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62話 お風呂でマッサージ #

お城の裏庭に出た俺は、草木や花を愛でていた。
といっても、別に家庭菜園やガーデニングに興味があるわけじゃない。ラナナが大浴場の掃除を終えるまでの単なる暇つぶしだ。

しかしこれが意外と楽しい。
なにせサキュバスの世界なのだから、一つとして見知った植物が見当たらないのだ。
それに、誰憚ることなく外を出歩くこと自体が久しぶり。日光はないけど肌で感じる風や草木の匂いに肺を満たせば、なんとなく気持ちがスッキリとした。

「お風呂が沸きましたよー」

と、心をリフレッシュしたところで、どうやら身体をリフレッシュする準備が整ったらしい。
ロリ巨乳なラナナに手を挙げて応えた俺は、さっそく大浴場を楽しむことにしたのだった。

……。

大浴場の景観は、俺の予想を遥かに上回るものだった。
中央には翼と尻尾を生やした三体のサキュバスが絡み合っている石像があり、そこから大量のお湯がドボボボと惜しみなく浴槽に注がれている。
浴槽は円形で、直径十五メートルくらいあるだろうか? サッカーのセンターサークルを一周り小さくすると、だいたいこのくらいかもしれない。浴場全体が円形になっていて浴槽を囲むように洗い場があるこの空間は、きっと普段サキュバスたちで溢れかえっているのだろう。それを想像するだけで興奮してしまったのは内緒だ。

そんなだだっ広い大浴場に、今は俺一人だけ。
しっかり体を洗ってから湯船に浸かると、まるで劇場の舞台に立ったような見晴らしだ。とてつもなく良い気分である。

それに湯加減も丁度良い。
ラナナが掃除してくれた大浴場はピカピカに磨き上げられていて、非常に晴れやかな気持ちでリラックス出来るのだ。

実に贅沢な空間。
両手両足を目一杯広げると、全身から疲れが溶け出していくような心地良さだった。

「お湯加減はいかがですかー?」

すると浴室の入り口から、舌っ足らずな可愛らしい声が聞こえてきた。
感謝の気持ちも込めて「最高だよ」と答えると、安堵混じりに「良かったですー」と嬉しそうな声が返ってくるが……

「お、おいラナナっ!?」

次いで、バスタオルを身体に巻いたラナナが浴室に入って来てしまったのだ。
慌てふためいてしまう俺を楽しげに見ながら入って来たラナナは、身体に巻いていたバスタオルをバサッと外してしまう。

「えへっ。びっくりしました? ちゃんと水着を着てるから大丈夫ですよー」

反射的に顔を背けていた俺だが、悪戯っぽく言った少女は確かに水着を纏っていた。何故か紺色のスクール水着だ。胸元に張り付けた白地に大きく「ラナナ」と書いてあるあたり、とてつもなくあざとい。狙い過ぎててビックリだし、そうと分かっても鼻の下が伸びそうになる破壊力に尚ビックリだ。

だっておっぱいが凄いんだもの。
バスト周りだけサイズが合ってないんじゃないかと思うほど、胸の部分がぼんっと膨らんでいる。覗こうと思わなくても見えてしまう谷間は柔肉を無理やり詰め込んだように、ぎゅうぎゅうみちみちになっていた。

「え、えっとどうしたの?」

「おにぃちゃんのお背中を流しにきました!」

「いやいやいやいや! そんなことしなくて大丈夫だから!」

そりゃ可愛い子に背中を洗って貰えるのは嬉しいけど、幼いラナナにそこまでしてもらうのは気がひける。なので俺は辞退を申し出たのだが

「ラナナのこと、嫌いなんですね……」

「ち、違うぞ!?」

「ラナナちっちゃいのに、おっぱいばっかりこんなに大きく育っちゃってるから気持ち悪いと思ってるんですよね……」

「そ、そんなことないって!」

「さっきからジロジロおっぱい見てるのも気持ち悪いからなんですよね……。ごめんなさいおにぃちゃん……。ラナナ、出て行きますね……」

「ま、待って! あー、背中流して欲しいなー! ちょうど背中を流して欲しかったんだよなー!!」

大きな瞳一杯に涙を溜めて言われてしまったら、そう言わざるを得ないじゃないか。慌てて少女を引き留める俺である。
するとラナナは涙を振り払い「はい! 頑張ります!」と健気に笑ってくれていたので、これで良かったのだと胸を撫で下ろした。

けどさ……?

