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39-IF話 ノルンに屈服したモノの末路 #

――  IF:ノルンに敗北エンド  ――

ルクレイアとノルンの二人から交互に責められ、俺はもう限界だった。

イきたいイきたいイきたいイきたいっ!!

脳が快楽に焼き切れ、もはやそれしか考えられなくなっていたのだ。

だから……。
だから言ってしまった……。
決して言ってはいけなかったハズの言葉を……。

「もう゛ムリ゛でずぅっ!! イがせで下ざいっ!! ノルン様っ!! ノルン様の奴隷にじで下さいッッ!!」

と……。

その後のことはよく覚えていない。
とてつもない快感と、凄まじすぎる射精が訪れ気を失ってしまったから。

ただ最後に

「信じていたのに」

どこか遠くで、そう聞こえた気がした……。

……。

それから一週間が経った。
いや正確に言うと、一週間経ったらしい
・・・
だ。

翌日からさっそくノルン様の奴隷として調教が始まり、すでに時間の感覚すら奪われてしまった俺には、何日経ったのかなんてことすら把握出来なくなっていたのだ。

ちなみにルクレイアともアルムブルムさんともあれ以降会っていないし、エルルシーの家庭教師も急遽終ることになってしまった。もはや俺では家庭教師を満足にこなせないと判断され、金髪少女は家に戻されたのだ。
アルムブルムさんには別れを告げることすら出来なかったが、リュドミナさんに忠告を受けていたこともあり、ひょっとしたらこれで良かったのかもしれないとも思っている。……我ながら、自分勝手な言い訳に吐気を催すが。

「ん~? 舌が休んでるよ? なに? またオシオキされたくなっちゃった?」

ベッドに腰掛けたノルン様は組んだ脚をぷらぷらさせ、こちらを見もせずにそう仰っていた。
その視線がこちらを向く前に、俺は慌てて舌を伸ばす。舐めるのは、もちろんノルン様の可憐なおみ足だ。小さな指を一本一本丁寧に口に含み、指の股を舌で舐め取ると、ほんの少しだけ酸味を含んだ汗の塩っぱさが口内に広がった。

なのに、俺の心はどうしようもなく興奮してしまう。
興奮するように躾けられてしまった。
全裸にさせられ、腕を背中で縛られた情けない体勢で足を舐めさせられているのに、これが至上の幸福だと思ってしまうのだ。

けれど……

「んぐぅ……っ」

下半身に走る痛みに、苦悶の声が漏れてしまう。

「あはっ♪ また勃起しようとしたの? 貞操帯着けてるんだから勃起したら痛いだけだって、いつになったら覚えるのかな~?」

そうなのだ。
俺の股間には忌まわしい貞操帯が装着され、俺はノルン様に射精管理されてしまっているのだ。
不自由な体勢で固定された肉棒は勃起することを許されず、無理に勃起しようとすると痛くて仕方なくなってしまう。
だというのに簡単な刺激で勃起しようとしてしまうのは、あの日から一度も射精させてもらっていないからだった。

「まぁでも、無様な射精懇願をしなくなったのは偉いよ。褒めてアゲルね。ほら、お口開けて?」

上を向かされ口を開くと、そこにノルン様の唾液が落ちてくる。
たら~、と糸を引く、甘くて蕩けそうなノルン様の唾。それが舌の上に触れた瞬間、俺はまた勃起の痛みに苦しむのだ。

「楽しいね~、舐め奴隷のまま射精管理。もう一週間くらい続ける? それとも一ヶ月? 一生続けてあげてもいいけど」

にやにや見下ろしてきたノルン様と目が合うと、俺の目から自然と涙が零れ始めてしまっていた。
この一週間の生活は、ひたすらノルン様に支配される日々だった。

ご飯を食べる時は、ノルン様が足で食べさせてくれる。
パンを、サラダを、スープを、果物を。全てがノルン様の可憐な足に踏み潰され、俺はその足を舐めさせて頂くのだ。
もちろん腕は常に後ろで縛られているため、床に這い蹲って頂くことになる。

お風呂はなんと、ノルン様と一緒に入らせて頂いている。
ただし俺の役目はスポンジだ。一糸纏わぬノルン様の身体を隅々までしっかり舌で舐め清めさせられるのである。
そうして舐め終わると、今度は俺の番。奴隷といえど自分の近くに置くのだから綺麗にしておきたいというノルン様の心遣いで、ノルン様に洗って頂けるのだ。

