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背教の銀髪乙女 鏑木イリス(2)

どの道をどう通ったのか。
朦朧したまま、黒宮は自分のマンションに帰り着いていた。
人形のように茫洋とした、銀髪のシスターを連れ、薄暗く閉ざされた寝室へと篭もる。

彼のものではない、怒りと欲望が、心の奥底から溢れ出してくる。
それは元々の情欲と結びついて、股間のものを痛いくらいに隆起させていた。

「服を脱ぐんだ……」

光の消えた、虚ろな瞳でイリスが服を脱いでゆく。
少女の手により、修道服はするすると脱がされ、その下の若い肢体を曝け出した。
決して男の目に触れてはならぬ、神の花嫁の裸体。

「おお」

それは妖精のように美しい裸だった。
透き通るような白い肌。成長の途上のからだは、しかし胸に確かな膨らみを形作って。
眩いばかりに白く、ふっくらと膨らんだ、もぎたての桃のような乳房だ。

サイズはCからDカップというところだろう。
抱きしめたら折れてしまいそうな、細い肢体。なのに、胸と尻には、きちんと肉が付いている。思春期の、子供から女になりつつある、危ういからだ。

「もっと顔を見せてみろ」

黒宮は少女の顎を持ち上げ、怜悧な美貌をじっと見つめた。
銀色の髪がきらきらと煌めく。神秘的な美少女だ。
顔かたちは、完璧としか言えないほど見事に整っている。神が手ずから作り出した、と言われても信じれるほどだ。
生ける宝石のような美貌に、黒宮は思わず溜息を吐いた。

これは、「あれ」が唆し、暴れなくても。
どうせ犯すことになっただろう。

男を誘う、という言葉だけではとても言い表せない。
氷像のように美しく、清らかに醒めて、人間離れしている。

そんな奇跡のような少女が。
今は青い光によって、意志を奪われ、光を失った目で茫洋としているのだった。

「んむっ」
「はあ、はぁっ……ふぅっ」

小さく愛らしい唇を奪い取って、乱暴にキスをする。
舌を割り入れて、聖なる処女の口腔を蹂躙した。
なされるがままに受け入れながら、少女の顔が少しづつ紅潮していく。
その身が人の子なのだと、ひとりの生身の女の子だと、熱を持つ肢体が証しする。

黒宮は、その悪趣味な寝台に、か細いからだを横たえた。
世俗の性愛を示す、ハート型のベッド。けばけばしい、葡萄酒色をしたシーツの海。
清らかな乙女の肉体は、抵抗もせずに横たわり、摘み取られる時を待っている。

「なんて美味そうなカラダなんだ」

肉欲に満ちた黒宮が、清浄な柔肌を舐め上げる。舌がナメクジのように跡を残して、白いうなじを、豊かな胸を、なだらかな腹部を這ってゆく。
皮肉にも、少女を取り巻く悪霊は、男から逃れようと離れていた。
まるで、もっと恐ろしいモノを前にしているかのように。

「ん……ああ……」

心神を喪失した少女が、ただ、肉の愛撫に反応して、甘い吐息を漏らす。
性が目覚める、思春期の肉体だ。修道女としての自制の反動で、過剰なまでに反応している。男の手が、若い乳を押さえつけ、みだらに揉みにじると、しなやかな脚が跳ね上がり、か細い腰が悩ましくうねった。

「ははっ、シスターなのにこんなに感じて……随分いやらしいお嬢さんだ」

熱に浮かされたまま、黒宮は秘められた聖所へ。
ぴったりと閉じられた、少女の聖域へと顔を向けた。
そこは、滑らかな無毛で、乙女に相応しく控えめな盛り上がり。

未だ男を知らぬ、神秘の入り口へ、汚れた舌が伸ばされる。
きつい入り口を何度も擦り、宥めすかすようにして、にゅるりと。
入り込んだ内部は、外側よりも熱くなって、やって来た侵入者にどうしていいか分からないようだった。

だが、長い舌が膣壁を執拗に擦り上げ。
小さな穴が、柔らかにほぐれるまで、何度も何度も愛撫をすれば。
自然が作り出した通り、少女のヴァギナも愛液に潤って、交尾の準備を整えるのだ。

(くは。くはは。さあ、あの忌々しい神から、花嫁を寝取ってやれ。
狼のように喰え、犬のように番え。ろばの肉のような一物で貫き、馬のような精を流し込むがよい)

黒々とした、怨念めいた思念が、意識の奥底から噴き出して、黒宮の男の部分を突き動かした。元々が女を犯し、孕ませるための器官。
それは見たことがないほど大きく膨れ上がり、寝台に捧げられた生贄を味わおうと、ねっとり涎を垂らしていた。

