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番外編 場末のラブホテルで、香織と(2)

「ふー、ふーっ……」

犬のようにしつこく、夥しく、長い射精が終わる。
ぷりんとしたヒップに腰を押し付けたまま、黒宮は快楽の余韻に浸っていた。
強姦を思わせるほど、乱暴で自分勝手なセックス。激しい運動に荒く息を吐く。

「気持ち良かったよ、香織ちゃん」
「はぁ、はぁっ……んはぁっ」

ぬぽっ

やや間の抜けた、はしたない音がして、ようやくペニスが引き抜かれる。
押し広げられたヴァギナから、とろりとした精液がねっとりと流れ落ちた。

「んっ……」

香織はベッドにもたれ掛かり、ぺたんとしゃがみこんでしまった。
フリルに縁取られたピンクの下着が、足首に引っかかったままで、いかにも花を散らされた美女という姿。
亜麻色の髪は、ところどころほつれて、こてんと預けられた顔とともに、シーツの上に広がっている。
ワンピースの背中のファスナーは、乱暴なセックスの余波で、開き始めていた。

自分が犯した女が、行為で荒くなった息を落ち着かせている様を見て。
男の、浅ましく身勝手な性欲に、再び火がつく。

「香織ちゃん……こんなきつい服を着てちゃ、辛いでしょ。さ、脱ぎ脱ぎして、一緒にベッドで休憩しようか」

崩れ落ちている香織を、背後から抱きつくように絡みついて、卑猥な手でワンピースのファスナーを開いてしまう。
がば、と服を左右に開き、丸みのある肩まではだけてしまうと、五本の指をわきわきと動かして、たぷんと実ったバストへ手を伸ばす。

「あ……ダメ、黒宮、さん……そんな、もう……」
「おほっ、こんなにデカいおっぱいを詰めてたんじゃ、さぞきつかっただろう。
すぐ楽にしてやるぞ……」

剥ぐようにワンピースを脱がすと、香織は恥ずかしそうに、豊満過ぎる胸を手で隠そうとする。もちろん、サイズがサイズなので、全く隠せていなかった。
黒宮は細い腕を掴むと、半ば強引に、悩ましいカラダをベッドの上に横たえる。

「うそ、さっき、出した、ばっかりなのに……」

血走った目で覆い被さってくる男。その股ぐらを見て、香織は息を呑んだ。
すっかり隆起した男の象徴は、ビキビキと音を立てそうに硬く勃起し、もう先走りまで垂らしているではないか。
並外れた精力だった。

黒宮の方はと言えば、香織のカラダがメチャシコ過ぎるせいだ、くらいにしか思っていない。これだけ男好きのする体を見せられたら、抜かずの3発くらいは軽いだろう、と。

「ブラも可愛いな……その下のおっぱいは、まるでメロンみたいだ」

フリルのついたブラを外すと、ベッドサイドに投げ捨てる。
髪留めもどこかに行ってしまい、一糸まとわぬ裸体となった香織。
その肢体を組み伏せて、黒宮は思わずごくりと唾を呑んだ。

人工的な、橙色の照明に照らし出された裸体。
うっとりするような鎖骨のラインに、丸々と実って、互いにぶつかり合うような巨峰。深い谷間を作る、あまりにも立派な乳房は、女が息をするたび、ぷるぷると悩ましく揺れる。
それは捕食者へ、食べて食べてと誘うよう。

先ほどたっぷりと精を注いでやった下腹部は、なだらかで、余計な肉がついていない。腰は優雅な曲線を描いて括れ、黄金の林檎のようなヒップが、甘美な輪郭を描いて盛り上がる。
危ういところで均整を保ちつつ、情欲をそそる部分を最大化した、ヴィーナス像を淫猥に歪めたような魅惑のボディ。
まるで神々が、男に災いを齎すために与えたような、絶世の美女だ。
こんな裸体を見せられて欲望を抑えられる男など、いる筈がない。