特に念入りに洗われるのはもちろん股間。じゃぶじゃぶと石鹸を泡立て、ノルン様は優しく亀頭を洗ってくださる。
その快感は筆舌に尽くしがたく、俺はいつも腰を引いてしまいそうになるのだが、ノルン様は決して無理やりはしてこない。ただ「ノルンが洗ってあげるんだから必死に腰を突き出して耐えなさい」と言われるだけだ。
こう言われてしまっては、どれだけくすぐったかろうと、気持ち良かろうと、耐え難かろうと、俺に逃げるという選択肢はない。ガクガク膝を震わせながら、涙目で腰を突き出し、ノルン様の気が済むまで亀頭を撫で回されるだけである。四日目の夜などは、あまりに俺が「射精させて下さい」と煩かったため、二時間近くも亀頭を洗われてしまい、そのまま倒れたのを覚えている。もちろんその間、一滴たりとも精液は出させて貰えなかったが……。

最近ではどこを舐めるのにも抵抗がなくなったためか、ノルン様はお手洗い直後に局部を舐めさせるようになっていた。
あえて拭き取らないまま舐めさせられるため、ノルン様の局部には尿の残滓が残っており、時に強烈な塩っけを感じることになる。
けれどノルン様の局部を舐めているという興奮は何にも勝るため、その程度のことはなんということもない。「慣れてきたらおトイレとしても使ってあげるからね。ノルンのおしっこ飲める日を楽しみに待ってるといいよ」と言われている。

そして夜寝る前は、日課であるクンニ奉仕だ。
ノルン様は眠りに就く前に絶頂しなければ眠れないとのことなので、俺はひたすら秘裂を舐めしゃぶり、ノルン様が達せられるようにしなければならない。
これはとても名誉な役目だが、ノルン様は絶頂直前になるとおまんこを顔に押し付けて来られるので、呼吸出来なくなることもしばしば。苦しさに耐え、ノルン様の愛液で顔中をべちゃべちゃにしながら必死に舌を伸ばす日々だ。
その甲斐あって俺も上手くなってきたのか、昨夜など「上手にイかせてくれたからご褒美アゲルね」と、なんとノルン様じきじきにフェラチオして頂いた。……ただし、貞操帯の上からだが。
ぴちゃぴちゃ、ぬぷぬぷと、凄まじくいやらしいノルン様の舌に、貞操帯の上からちんぽをしゃぶられる。一切快感は伝わって来ないのに勃起が止まらず、発狂しかけたものだ。

そんな生活が、あとどれだけ続くのか……。
頭の中には射精のこととノルン様のことしかなく、常に全身が射精の欲求で狂いそうになっているのに、ノルン様の許可なしではちんぽに触ることすら出来ない。

なのに……

「その涙は嬉しいからかな? そうだよね?」

そう言われたら、俺には頷くことしか出来なかった。
ノルン様は全てを与えてくれる。快楽、痛み、悦び、苦しみ、歓喜、絶望……。
あらゆる俺の感情と感覚を暴虐無人に振り回し、弄び、操って下さるのだ。

だからもう逆らえない。
逆らうことが出来ない。

「だと思った~。だってどうしようもないマゾ豚だもんね」

「はい」

「うんうん。じゃあ、言ってみよっか? 自分の口で言うの。『ノルン様。ぼくの射精を、あと一年管理して下さい』って。射精の権利、自分からノルンに捧げて?」

体が震えた。
それを言えば、ノルン様は絶対にあと一年射精させてくれない。
毎日身体を舐めさせ、毎日ちんぽを弄び、毎日ちんぽを丁寧に洗って、けれど一滴も精液を零させない。
それが分かってしまったのだ。

……無理だ。
そんなの無理だ。
無理だ無理だ無理だ無理だムリムリムリムリむりむりむりむり……っ!!

