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68話 ルクレイアを甘えさせてみるという新手の自殺 #

「なぁんだ。今日はスタンプ二つとも押してあんじゃん。ちぇ~」

夜になりスタンプカードを回収しに来たメイドさんは、ガッカリ感を隠そうともせず俺からスタンプカードを受け取っていた。
このメイドさんは初日にカードを回収しに来たメイドさんと仲が良いらしく、負けず劣らずのギャルっぽさである。スタンプを溜めてない俺から搾精出来ると思い、意気揚々とやって来たんだろうことがうかがえた。

「まーしゃーないか。今度はお昼に城の東側に来てよね。アタシ、そっちで洗濯を担当してることが多いから」

「気が向いたらな」

「絶対だかんね」

そう言うとメイドさんは口の前で手をシゴき、フェラチオの真似をしてから部屋を出て行った。来てくれたらたっぷり舐めてアゲルから。そんな言葉が聞こえてきそうである。

なるべく多くのメイドさんに搾精してもらうことも、俺に課せられた義務だからな。
折を見て、彼女を探してみても良いかもしれない。

そんなことを考えながらメイドさんを見送った俺は、もう一つの戦いに向けて一度ソファに腰を下ろした。
すると当然というかなんというか、ルクレイアがススッと距離を詰めてくる。

「さて。今日はどのように搾精されて来たのか、報告して頂けますでしょうか」

お決まりの事情聴取が始まったのだ。
報告の仕方次第では無駄にルクレイアの嫉妬心を煽り、その後で散々な目に合わせられかねない綱渡りの報告会だが、今の俺に恐れるものはなにもない。
というのも、しっかり対策してきたからである。

「今日は二人とも同じような内容だったぞ。俺に甘えながら、身を任せてくる感じだったな」

そうなのだ。
主導権さえ渡さなければ、恐れることなどなにもないのだ。
だから俺はそういうメイドさんを探し出し、お願いしたというわけである。

それに「俺に甘えながら」というのもポイントだ。
昼の搾精体験を上書きするためしっかりトレースするならば、当然ルクレイアも「俺に甘えながら身を任せる」ことになる。
普段の彼女が「責める側」なのは、俺に対して意地悪をしたいとか彼女の性的指向がS寄りということもあるだろうけど、たぶん感情表現が上手く出来ないということも起因している。

けど俺は、もっとルクレイアには笑って欲しい。
色んな表情を見せて欲しいと思うようになっていた。

だから今回、ルクレイアの思惑を逆手に取ることで、彼女の新たな一面を掘り起こそうという作戦なのである。

まぁルクレイアに甘えられてみたいというのも大いにあるのだけれど。
天才か、俺。

「……つまり、わたしに甘える誠を好きなように犯せば良いわけですね」

「なんでだよっ! 逆だろ逆っ! 甘えるのはルクレイアの方だからっ!」

「わたしが……甘える……?」

おお……。
よもや「甘える」というだけで、こんなに困惑してくれるとは思わなかった。

なんだか楽しくなってきたぞ。

「そうだ。ルクレイアが俺に甘えるんだ」

「甘え……甘える…………とは…………?」

表情こそあまり変えないものの、落ち着きを失ったルクレイアの手はバラバラに宙を彷徨い、なんだか下手くそな盆踊りみたいになっていた。

これは俺が教えてやらなければならないでしょうなぁ。
上手な甘え方ってやつを!

困惑どころか思考が完全にフリーズしてしまったルクレイアを引き寄せ、俺は優しくベッドに押し倒してやった。
そこでハッと我に返った藍色髪のメイドは、けれどやっぱりどうして良いか分からず、視線を泳がせまくっている。

なんか、すげぇ可愛いんですけど……。

「あ、あの、誠……。ここからわたしはどうしたら……?」

「素直になればいいんだよ」

「素直に?」

「あぁ。俺に何をシて欲しい?」

「ザーメンを搾らせて下さい」

「じゃなくてっ!」

くそっ。
甘えるという行為は、ルクレイアにとってハードルが高すぎるようだ。
これは……やりがいがあるなっ!

