は水樹と、夜遅くまでぐちょぐちょに交わったのだ。
目を離すと何をするか分からない、と思われているのだろう。

(一応、埋め合わせのつもりだったんだがな……)

切っ掛けは、夏桜シスターズの七海との枕がバレたことだ。
どうしたわけか、女の勘というのは馬鹿にできないもので、あっさりバレて窘められた。
反省はしないが気まずくなった黒宮は、彼らしく安直に、水樹をディナーに誘って穴埋めをした。

だが一つ、誤算があり。
自分で思っていた以上に、性欲が溜まっていたのだ。
結局、穴埋めをしたつもりになって、高級ホテルの最上階でズブズブのセックスを楽しんだ。
原因は予測がつく。

――結局七海とは、避妊具ありのセックスしかしていない。

せっかくの枕営業だったのだ。
男なら一度は体験してみたい枕営業。魔術で操ったら意味がない。
そう考えてのことだったし、セックスに不満などなかったが、一夜明けると性欲が溢れていた。生でしたい、女の穴に吐き出したい。

そんな思いが渦巻くまま、水樹を誘い、色んな意味で穴を埋めた。

埋められた水樹の方は、もう、警戒するに決まっている。
アイドルと枕営業した翌日には、秘書を誘ってドロドロのセックス。どれだけの色魔なのだと、警戒するのが普通だ。

「しばらくは大人しくするって。俺だって少しは……お?」

収録を終えた、観客の女性たち。それに混じって、アイドル顔負けの美少女が歩いてきた。
それはもう、まるでアニメから飛び出してきたような。
くりくりっと大きな瞳。
顔に浮かぶ、子供っぽい笑み。
体つきは小柄で、細い。
細めに結んだツインテールが、余計にアニメのキャラクターっぽく見せている。

「……おお」
「黒宮様っ、もう、言ってるそばから……」

ぼうと突っ立って少女に目を向けるのを、水樹が引っ張る。
すると、少女の方も気付いたようで、トコトコと近づいてきた。

「こんにちは、スタッフの方ですか?」
「ああ、俺はここの特別アドバイザーの黒宮といいます。こちらは秘書の藤森です」
「藤森です」

ぺこり、と秘書が頭を下げる。
外部の人間、一般人なのだ。アイドルグループに使わなかった丁寧語だが、用心して悪いことはない。

「私、草壁寧々っていいます。わぁ、テレビ局の人なんだぁ……
あの、私、レイヤーやってるんです。よければ、見てみてくださいっ!」

容姿だけ見ると、お洒落をした京子に似ていると思っていたが。
京子がお嬢様然として初心なのに対し、こちらは明らかに計算された可愛らしさだった。
ぐいぐい押してくる積極性は、京子とは似ても似つかない。
そうしてSNSのアカウントを交換した後、黒宮は思った。
やっぱりテレビ局を支配したのは正解だ。女の子の方から寄ってくるのだから。

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「今時の若い子、なのか?」

マンションに戻った黒宮は、さっそく寧々のアカウントをチェックしていた。
自撮り写真がいっぱいで、もう局内で撮った写真がアップされている。
レイヤーらしく、アニメのキャラクターのコスプレ写真も沢山あって、中にはスタジオ代わりにホテルを使ったものもある。

(ここで撮影した後、彼氏とよろしくやってるのかね)

あれだけのルックスだ。
男がいないほうがおかしい。
そう思うと興奮してくる。ホテルの部屋でコスプレ写真を撮った後、そのままベッドに押し倒されて、あんあん喘ぐ姿。それをハメ撮りしたら、最高だろう。
そう思うと、我慢できなくなる。
黒宮はいそいそと、寧々にメッセージを送った。

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