「どうしたの? 言えない?」

言わなきゃいけない。
言わないとノルン様の機嫌を損ねる。
そうしたら一年間射精禁止と同等か、それ以上のオシオキをされるのは間違いない。

それが分かっているのに、言葉が喉に引っ掛かったまま昇ってきてくれないのだ。
全身がガクガク震え、目から止め処なく涙が溢れ、けれど動くことも喋ることも出来ない状態が続いてしまう。

それを見兼ねたノルン様は「はぁ~」と小さく溜息を吐かれ、そして一言だけ命令して下さった。

「……言え」

「あ……ああぁ……ノ、ノルン様……。ぼくの……射精を…………あと……あと一年………………や、やだ…………やだあぁぁぁぁッッ!!! なんでもしますからっ!! ノルン様専用のトイレにでもなんでもなりますからっ!! それだけはお許しくださいいぃぃぃッッ!!!」

気付けば俺は発狂していた。
涙を流し、鼻水を零し、頭を床に擦り付けながら、狂ったように懇願していたのだ。

するとノルン様が立ち上がる。
そしてスタスタと近付いて来る気配。

俺はもう頭を上げることが出来なかった。
全身が恐怖に支配され、老いた犬のようにブルブルと震えることしか出来なくなっていたのだ。

そんな俺に掛けられたノルン様の言葉は、意外なほど優しかった。

「もう、しょうがないなぁ。まだ完全にノルンの奴隷になれてないから逆らっちゃうんだね?」

「え……?」

「でも大丈夫。今日、完全に堕としてあげるから。お兄さんの未練、ノルンが断ち切ってあげるよ」

未練?
なんのことだ?

思い掛けない言葉に俺が首を傾げていると――コンコンコン。部屋の扉が静かにノックされた。

「なんですかノルン。わたしに見せたいものと――」

入ってきたのは、夜空を思わせる藍色の髪のメイド。ルクレイアだった。
一週間ぶりに会った彼女は、全裸で床に頭を擦り付けている俺を見て小さく息を飲む。

「あはっ♪ どう、お兄さんのこの姿」

「……別に。なんとも思いませんが」

「そうかなぁ? ルクレイアってこのマゾ豚にご執心だったじゃん?」

「そんなことはありません。というか見せたいものがコレなのでしたら、もう帰っても?」

「あ、待ってよ~。見せたいものはここからだからさ」

とてつもなく嫌な予感がする中、ノルン様はルクレイアを自分の隣に座らせ、にこにことこちらを見下ろしてきていた。
そして何を思ったのか俺の腕の拘束を解き、貞操帯まで外してくれたのだ。

「これでよしっ、と。さて、お兄さん。オナニーしたい?」

え……?

「あれ? シたくない? だったらまた貞操帯嵌めてあげるけど」

「あ、し、したいですっ! オナニーしたいですノルン様っ!」

「だよねー。ん。じゃあいいよ。自分の手でシコシコするところ、ノルンたちに見せてみて?」

無我夢中だった。
一週間溜め込まされ続けた情欲が俺の理性を破壊し尽くし、オナニーすること以外目に入らなくなっていたのだ。

――シコシコシコシコ……っ。

一人だけ全裸で床に膝立ちの姿勢。メイド姿の女性二人に見られているというのに、そんなこと気にならないほど、オナニーで得られる快感に俺の頭は蕩けていた。
最初からトップスピードでシゴき始めた肉棒は、すぐさま射精の予感に痙攣し出し、早くも睾丸の奥がズクンと疼き始める。

あぁ……気持ち良い……っ
イく……イける……射精クる……っ!

「はいストップ」

が……。
それを見越したように、突如ノルン様からストップの声が掛かってしまった。
身体は全力で射精したがっていて、勝手に手が動きそうなほどだけれど、しかしノルン様の命令を無視することを本能レベルで脳が拒否している。

逆らってはいけない。
それだけは絶対にしてはいけないのだ、と。

「うんうん。よく止まれました。偉いよ~」

「はぁ……はぁ……はぁ……。あ、ありがとうございます……」

「でも、本当はイきたかったよね。そのままシコシコして、思いっきり射精したかったよね? そうでしょ?」

「はい……」

「そんなお兄さんにチャンスをあげます。どうしてもイきたかったら、許可をもらって?」

「許可……」

「そう。あ、でも、ノルンにじゃないよ?」

そう言ってノルン様が、隣に座るルクレイアに視線を流した。
釣られて俺もそちらを見てしまったが、見てしまったことを即座に後悔する。

恐ろしく冷たい目だった……。
見下し、蔑み、まるでゴミを見るような……。
ルクレイアは、そんな目でオナニーしている俺を見ていたのだ。

「あはっ♪ ほらあの時って、お兄さん、ノルンに敗北懇願しちゃったでしょ? でもそのままじゃルクレイアが可哀相かな~って思ったから、今日はルクレイアにお射精の懇願してあげて欲しいって思ったんだ」