どうして良いか分からず、俺の下でおろおろしているルクレイア。その頬に手を添え唇を落とすと、彼女は瞳を潤ませ始めていた。
なんとなく攻撃色が色を潜め、欲情色に変化したようなイメージだ。

「ま、まこと……」

不安に揺れる瞳が、男の庇護欲と嗜虐心をくすぐってくる。すぐさま覆い被さってめちゃくちゃにしたくなるけど、ここはグッと我慢だ。

夜空を思わせる藍色の髪に手を差し込み、優しく梳いてやると、ルクレイアは怖がるように首を縮めていた。

「くすぐったかった?」

「あ、いえ、そうではなく……。手持無沙汰で……」

言われて気づいたが、彼女はシーツを握ったり離したりしているようだ。
普段が普段だけに、初心な反応が本当に愛らしい。

ちゅっ、と触れるだけの口づけを落とせば、ルクレイアの瞳は物足りないと言わんばかりに俺を見上げてきていた。

「どうした?」

「え……」

「何か言いたいんだろ?」

そこでようやく、彼女は「甘える」という意味を理解したらしい。
けれど素直になるには時間がかかるようで、プイッと顔を逸らしてしまう。
まぁそんな仕草も可愛いのだけれど。

――かぷっ。

無防備に向けられた耳たぶを甘噛みしながら、ルクレイアの胸に手を乗せた。
衣服の上からでも分かる形の良いおっぱい。捏ねるようにゆっくり揉み解していくと、顔を横に向けていたルクレイアがギョロッと睨みつけてきた。

「いつから誠は……んっ……こんなに意地が悪くなったのですか……んんっ」

意地悪かなぁ? と惚けながら首筋をペロッと舐め、身体を震わせる彼女の反応を楽しむ。

「意地悪です……ん……っ。こんな風に……焦らして……んくぅ……わたしに、何をさせたいのですか……んふぅ……っ」

「それは最初に言っただろ? 甘えられたいんだよ」

「意味は解りましたが……んぅっ。やり方が……分かりません……」

「それも最初に言ったぞ?」

服の上からルクレイアの身体をなぞり、藍色の髪に口づけを落とす。
酷く焦れったい愛撫だが、俺よりもルクレイアの方がもっと焦れったいのだろう。モジモジと身体が落ち着かなくなってきた頃、彼女はようやく観念したように、小さく口を開いた。

「キス……シて……」

潤んだ瞳で睨みながらのオネダリが、予想以上の威力で俺の心にヒットした。反則級の可愛さである。唇を重ねると、待ち侘びていたかのように求めてくる反応も最高だ。

だが、ここで溺れてしまっては意味がない。
心を鬼にして、俺はすぐに唇を離す。

「これでよかったか?」

良い訳がない。焦らされた後で与えられた口づけが、この程度で満足出来るはずないもの。
正直俺だって全然物足りない。今にもその可憐な唇に吸い寄せられてしまいそうだが、必死に耐えているのである。

――先に折れたのは、ルクレイアの方だった。

「もっと……っ。もっとシて……っ」

我慢出来なくなった彼女は、俺を迎え入れるために両手を広げたのだ。
こうなれば、主導権は完全にこっちのものである。
求められるがままルクレイアに抱き着いて唇を重ねれば、俺の頭に腕を回し、離すまいと彼女が抱き着いてきた。

「んっ、んちゅっ、んんぅっ、まことっ、んふぅっ」

隙間なく唇を密着させ、舌を絡め合うディープキス。昨夜のキスを思い出すが、あの時とは立場が逆転している。
俺を求めてくるルクレイアの舌を舌先で翻弄し、時に積極的に責めながら反応を伺っていると、どんどん彼女が弛緩していくのが分かった。こちらに身を委ねてきているのだ。

「あふぅ……。ん……まこと……。もっと……」

飢えから解放されたことで、素直に甘えられるようになってきたルクレイア。それに応えつつ、俺は彼女の服を脱がせ始める。
背中のファスナーさえ下ろしてしまえば、スルリと滑るように脱げるメイド服は、こういう時に便利だ。あっと言う間に下着姿となった彼女の素肌は、薄っすら赤く色づき始めていた。