「はぁ、はぁっ、最高だ、最高だよ、香織ちゃん」
「あ、やぁっ……」

ぶちゅっと野卑な音を立て、揺れる巨乳にむしゃぶりつく。
右手はこれでもかと大きく広げ、もう片方のおっぱいをむんずと鷲掴みにした。

むにゅり

とんでもなく幸福な柔らかさで乳房が歪み、指の間でむにむにと形を変える。
口では忙しく乳首を転がし、舐め、吸い立てながら、右手は完璧なバストを強く掴んで、揉みにじった。
愛撫というよりは、蹂躙に似た、絞り込むような指の動き。
セックスに火照った体を荒々しく弄ばれ、香織は切なげに哀願した。

「きゃっ、いやっ……お願い、もっと優しくして……」

その時、美貌のリポーターが浮かべた表情といったら。
ハの字に寄せられた眉根、大きな瞳には涙が浮かび、可愛らしさを残す綺麗な顔を、切なげに歪めて、捕食者の慈悲を乞うのだ。
男にとって完璧な表情だった。全てが逆効果になる、という意味で。

「もちろんだよ、香織ちゃん、ああっ、全身可愛がってあげるからね」

話が噛み合っていない。
茹で上がった頭で、黒宮は鼻息も荒く、ぷるぷると揺れる唇にキスをした。

「ん、んんーっ!」

猛然と準備もさせずに舌をねじ込み、パニック状態の口内を蹂躙して、強制的に唾液を交換する。前触れなしのディープキスに、香織は目を白黒させ、覆い被さる男の下で、虚しく手足をジタバタさせた。
密着し、汗ばんだ肌を重ねながら、黒宮は女の荒い息遣いと、上昇していく体温を感じる。
これからもっと熱くなるのだ。

「ぷはっ」

唇を離すと、銀の糸が宙に糸を引く。
その余韻も束の間、今度はうなじに顔を埋め、ねっとりとナメクジのように舌を這わせて、汗ばんだ柔肌を直に味わう。

「ああ、香織ちゃんのカラダ、美味しいよ……もう、反則だろう、こんなの」

最初、テレビで目をつけて、一晩中セックスした。
つい先程も、生挿入して中出ししたばかり。
なのにまるで、初めてセックスをする中学生のようだ。

「はっ、はぁ、ふぅ……あ、だめ、キスマーク、つけないで……」

黒宮の口は、女体のあちこちを思うままに動き、滑らかな肌に唇を重ね、ちゅうちゅうとキスをしていた。この最高の雌は俺のモノだぞと、マーキングでもするように。
首筋を舐め、鎖骨のラインに手を這わせ、胸の谷間を流れる汗をすくい取る。
なだらかな腹部、実りを齎す腹部には、何度も口づけをして、誰がここを所有しているのか、執拗なくらい教え込む。
そしてとうとう、彼女の脚の付け根、蕩けるような愛の入り口へと視線が向いた。
生え揃った陰毛は、愛の雫に濡れてしっとりと光っている。
綺麗なピンクの割れ目を、指で左右に開いてやると、とろりと精液が漏れてきた。

「ははっ、さっき出したのが逆流してるな……すげーエロいよ」
「やだ、やだぁ……お願い、見ないでぇ……」

香織は思わず、両手で顔を覆い、いやいやと腰をよじらせる。
だが黒宮にしてみれば、自分がこの美人をモノにしたという、トロフィーのようなものだ。
勝ち誇るような笑みを浮かべ、ヴァギナから白濁が漏れるのを見つめると、再び女体に伸し掛かり、ビクビクと震えるペニスを裂け目にあてがう。

「香織ちゃんは、天井を見てるだけでいいからね。さ、もう一回くっつくよ」
「あ……んっ、く……う……」

暴力的な形に隆起した男性器。それがみちみちと膣を広げ、再び、香織の中に埋め込まれていく。
二回目の挿入は、ゆっくりと、焦らすような入り方。

そして彼は、地上の天国を、再び味わう。

熱くとろとろになった膣は、さながら異性を誘い込む坩堝のよう。
入り込んできた侵入者ーー意に沿わない交尾を強要するオスの生殖器ーーを、熱く濡れた粘膜で挟み込み、きゅうきゅうと締め付けて、自然に作られた通りの動きをする。
成熟した女の蜜穴は、複雑な仕方で蠢いて、男のペニスを刺激し、精液を射出させようと誘い込む。

