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番外編 場末のラブホテルで、香織と(1)

黒宮恭一は、ある番組の収録が終わるのを、今か今かと待ち構えていた。
それは取り立てて特徴のない報道番組だが、リポーターは芸能界でも有数のグラマラスな美人、水科香織である。

数日前、黒宮は「青い光」の力を使い、彼女を催眠状態にして、丸一日ぶっ続けでその媚体を味わった。
それはもうねちっこく、身体の隅々までねぶり、数え切れないほど膣内に射精した。
体力の限界まで交わって、満足して帰ってから数日が経って。
彼の情欲は飽くことがなく、もう香織の肉体を求めていた。

(まるで色情狂だな)

自嘲しつつも、欲望を抑える気は早々なかった。折角手に入れた、最高の機会なのだ。存分に活用しなければ。

収録が終わって暫く経つと、遠慮がちなノックの音が部屋に響く。
ガタンと、思わず席を立ってしまいそうになるが、何とか気持ちを落ち着けて、絞り出すように言う。

「いいぞ、入れ」
「は、はい……」

遠慮がちに入ってきたのは、最高のカラダをした美女、水科香織。
いつものように、ふわふわした印象をもたせる、フェミニンなワンピース姿。フリルに縁取られて、セクシーさよりは可愛らしさを強調するコーデ。
だが、黒宮は知っている。
その下にあるボディラインが、どれだけ艶めかしいか。
その裸体が、いかにいやらしい稜線を描いていて、どんなグラドルよりもグラマラスなのか。
体験して、知っている。この手で触れ、揉みしだき、捏ね回した肉感を、覚えているのだ。

ズボンの下で、ペニスが勃起を始めそうになるのを、黒宮は何とか堪えた。
大丈夫。この欲望は、すぐに吐き出せる。
そう自分に言い聞かせ、余裕のあるふりをして、不敵に笑う。

「数日ぶりだな。じゃあ、今日もお仕事、頑張ろうか」

仕事、という単語に、綺麗な顔が朱に染まり、物憂げに視線をそらす。
床に目を向けながら、自分を抱くように腕を組み、香織は小さく呟いた。

「あの……また、するんですか……」
「もちろん」

そうやって腕を組み、バストを強調するポーズが、いかに男を刺激するか。彼女は、気付いていないのだろう。
これだけのカラダの持ち主なのに、少し心配になる天然さだ。

「マネージャーには話を通したよ。午後から香織ちゃんは完全にフリー。
俺と一緒に、大事なお仕事をしてもらうからな……」

立ち上がり、香織の前に立つと、予告もなく抱きしめて。
甘い彼女の匂いを吸い込みながら、耳元でねっとりと囁く。
下心しかない手で背中をなぞると、リポーターの身体がぶるぶると震えた。

昼間から繁華街の、ラブホテルに入る。
「ご休憩」ではなく「宿泊」を選んだ瞬間、彼女がびくりと震えたのがはっきりと分かった。
これから夜中まで、若い肢体を貪られるのだと、否が応でも思い知ったのだ。
くびれた腰に手を回し、むっちりとした桃尻を撫でながら、黒宮は部屋へと向かった。
明るい外からは閉ざされた、窓のない部屋へ。

部屋はオレンジの照明で照らし出されていた。
中心には非日常的に巨大な、円形のベッドが鎮座している。
セックスのためだけに作られた部屋に足を踏み入れ、思わず硬直してしまった香織のからだへ、背後から男が絡みつく。

「ああ……香織ちゃん、我慢出来ないよ」
「ん……お願い、せめてシャワーを浴びさせて……」
「このままでいいだろ」

ワンピースの生地に皺を作りながら、いやらしい指が盛り上がった胸のふくらみ、そして太ももの間に隠された局所へ伸びる。
頬を赤く染め、顔を俯けても、彼女は抵抗しない。催眠が効いている証拠だった。
黒宮は幸運によって手に入れた美女の肉体を、思う存分まさぐった。
目にするだけでも勃起するような、誘惑そのものの稜線を、指で触り、肌をなぞって、生地越しに確かめる。
血の通った女性のからだ。触れれば熱く、その肉は柔らかで、吐息は荒く息づいている。
瑞々しい匂いをさせるうなじに顔を埋めて、白い首筋を舌で舐め、柔肌を穢す。
硬く勃起したペニスが、豊満なヒップにぶつかり、哀れな犠牲者に、これからこれが入るんだぞと教えた。