「犯すぞ、イリス」

返事を待たず、人形のような少女へと覆い被さっていく。
ぷっくり膨れた亀頭が、腺液を垂らしながら、小さな穴に宛てがわれる。男の体重が乗せられ、腰が沈み、ずぶり、ずぶりと狭い肉をかきわけて。

「え……?」

異様な侵入に気付いたのか、乙女の瞳に意志の光が戻ってきた。
その瞳に映るのは、顔を真赤にして、邪悪に嗤う男の顔。

「あ、ああ、いや、いやよっ! 離れて、離れてぇっ……!!」

本当なら、激しく抵抗し、四肢を暴れさせる筈だったが。
救世主が生まれるよりも、遥な昔からやって来た青い光は、少女の抵抗を封じてしまう。
自分でも分からない理由で、四肢から力が抜け、陵辱者に開かれた肉体に、少女はパニックになった。

「背教者、冒涜者、この悪魔っ……!」

少女の口から迸る、拒絶の言葉に、黒宮と「それ」の声が重なった。

「「ははっ、娘よ、俺の(妾の)ものになれ」」

みちみちっ

肉の杭が、より深く穿たれる。純潔の守りを、悪しき破城槌が打ち付けていた。

「あ、ああっ……だめ、だめ……っ!」

ぷつり。

何かが切れる音がして、ペニスがぬるりと奥まで嵌まり込む。
声にならない悲鳴が、修道女の口から迸り出た。
罪深い肉塊が、とうとう彼女を捕らえ、征服したのだ。

「あ、ああ、あああっ……」

破瓜の痛みに、純潔喪失の悲しみに、少女の瞳から涙が溢れる。
男はそれにドス黒い喜びを感じながら、腰を揺すりこんだ。
門を破り、城は落とした。ならば、続くのは蹂躙。

初めて知る異物に怯える膣を、ゆっくりと、ぬぷぬぷと行き来する。
処女を散らしたばかりのヴァギナを、じっくりと味わうように、粘膜と粘膜を擦り合わせ、性器と性器を馴染ませるように。

それは、溢れ出る不吉な何かを、分け与え、塗り込めるようなまぐわい。
怒れる女神の、反転した力が、祭司の腰を伝わって、清らかな少女を穢していく。

「ああ、来ないで、来ないで……何か、何かが、私の中に来てる……」

男根から粘膜を通して、女の宮に入り込んだそれは。
好むと好まざるに関わらず、少女の身体を無理矢理に花開かせ、豊穣と多産の力で、蜜穴を悦びで満たしていく。

陵辱され、処女花を摘み取られたばかりだというのに。
少女の肉体は、淫行の暗い味を覚えて、震えていた。

硬い男の、たくましい身体に組み伏せられて、裸にされた肉体が歓喜する。
押さえ付けられてきた自然が、待ち焦がれた交尾の機会を捕らえて、異性へと開かれてゆく。
黒宮は少女の変化を蛇のように察知して、再びうなじを舐め上げ、胸を掴み取り、芯の残る乳房を揉んだ。
冷たい美貌が、上気して赤らみ、屈辱に唇を引き結ぶ。
寄せられた眉根は、もう痛みではなく、下腹部から湧き出す疼きを耐えるもの。

「ああ、イリス、イリスっ! なんて綺麗なんだ、イリスっ!」
「言わないで、そんなこと……っ! え、貴方、ちょっと待って! 離れなさいっ」

興奮した男が、腰を性急に振り始める。
内部を激しく往復するペニスの、何か、とても不吉な何かを予感される脈動に、少女は逃れようとするが、もう遅い。
かたく下に敷かれた肉体は、軛に嵌められたように繋がったまま。
男の生殖器官が、その最高の目的ーー繁殖に向けて、ポンプのように種子を運び出していた。
引き伸ばされた刹那に、少女は感じる。
毒蛇がのたうつように、胎内で痙攣するペニスの形を。
陰嚢の奥で、穢れた生命の原液が煮え立つのを。そしてそれが、何億もの精子の群を宿して、どくどくと駆け上がってくるのを。

「ひえっ……やだ、やだぁっ!」

もはや修道女ではなく。
ただの、ひとりの女の子になって、泣き叫ぶが、それは容赦なくやって来る。
夥しい量のザーメンが亀頭から噴き上がり、少女の下腹部を埋め尽くす。
どくっ、どくっと脈打って、溶岩のように膣内を打つ精液の塊。
その生々しい熱さを、逃れることも出来ず、乙女はただ受け入れるしか無かった。

「おお、おおおっ……」

腰の抜けそうな射精は、男に天国のような快楽をもたらす。
白痴のように口を開けて、その快楽に浸っていた黒宮は、視界の片隅ではっきりと目にした。
少女を取り巻いていた悪霊が、苦しみ悶え、徐々に薄れていくのを。

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