巨乳キャラあつめました

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変化した街で、華やかなデートを(1)

いつものように遅くに起き出し、10時過ぎになってテレビ局に出社する。
そうして、特別アドバイザーとしての一日を始める黒宮だったが、今日は少し勝手が違っていた。

「お早うさん……って、おい」
「あっ、おっはよー黒宮さん。おっそいねー。もはや遅刻ですらない時間だ、あはは」
「まあまあ、恋さん、そう仰らずに……」
「私としては、もう少し早く出社して頂けると、助かることもありますが」

特別アドバイザーとしてのオフィス。
普段ならば、秘書の水樹が静かに仕事をしているだけだが。今はモデルの恋に、リポーターの香織が集まって、珈琲など飲みながら談笑をしている。

「言い返す言葉もないけどな。おまえらだって、午前からサボってることに変わりないだろ」
「あはは、それがね、あたし今日オフなんだ。暇つぶしに来たんだよね」
「わたしは、機材トラブルで収録がキャンセルになってしまって」

恋は相変わらずいい加減な理由を付けるし、香織は理由こそ真っ当だが、それでここに来る理屈がない。
とはいえ、普段にも増して部屋が華やかなのは違いなかった。

グラビアモデルの大学生は、黒のニットにスキニーデニムという装いで、スタイルのいいボディラインを、これ見よがしに見せつけている。
特にきゅっと持ち上がったヒップラインは堪らず、デニムを引きずり下ろして、後ろから肉棒を突っ込みたくなる、実に美味そうなお尻をしていた。

美巨乳で有名なリポーターは、襟ぐりの広いシャツに、ゆったりとしたロングスカート。特別派手な服装ではなく、むしろ地味なはずなのに、その悩ましい肉体にかかれば、布地の上からでも分かってしまう、砂時計のような稜線。
数え切れないほど揉みしだき、抱いてきたカラダだと言うのに、何度見ても、ごくりと唾を飲んでしまう。

「私服姿もいいもんだな」
「わ、黒宮さんが朝からエッチな目つきしてる」
「ふふっ……もう、仕方ないんですから」

女を見定めるようないやらしい視線にも、ふたりはすっかり慣れきっていて。
そんな風に返すだけの、余裕が生まれているのだった。
ただ、面白く無さそうな顔なのが、秘書の水樹で。

「……黒宮様、私のことは、もう飽きてしまいましたか?」

いつものような、澄ましたクールな顔に、少しばかりじとっとした目つきをして。
ずいっと身を乗り出し、黒宮を見上げてくる。

「いやいや、水樹は今日も魅力的だって」

今日の彼女は、少し崩した紺のシャツに、目を引く白パンツという出で立ちで。
胸元のボタンが外され、白い肌が見えているのが、隙がありそうで良かった。
いつもの朝なら、そのままシャツを開けさせて、お楽しみを始めていただろう。

「なら安心しました」
「安心していいのか? 俺は別に、ここで見せつけてやってもいいんだぞ」

悪戯心が沸き上がって、後ろから彼女に抱きつき、情欲をそそる体の線に手を重ね、なぞっていく。
これには彼女も焦ったのか、もじもじと身をよじらせ、困ったように言う。

「もう、いけません……お二人が見ています」
「どうせなら、俺たちが繋がってるところ、動画にでも撮ってもらうか?」
「そんな……あんっ、うなじ、駄目です……」

ぺろっと白いうなじを舐められて、美しい女の肉体が官能に打ち震える。
腕の中で、小洒落た格好の美人が、自分の手の動きに反応して、悩ましげに肌を波打たせるのだ。
セックスに慣れた大人の女。男の指にいやらしく肌を撫でられ、自然と体温は上がり、甘く切ない吐息が漏れる。
もうこのまま、パクリと頂いてしまおうかと思った黒宮だが、珍しく自制を働かせると、ぱっと腕を放してやった。
これには、手放された水樹の方が、不思議そうな顔をしてしまう。

「ま、続きは後でな。ここでしけ込むのも結構だけど、せっかく3人揃ったんだし、ちょっと街に出てみるのはどうだ?」
「あれ、珍しいね、黒宮さん。デートのお誘いなんて」

そう茶化す恋は、何故か、スマホを構えて撮影真っ最中という格好である。
慌てて乱れたシャツを直す水樹は、顔を真っ赤にしているし、横にいる香織は気まずそうな表情。

「……おい、恋。おまえ、何してた」
「え? 言われたとおり、撮影だけど。
あたし、ハメ撮りって初めてだから、上手く出来るか緊張してたんだよ。なのに、黒宮さんはあっさり止めちゃうし、とんだ肩すかしだよね」
「あ、あはは……」

実はハメ撮り経験済みの香織が、心底困ったような顔で、誤魔化し笑いをする。
もっとも彼女の場合は、黒宮と二人っきりの、密室での行為だった。
ぐるりと囲まれたカメラの中、自分を見失うまで行為に耽った記憶が、生々しく思い浮かんで、思わずぷるぷると首を振る。
もし、水樹がされそうになったように、別の誰かにカメラを構えられ、性交の現場を撮影されたら。
想像するだけで、香織は耳の付け根まで真っ赤になりそうだった。

そうして変な沈黙が満ちる中、スマホ片手に、恋だけがにやにやと笑う。まるで、楽しい悪戯を思いついた悪童のように。

「俺は、おまえのことが一番わからん」
「女の子はミステリアスなんだよ、黒宮さん」

黒宮は苦笑いするしかなかった。

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