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神秘と豊穣の幕間に(2)

馴染みの女達を孕み腹にして、すっかり親バカ予備軍となった黒宮だが、性欲が収まったわけではない。むしろ強まっている。
さて、その欲望の捌け口はどこへ向かうかと言えば、イリスが通う女子学園ということになる。

若くて魅力的な少女の集う場所。男にしてみれば、打って付けの狩猟場だ。
屋敷で香織達の様子を見てきた黒宮は、盛り上がってきた性欲を発散しようと、放課後の学園に足を踏み入れる。
廊下を歩いているだけで、きゃあきゃあと黄色い声。10代の少女たちがひとりでに集まって、自分からやって来るのだ。
鼻の下だって伸ばすし、目は品定めするようにキョロキョロ動く。
そうして獲物を求めて歩いていると、ひとりの少女が、意を決したような顔で近付いてきた。
色素の薄い髪をした、大人しい娘。黒宮が好むタイプである。

「あの……せんせい。この後、ちょっといいですか? 相談したいことがあって……」
「ああ、いいぞ。もちろんだ。生徒の相談には、ちゃんと乗らないとな」

そうやって二人きりになり、生徒のカラダに乗っかるのが、黒宮のやり口なのだ。

「ああそうだ。えっと、名前は?」
「しおり、です。御波栞。覚えてくれると、嬉しいな……」
「栞ちゃんか。もちろん、覚えるさ」

なにせ飛びきりの美少女だからな、と内心ごちる。
何も知らない、純粋な乙女。まだ高校一年生だ。腰の辺りまで伸ばした、色素の薄い髪。折り目正しく着こなした、白のブレザーにスカート。ミッション系学園に相応しい、育ちの良さそうな娘だった。
こんな娘をこれから手折るのだと思えば、口元に悪辣な笑みが浮かんでしまう。きっと、性に免疫のない彼女は、学園の空気に当てられて、引き寄せられてきたのだろう。
世間から隔絶された女子学園。そこはもう、後戻りが出来ないほど、古き女神の庭園と化してしまっている。

「着いたぞ。二人っきりになれる場所だ」

休憩室。
そのままズバリの名前の施設は、学園の外れ、誰も来ない一角に建てられている。
その中身を想像できない、純真な乙女は、誘われるがまま、そこへ足を踏み入れた。

「わぁ。先生方が、仮眠をするのに使われるんですか?」
「仮眠か? ああ、それもあるな……」

ダブルの大きなベッドに、シャワールーム。それに申し訳ばかりの小さなテーブルと冷蔵庫。
誰が見てもヤリ部屋だが、警戒心の薄い彼女は、それに気付かない。本当に、子供のような娘だった。実際、まだ十代半ばなのだが。

「せんせい……わたし、せんせいのこと、もっとよく知りたいんですっ」

そんな場所で、栞が始めたのは、よりにもよって恋の告白。それも、今時驚くほど初心な告白だった。
黒宮はニヤリと笑い、つかつかと、彼女の近くに寄っていく。

「よしよし。じゃあ、リクエストにお応えして、俺の全部、教えてやるよ」
「……え、んっ…!」
「キスは初めてなんだな」

それは一瞬のこと。
気の抜けた教師の顔をかなぐり捨て、狼に変貌した黒宮は、華奢なからだを抱き寄せて、強引に唇を奪った。
初々しくて、不慣れなキス。
目を丸くして震える姿から、初めてだと理解する。

「う、嘘っ……! ダメです、こんなの、いきなり……!」
「じゃあもう一度。今度は深いのを行くぞ。舌を出せよ」
「ひゃっ! んっ、むちゅっ、んっ……!」

二回目はもっと深くて、舌を絡める、生々しいキス。恋の証ではなく、その先。男女の仲になるためのキスだ。
さわさわと、ブレザー越しに背中を撫でる。這い回る手はすぐに、スカートの下、太ももを撫でさすり。
上品なパンティに覆われた、丸いヒップへ伸びていった。

「ぷはっ……ど、どうしちゃったんですか、せんせいっ……! いきなり、こんなこと……は、離して下さいっ」
「何だ、俺のこと、もっとよく知りたいんだろ? リクエスト通り、たっぷり、じっくり教えてやるよ」

ベッドの上でな、と囁かれ、少女はようやく理解する。理解するが、遅すぎた。
気付けばベッドの上に押し倒され、素早い手が、ブラウスのボタンを外し始めていた。

「こんなこと、わたし、初めてなんですっ……」
「そりゃ光栄だな。保健体育でも習っただろ? こういうことは、早く経験した方がいいんだぞ」
「で、でも……あうっ」

学園はとうにおかしくなっている。性教育の授業で、お嬢様にコンドームを使わせるくらいには、先進的で、露骨になっていた。
「おっ、可愛い下着だな。脱がすのがもったいないくらいだ」
「やだぁ、恥ずかしいよぉ……」
「これから、もっと恥ずかしくなるぞ」

そう言ってブラを剥ぎ取れば、ぷるんと零れる、形のいいバスト。サイズはCカップくらいだろう。手のひらサイズの、綺麗な乳房だ。
まだ発育途上の、青い果実。
それを手にすくい取り、いやらしい指使いで、むにむにと揉みしだく。

「やだ、ダメ、そんなことしたら……んんっ!」
「んん? なんだ、可愛い乳首が立ってきたぞ。素直になれよ、感じてるんだろう?
授業で習ったとおり、女の子のカラダは、こういうことをすると気持ち良くなるように出来てるんだ」

純粋培養の楽園で、少しずつ、歪んだ知識を植え付けられてきた少女だ。
それが、仄かな想いを寄せてきた教師に、ベッドの上に押し倒され、服を脱がされて、愛撫される。
思春期のカラダは、男の愛撫に敏感に反応していた。
華奢な肢体がベッドの上に身悶えて、甘ったるい声を上げ続ける。黒宮は飽くことなく、まだ芯の残る乳房を揉み続けた。

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