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背教の銀髪乙女 鏑木イリス(3)

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「お願い……もう、やめて……」 熱く硬い肉に穿たれ、どろどろの精を流し込まれるたび、イリスは貞潔が失われ、淫行が自分を汚すように感じた。 「ああ、イリス、俺のイリス……なんて綺麗なんだ」 覆い被さってくる男は、サテュロスのように顔を赤らめて、限りのない欲望で少女を求めてくる。 細い腕はがっしり掴まれ、正常位の体位で、男と顔を向き合わせる姿勢。 ぬちゅ、ぬちゅといやらしい音を立てて、ペニスが出たり入ったりを繰り返すのが、はっきりと見えてしまう。 自分が姦淫する肉なのだと、思い知らされる光景だ。 だがそれ以上に、目を背けたくなるのは。 この汚れた淫行が、確かに儀式となって、効果を現していることだった。 あれ程恐れた悪霊は、もはや弱々しく周囲を漂うだけ。 それも、男が彼女の内部を擦り上げ、肌を愛撫するたびに、小さく、取るに足らない存在になっていく。 イリスはまだ16歳の少女なのだ。どんなに信仰を強く持とうが、その下にいるのは、不条理な呪いで死にかけた、震え怯える女の子に過ぎない。 消え行く悪霊を見て、心に広がるのは安堵。 処女を奪われ、身勝手に犯されながらも、それでも。 今日一日、そしてこれからも、生きていけるのだと。そう確信出来ることが、希少な幸運に感じられてしまう。 その幸運に浸ったら、最後の一線を越えるような気がして、口では罵倒を繰り返した。 「この、冒涜者、悪魔、変態……貴方なんか、地獄に堕ちてしまえばいいんだわ」 「ははっ、イリス、俺は今天国にいるぞ。おまえのおまんこは、本当に、この世の楽園だよ」 黒宮は最低なことを言いながら、腰を前後にぬぷぬぷと動かして、美少女の膣粘膜を味わった。両手を掴んでの正常位セックスには、特別な近さがある。 少女の変化もはっきりと見て取れた。 悲鳴を上げていた顔は、落ち着いて、悪態が付けるくらいには回復したこと。 自分を取り巻いていた悪霊が、まさに消えかかっているのに気付いたのだろう。視線はちらちらと泳いで、そのたびに安堵したような顔をする。 命をつなぐ望みを得て、からだの方も変わっていた。破瓜の後の膣は、段々と男に慣れてゆき、蜜液を分泌して滑りが良くなっている。 そうして花開いた、イリスの女性自身は。 気を抜くと、だらしなく口を開けて浸ってしまうほど、名器だった。 こんな最高の下半身を持った少女が、修道女として一生を過ごそうとするなんて。 なんて勿体無いことを、と怒りにも似た、身勝手な感情が湧き上がる。 (そうよのう。ほれ、もっと腰を振れ、妾の祭司よ。あの憎々しい、磔の小男から、花嫁を寝取ってやれ) (それはいいけどな。ちゃんとあの悪霊、滅ぼしてくれよ) 一発抜いて落ち着くのは男の性だが、黒宮に神託を出す「それ」も、激昂が収まって、随分と上機嫌になっていた。 (この分なら、朝日が昇る頃には、完全に滅ぶであろうな。 そなたは存分に、この娘を汚し、辱め、精を注いでおれ。後のことは妾に任せよ。 くくっ、しかし、何とまあ。いい気味よ、復讐の味は甘いのう) 「んっ、はぁ……もう、いいでしょ……? 抜いてよ、もう、汚いものを入れないで……」 「俺はイリスに長生きしてほしいからね。ちゃんとお祓いが終わるまでは、続けるよ」 「なにが、お祓いよっ……! あ、また……!」 「おほっ」 どくどくっとペニスが脈打って、少女の胎内にたっぷりと精液を送り込む。 ザーメンがびゅくびゅくと跳ね跳んで、小さな膣内を熱く染め上げていった。 「いやぁ……また、中に……」 「あー気持ちいい……最高だよ、イリス」 射精を終えると、男はイリスに覆い被さってくる。 それを受け止める少女は、無意識に、たくましい背中に腕を回していた。 初めて触れる、男の背中。盛り上がった筋肉の硬さ、熱さに、知らずどきりとしてしまう。 二度目の射精ともなると、黒宮も流石に回復する時間が必要で、ふたりはそのまま言葉もなく、肌を重ね合っていた。 ————————————————————————— 「今日のことは、イリスのせいじゃないよ。おまえは何も、気にしなくてもいい」 「ちょっと、それはどういう……」 唐突に耳元で囁かれる、落ち着いた声。 先程まで、バカみたいに口を開けて、下品なことばかり口走っていた男が。低く静かな声音で囁くので、イリスは困惑してしまった。 「おまえは悪辣な背教者に襲われて、脚を開かされた。悪霊が祓われたのは、たまたまで。 おまえの信仰は、何一つ損なわれてない」 「今更、そんな気休めを言うのね。そんなわけが無いでしょう」 少女を犯した肉は、萎れて小さくなったとは言え、まだ体内に埋められたまま。 下腹には夥しい精の、灼けるように熱い感覚が、はっきりと残っている。 「どうしてだ? おまえは一方的に犯されただけで、俺を誘惑したわけじゃないし、純潔と引き換えに悪霊を消してくれと頼んだわけでもない。 それとも何か、後ろ暗いところでもあるのか? ん?」 黒宮の声は、意地悪さを増していく。 少女の体をまさぐって、その肌を火照らせようと、いやらしく愛撫を始める。 埋め込まれたものは、段々と硬さを取り戻してゆき、次の性交の準備を整えていた。 「んっ、そんな、こと……」 「悪霊が消えて安心したんだろ? えっちなことだって、段々気持ち良くなってる。 なあ、それでいいんだよ。まだ子供みたいなもんだ、色々経験して、ちょっと道を踏み外したっていいじゃないか」 「よくもそんな、恥知らずなことを、言えたものね……!」 図星だった。 思春期の、二次性徴を迎えた、健康なからだ。そこに、性魔術の力を含んだ精液を、たっぷりと注がれて。 豊穣を司る神の祭司に、ねぶるような愛撫をされたのだ。 少女のからだは、勝手に感じてしまうし、自然の欲求を抑えるのに必死だった。 愛し合いたい。 この男に滅茶苦茶にされて、気が狂うほど繋がり合って。 そして、生きているという証がほしい。 ずっと死を身近に感じていた肉体が、今や、生命の前に開かれていた。 「自然なことだろ。さあ、せっかく生き延びたんだ、生ってやつを楽しもうじゃないか」 「あんっ、またっ」 むくむくと大きくなったモノが、少女の中を行き来し始める。 甘い痺れが下腹部を疼かせ、腰がもぞもぞとくねってしまう。 「だめ……だめよ……こんなの、いけないわ」 そう言いながら、腕は誘惑者の背中を抱き。 細い脚は、犯す男の腰に絡みついて、繋がりを深める。 うわ言のように、拒絶の言葉を繰り返しながら、少女は思った。 こんなことを繰り返したら、自分はどうなってしまうのだろう。 ペニスがゆっくりと抜き差しされて、いやらしい水音が部屋に響く。 それが散々吐き出された精液の音か、少女の蜜液の立てる音か、もうふたりには判別出来なくなっていた。 夜は長く、交わりの終わりは、まだ見えない。 他の漫画を見る