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托卵セレブ妻 香月静香(2)

昼間からホテルに向かう。

「これからの話は、プライベートだから、口調を崩すぞ。
大丈夫、悪いようにはしないさ。ただ、言う通りにすればいい」

車の中で、熟れた女の膝をさすりながら言うと、静香はぼんやりと頷いた。
洗脳直後の、茫洋とした意識状態だが、彼女は比較的自我を残している方だ。

「……分かった、わ……どうすればいいの?」
「これからホテルでたっぷりセックスしよう。男にたっぷり抱かれれば、女の魅力だって戻ってくるさ。
そしたら旦那を酔わせて、ゴムなしセックスでも何でもすればいい」
「浮気だなんて……いけないのに……」
「どうせ旦那は浮気してるんだ。お相子だよ」

お決まりの会話を交わすと、ホテルに入り、シャワーを浴びさせた。上品な服を強引に引きちぎって、滅茶苦茶にしてやりたかったが、あまり証拠を残すのも良くない。

身を清めて、バスローブを着た静香が、ラブホの大きなベッドに腰掛ける。
合わせ目から手を滑らせ、豊満な乳房を掴み取って、むにむにと揉みしだく。
そのまま、髪を結い上げたうなじへ唇を付けると、びくりと女体が震えた。

「駄目よ……キスマーク、つけないで……バレちゃうから」
「分かった分かった……」

黒宮は内心、興奮した。他の男と婚姻関係にある女を、掠め取ろうとしているのだ。
キスの代わりに、うなじを舌で舐めあげて、情熱的に愛撫する。
バスローブがはだけて、乳房が外にまろび出た。男の指にわきわきと絡みつかれ、刻々と形を変え歪めてゆく乳房。

腰紐をほどいて、バスローブを脱がしにかかる。お腹に手を添えられて、女の口からあんっと甘い声が漏れた。

「お腹、お肉付いてないかしら……体型には、気をつけてるんだけど」
「大丈夫だよ。それにどうせ、これから膨らませるんだろ?」

腹から下へ手を滑らし、よく手入れされた茂みへ指を遊ばせる。
こんもり盛り上がった愛の丘をなぞり、恋するものが憩う谷間に指をなぞらせた。

「もうっ、せっかちなんだから……」
「そっちもだろ?割れ目が勝手に開いて、嬉しそうにうねってるぞ」

繁殖能力に満ちたヴァギナが、愛液を漏らして指を濡らす。
それをたっぷりまぶすと、静香の目の前に持ってきて、ぬらり、と指を開いてみせた。
いやらしい体液が、指と指の間を伝う。

「ほら」
「あんっ」

艶やかな唇に指を押し付け、愛液を舐め取らせる。
ちゅぱちゅぱと舐める仕草は、随分と慣れた様子だ。

「ほら、腰、浮かせてよ。脱がすからな」
「ええ……」

重たげに浮かせた腰から、ガウンを引き抜く。
全裸になった静香は、しどけなく横たわると、不義の褥に髪を解いて、ふわりと広げた。

「どうぞ、黒宮さん……好きに、して」
「じゃあ遠慮なく」

肉付きのよい、むちむちの肢体だ。
引退したとはいえ、ケアを怠らなかったわがままボディが、こうして不貞のために開かれている。
黒宮のモノは蛮刀のように反り返り、毒蛇が牙から垂らす毒液のように、当面な先走りをねっとりと落としていた。

「やだ、すごい……」
「このまま入れるからね。静香さんに、ナマの男の味、教えてやるよ」
「えっ、ちょっと……!」

返事を待たず、浅ましくも豊艷な肉体へ伸し掛かる。
組み伏せた媚体へ、いきり立ったペニスを押し込むように挿入した。
久しぶりのセックス。
それも子供を作りたくて、待ち望んでいた交尾に、膣穴が喜んで開く。

「んっ……はぁっ……!」
「おほっ」

上品な顔をして、中はとろとろに熱くなっていた。
さっそく抽送を始めると、柔らかな膣肉を亀頭がほじくり、はまり込んで、内部の構造を感じ取れるようだ。

「な、生はダメよ……!赤ちゃん、出来ちゃう……!」
「いいじゃん。ご主人の血液型は?」
「え、A型、だけど……あなた、まさか」
「俺もA型だよ。大丈夫、どっちの子供が出来たって、子供は子供じゃん」