「えっと……なんでマット?」

てっきり椅子に座った状態で背中を洗われるのかと思いきや、さっそくどこからかマットを引っ張り出してきたラナナが、うつ伏せになるよう言ってきたのである。
これには困惑。おにぃちゃん困惑だよ。

「お背中を流す時はいつもこれを使ってるんです!」

「いつも?」

「はい! 貴族様や偉い方のお身体を洗わせて頂くのはラナナのお役目なのです!」

職人気質とでも言おうか。ラナナは自分の仕事に誇りを持っているらしく、その技術を俺に披露したいのだとアピールしてきた。
そこまで言われて断るわけにいかない。俺は大人しくマットに伏せ、少女のご奉仕を受けることにしたのである。

「じゃあ始めさせて頂きますねー。何かあれば遠慮なく言ってください!」

そう言ったラナナは俺の背中を跨ぎ、なにやら温かな液体を掛けてきた。
ぬるぬるしていて良い香りのする液体。背中に降り注いだそれを、ラナナの小さな手が隅々まで塗り広げていく。

「やっぱり男の方は全然違いますねー。おっきくて、ごつごつしてて、とっても頼もしい背中ですー」

感嘆の声をあげながらぬるぬる液体を塗り終わったラナナは、次いでうなじの辺りを揉み解し始めていた。「うんしょ、うんしょ」と可愛らしい声で一生懸命揉んでくれているのが分かる。

サキュバスとはいえ小さな少女だから、力はそれほど強くないらしい。少しくすぐったいくらいだが、とても丁寧な手付きが実に心地良かった。

「腰から下も揉み解しますねー」

宣言しながら、だんだんラナナの位置が下に降りていく。
指を使って背骨回りの筋肉を揉み、やがて腰回りへと。敏感な部分に近づき、変な気分になってしまいそうだ。

そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、性感帯を避けたラナナはお尻の横や尻たぶと太ももの間などを丁寧に揉み解していく。
なんだか焦らされているようでモヤモヤするが――いかんいかん。別に性的なサービスをさせてるわけじゃない。これはあくまでマッサージだからな。

「どうしましたー?」

「ん、なんでもない。続けてくれ」

「はーい!」

そう言うと、俺の背中でラナナがクルリと向きを変えるのが分かった。
後ろ向きになって俺の太ももを跨いだ少女が、俺の膝から下をグイッと持ち上げたのだ。

「脚もしっかりマッサージです!」

ラナナの小さな手が、足裏、足首、脹脛をぐいぐい揉み始めていた。
これはマッサージ。ただのマッサージだ。

なのに――ぽにょん。

ラナナは持ち上げた脚を抱えるように揉んでくるから、否が応にも少女の大きすぎるおっぱいが脚に押し付けられるのである。

その感触たるや……。

それに俺の背中に塗り広げた液体がしっかりラナナの水着にも染み込んでいるようで、とてもぬるぬるしていた。はち切れんばかりのおっぱいが脚に押し付けられ、むにゅんむにゅん柔らかさを誇示しているのだ。
ラナナが動くたびに擦り付けられる脚は、まるでパイズリされているかのようである。

そんな至福の脚洗いは、右が終われば当然左。
スク水越しのぬるぬるおっぱいに脚が押し付けられ――むにゅんむにゅん。
脹脛をパイズリされ、俺の肉棒はいつしかガチガチに固くなってしまっていた。

「じゃあ次は表をやりますよー。ごろんと仰向けになってください」

「い、いや待って! 表はいいからっ!」

「ダメですー! 中途半端は良くないですからー」

「で、でも今は……あっ!?」

抵抗空しく無理やりラナナに身体をひっくり返されてしまうと、押し潰されていた状態から解放された肉棒がぶるんっと勢い良く天を衝いてしまう。

「あ……」

思わず零れた声はどちらのものだったか。
羞恥に顔が熱くなる俺を、ラナナは優しくフォローしてくれる。

「えっと……これはアレです! マッサージで血行が良くなった証拠ですね! 普通のことですから大丈夫ですよ!」

見た目小学生に慰められる俺である。
なんだか情けない気分になってしまった俺をよそに、気を取り直したラナナは場所を移動していた。
マットで仰向けになった俺の頭の上。正座した少女が俺を見下ろし、優しく微笑みかけてきたのだ。

「では失礼しますね」

そう言って、ラナナが身体を倒してくる。小さな両手を俺の胸板に置き、ぬるぬるの液体を塗り広げ始めたのだ。

胸板、お腹、へそ周りから横っ腹。さらには脇、腕、手の平と、塗り残しのないよう満遍なくラナナの手に撫で擦られる感触は、ちょっとくすぐったいけど凄く心地良い刺激だ。それになにより、その光景がヤバかった。

だって下から見上げるラナナのおっぱい。パノラマ大迫力なのだ。
紺色のスク水に包まれたそれは、少女が「うんしょっ」っと身体を倒すたびにぽよんと揺れていた。

ちっちゃいのにでっかい。
幼いのにそこだけ大人。
異質ともとれるそのギャップが、どうしようもなく男の本能を刺激してくるのである。

それにぴっちりと肌に張り付くスクール水着は、可愛らしいおへその形まで浮き彫りにしていて堪らない。ついつい撫で回したくなってしまうのは男の本能だろう。

「んひゃぁんっ!?」

ってか、撫で回してしまった。
すると突然撫で回されたくすぐったさにツルッと手を滑らせ、ラナナが体勢を崩した。身体を支えることが出来なくなり、俺の上に倒れてしまったのだ。図らずもシックスナインのような体勢である。

