巨乳キャラあつめました

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安産型リポーターと少子化対策(2)

「もう、黒宮さんったら……まだ、ちょっと歩き辛いんですよ?」
「悪い悪い」

強引なセックスの後、少し休んでからレストランに移動する。
しっかりした個室のある、プライバシーに配慮された店だ。
少し遅いディナーを楽しみながら、黒宮は香織との会話を楽しんだ。

「今度、有名な占い師さんが番組に来るんです。わたし、あの人がちょっと苦手で……」
「あのインチキ臭いやつか? あんなの、何を言われても気にしなくていいぞ。
何なら俺が喧嘩を売ってもいいくらいだ」

香織が言う占い師は、ここ数年ほど幾つかの番組でレギュラーになっている、いかにも山師っぽいオバサンであった。
今となっては神様の力を借りる身分だが、それ以前の黒宮は極端なまでの懐疑主義者である。
星占いなど「双子はどうすんだ」と鼻で笑う程度には、信心がない。
それに、「本物」を目にした後では、どんな占い師やオカルトの達人も、メッキが剥げて見えてしまうだろう。

「あはは……喧嘩はやめてくださいね。でも、何かあったら助けてくれると、嬉しいです」
「任せておけって。ところで、話は変わるんだが……」
「はい?」
「その格好は、香織ちゃんの趣味?」

遠回しに、「なんで童貞殺しに来てるの?」と聞いてみる。
香織はきょとんとした顔で、じっと黒宮を見つめてきた。

「……お嫌でしたか?」
「いや、全然、その、どっちかって言うと好きな方だが」
「ふふっ、黒宮さん、とっても元気でしたからね」

ワインをくゆらせ、涼やかに香織が笑う。
成熟した女性の魅力を放つ、落ち着いた表情だった。そこに少しばかり、艶めいたものも混じって、匂い立つような官能を感じさせる。

「受付の美亜さんが、こんな服も似合うかもって教えてくれたんです。
恋さんも一緒にいて、すっごく盛り上がって、つい買っちゃいました」
「あー……なんか、目に浮かぶな」
「ええと、その……初心な男の人を魅了する服だって」
「童貞を殺す服だぞ」
「も、もう、はっきり言わないで下さい……っ! 黒宮さんは、その、何ていうか、その反対って感じがするんですけど……こういうの、お好きなんですね?」
「男は幾つになっても、心の中に童貞を宿してるものなんだ」

ひどく下らない事を、これ以上無いくらい自信たっぷりに言い切る。
黒宮は内心、美亜と恋に大いに感謝していた。おかげで香織の破壊力は、更にアップしている。
香織のおっとりグラマーな魅力を活かすには、この路線で間違いないだろう。クラブ系の露出過多なファッションは、恋には似合うが香織には似合わない。
たっぷり実ったバストと絞られたウエストを強調する、ブラウスとハイウエストスカート。
乳袋を形成するブラウスはもう、男の夢そのものと言っていい。
丈の長いスカートは、下半身を想像力に任せるが、それも趣きのあるものだ。それに黒宮は、彼女の下半身が女神のような造形だと知っている。

「……んっ、ちょっと、黒宮さん。もう、場所を考えて……」

ムラムラして来た黒宮は、右足の靴を脱いで、向かいの席のスカートへ侵入させたのだ。
そのまま太ももをなぞり、つんつんと付け根の部分を刺激する。

「こういう場所だから、興奮するってのもあるぞ」
「もうっ、今日は大胆なんだからぁ……わかりました、じゃあ早めに切り上げて、どこか落ち着けるところに……あ」
「ん? どうした?」
「あの、せっかくだから、わたしの部屋、来てみませんか?」

そう、頬を染めて誘ってくる香織を見て。
黒宮は足の動きを止め、ぽかんとした顔で頷くだけだった。

「おお」
「ちょっと散らかってますけど……」

香織の部屋は、思ったよりかなり少女趣味っぽかった。
ベッドなどは天蓋付きだ。部屋には可愛らしいクッションが沢山転がっていて、乱雑とまでは行かないが整然とはしていない。
新しめの本棚には、経済学から宗教学まで、様々なジャンルの本が並べられている。この辺りは、職業柄だろうか。

「へえ、かなり本を読むんだな。経済学だとスティグリッツもあるし、こっちはイスラムの解説書。全部ハードカバーだし、読むのは骨が折れたんじゃないのか」
「え、ええと……恥ずかしいんですけど、それ、黒宮さんと会った後に買ったんです」
「……おいおい。それで、この量の本を読んだのか。凄いな」
「びっくりするほど頭の回転が良くなった、ってお話しましたよね? ご覧のとおり、本当なんですよ」
「なるほど」

黒宮は少しだけ、本棚に並べられた本と、女神の力に注意を向けた。
からだの調子を良くして、頭の回転まで上げるとは、大した力だ。
こうして色んな女に手を出させ、この力で加護を振りまいて、「あれ」は状況をどう持っていくつもりなんだろう……?
そんな疑問がふと頭をよぎるが、すぐにどうでも良くなる。
背後から擦り寄ってきた香織が、ふっと耳元に吹きかけてきたからだ。

「うおっ」

ぞくぞくっと。期待混じりに、背筋が震える。

「本は、後でゆっくり……ね? 今は、私のことだけ、見て……」

上ずった声でそんなことを言われ、暴力的な柔らかさの膨らみを押し当てられれば、否はない。
頭に浮かんだ疑問を振り払うと、黒宮は香織の肩を抱いて、彼女の期待に答えようと動き始めた。

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