ずぷっ、ずぷっと、内部を味わうようなピストン。
ねっとりとしたピストンが、静香の内部をかき回して、肉欲の波が全身を震わせる。

「いけないのに、いけないのに……! ああ、ダメ、すごいっ!」

男の味を思い出したように、腰がくねり、ペニスを刺激し始める。
水樹や香織のセックス慣れした膣とも違う、貪欲で熟れた動き。
最初はぎこちなかった腰使いも、すぐにコツを思い出したのか、悩ましくも色っぽいものになり。
男の動きにぴったりと吸い付くような、淫らな動きに、黒宮がため息をつく。

「昼間っから、こんなに乱れて……とんだ淫乱女だな」
「意地悪よ、そんな言い方……」

あまりにも容易く、姦淫の罪に堕ちた不貞妻の唇を奪う。
んん、むぅ、とくぐもった声が響く中、ぷりぷりと瑞々しい唇をたっぷり味わって、とろけるような女の匂いをたっぷりと吸い込んだ。

「赤ちゃん、欲しいんだろ。変なこと考えなくていいんだよ。
単に、おまんこにちんこ突っ込んで、びゅーびゅー出すだけじゃないか」
「ああっ!こ、こんなの、癖になっちゃうわ」

腰使いが荒くなり、姦通の床に、肉のぶつかり合う音が響く。
古代から姦通に対する罰が山ほど口にされて来たのは、それだけ人類が姦通をしてきた、ということだ。
不倫には不可解なほど、男女の欲望を刺激する何かがあるらしい。
磁石のように引き付けられた、ふたりの生殖器は、荒々しく粘膜を摩擦して、その瞬間めがけて快楽を燃やしていた。

「んはぁっ!いい、いいのっ!私、わたし、バカになっちゃう!」
「くうっ、人妻おまんこ、搾り取られそうだっ」

びゅーっ、びゅるびゅるっ、びゅくびゅくっ

火照った生膣に、煮え滾ったザーメンが容赦なく注ぎ込まれる。
精子の群れが、成熟した女の子宮めがけて注ぎ込まれ、生殖が行われるところへと入り込む。

無責任な中出しだ。
女の畑に、冴えない自分の種をばらまいている。
そう思うと、あの神秘のひと触れが、再び黒宮の脳裏にやって来た。

「あーっ、あーっ……っ!」

顔をトロトロに歪めて、だらしなく口を開いて男を求める女。
この肉の容器へ、豊穣の精液を注ぎ込み、満たしてやろう。
種子が実を結ぶか、結ばないか。
いずれにせよ、聖婚は成され――の恵みは地へ降り注ぐ。

頭に流れるノイズ混じりの観念を振り払い、黒宮は再び目の前の女へと挑みかかった。
男根は信じられないほどの精力を保ったまま、蜜穴の中で首をもたげる。
やがて、ぬちゅり、ぬちゅりと姦通の音が響き始めた。
ただ種を残す、自然に与えられた本能のままに、2つの肉が絡み合って一つになる。
交わりは飽くことなく続いた。

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「遅くなったな……大丈夫なのか?」
「ん……ちゅ、大丈夫よ。相談した通り、主人は私のことなんて、すっかり興味を失くしちゃってるもの。
でも今なら、どうでしょうね」

幾度にも渡る行為が終わり、並んでベッドに横たわる。
静香は猫のように胸板に縋り付くと、悪戯っぽくキスの雨を降らしていた。
自分の肌に痕を残されると困るが、相手をマーキングするのは別、というわけだ。

その頭を撫でながら、黒宮は考える。
この短時間で、静香は艶やかな、いっそ毒々しいと形容したくなるような蠱惑的な美しさを増していた。
上品なセレブ妻の美しさではない。
淫蕩と魔性に目覚めた、淫婦の美しさだ。

(あの、神託じみた言葉。やはり、一度調べないとな)

今のところ害はないが、あまりにも奇妙な現象なのだ。
帰ったら、文献を探ってみよう。
そう決めた黒宮の男根に、嫋やかな指が絡められた。

「ふふ、まだ萎えてないのね。ねえ、いいでしょう、もう一回楽しみましょうよ……」

不貞の味を覚えた女が、穢らわしい行為へと男を誘う。
ペニスに生々しく残る、人妻の粘膜の味わい。
それをもう一度味わおうと、陰茎が隆起して、見る間に聳え立って行く。

「いやらしい女だ」

是非もなく、黒宮は密通の床へと沈んでいった。

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