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EX4-2 ルクレイアとアルムブルムに責められ3P #

俺が宣言した瞬間、二人の気配が変った。
完全な発情状態。俺に対する遠慮を捨て、彼女たちはサキュバスの本能に身を任せたのだ。

「はぁむっ、ちゅっ、ぢゅるぅぅ……っ」

貪りつくように――頬を寄せ合いながら俺の口に吸い付いてくるルクレイアとアルムブルムさん。競い合うように舌を伸ばした二人が、俺の口を蹂躙し始めたのだ。

「んちゅっ、あむっ、んっ、んれぇ……っ」

一瞬で頭がボーっとなってしまうほど深いディープキス。唇を甘噛みされ、歯茎を舐めしゃぶられ、口端から零れる涎まで舐めとられてしまう。
肉欲に溺れた二人の口づけはサキュバスらしく攻撃的なもので、髪を鷲掴むように頭を押さえられた俺は、息苦しくても顔を反らせない。しかも彼女たちはその美しく煽情的な肢体をこれでもかと俺に押し付けてきていて、まるで僅かでも離れたくないと言わんばかりに、すべらかな素肌を身体中に擦り付けてくるのだ。

「れろぉ、ちゅっ、ほら、誠も舌を出しなさい……ぢゅりゅぅぅっ」

いつもより厳し目の命令口調。言われるがまま舌を出すと、二人の舌がにゅるりと絡みついてくる。俺の舌を肉棒に見立てたベロフェラチオだ。
彼女たちはにゅるにゅるベロを絡めながら俺の舌をじゅぷじゅぷ唇でシゴき、はぁはぁと息を荒げる。時折見つめて来る上目使いの瞳は恍惚に濡れ、ハートマークが見えそうなほどだった。

舌が射精してしまいそうなほど激しいベロチューで、身体から力が抜け始める。それを見計らっていたかのように、すべすべした二人の手の平が俺の身体を弄りだした。
脇腹やヘソの周りなど敏感なところをくすぐってくる二人は、息を合わせて同時に――ピンッ。乳首を弾いてくるのだ。

「身体、ビクンと跳ねましたね」

「誠くんはおっぱい舐めるのも舐められるのも大好きだもんね~。ふふ。舐めて欲しい?」

意地悪な二人の瞳に見つめられ、俺はコクンと頷いた。なのに二人はクスクスと淫靡に嗤いながら乳輪を指でなぞり、再びキスで俺の口を塞いでしまう。

「ちゅっ、れるれろぉ……むちゅぅぅ……ぷはっ。ダメですね誠。それでは舐めてあげられません」

「そうだね~。ちゃんと言葉にして言ってくれないとお姉ちゃん分かんないな~」

クスクス、クスクスと……。からかうように、二人が俺を嬲ってくる。
ルクレイアはともかく、こんなに意地悪なアルムブルムさんは初めてだ。普段とのギャップがエロ過ぎて、もっとイジめられたくなってしまう。

「な……舐めてくれ……」

欲望に負け、ついに俺は口に出していた。
それを聞いた二人は互いに顔を見合わせると、クスッと笑い――キュッ。

「んいぃっ!? な、なんで……っ!?」

同時に乳首を抓ってくる。
突然の強い刺激に身体が跳ねたが、すぐさま二人の柔らかい身体に潰されてしまった。

「誠はお願いの仕方も知らないのですか?」

ルクレイアの言いたいことは分かるけど、それはなんというか……恥ずかしい。そんなこと言えるわけないじゃないか。
羞恥に顔が熱くなってしまった俺は、助けを求めるようにアルムブルムさんを見た。くしゅっと柔らかそうな桃色髪の彼女は俺の視線を受けてにっこり微笑み、そして……。

「お姉ちゃんなら許してくれると思った? でもだぁめ。許してあげません」

「んあぁぁっ! 乳首カリカリしないで……っ!」

抓られたばかりの乳首は敏感になっていて、爪で薄くカリカリされると堪らないもどかしさなのだ。
いっそ涙が浮かびそうな目で二人に視線を送るが、やはり彼女たちは俺が言うまで続きをするつもりがないらしい。