ピクッとルクレイアの眉が小さく跳ねた気がしたが、ノルン様は構わず続ける。

「だから~、今日はルクレイアに射精おねだりして、許可が貰えたらぴゅっぴゅしちゃっていいよ~。あ、でも、それまで手を休めるの禁止だから。シコシコして必死に射精我慢しながら情けなく射精懇願ね。ほら、早く始めて」

その一言で、無情にも俺の手は勝手に動き出してしまう。
シコシコと、高まり続ける射精感。けれどルクレイアに許可を貰わなければ、出すことが出来ない絶望のオナニー。

喉が詰まる。
言葉が出て来ない。
まともにルクレイアの顔を見ることすら出来ない。

でも言わなければ……。
懇願して許可を貰わなければ、この地獄の苦しみから逃れられないのだ……。

「ル……クレイア…………さま……」

「……様、ですか」

指摘されて初めて、俺は自然と「様付け」していたことに気付いた。
瞬間、体がカッと熱を持ってしまう。
けれど途中で止めることなんて出来ない。オナニーを止めることすら禁じられているのだから。

「ルクレイア様……。射精の許可を……お許しを……お与えください……」

シコシコと肉棒をシゴいて自分を追い詰めながら、必死に顔をあげてルクレイア様にお許しを願った。
すると彼女は小さく息を吐き、ゾッとするほど冷たい視線で見下ろしてくる。

「情けないと思わないのですか? そんな格好で、ノルンのような少女の言いなりになって」

答えられない。
答えようがない。
そんな俺を、ルクレイア様はさらに追い込んでくる。

「あの紅夜の日。自分の命を顧みず、わたしを助けたいと言った貴方はどこへ行ったのですか?」

「あぅ……」

「なんですか今の声。わたしに叱責されながら感じているのですか?」

違うっ!
違うんだと心が悲鳴を上げている。
けれどどうしようもなく肉棒は疼き、先から溢れた我慢汁がぬちゅぬちゅと粘着質な音を立て始めてしまっていて、その音にルクレイア様が柳眉を顰めた。

「……最低ですね。貴方に……こんなオスに一時でも心を許しそうになっていたのかと思うと吐気を催します」

あぁ……っ。
止めてくれ……っ。
誰か俺を止めてくれ……っ。

「どうしました? 言いたいことがあるのでしょう? 言えばいいではないですか」

謝らなければならない。
謝って、何でもないフリをして、元の生活に戻って……。

なのに……。
そう思うのに、俺の口から出てしまうのは……。

「射精のお許しをお与え下さいっ! 憐れなマゾ豚にっ! ノルン様の奴隷になったボクにっ! お射精の許可を下さいルクレイア様っ!!」

どうしようもないほど惨めで、どうしようもないほど愚かな言葉だったのだ。
その言葉を聞いた直後、ルクレイア様の瞳から光が失われた気がした。
これ以上ないと思っていた冷たさが更に冷たくなり、もはやこちらを生物とすら見ていないかのようだ。

「ルクレイア様っ! お願いしますっ!」

「……何故わたしがそんなことをしなければならないのですか。イきたいのであれば勝手にイけば良いでしょう?」

「無理なんですっ! お願いしますっ!」

「……無様ですね、このクズ。女に傅き、媚を売って生きていくしか能がないのですか? どこを見ているのです。わたしが話をしているのですから、ちゃんとわたしの目を見なさい」

見れない……。
ルクレイア様にあの目で見られると、心が悲鳴をあげるのだ。

「見ろ、と言っているのです。射精の許可、欲しいのでしょう?」

けれど見ることを強制される。
どこまでも冷たい視線で射抜いてくる彼女の目を。

――そこに、ムーンシャインを一緒に食べて一緒に怒られた時の彼女はいない。
俺を「誠」と呼んでくれた彼女はいない。
いつも「ザーメンを一搾り」と言いながら、少しだけ微笑んでいた彼女はもういないのだ。

壊れる……。
壊れていく……。

彼女と築いた関係が。
この世界に来てからの思い出が。
優しかった日々が。

……俺という人間が……。

「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……ッッ」

泣きながら、叫びながら、それでも俺は肉棒をシゴくことを止められなかった。
視界の端でノルン様が嗤うのが見え、それが嬉しくて仕方ない。
ズクンズクンと疼いているちんぽは、もう限界だと訴え、先からだらだらと我慢汁を零していた。