「まことも……」

甘い声でねだってくる彼女に従い、俺も衣服を脱ぎ捨てる。そうして肌を重ねれば、安心したのかルクレイアは表情を和らげていた。

「甘えるのもいいもんだろ?」

彼女の素肌を感じながら意地悪く訊ねてみる。
ツンッと顔を背けるあたり、まだ甘え慣れていないらしい。
まぁだからこそ、甘えさせてみたいのだが。

――パチンっ

ブラジャーのホックを外し、浮いたブラジャーの隙間に手を滑り込ませると、ふにょんと柔らかなおっぱいが手の平一杯に広がった。
すべすべで、とても揉み心地の良いルクレイアの乳房。まったりと捏ね揉みながら、耳元で囁いてやる。

「今日のルクレイアは可愛いな」

「な、なんですかそれは。わたしはいつでも一流の――んあぁっ!?」

強がったお仕置きに乳首をキュッと抓ってやった。
突然の強い刺激に身体をビクッと震わせたルクレイアはちょっと涙目で睨んでくるが、もはや迫力を感じない。

「ごめんごめん。ちょっと強すぎたか?」

惚けながら抓った乳首を癒すように指の腹で優しく擦ると、顔を背けたルクレイアは瞼をキュッと閉じる。まるで「感じたら負け」と言い聞かせているかのようだ。

ならもっと感じさせてやらないとなっ!

その横顔に口づけを落としながら、俺の手はススッと下へ。彼女の内ももを撫で始めていた。
昨夜、散々俺を可愛がってくれた内ももである。念入りにお礼をして差し上げなければ。

「んくぅ……っ。今日のっ、まことは……んんっ。可愛く、ないです……っ」

可愛くなくて結構。
今日の俺は狼なのだ。

「あふぅ……っ! んっ、あっ、んんぅ……っ」

執拗に太ももを擦っていると、ルクレイアは脚を閉じ、俺の動きを阻害しようとしてきた。
けれど首筋をペロッと舐め上げるだけで力が抜け、股が開いてしまうのだ。

だからといって核心たる部分には手を伸ばさず、俺はひたすら彼女の性感を高め続ける。
だってもう一度オネダリされたいから。

「ふぅ……ふぅ……んぁっ! ま、まこと……っ」

いよいよ我慢出来なくなってきたかな?
俺を見上げるルクレイアの瞳には、確かな懇願が含まれていた。

でもダメ。
口に出してくれるまで、俺はこれ以上先へ進むつもりはない。

「んぁぁ……っ、んっ、まことぉ……っ」

どんどんと、彼女の声に甘く媚びる音が混じり始める。
内ももを擦る手を際どいところまで股間に近づければ、むわっと湿度が高まっているのが分かった。恐らくたっぷり潤っているのだろう。

――だから、早く触って欲しい。
直接触れて、イジって、挿入して欲しい。

そんなルクレイアの声が聞こえてくるようである。

「ルクレイア。言いたいことがあるならはっきり言わないと」

指先を、ほんの少しだけショーツに掠らせてみた。
予想通りぬちゅっと湿っている感触に、心が躍り出しそうになる。
それを必死に堪え、俺は彼女の言葉を待ち続けるのだ。

「…………れて……」

恥ずかしそうというより、悔しそうにルクレイアが呟いた。
彼女はすぐに唇を噛み、わなわなと頬を震わせているのだ。

凄く可愛い。
凄くそそる。

いつまでも見ていたい仕草である。

「ん? 聞こえなかった。もう一度言ってもらえるか?」

「く……っ。…………挿入

れて……と…………そう言ったのです…………」

こちらを睨む目に力はない。
なんとなく「くっ殺せ」みたいな雰囲気を醸し出しながら、それでも彼女は俺を求めてきていた。

ここまで頑張って耐えてきたが、正直俺の方も限界である。「頑張ったな」と労いの口づけを落としながらルクレイアのショーツに指を掛けると、彼女はショーツを脱がせやすいように腰を上げてくれた。

クロッチ部分がぐっしょり重くなったショーツを脱がし、俺は割り開いたルクレイアの脚の間に滑り込む。
腰を抱え持ちながら密着すると、秘裂に触れた肉棒がぬちゅりと粘着質な水音を立てていた。

