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レイヤー少女とオフパコ収録(1)

関係した女達が妊娠した。そうなれば当然、病院を決めたり、どこで育てるか決めたり、という話になる。
幸い、静香は資産家で時間もある。テレビ局は洗脳済みなので、香織と水樹の産休も問題が無い。
むしろ、「じゃあ今から産休にするか」と言って窘められるくらいだった。

「わたしは、お腹が膨らむまではお仕事したいです」
「私も、することがありませんから……思ったより過保護なんですね、黒宮様」
「……否定はしないぞ。俺にとっては、初めての子供なんだ。勝手が分からん」

香織がリポーターの仕事をする間、視聴者は彼女が妊娠しているなんて露とも知らない。そう思うと、興奮するものがある。
今までなら、そうして興奮したら、すぐホテルに連れ込んでいたが。これからは、そうも行かないのだ。

「あ、黒宮さんがスケベな顔してるー」
「心を読むなよ……恋、おまえは大丈夫なのか?」
「大丈夫大丈夫。学生の妊娠は、大学じゃ珍しくないもん」
「何かあったらちゃんと呼べよ」
「うわぁ、心配された……何だか調子狂うなあ。黒宮さんも、すっかりパパだね」

痛いところを突かれて、頭を抱える黒宮。
それを見た静香が、からからと嬉しそうに笑う。

「ふふっ、いいじゃない。ね、黒宮さん、みんなで元気な赤ちゃん育てましょうね」

彼女が浮かべるのは、婀娜っぽさと母性の混じった、不思議な笑みだ。黒宮はつくづく、女とは一つの神秘だ、と思った。

「ああ、そうだ。ベビーシッターなら当てが沢山あるんだ。非常勤をやってる学園にな、知り合いの生徒が……」
「く、黒宮さん、まだずっと先の話だよ? てか、イリスちゃんに声かけるんだ……ある意味、凄い神経だね……」

呆れる恋だが、そこで静香が思案げな声を出した。

「確かに、準備はしないといけないわ」
「あれ?」
「恋さん、そうはいっても出産だもの。変な邪魔が入らず子育てが出来る環境だって、用意しないと。私たちには、少し、そう、変わった事情があるもの」

結婚してもいない男の子供を、4人の女が宿している。古代ならいざ知らず、現代では特異な状況である。

「……そうだ。どうせ暇を持て余すなら、水樹さんを借りていいかしら?
私の屋敷を改造したり、色々準備をするのに、人手が欲しいの。それも、信頼出来る人が」
「確かに、そう言うことなら水樹が適任だろうな」
「私も、それで構いません。ただ、黒宮様の秘書がいなくなってしまいますが……」
「いい、いい。そっちが優先だろ。どうせ、俺の特別アドバイザーなんか、肩書きだけだ」

そんな風にして新しい日常が始まった。
朝も遅く、重役出勤でテレビ局に顔を出す。今までなら、水樹にちょっかいを出して性欲を発散させるのだが、そうもいかない。
香織は働いているが、妊娠初期なので、連れ込んでセックスするわけにもいかなかった。

つまるところ、黒宮は数ヶ月ぶりに、劣情を解消できない状況に置かれたのである。
目に見えていた問題だが、出産という大事の前にすっかり思考の埒外になっていた。

「ちょっとうろつくか」

落ち着かない気持ちで、局内を散歩に出る。水樹がいないので、適当なタレントを呼んで抱くことも出来ない。

なら、歩いているのを捕まえて、頂くまでだ。
そんな狩人めいた考えが、頭に浮かぶ。4人も孕ませた後だというのに、性欲は収まるどころか、もっと女を食わせろと吠え立てている。
自分の中で湧き上がる獣欲を堪えながら、狼のように局内をうろついていると、ロビーで見知った顔を見つけた。

「入館証、有り難うございました」
「はい、確かに受け取りました。お疲れ様です、草壁さん」

ゆるふわな雰囲気を漂わせつつも、豊満なカラダの持ち主である受付嬢、小橋美亜。
それに、随分前に手を出したっきりのレイヤー。草壁寧々がそこにいた。

「やあ、久しぶりだな、寧々ちゃん。俺のこと、覚えてる?」
「あ……黒宮アドバイザー! お久しぶりですっ!」

正直、顔を覚えられているかも怪しんでいたのだが。
向こうの方は、キラキラ瞳を輝かせ、凄い勢いで駆け寄ってきた。

相変わらず、いや、以前より更に可愛い女の子になっている。
アニメから飛び出てきたような、童顔の美少女。ツインテールを細めに結い、白のブラウスに青のハイウェストスカートという、童貞を殺すファッションコーデ。
大きな瞳は期待に満ちて、ぎゅっと両手を握りしめ、あざとい仕草で黒宮をおだててくる。

「水科香織さんに、夏桜シスターズの皆さんに、関わったタレントさんが次々ブレイクしてるって聞いてます! すごいですっ」
「ははっ、そりゃどうも。寧々ちゃんは、最近どうだ?」
「私は、レイヤー活動も軌道に乗ってきて、即売会でも写真集が完売するようになりましたっ。今日は情報番組で、コスプレの特集をやるから、って呼ばれたんです」

端から見れば、和気藹々とした会話に見える。実際、受付の美亜は、微笑ましそうな視線を向けてきていた。
だが実際は、AV出演を検討するくらいの売名少女に、それを食い物にした男の会話だ。
相談と称して青い光を見せ、ホテルに連れ込みハメ撮りをした夜。
その生々しい記憶が、黒宮の脳裏に溢れ出す。まるでその時感じた、女性器の締め付けまで甦るよう。

決めた。今日は彼女を頂こう。
黒宮は内心、蛇のように舌なめずりをして、獲物を品定めした。
以前中出しを決めたとは言え、この様子なら、まだ懲りてはいないようだ。ひょっとすると、青い光を使うまでも無いだろう。

「そうだ、寧々ちゃん。もし良かったら、ちょっと話していかないか?」
「え……い、いいんですかっ?」
「もちろん。どうせ暇だし、ロハで相談に乗るよ」
「やったぁ!」

さも嬉しげに飛び上がる寧々。
だがその顔に、一瞬だけ緊張が走ったのを、黒宮は見逃さなかった。やはり以前、流れでハメ撮りされて、中出しされたことを気にしているのだろう。
だがそれを隠して、リスクとリターンと天秤にかけ、一瞬でリターンを選択したのだ。抜け目の無い女の子だが、そういう子を頂くのが興奮する。

「美亜ちゃん、悪いけど入館証を戻してやってくれ」
「あ、はいっ! 黒宮さんが仰るのでしたら……はい、こちらをお使い下さい」

美亜から入館証を受け取ると、さりげなく寧々の腰に手を回して、歩き去る。

「え……? 黒宮さん、どうしたんだろう……」

その様子に、美亜は首を傾げた。そんなに簡単に、女性の腰に手を当てるものだろうか、と。

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