「言わないとずっとこのまま責め続けますよ? それも良いのですか?」

「そんな……」

「でもちゃんと言えたら、い~っぱい舐めてあげる。いいんだよ? わたしたちに恥ずかしいところを見せて?」

飴と鞭のようで、今日は鞭と鞭の二人だ。これに対抗することなんて絶対に不可能だった。
彼女たちから期待を込めた熱い眼差しを向けられると、俺の心から理性が少しずつ剥がれ落ちていってしまうのだ。

「……めて……くだ……い」

「聞こえません」

――ギュっ

「んぎぃぃっ! 舐めてっ! 舐めて下さいっ! ルクレイアとアルムブルムさんに乳首舐められたいんですっ!!」

口に出すと凄まじい恥ずかしさだが、同時に開放感もあった。欲望を素直に伝えられる心地良さ。そして彼女たちなら必ずそれを受け止めてくれるという安心感だ。それを証明するかのように、二人が同時に乳首に吸い付いてくる。

――ちゅるぅっ、れるれろぉっ、ちゅぷぅ……っ

「んおぁぁっ!!」

最初から全力の乳首舐めで全身がビリビリ気持ち良く痺れ、鳥肌が立つほどの快感が勝手に喉を震わせた。
それに乳首を舐めながら、彼女たちは肉棒を膝で挟んできている。網目の荒いストッキングを履いた二人の膝が左右から竿を挟み込み、ゴシゴシ刺激してくるのだ。

こんなの気持ち良すぎるっ!
思わず首を仰け反らせてしまった俺の乳首は、ルクレイアに「ぢゅぅっ」と吸い上げられてしまう。

「むちゅるぅぅ……っ。喘いでないでちゃんと見なさい。自分の乳首がわたしたちの舌でイジメられるところ」

「ほ~らぁ。誠くんの大好きなお姉ちゃんの舌ですよ~? れろぉ……っ。ふふ。おいし~」

しかも二人は長い舌を伸ばし、見せつけるように乳首を舐め嬲ってきていた。
ぬめりを帯びたいやらしい舌先で乳首の先端を転がされるところを。柔らかく伸ばした舌の表面で、れろっと舐め癒されるところを。凄まじくエロい光景を、俺は無理やり見せ付けられるのだ。
それに乳首を舐めしゃぶる二人の向こう側では四つのおっぱいがむにゅりと潰れ、俺のお腹に押し付けられている。

なんてエロいんだ……っ。

夢のような光景にだらしなく顔を歪める俺を、彼女たちもまたニヤニヤ観察してきていた。

「気持ち良さそうですね誠」

「だって素直になるのは気持ち良い。わたしたちに愛されるのが一番気持ち良いんだよね?」

あぁそうだ……。
ルクレイアとアルムブルムさんが一番なんだ……。

快感で真っ白になる頭に、二人の言葉が心地良く染み込んだ。

「もう目が蕩けてしまいましたか。あまり早く溶けてしまうとバターになってしまいますよ?」

「そうだね~。夜はまだまだ長いんだから……はぁむっ、ちゅるるぅぅ……っ」

強めに乳首を吸い上げたアルムブルムさんが、その先端を口内でれろれろ嬲ってきた。
反対の乳首は「かぷっ」とルクレイアに甘噛みされ、歯の間でぎちぎち責められてしまう。
甘い快感と、少しの痛みを伴う鋭い快感。異なる二種類の責めに翻弄され、頭が混乱しそうだ。

そんな二人の乳首責めを受け続け、何度も何度も身体を跳ねさせた俺は、いつしか息も絶え絶えになっていた。すると彼女たちにふやけるほど舐められてしまった乳首が、ようやく解放される。