「こんなになるほど欲しかったのか?」

「だ、誰のせいだと思って――んあぁっ!?」

肉棒を擦り付けただけで喋れなくなるルクレイア、凄く愛おしい。
竿にたっぷりとルクレイアの愛液を塗した俺は、いよいよその先端を膣口に宛がった。

強がっていた態度から一転。彼女の細い喉がコクっと動く。
そんな仕草が可愛くて、俺はルクレイアを強く抱き締めながら、ゆっくり腰を押し出していった。

――ずにゅぅぅ……っ

俺が入ってくるのを待ちわびていた彼女の膣内
なか
は、すぐさま媚肉を絡みつかせてきた。
きゅぅきゅぅと搾るように。あるいは吸い付くように。肉棒を歓迎してくれる彼女の中。
その気持ち良さに呻きそうになりながら奥の奥まで貫くと、自然に「ふぅ~」っと息が零れた。

なんて気持ち良いんだろう……。
まるで腰から蕩けてしまいそうなほどだ……。

すぐにでも腰を振りたい衝動を抑え、俺はルクレイアと一つになった感動にしばしの間浸り続ける。

「動かない、のですか……?」

そんな俺を、彼女は不安そうに見上げてきていた。
きっとまた焦らされると思ったのだろう。

「こうしてるだけで、なんか幸せを感じてしまってな」

「そう……ですか。…………そう……かもしれません……」

おや?
表情を和らげ身体を弛緩させた彼女の様子に、俺は少しだけ違和感を覚えた。

だってサキュバスは、精液を搾り取ってなんぼだ。挿入

れただけで動かないこの状況は、サキュバスにとっては生殺しに近いはずだもの。

でもルクレイアは、幸せだと言う俺に同調を示してくれた。
本人も戸惑いながらっぽいが、それでも確かに幸せを感じてくれているのだ。

「愛してるぞ」

その言葉は、自然と口から零れていた。
ルクレイアは「ハッ」としながら、しかしゆっくりその言葉を噛みしめる。

「愛…………これが…………愛…………なのでしょうか…………」

それは彼女が自分で答えを出さなければならないことだ。
けど少なくとも俺は、愛と呼べるだけの感情をルクレイアに対して感じていた。

だから、その唇を塞ぐ。
想いを込めた口づけで彼女の言葉を封じながら、ゆっくり腰を動かし始めたのだ。

「んはぁ……っ、まこと……っ」

それでも漏れ出る吐息を塞ぐことは出来なかった。
感情が昂っているのか、普段よりもルクレイアの身体はずっと熱っぽくなっている。それは彼女の膣内
なか
も同様で、抽挿する肉棒が溶けてしまいそうなほどだ。

まるで自分のちんぽが棒アイスになり、ルクレイアの膣内
なか
で舐め溶かされる感覚。
ゆっくり味わってもらうためスローテンポを心掛け、俺も彼女の中を楽しむ。

「ルクレイアの中、凄い絡みついてくるな」

「それは……まことがわざと焦らしているからです」

「物足りない?」

「…………そんなことはありませんが」

ならもう少しこのままで。
っていうか、速度を上げたらすぐイッちまいそうだしな。

「あくぅ……っ、ん……っ、ふぅ……っ」

ただ射精することだけを目的としたセックスと違い、じっくりと互いを感じるスローテンポな交わりは、どろどろ心地良く溶け合っていくような気分だ。身体だけじゃなく心まで一つになる気持ち良さに、ルクレイアは戸惑いながらも確かな快感を得ているようだった。

「まこと……、んふぁ……っ。キス、して下さい……っ」

俺を熱っぽく見上げてくる、とろんと蕩けたルクレイアの瞳。
甘えた子猫のような声に、どうしようもなく心が浮き立つ。

「ちゅっ、んむぅっ、はぅっ、あぁ……っ」

彼女とのキスは、もう唇を重ねるなんて優しい表現では済まなかった。
互いの唇を、舌を、全てを舐め溶かし合うような、捕食にも近いディープキス。
熱い吐息を混ざり合わせながら手の平で乳房を弄ぶと、こりこりに固くなった乳首の感触が実にいじらしい。

