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白木愛菜とシンデレラのドレス(2)

元はと言えば、彼女のソロデビューは黒宮が唆したものだった。
どうにも大人数のグループだと埋没するタイプに思えたのだ。それに、何とあの女神すら、その方が良いと示唆していた。
黒宮としては、自分に芸能プロデューサーの才能があるなどと、これっぽっちも思っていない。
今までの実績は、大方が女神の恩寵によるモノだと理解している。
(あいつに任せた方が上手く行くしな……)

芸術家はミューズの助けを求めるが、それを恩寵として与えることが出来る女神なのだ。
変に対抗するよりは、流れに任せた方がいい。そういうわけで、ソロデビューを唆し、結果、彼女がこうして相談に来た。

マッチポンプみたいな状況になったが、さて、どうしたものか。

「わかってるんです。今の愛菜じゃ、足りないものがあるって。でも、どんなキャラ付けすればいいか分からなくて……」
「ううむ……」

てっきり部屋に入って即枕だと思っていた黒宮は、思わぬ真面目な相談に、頭を悩ませていた。

(ほほ、らしくないの。見よ、まるで今にも花開く寸前の、膨らんだ蕾ではないか)

頭の中に響いてくる、「それ」の声には、少しばかり呆れの色が混じっている。

(いつも通りよ。そなたは恵みを注ぎ、花は咲き誇る。ただ、そうよな……いかな花も、色がなくては、つまらぬの)

丁寧な神託をもらって、黒宮は心を決めた。
改めてじっと愛菜を見つめれば、確かに、大人になりつつある少女の、得も言われぬ色香が漂っている。
美しい顔に憂いを載せて、目を伏せる姿が、ひどく悩ましくて艶っぽい。

「そうだな。どうせソロやるんなら、もうちょっとオトナっぽい、セクシー路線がいいんじゃない?」
「セクシー路線、ですか」

長い睫毛をそっと伏せて、愛菜は思いに耽った。
今までずっと清純派で通してきた。ここで路線転換をするのは、少し勇気がいる。
自分の性を売りにするのは、構わない。どうせ舞台裏でずっとやって来たことだ。だが、作り上げてきたイメージを塗り替えるのは、勇気が必要だった。

「ねえ愛菜ちゃん。こんな衣装着て、こんなカラダしてさ。どうせファンも、そういう期待、してると思うよ」
「んっ……もう、アドバイザーさんのエッチ」

ソファーに腰かける愛菜。その隣に移動して、開いたドレスの胸元から手を差し込み、瑞々しい乳房にさわさわと触れる。
元より大胆に肌を見せる衣装だ。強引に胸を揉んでいれば、すぐにペロンと前が開けて、まろやかな乳房がむき出しになる。

「わっ、相当締め付けてたんじゃないか? 愛菜ちゃんは、着痩せするタイプだな」
「あ、んんっ、ふぅうっ……」

むっちりと張り詰めた乳房に、男の指がわきわきと絡み付き、ピンクの乳首を摘まんで刺激する。
これ以上ないくらい露骨に『女』を求められて、愛菜は身をよじらせ、本能的にからだを引き離そうとして——熱い、熱い疼きを感じた。
ずっと、こうしていたい。
むしろもっと、彼に身を任せて、どうなってしまうか見てみたい。

そんな薄暗い好奇心が首をもたげて、彼女は静かに身体から力を抜く。
自然と口元に微笑みが浮かんで、男の身体にしなだれかかり、甘い口付けをせがんだ。

「愛菜ちゃん、綺麗だぞ……」
「ん、むちゅっ……はふっ」

黒宮はJKアイドルのからだを抱き寄せ、深く強くキスをする。舌を絡め、唾液を交換して、これから始まる肉交の予告をするように。
口付けは深まり、ディープキスの湿った音をBGMに、黒宮は少女を組み伏せる。大きなソファーにアイドルを横たえて、いよいよ獲物をモノにしようと唇を離してみれば。

「アドバイザー、さん……」

ぼうと焦点の合わぬ目で男を見上げる、美しい少女。
黒く艶やかな髪はソファーに広がり、シンデレラのようなアイドル衣装は愛撫に乱れて、それでもなお。いや、だからこそか。
宝石のように綺麗な顔は艶めかしい色に染まり、ゾクゾクするほど『女』を感じさせた。

「いい顔してるね、愛菜ちゃん」
「え……」
「その顔がステージで出せたら、ファンなんてあっと言う間に増えるぞ」

ピコン。
思わずスマートフォンで動画を撮ると、急な出来事に目を丸くする愛菜。

「ど、動画はダメですよ、アドバイザーさんっ」
「大丈夫大丈夫。流出したりしないように、気を付けてるからな」

いけしゃあしゃあと言い張る黒宮だが、実際、自分のスマートフォンの中身が流出するとロクな事にならない、という自覚がある。
アイドルやらリポーターやら女優やら、華やかな面子のハメ撮り動画がたっぷりなのだ。

「そうですか……なら……」
「理解が早くて助かるよ」

現役アイドル、それも未成年の女の子が、あっさりとハメ撮りを許してしまう。
普通ならあり得ない話だが、街も、テレビ局も、黒宮を中心にして、塗り変わりつつあった。
何より、愛菜の下腹に芽生えた疼きが、余計なことは考えず、身を任せてしまえと叫んでいる。

その叫び声を『肉欲』と呼ぶのだと、彼女はまだ知らない。

ただ自然に、難しく考えることなしに、両脚を開いて、フリルのスカートを自分からたくし上げる。
そうすれば、何か素晴らしいことが起きるのだと、下腹の疼きが囁くのだ。

「いい子だ、愛菜ちゃん。本当に可愛いよ……じゃあ、女の子の大切なところ、見せてもらおうかな」
「はいっ……」

白の布地にピンクのリボンがあしらわれた、年相応の可愛らしいショーツ。
それをゆっくり、見せつけるように引き抜けば、クロッチの部分が銀色の糸を引いた。
黒宮はニヤリといやらしく笑い、指を伸ばして、ピンクの割れ目を腹でなぞる。
「きゃんっ! あ、んんっ! そこ、ダメですっ……!」
「ははっ、今そんなに気持ち良さそうな声、出したじゃないか。もう凄く気持ちいいみたいだな、ぬるぬるだよ」

引き抜いたショーツを床に投げると、指に絡み付く膣穴を、ぬちゅりと音を立てて弄ってやる。
両手に足りない数の美女を抱いてきた黒宮だが、愛菜のヴァギナは、群を抜いて美しいかたちをしていた。明るいピンクの色艶が、瑞々しい若さを感じさせる。水着撮影をやるためか、陰毛を処理してあるのも生々しくていい。
そんな美しいアイドルのヴァギナに、男の指がぬっぷりと、根元まで嵌まり込む。それをパシャリとカメラが写し、愛菜は頬を真っ赤に染めた。

「ううっ、恥ずかしいですよ、アドバイザー……」
「ダメだよ。恥ずかしいのを堪えて、ちゃんと言うんだ。ほらほら、指が根元まで入っちゃってるけど……どう? 大事なところを擦られるの、気持ちいいかな?」
「……! き、気持ちいい、気持ちいいですっ……!」

清純そうな黒髪の美少女が、男におまんこを弄ばれ、必死に快楽を訴える。
その瞬間を映像に収めて、黒宮はますます笑みを深くした。

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