「まだまだ気持ち良くなりたいですよね? 誠」

「まだまだわたしたちに愛して欲しいよね? 誠くん」

もはや俺に、頷く以外の選択肢は残されていなかった。
自然と口が開き、彼女たちに懇願してしまう。

「もっと……もっとイジメて下さい……っ」

「いいですよ? もっとも、嫌だと言っても続けるつもりでしたが」

「あはは。でもやっぱり、ちゃんと言葉にしてくれると嬉しいなぁ。もっといっぱい言って欲しいから、もっともっと愛してあげる」

「違いますよアルムブルム。マゾの誠はイジメられたがっているのです」

「じゃあイジメ愛してあげる、かな? 誠くん、わたしたちにイジメ愛して欲しかったら四つん這いになって?」

もう二人に対し、恥ずかしいトコロを晒すことに抵抗がなくなっていた。
だってこんなトコロを見せられるのは二人にだけだから。二人なら、どんな俺でも愛してくれるから。

予想以上に力の抜けていた身体を無理やり起こし、言われた通り四つん這いの姿勢になる。
すると俺の眼の前に座ったアルムブルムさんの大きなおっぱいに、顔が埋もれさせられてしまった。極上の柔らかさに頬が包まれ、最高に心地良い。

一方ルクレイアは、俺の背後に回っていた。むにっと俺の尻を手で割り開き、一番恥ずかしいトコロに「ふーっ」と息を吹きかけてきたのだ。

「んふあぁっ!?」

思わぬ攻撃に暴れそうになったが、アルムブルムさんにギューッと頭を抱き締められて、それも出来ない。柔らかなおっぱいに閉じ込められた俺は、無防備なアナルをルクレイアに晒し続けるしかないのだ。

「いつの間にか、どこもかしこも敏感にさせられてしまっているのですね」

「えっちなんだ~。でもそんなんじゃ、わる~いお姉ちゃんたちにいっぱいイジメられちゃうね? 嬉しい?」

二人にイジメられるなら、それはとても嬉しいことだ。おっぱいから顔を上げアルムブルムさんを見上げると、彼女はにこっと柔らかく微笑みを返してくれる。

「うん、いいよ。いっぱいイジメてあげる」

アルムブルムさんがそう言うと、突然目の前ににょろにょろ長い物が現れた。ギョッとしてしまったが、その正体はすぐに判明する。尻尾だ。アルムブルムさんが尻尾を出したのだ。

「これ、どうするか分かるかな?」

意地悪く笑った彼女の脚の間から、尻尾がにょろにょろ伸びてくる。そしてそれは、俺の肉棒に絡みついてきていた。竿の根本から、くるくる巻き付き始めたのだ。
柔らかいのに、ギッチリと巻き付いてくるアルムブルムさんの尻尾。隙間なく絡みついたところで、彼女は口を歪ませる。

「これでもう勝手にぴゅっぴゅ出来ないね~」

「え……?」

「だってほら……ぎゅーって根元を押さえられるもん。誠くんは、これからいーっぱい焦らされちゃうんだよ」

今だって十分焦らされている。濃厚ベロチューからの乳首責めで、俺の肉棒は我慢汁を垂れ流すほど興奮してしまっているのだから。
なのにまだまだ焦らすと宣言され、知らず「ぁ……」と声が零れていた。

「可愛い♪ いいよ? 泣いちゃうほど気持ち良くなって?」

言いながら俺の身体に腕を回したアルムブルムさんが、カリカリ乳首を引っ掻き始めてきた。さらにアナルには、にゅるっとした感触。ルクレイアがアナルを舐め始めたのである。

「んりゅぅっ、れろぉ……っ。誠のここ、ヒクヒクしています。もっとシて欲しいのですね?」

「あ……ちが……んんんっ!!」

一度決めたらルクレイアは容赦がない。舌先でアナルをツンツン突き、にゅるっと中までベロを侵入させてくるのだ。
その感触は、到底慣れるものではなかった。絶妙な気色良さに、ぞわぞわ背筋が粟立ち始める。しかしそちらに気を取られていると――カリッ。アルムブルムさんに乳首を引っ掻かれてしまうのだ。