「くうっ、このまま繋がるよ、香織ちゃん」
「えっ……きゃあっ!」

もう服を脱がすのすらもどかしく、黒宮は美人リポーターをうつ伏せにベッドへ押し倒した。強姦魔がするように、ワンピースの裾を捲くり上げると、傲岸な命令を下す。

「ほら、手をついて、お尻をこっちに向けて」
「は、恥ずかしいです、こんな格好……」

それでも、彼女は言われるがままにベッドへ手を突いて、男へ尻を突き出してみせた。
自分を性の道具として、オスへと差し出す、屈辱的な体位。
コンプレックスである、やや大きなヒップをまじまじと見られて、香織は羞恥の頂点にあった。

ショーツを食い込ませた、ハート型のヒップが突き出される様は、リアルで生のセックスそのもの。
余計なものが何一つ介在しない、直接的でどぎつい、「肉」の現前だった。

「はぁ、はぁ……おまんこするよ、香織ちゃん」

黒宮はショーツを左右から引っ張り、桃尻をむき出すように脱がして、性交の準備を整えた。先走りを垂らしたペニスは、女性の局部の中心へと沿えられる。
ウェストを両手でがっしりと固定し、交尾の相手を支配する体勢のまま、腰を一気に前へ突き出す。

どすんっ

杭を打ち込むように、陰茎が根本まで膣内に押し込まれる。

「ああーーーっ!」

絹を裂くような悲鳴が、香織の口から迸った。
それに構わず、レイプでもするように、黒宮はパンパンと腰を打ち付けた。
安産型のヒップへ、ねじ込むように腰を打ち込む。男女のいやらしい摩擦運動は、ずちゅり、ずちゅりと互いの体液を混ぜ合わせ、ないまぜにして、激しさを増してゆく。
女の肉を深々と貫き、肉銛を引き抜くたび、ぷりぷりの膣粘膜が絡みつき、神々しいまでの快楽を与えてくれる。
ズポズポと貫き、押し広げるピンクの穴は、男にとって、世界の中心。
この世でもっとも気持ちのいいところ、或いは、この世に生まれ落ちた意味そのものだ。

「あんっ、あんっ、ダメ、ダメなのぉっ」

乱暴で暴力的なセックスに、香織は翻弄されるままだった。自分の肉体が、どれほどの快楽を男に与えるのか、無自覚なまま。

「愛してやるっ、たっぷり愛してやるよっ」

自然の与えた、最高の贈りもの。繁殖の快楽に溺れて、黒宮はけだもののように腰を振った。
悩ましく突き出されたヒップに、自分の腰を打ち付けるたび、美女の肢体が弓なりにしなり、あんあんと甘い喘ぎを漏らす。

まるで、男に犯されて、精液を流し込まれるために作られたような体だ。

亜麻色の髪を振り乱し、全身をわななかせて、ワンピースを着崩しながら、美人リポーターは姦淫に征服され、男の軛に繋がれる。その肉体は今や、男のモノ。
奥深くまで穿たれた肉根は、びくびくと不吉にのたうつことで、犠牲者に予告する。これから起こる出来事を、性の絶頂を、悪意を孕んだ流出の瞬間を。

どぷっ、どぷどぷっ

穢らわしい音が、彼女の脳裏に響いた。彼女はそれを、音で聞き、下腹部で直に感じた。
焼けるように熱く、どろどろとして、へばりつくような精液。
香織は唇を引き結び、その綺麗な瞳を潤ませて、意に沿わない射精を受け入れる。
黒宮は桃尻に腰を押し付け、ぐりぐりと生殖器をねじ込みながら、脳味噌が蜂蜜に浸されるような、暴力的なまでの気持ち良さに浸っていた。

「ん、んんっ……」
「おお、おおおっ……」

香織は押し殺した、悲しげな呻き声を。
黒宮は白痴のような喘ぎ声を漏らした。
気持ちいい。
そして、圧倒的な征服感、野蛮な所有感。
邪な手段で手に入れた、戦利品である美人。それを服を着たまま、レイプ紛いの方法で犯し、避妊具もなしに、生で射精する快感。
それは単なる、肉と肉の摩擦運動を越えた、素晴らしい性体験だった。

こんな完璧な尻をした女が、今や、自分のものなのだ。着乱れたワンピースの下で息づく裸体も、何もかもが。

自分でも気付かないまま、黒宮は笑みを浮かべた。それは酷く悪辣な形を浮かべていた。

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