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色づく花々(1)

「ん、センセっ……ふわぁ……」

昼下がりの女子学園。
黒宮は仕事部屋に篭り、教え子の女子高生とみだらな行為に及んでいた。
床にはスカートや下着が脱ぎ捨てられ、少女は開けたブラウスを引っ掛けて、育ち盛りの裸体を惜しげもなく晒している。

甘城奈々は、すっかり男の味を覚え込まされていた。

ベッドの上に腰掛けた男の膝へ、向かい合う姿勢で腰掛け、対面座位の体位でぴったりと結合する。
見つめ合うには向いている体位だ。
とろんと蕩けた大きな瞳は、まるでハートマークでも浮かんでいるよう。
だらしなく笑って、ちゅ、ちゅっとキスの雨を降らせてくる。

「ちゅ、ちゅっ、センセ、好きっ……んっ……」
「おおっ」

男の背をきゅっと抱きしめて、十代の女生徒は、健気に腰を揺する。性の目覚めを体験した、しかしまだ青い果実の、たどたどしい腰つき。
細いウェストを前後にグラインドさせれば、互いの陰毛が擦れ合い、陰茎が動かされる。
きつきつのおまんこに挟まれたペニスは、少女の下腹部に突き埋められたまま、半ば強引に動かされて、痛いくらいだ。

だが、それ以上に気持ちがいい。

テクニックの拙さは、花盛りの女子高生とセックスしている興奮で帳消しだ。
それに拙いながらも、男を喜ばせようという、熱のこもった運動だ。
熱くなった膣内は、愛液が潤って、折れそうな肢体が情熱的に前後するたび、にちゃにちゃと卑猥に鳴る。

男女が繋がる音だった。

黒宮は両手を少女の腰に回し、そのまま、すべすべのヒップを掴む。
自分からも腰を動かし、繋がりあった局部の、密着感を増していく。
少女の体重が載せられたそこには、圧迫感、と呼ぶには余りにも甘美な感触。
女子高生の腰の重みを確かめながら、グイグイと膣奥を突き上げてやれば、蜜のように甘い声で少女が啼く。

「あんっ、あんっ! センセ、そこ、いいっ……!」

感じやすい膣肉が、きゅんきゅんと男の肉を締め付けて、性の悦びに打ち震える。
はぁはぁという荒い吐息を耳元に吹きかけながら、奈々は上下に腰を跳ね動かした。ぬぷぬぷと粘膜が擦れ合い、気持ちのいい穴がペニスを出たり入ったり。
ぷりぷりのおまんこが、盛り上がった肉の隆起を、しこしこと擦り上げる。

「いいぞっ、凄く気持ちいい。奈々ちゃんは、頑張り屋だな。
こんなにえっちに腰を使って、すっかりいけない子だ」
「だ、だって、センセに、気持ち良くなって欲しいもんっ!」

そう言って健気に腰を振る女の子へ、黒宮は腰を強く突き上げることで応えた。
ベッドを揺らすピストンで、迫撃砲のように、繊細な肢体を打つ。

「ひゃうっ! すごい、すごいよぉ、わたし、バラバラになっちゃう!
あん、あぁあんっ!」
「おおおっ」

どぴゅ、どぴゅっと、熱せられた精液が噴出し、純真な少女の内部を塗り潰していく。
むき出しのペニスが膣肉に挟まれたまま、のたうつように暴れまわり、びゅーびゅーと粘り気のある液体を放出し続ける。
長く続く射精を、奈々はうっとりと、メスの顔で受け入れていた。

「わ、センセのここ、こんな風になってるんだ……」

首に絡まるリボンだけを残し、全裸になった奈々は、黒宮の股ぐらに顔を近づけ、半勃ちのペニスを興味深そうに見つめていた。
事後のベッドの上で、好奇心旺盛な少女が、柔らかくなったペニスをつんつん突付く。

「ああ、それがさっきまで、奈々ちゃんのナカに入ってたんだぞ」
「ふしぎ……こんなにドロドロで、すごい匂いがするのに、何でかな、目が離せないよ……」

白魚のような指が、肉棒へと絡みつく。
奈々は少女らしい無邪気さで、「それ」をにぎにぎと握ってみたり、竿の根本で揺れる奇妙な睾丸に触れたりした。
綺麗な肌にはべとべとと白濁液がこびり付き、射精を終えたばかりの肉棒からはむせ返るような性臭がする。
それでも、奈々は男の性器をいじるのが止められなかった。

それどころか。

股ぐらに顔を近づけ、犬がするようにすんすんと匂いをかぎ、好奇心に突き動かされるまま、グロテスクな男の象徴にキスをしてしまう。

「ん……ホント、すごい、匂い……それに、ちょっと……にがくて、変な味……」

頬を真っ赤に染め、明らかな情欲に浮かされながら、チロチロと舌を出しては亀頭を刺激し、こびり付いた精液の残滓を舐めとる。
清純な恋する乙女を、ここまで乱れさせた喜びに、黒宮のモノはむくむくと硬さを取り戻していった。

それに気付いた奈々は、艶めいた微笑を浮かべて。
ぱくんと、アイスでも舐めるように、生殖器を口に含んでしまう。
フェラチオだ。
ついこの間まで処女だった、高校生の口腔奉仕。

「ああ、いいぞ……凄くいい……」

それは熱心なフェラチオだった。舌を絡ませ、口を吸い、男のモノを喜ばせようと、丹念におしゃぶりする。
出したばかりの敏感なペニスに、そんな奉仕をされて、腰砕けになりそうだ。
黒宮は馬鹿になったように、口を開いて快楽に身を浸した。奈々の、亜麻色の髪を手で撫でてやりながら、十代の口内を堪能する。

それでつい、油断した。

奈々が口を離して、涎まみれのペニスに頬ずりをしようとした、まさにその瞬間。
コントロールを失った性欲が、弾け飛んで、びゅるびゅると予期せぬ射精を招いたのだ。

「きゃっ!」
「くあっ」

暴発して噴き出したザーメンが、可愛らしい少女の顔に飛び散って、べとべとに汚していく。
イカ臭い体液が、髪の毛に、顔に、胸元に飛び散り、拭き取ったくらいでは消えない、マーキングを残す。

「センセの、かけられちゃった……」

ぺたん、と座り込んだ奈々は、男の欲望を散々ぶっかけられて、呆然とした様子だった。
自分でも理解できない衝動から、ねっとりした粘液を指で絡め取り、口元に運ぶ。
その仕草の、年齢部相応な艶やかさに、節操のないペニスが反応しそうになるが。
黒宮とて、流石に不味いと思う理性は残っていた。

「ははっ……随分、汚しちゃったな。どこかでシャワーを浴びないと」

幾らなんでも、ティッシュで拭き取ってはいお終い、という状況ではない。
ザーメンの匂いを染み付かせたまま、家に帰すわけにはいかなかった。

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