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新人女教師、水谷志乃(1)

黒宮にとって、学園の仕事は「出会い」が目的だ。
たまに適当な講義をしつつ、自分を慕ってくる生徒の相手をする。
ある程度仲良くなれば、部屋に呼び出して、ぱくりと頂くという寸法だ。

始業室早々、奈々と体育倉庫で致したように、セックスの相手には困っていない。
それでも、魅力に満ちた年若い女生徒の群れに、目移りしてしまうのは仕方ないことだろう。
女神の加護に満ち満ちた学園は、手折られるのを待つ花々でいっぱいだ。
目的も無く廊下を歩き回り、花の綻ぶような笑みを浮かべる、お淑やかな少女たちを物色しては、次の獲物を物色するのが習慣だった。

「こんにちは、先生……その、今日はどうしますか?」
「先生、たまには私の相手もして欲しいよお……」

廊下を歩くだけで、こうして抱いた娘たちが色目を使ってくるのだ。
女子学園の教師とは、実にいい仕事だと、罰当たりなことを考える。

「よしよし、今日はどこで楽しもうか」

来客用に作られた男子トイレ、校舎外れの空き教室、体育倉庫に屋上や、時には階段裏など。
思いつく限りの場所で、黒宮は少女たちの体を貪った。
人目に隠れて交わるスリル。
バレないように、恥じらいながら声を押し殺す女子高生の、切ない表情。
ハンカチを噛み、必死に嬌声を堪える少女に、思い切り男根をぶち込んでやり、男を知らない腹に精液を注ぎ込む快楽。
そういう刺激を求めてのことだったのだが。

「……黒宮先生。お話があります」
「お、おう」

女教師に呼び出され、真剣な顔で切り出されて、さしもの彼も顔を引き攣らせた。
なにせ、学園を訪れるたび、所構わず動物のように盛っていたのだ。
同僚にバレるのは、時間の問題だったと言えよう。

(うわ、顔が真っ赤だぞ。こりゃ絶対見られたな)

耳まで真っ赤にして、スカートの前を掴んだ手をわなわなと震わせる。
真面目そうな女教師、水谷志乃は、きっと黒宮を睨み付けていた。

水谷志乃。
この4月に赴任してきた、新人の女教師である。
伝え聞いた話では、この学園のOBで、女子大に進学。教職を取って、母校に帰ってきたらしい。
つまり、純粋培養のお嬢様が、そのまま大人になったようなもの。

「おかしいと思ってたんです。非常勤とはいえ、この学校に男の方の講師が来ているなんて。
生徒との距離も、ちょっと、いえ、大分近いように感じましたし……」
「まあ、みんな年頃だし、男の俺は動物園のパンダみたいなもんだよ」
「度を超しています! あなたは男の方なんですから、年頃の生徒との距離には気をつけて下さい!」

放課後の指導室。
二人きりの部屋で、テーブルを叩き、ずいっと身を乗り出してくる女教師。

(これは眼福だ)

その容姿は、とても魅力的だった。
顔立ちは綺麗に整っていて、美少女がそのまま成長して大人になった、という感じだ。まだ女子大を出たばかりの、可愛らしさを残している。
右目の下には泣きぼくろがあって、それが儚げな色っぽさを醸し出していた。
女として、成長しきった肢体を覆うのは、ぴっちりしたフォーマルなスーツとタイトスカート。
すらりと伸びるおみ足には、お約束の黒スト。
胸元にはひらひら揺れるアスコットタイ。
ブレザーを持ち上げる膨らみは、中々立派なサイズのようだ。

(こんなに体にピッタリなスーツ着て、うわ、腰のくびれまで分かりそうだぞ。脱がしたら、さぞいいカラダしてるんだろうな……)

女子学園の教師に相応しい、かなりお淑やかな服装であるが、男の感想はこんなものだ。
興奮した志乃が色々ダメ出しをしてくる中(殆どが正当な内容であった)、黒宮はじっくりと女教師のボディラインを鑑賞していた。
呼び出されて説教されながら、このお堅い服をどう脱がしてやろうか、などと考えているのだから、立派な淫行教師である。
一方で志乃の様子はヒートアップしていき、とうとう、決定的な内容を放った。

「それに、わたし、見たんです! し、神聖な学び舎で、あなたと生徒が、ふしだらなことに及んでいるのを!」

はー、はーっと、息を荒くしながら、びしっと指を突きつけて告げる。
その時のことを思い出したのか、顔はもう、林檎のように真っ赤だ。

(処女だな)

告発の内容よりも、そんなことに気が行く辺り、黒宮も大概である。
呼び出されたときは流石に焦ったし、最悪教師全員に「青い光」を使うことも考えたが、ノコノコ出向いてみれば、指導室に二人きり。
黒宮にしてみれば、甘くとろけるスイーツを大盛りに、美味しく食べて、と言われているようなものだ。

すっかり余裕を取り戻したところで、ふと悪戯心が湧く。

「ふしだらなこと、ねえ。具体的には、どんなことを?」

にんまり笑って、先を促す黒宮に、志乃は信じられない、という顔をした。

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