「くあ、たまんないな、何度味わっても最高のおまんこだ」

ぬぷ、ぬぷっと粘膜をかき分けて、黒宮は波打つように腰を動かし始めた。
大振りに、ゆったりを腰を動かすたび、膣と亀頭の粘膜が擦れ合って、溜め息がするほど気持ちがいい。
隙間一つ無いほど密着した膣内は、陰茎にぴったりと吸い付くよう。
張り出したえらでそれを引っ掻き、めくれ上がらせるように刺激すれば、美人リポーターの顔に、隠しようのない官能の色が浮かぶ。

「ああ……あっ、んくぅっ、そこ、ダメぇっ……」

甘く溶ける蜂蜜のような喘ぎ声。
口ではいやと言っていても、下半身はすっかり愛液に潤って、出し入れするたび、湿った水音が鳴っている。
黒宮は勝ち誇ったように笑うと、滑りの良くなった女性器へ、強く打ち付けるピストンをお見舞した。

「んひゃあっ! あん、ああんっ!」
「気持ちいい? ねえ、気持ちいいんだろ? 素直になれよ、ほら」
「だめ、こんなの、おかしくなっちゃうっ……あんっ、ふぁっ、ああっ!」

熱く灼けた砲身が、みぞおちの辺りまで一気に突き埋められ、引き抜かれては、再びドスン、と打ち込まれる。
香織は麗しの裸体を弓なりに反らせ、シーツをかたく握りしめて、あんあんと嬌声を上げた。
男の腰が激しくぶつかるたび、女の全身に衝撃が走り、完璧な形をした巨乳がダイナミックに跳ね踊る。
大人の女の綺麗さと、少女のような可愛らしさが同居した顔は、肉の交わりに乱れ、女の顔に色付いていた。

「いやらしいカラダして……こうしてやる、この、このっ」

目の前でぶるんぶるんと揺れる大迫力のおっぱいを、むんずと鷲掴みにして捕まえる。手のひらに吸い付くような、すべすべの肌だ。
豊かなバストを上から押さえつけるように揉み潰し、相変わらず腰を忙しなく前後させながら、黒宮は勝利の凱歌を上げた。

愛の女神を、腹の下に組み敷いて、思う存分押さえ込み、これでもかと攻め立ててる。人生に、これ以上気持ちのいいことがあるだろうか。
ベッドを激しく軋ませ、おまんこをずぼずぼ往復しながら、黒宮は二度目の絶頂に至ろうとしていた。
大振りな一撃の後、動きを変えて、グリグリとねじ込むように腰を使う。
下腹部の深いところまで埋め込まれた男根が、小刻みに震え、のたうって、その瞬間が来るのだと、犯される女に予告する。

「あ……だめ、だめですっ、中はやめてぇっ!」
「ははっ、今更抜くわけ無いだろっ! あー出る、出るよっ!」

びゅぶっ、びゅるるるっ

下腹部の奥深くから響いてくる、生殖行為の音。
黒宮は狼がするように舌を出し、ハァハァ息を荒げて、夥しい量の放出を行った。二度目だと言うのに、精液の量は少しも減らず、女の器を溢れんばかりに満たしていく。
香織は膣内に迸る体液の熱さ、衰えぬ勢いに、口をパクパクさせた。

「気持ちいい……最高に気持ちいいよ、香織ちゃん」

女の肥沃な場所に、種を植え付けて、黒宮はうっとりと息を吐き出す。
ひととき、不思議な静寂が部屋に満ちた。
耳を澄ませば、外を歩く人の声、街の雑踏が届くかもしれない。今はまだ昼下がり、働いている人も、サボり学生もいるだろう。
そんな日常から切り離されて、こうして場末のラブホテル、性行為の熱気に満ちた部屋で、ふたり繋がり合っている。

ひどくいけないことをしている気分で、それが情事のスパイスになる。
再び性器が首をもたげ、ベッドの上で男女がもつれ合うまで、それほど時間はかからなかった。

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