「あ、ご、ごめんなさいです! すぐに――いひゃんっ!」

慌てて身体を起こそうとする少女だが、なにせ俺の身体はすでにぬるぬるだ。なかなか上手くいかず、何度も身体がぺたんと倒れ、そのたびに俺の上で豊満なおっぱいがむにょんと潰れる。
非常に良き感触である……って、言ってる場合じゃないな。

「いやこっちこそごめんな。可愛らしいお腹だったからつい……」

と、視線を上げて気づいた。目の前にラナナの股間があることに。
スクール水着がキュッと食い込み、ぷくっと盛り上がった柔らかそうな恥丘。こんなの見せられて我慢出来るわけないじゃないか。

俺はラナナのお尻に手を回す。ハイレグ気味のスク水ではぷりんっと張りのある尻肉を格納しきれておらず、剥き出しになった尻肉は手の平に吸い付くようにしっとりしていた。
その感触を楽しみつつ、恥丘を引き寄せようと俺は力を込める。

「だ、ダメですよぉ! 今はマッサージの途中なんですぅ!」

だが太ももでキュッと俺の頭を挟んだラナナに抵抗されてしまった。
目の前に美味しそうな肉の割れ目があるのに触れさせてもくれないなんて、なんて残酷なのか。

「ラナナぁ……」

「そ、そんな悲しそうな声出さないで下さいよぉ。ラナナが意地悪してるみたいじゃないですかぁ。……もう。予定変更なのです」

するとラナナは起き上がることを諦めたように、ぺたっと身体を密着させてきた。
しかしそれだけではない。少女はそのまま、上下に身体を揺すり始めたのだ。

「うぉ……っ」

ぬるぬるになった身体の上を、ぬちゅっぬちゅっとラナナが滑る。大きなおっぱいが柔らかく形を変えながら肌の上を滑る感触は、まるで全身パイズリだ。

「ど、どうですか?」

「最高だラナナっ」

「えへへ……。良かったですぅ」

はにかみながら、ラナナは動きを激しくさせていく。俺の頭を太ももで挟み、さらに俺の膝を掴んで身体を安定させた少女が、ぬっちゅぬっちゅ音を立てながら全身を擦り付けてくるのだ。

ラナナの柔肌で全身をマッサージされ、平然としていられるわけもない。ガチガチになった肉棒はもっと快感を寄越せと、ビクビク跳ね始めていた。

「おにぃちゃん。このまま、その……出しちゃいたいですか?」

そんなの聞くまでもないだろう。
コクコク首肯するとラナナは「分かりました」と答え、肉棒に何かを被せてきた。コンドームだ。

「じゃあ、搾精しちゃいますね」

コンドームを被せられた肉棒は、そのまま極上の柔らかさに包まれた。ラナナが胸の谷間に肉棒を招き入れてくれたのだ。
そのままさっきと同じくぬっちゅぬっちゅ身体を揺すられると、ちんぽがラナナの谷間を出たり入ったり。

「これ、すげぇ……っ」

全身をラナナの身体に擦りつけられ、肉棒をおっぱいの谷間で擦られる全身ズリといったところか。
欲を言えば目の前にある恥丘に顔を突っ込みたいところだけど、それをしてしまったらラナナが動きづらくなってしまう。俺はお尻を揉むに留め、少女に身を委ねることにした。

「きもち、いい、ですか?」

「あぁ。凄く気持ち良いぞ」

「んっしょ、ん……っ。出したく、なったら、いつでも、いいですからね?」

息を切らし、懇親的に尽くしてくれるラナナ。そんな少女に甘えきり、俺は夢見心地のまま高まっていく。

「あ、おちんちん、ぷっくりしてきました。んっ、もうっ、出そうですか?」

「あぁ。もう少しで出る」

俺の言葉を受け、ラナナがラストスパートに入った。
より密着度を高めて身体を擦り付けてきたのだ。

するとおっぱいが俺との間でむにゅっと押し潰され、肉棒に掛かる乳圧が強まった。快感が一気に膨れ上がり、射精感がぐんぐん込み上げてくる。

「出してっ、下さい……っ。んっ、ちゅっ、んれろぉ……っ」

しかも少女は俺の太ももに口をつけ、内ももを舐めしゃぶってきたのだ。
新たに加わった快感が引き金となり

「出るッ!!」

精液が、暴発するように亀頭から噴出した。
びゅくっ、びゅるっと吐き出されていく絶頂の証がどんどんコンドームの中を満たしていき、あっという間にパンパンになっている。それだけ最高のご奉仕全身ズリだったのだ。

「気持ち良かったですか?」

それを確認したラナナは「んっしょ」っと可愛らしく俺の上から退いてくれたが、幸せな絶頂の余韻でちょっと動けそうにない。

マットの上でしばし休憩した俺は湯冷めしてしまったので、今度はラナナと一緒にお風呂で暖まり、身も心も大満足なのであった。

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