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ミスキャンパスにお仕置きを(2)

トン、トントン。
打ち合わせ通りにノックをすれば、おずおずとドアが開かれる。

「どうぞ……」

周囲を見渡し、さっと中に滑り込んで、ガチャリと鍵をかける。
出迎えた朱麗に向き合ってみれば、サマードレスは激しく着崩れていて、半脱ぎの状態になっていた。肩から生地が滑り落ちそうになっていて、乳房が片方、露出している。

5分間。

5分の間に、トイレで何をしていたのか、分かろうというものだ。
悩ましげに眉根を寄せ、瞳を潤ませ、ミスキャンパスの美女は待ちきれない、という顔で男の前に立っている。
黒宮は何もせず、ただニヤニヤと笑って待っていた。
そしてとうとう、彼女の方から、手を広げて情熱的に抱きついてきた。黒宮はほくそ笑みながら抱擁を受け入れ、胸板にぶつかり潰れる、豊満なバストの感触を味わった。

「んんっ」

情熱的な口づけ。朱麗の腕が首に回され、音が立つほど大胆に男の唇を吸った。互いに熱い息を吐きながら啄み合う。ふたりはやがて、舌を絡ませ、より深く長い接吻に移っていった。
夢中になって互いの舌を絡まり合わせ、唾液を交換し、繋がり合う。黒宮のいやらしい手は、背中をなぞってヒップを撫で、柔肉をむにむにと揉みしだいた。

「ぷはっ……ねえ……お願い……」
「何をお願いしたいんだ、言ってみろよ。ん?」
「お願い……だから……セックス、してよ」

耐えかねて嘆願するような声。誰もが振り向く美しい顔を赤く上気させ、綺麗な瞳を情欲に潤ませて、男へ向ける上目遣い。
男を引っかけては、お預けにして、貢がせて、捨ててきた女に。こうして自分から行為をせがませるというのは、少なからず痛快だった。

「まったく、おしおきだって言ってるのにな。ほら、便座に手を突いて尻を向けろ」

ミスキャンパスのプライドを砕こうと、わざわざ屈辱的なポーズを指示する。
朱麗は一瞬、躊躇うような素振りを見せたが、結局大人しく従うのだった。

「これで……いい?」
「ああ。それにしても、いいケツしてるな、ん?」

わざと下品な言い方をして、ドレスの裾をめくり上げる。
挑発的な赤のショーツに、ぷるんと震える丸いヒップ。形もいいし、大きさも立派で、ゆったりしたドレスで隠してしまうのが勿体ないようなお尻だ。
すべすべの柔肌を撫で回すと、黒宮はいいことを思いついたとばかり、にやりと笑って、ぱぁん!とヒップをはたいてやった。

「ひゃんっ!」
「おっと、声を出すなよ」

ハンカチを口に噛ませ、更にぱぁん、ぱぁんと尻をはたく。
それほど力を入れているわけではない。それでも、若く張りのある尻肉は、いい音を鳴らす。
癖になってしまいそうだ。

「んー、んんっ……」

叩かれている朱麗もまた、変な趣味に目覚めたようで、瞳を潤ませながら、懇願するように後ろを振り向く。
それがまた、黒宮の嗜虐心に油を注いだ。

「この好き者め。お高くとまってるくせに、本当は男とセックスしたいんだろ?」

ショーツを引っ張っては戻して、焦らしながら意地悪く言い放つと。
便座に手を突いたまま、高慢なミスキャンパスが、こくこく頷くではないか。

「おまえみたいな淫乱女には、生で突っ込んでやるよ。お預けした男どもの恨みだ、ゴムなしチンポの感触をたっぷり味わえ!」

ショーツを一気に引きずり下ろし、びくびく震える一物を股間のところへ持って行き、先走りで秘部を汚す。
すっかり濡れてひくつくヴァギナと、肥大した亀頭とが触れあって、くちゅくちゅと卑猥な水音を立てた。

「ん、んんーっ!?」

生で犯される。
コンドーム無しの、危険なセックス。

青い光に浸された朱麗の意識に、一瞬だけ理性が戻ったように、顔を左右に揺らし、全身をくねらせる。
それでも便座から手は離れず、ヒップは男に差し出したまま。

「やるぞ」

黒宮はぶっきらぼうに言うと、括れた腰を両手で掴み、逃げられないようにして腰を突き出した。
ずぶりと一息に、潤みきった女陰を穿ち貫く。

「ーーーーーっ!」

強くハンカチを噛みしめて、女体を弓なりにしならせ、朱麗が挿入の衝撃に身もだえた。
その様子は、まるで無音の喘ぎ声が聞こえてくるよう。
たっぷり濡れた肉襞を、男根が滑らかに滑り込む。陰茎が根元まで埋まるのに、それほど労力は要らなかった。

「おお、いい具合だ……熱くてグチョグチョで、大歓迎じゃないか」

ゆっくり円を描くように、肉槍をねじ込むように腰を動かし、女の肉襞に男のモノの形を教え込む。
女体の奥深く、固く熱い男性器を隙間なく埋め込まれ、朱麗は否が応でもペニスの形を感じてしまう。
ゴムの膜で防護されていない、むき出しの生殖器を。
その危険で、暴力的で、悪意に満ちた侵入を。

だが、波が引くように腰が引かれ。
ドスンと、杭打ちの要領で繰り出されるピストンに、朱麗の意識は吹き飛ばされる。
まるで、頭蓋の中で火花が散るよう。

「この、このっ! こんなにいい尻をして、男を焦らすなんて、悪い女だっ」

ぱん、ぱんっと肉のぶつかり合う音。
下腹部を圧迫し、子宮に響き渡るようなピストン。
大きく膨らんだ男根が、荒々しく突進するたび、朱麗は我を忘れた。全身がバラバラにされるような、乱暴なセックス。
ヒップが震え、下腹部が疼くたび、彼女からプライドが剥げ落ちて、一人の女、一匹のメスへと落ちていく。

「んんっ、んー! んー!」

ここが喫茶店のトイレで、男はコンドームをしていない。
そんな単純な事実も、あっという間に忘れて、動物のようにまぐわう。
男が気持ち良くなるように、自分が快楽を得られるように、腰くねらせ尻を振って、ピストンを助ける。
熱く蕩けた膣肉は、むしゃぶるようにペニスに絡みついて、男の精管から子種を搾ろうと収縮した。

「ははっ、そんなにザーメンが欲しいか? ならくれてやるぞ、ほらっ」

男の方は、理性を失っていない。ここが喫茶店の中で、避妊具をしていないことも承知の上。あまり時間をかけるのも、と、女の与える快楽に身を任せてしまう。

びゅる、びゅるるっ

熱い管を精液がせり上がり、女体の中に迸り出る。
朱麗は生まれて初めて、その腹に男の種子を流し込まれた。
初体験以来の、ひょっとしたらそれ以上の、衝撃的な経験。隔てるものも、守るものも何もない、むき出しの生殖行為。
その激しさ、その熱さに全身が打ち震える。

セックスが、こんなにも圧倒的で、こんなに物凄いものだったなんて。

彼女はすっかり興奮して、鮮烈な体験の余韻に浸っていた。
これまで都合良く利用し、その値段を吊り上げ、道具にしてしてきたセックスが、彼女の意識に根を張り、広がってゆく。
おしおきセックスは、何か奇妙な、恩寵のような色合いを帯び始めていた。

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