「はむぅっ、んんぅっ、んぁぁっ」

少しだけ早まった腰の動きが、ルクレイアから嬌声を絞り出させる。
俺の背中に回された彼女の手が耐えるように背中を引っ掻いてきたが、それすらも興奮材料だ。

「まことっ、んはぁっ、んっ、まことぉっ」

上と下。両方の口で水音を立てながら、どんどん昇り詰めていくのが分かった。
行為は激しさを増していくのに、いつもよりずっと身体から力が抜けている気がする。口付けを交わし続ける口元など、端から涎が零れるほどだ。

けれど肉棒だけは普段の何倍も固くなり、ぐちゅぐちゅとルクレイアの中を掻き回し続けていた。

「あぁんっ、んぁっ、もうっ、クるっ、キてしまいますっ、まことっ、まことぉっ」

俺を引っ掻くルクレイアの力が強くなった。絶頂に向かい、無我夢中といった感じだ。
もちろんそれは俺も同じで、彼女の華奢な身体をきつく抱き締め直し、耳元に唇を寄せる。

「俺もっ、イくっ。ルクレイアっ、愛してるぞっ」

愛してると口にした途端、彼女の膣内
なか
がぎゅぅっと締め付けてきた。
それが嬉しくて、何度も何度も愛を囁く。

「愛してるっ、愛してるぞルクレイアっ」

「んあぁっ、まことっ、もっとっ、もっとぉっ」

「ルクレイアっ! 愛してるっ!!」

「あぁぁあああぁぁぁぁぁッッ!!」

俺の下でピンっと背中を弓なりに張り、ルクレイアの全身がビクビクっと痙攣した。達したのだ。
その華奢な身体を折れるんじゃないかと思うほど強く抱き締め、俺も絶頂の快感に身体を震わせる。

「イくっ!!」

彼女の一番奥で、びゅくっびゅくっと跳ねる肉棒。
あまりの快感に、腰が溶けて無くなったんじゃないかと思うほどだ。
ルクレイアのお尻にぴったり腰を密着させ、彼女の中にびゅくびゅく精液を注ぎ込むと、なんとも言えない幸せで心が満たされた。

そんな至福の絶頂が終わり、ふぅ~っと長い息を吐き出せば、同じく絶頂の余韻にぽわっとしていたルクレイアと視線が絡まる。

「な……なんですか……?」

気恥ずかしそうに顔を逸らすルクレイアは、耳まで真っ赤だ。
予想外に乱れさせられ、今更になって恥ずかしくなったのかもしれない。

かく言う俺も情事の最中とはいえ「愛してる」とか言いまくっちゃったからな。きっと彼女同様に、赤面していることだろう。

うん。
恥ずかしくなってきた。

誤魔化すようにルクレイアを抱き締め、その首元に顔を埋める。
すーっと吸い込んだ空気は爽やかな彼女の匂いに満ちていて、まだ挿入したままの息子さんがピクッと小さく反応してしまった。

「たまにはこういうのもいいだろ?」

「…………知りません」

まったく素直じゃないなぁ。
あれだけ乱れておいてよく言うよ。

そんな風に苦笑すると、ルクレイアにギロッと睨まれてしまった。

「……アルムブルムとは……いつもこのように……?」

なんて答え難い質問を……。
けれど彼女の瞳があまりに真剣で、笑って誤魔化せるような雰囲気じゃない。

「まぁ……うん。そうかな」

なので渋々答えると、ルクレイアはしばし考え込んでから

「では……もう一度シて下さい」

そう言って俺の腰に脚を絡ませてきたのだ。
たったそれだけで、ルクレイアの中で一休みしていた息子さんがムクムク固くなり始めてしまう。

「い、いや、もう今日は……」

「甘えて良い日なのでしょう? だから誠。もう一回、シて?」

なんてこった。
ルクレイアに可愛く甘えられたら断れるわけないじゃん。

これ、禁断の扉を開いてしまったのでは……。

腰を振りながら、後悔し始める俺なのだった。

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