「もう救いようがありませんね。気持ち良いですか? 女性に見られ、侮まれながらするオナニーは気持ち良いですかと聞いているのです。答えなさい」

「きもちいいっ! きもちいいですっ!」

「射精したいのですか?」

「シたいっ! しゃせぇっ、シたいですっ! きょかをっ! きょかをくださいっ!」

「クズがわたしに命令しないで下さいますか? 不愉快ですので」

ペッ、と吐き捨てられたルクレイア様の唾が、俺の顔にべちゃっと付着した。
それだけのことにとてつもない興奮を覚えてしまい、思わず「んぁっ」と声が上擦る。

「唾を吐かれて喘ぐなど、もはや人としての尊厳もないのですね。分かっていますか? 貴方の目の前にいるのはサキュバスなのですよ? 男にあらゆる快感を与え、ザーメンを搾ることに特化したサキュバスが目の前にいるのです。なのに貴方は指一本触れてもらえず、一人でシコシコ。馬鹿なのですか?」

「あぁ……っ! ごめんさないっ! 出そうですっ! きょかをっ! おゆるしを下さいっ!!」

「イヤです。一生そのまま出せないオナニーに励んでいれば良いではないですか。気持ち良いのでしょう? 堪らないのでしょう? そうやって女性に頭を下げる行為ですら快感なのでしょう? いいです。その程度のことは許してあげます。無様に足元に跪きながら、永遠にシコシコしてなさい」

「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!! おゆるしをっ! もうむりっ! もうむりなんですっ!!」

「知りません。勝手に出したクズがあとでどんな目に合わされようと、わたしには関係ありませんから。ちなみにノルン。勝手に出した場合どのような罰を与えるつもりですか?」

「ん~? そうだね~。勝手に出しちゃうほど出したいなら、嫌になるほど出させてあげようかな。他のメイドたちに輪姦させて、寝てる時以外ずっと犯させるの。射精直後でも構わず腰を振らせて、何も出なくなっても無理やり勃たせて、犯されるだけのメイドたちの共有肉バイブ。何日くらい保つか楽しみだね♪」

「だ、そうです。良かったですね。女性に無理やり犯されるの、好きでしたよね?」

「いやだぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!!」

「でもイくのでしょう? 許可は出しませんが、最後に見ていてあげます。ついでにカウントもしてあげましょうか」

「やめっ! やめてくださいぃぃぃっ!!」

そんなことをされたら我慢出来ないという確信があった。
なのに

「10」

ルクレイア様がカウントを始めてしまう。

近付いて来る。
全てが壊れてしまう絶望的な射精が、俺の意思と無関係に来てしまうのだ。

「9。ほら、手を止めないでください。……止めるな。シゴけ」

「いやだいやだいやだあぁぁッッ」

「8、7、6。嫌だと言いながら亀頭がぷっくりしてきたではないですか。イヤなのが気持ち良いのでしょう?」

「だってえぇぇぇッッ」

「5、4、3。ではゼロで射精しなかったら、その後に許可を出してあげましょうか? クズが我慢出来るとは思えませんが」

ぐ……っ!
必死に耐える。必死に我慢する。
許可が出る前に射精することだけはなんとしても避けなければならないからっ。

「2……。手の動きをもっと早くしなさい。出来ますよね? 手加減など許しません。強く握ってシコシコシコシコ。ほら。シなさい」

「うぐうぅぅぅぅッッ」

「1。1です。もう言葉も出ませんか? 次の数字を耐えれば許可が出るのですよ? 感じている場合ではないでしょう?」

今にも精液が噴出しそうになっているのを、俺は必死に耐えていた。
早く……。
早く次の数字を言って欲しい……っ。
そして、それを耐えれば終るんだ……っ。

「……1。残念。まだ1です。別に同じ速度で数え下すとは言ってませんし構いませんよね。ほら1。1、1、1……」

「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!!」

頭がおかしくなるっ!
耐えられないっ!
お願いだっ! 早くっ! 早く終ってくれっ!!

「……ちゃんとわたしの目を見なさい。わたしを見て、無様な姿をわたしに見られなさい。じゃないと次の数字、言ってあげませんよ?」

シコシコと激しく肉棒をシゴきながら、俺はルクレイア様を見上げた。
何の感情も表さない瞳が、冷たく俺を見下ろしてきている。

ダメだ……っ!
そんな目で見られたらイッてしまう……っ!

「酷いマゾ豚の目ですね。本当はメイドたちに犯されることを望んでいるのではありませんか? だから次の数字を我慢できない。犯されるために、ボロボロにされるために、人間じゃなくなるためにイってしまう」

必死に違うと否定してもその未来を想像してしまい、興奮する自分がいた。
それに絶望し、けれど興奮し、頭の中がぐちゃぐちゃになる。

「人間でいたいなら耐えなさい。でも、マゾに堕ちたいなら。どうしようもないマゾに堕ち切りたいなら、次の数字で射精しなさい。分かりましたか? 分かりましたね? じゃあ、最後です。いきますよ?」

くるっ!
くるくるくるっ!!
もう何がクルのかも分からず、ただ手の速度と射精への快感だけが際限なく上昇し続け……。

「………………ゼロ」

「いぎい゛い゛い゛い゛う゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッッ!!!」

ルクレイア様がゼロを宣言した瞬間、ギリギリで耐えていた絶頂感が軽々と限界を突破し、俺は白目を剥いて射精してしまっていた。
びゅぐぅっ! どびゅぅっ! っと、一週間溜め込まされ続けた白濁が、堰を切ったように鈴口から飛び出し、悪寒にも似た絶頂の快感に身体中がガクガクと痙攣してしまう。

「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁッッ!!」

それが終らない。
ルクレイア様に見詰められながらする絶頂が俺の中の全てを破壊するほど気持ち良くて、涙まで流しながら射精し続けていた。

びちゃびちゃと、床に水溜りを作っていくザーメン。
ありえないほど大量のそれをようやく吐き出し終わると、そのまま倒れたくなるほどの疲労感に全身から力が抜けてしまったのだ。

「……ノルン。良いものを見せてもらいましたが、二度とこのクズをわたしの前に見せないで下さい」

「あはっ♪ 気にいって貰えて良かったよ。ところでこのザーメン、飲まなくていいの?」

するとルクレイア様は立ち上がり、出したばかりのザーメンを――ぐちゃ。ローファーで踏みつけ、ぐりぐりと踏み躙っていた。

「いりません。このようなもので永らえなくてはならない命なら、わたしはさっさと月へ帰ります」

「そう? 無理しないでいつでも言ってね? そしたらコレ、貸してあげるから」

「結構です。では、わたしはこれで」

そして彼女が部屋を出て行く。
俺を一瞥もせず、何の声も掛けず、振り返りもせずに……。

吐き掛けられたルクレイア様の唾が、どんどん温度を失っていく。
これが冷え切った時、俺と彼女の関係は本当に終ってしまうのだと理解した。

「さぁて、お兄さん。許可なくイッちゃったね~」

ふと顔をあげると、そこには美しくもどこかアンバランスな少女。
ノルン様はにこっと微笑み、射精したばかりのちんぽを踏み躙ってきた。

「分かってるよね~? 約束も守れないコレ、他のメイドたちみんなにイジメてもらおっか」

「は…………はい…………」

素直に頷く俺を見て満足げに目元を緩めたノルン様が、信じられないことにそのまま抱き付いてきた。

「お兄さんを助けてくれる人は、もう誰もいなくなっちゃった。お世話してくれる人も、頼れる人も、だぁれもいない」

優しく語りかけてくるノルン様の声が、今までにないほど優しく聞こえる。心まで抱き締められるような声音に、どんどん依存してしまうのが分かった。

「でも大丈夫。ノルンはずっと一緒だからね? お兄さんを抱き締めるのも、お兄さんが縋りつくのもノルンだけ。気持ち良いことも、苦しいことも、痛いことも、幸せも。ノルンが全てを与えてあげる」

そうか……。
そうなんだ……。
もう俺には何も残されていない。
住んでいた世界も、仕事も、家族も、友人も……ルクレイアとの関係も。

でもノルン様がいる。
ノルン様がいてくれる。
ノルン様さえいてくれればそれでいい……。

するとノルン様は俺の肉棒を足で踏み躙りながら、驚くほど優しい口付けをしてくれた。

「じゃあ、お仕置きの前に……シよっか。お兄さんがノルンだけのものになった記念に、一つになろ?」

美しくも恐ろしく、優しくも厳しく、幼くも大人びた奇跡的なバランスの少女が、そう言って俺をベッドに誘う。

誘われるがまま、ノルン様が待つベッドに向かう俺。

頬を流れ落ちたルクレイアの唾は、もう完全に冷え切っていたのだった……。

――  ノルンエンド  ――

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