「ダメだよぉ? ちゃんとお姉ちゃんのことも感じてくれなきゃ、もっとイジメちゃうぞ?」

「ひぁっ! か、感じてるっ! 感じてますっ!」

「ホント~? ふふ。なら良しっ。もっとシてあげるね♪」

どう答えても二人の責めは変わらない。むしろだんだん激しさを増し、四つん這いの姿勢を維持することも困難になっていく。

「あ、そうだ。媚薬も飲みたいよね?」

突然アルムブルムさんに媚薬と言われ、真っ先に思いつくのは母乳である。
だから俺はコクコク頷いたのだが、ルクレイアのSっ気に感化された彼女は「ざ~んねん」と悪戯に笑った。

「今日はおっぱいはあげません。その代わり……んえぇ……」

半開きになったアルムブルムさんの口から、たらりと銀色の糸がおっぱいに落ちてきた。彼女の唾液だ。

「ルクレイアさんに聞いたよ? 誠くん、これも好きなんでしょ?」

滴り落ちたアルムブルムさんの唾液は、大きなおっぱいが作り出す谷間へと伝い落ちていく。そのエロさ。何よりこれがアルムブルムさんの唾だと意識した瞬間、俺は夢中でむしゃぶりついてしまっていた。

「あははっ。変態さんだ~。わたしの唾、美味しい?」

「おいしっ、美味しいですっ!」

「もっと欲しい?」

「欲しいっ! アルムブルムさんの唾を下さいっ!」

「うんうん。素直な子にはご褒美。んえぇぇ……っ。ふふ。いっぱい飲んでいいよ?」

次から次に降り注ぎおっぱいを滑り落ちる彼女の唾液は、まるで天からの恵みだった。おっぱいの柔らかさごと舐めとると、口内が彼女の甘い匂いで満たされ、脳みそがドロリと溶けてしまいそうになる。
けれどアナルにもたらされる気色良い快感と乳首を痺れさせる気持ち良さが、俺を溺れさせてくれない。

「あ、おちんちんピクピクって震えた。お姉ちゃんのえっちな唾で興奮しちゃったんだね」

「それにお尻の穴が物欲しそうにパクパク呼吸しています。もう舌では物足りないのでしょう?」

ルクレイアがそう言うと、菊座にぬるっとした何かが押し当てられた。
指?
そう思ったが違う。だってルクレイア、両手で俺の尻を割り開いているもの。

「アルムブルムにあるのですから、当然わたしにもあります」

あ……っ。

「ま、待って!」

「待ちません」

――ぐにゅぅぅぅ……っ

アナルに侵入してきたのは、指よりずっと太くてラバー素材のような感触だ。ルクレイアの尻尾である。舌で十分ほぐされた俺のアナルが、ルクレイアに犯されてしまったのだ。
慣れない異物感に「んお゛ぉ゛……っ」と肺から空気が押し出されるが、しかし尻尾を挿入したルクレイアは「おや?」と小首を傾げていた。

「思ったよりスムーズに挿入
はい
ってしまったのですが……誠?」

「んぁい……」

「まさかとは思いますが、処女ではないのですか?」

「そ、それは……」

言い淀んでいる俺の髪を撫で、アルムブルムさんが俺に上を向かせた。
慈愛の籠った優しい表情で見下ろしてきているけど、今はなんだかそれが恐ろしく見えてしまう。
そんな俺の直感を肯定するように、彼女はゆっくり口を開いた。

「ちょっと目を離しただけで、誠くんはすぐ開発されて来ちゃうんだね」

「あぅ……っ」

反論しようとしても、乳首をくすぐるアルムブルムさんの指がそれを許してくれない。

「ダメだよ? サキュバスは怖い魔物なんだから。中には快感で頭をおかしくしちゃう子もいるんだよ?」

「アルムブルムさん……」

「そうならないように、わたしとルクレイアさんがしっかり開発しておいてあげるね?」

「え……?」

「ほら、上を向いたままお口開けて。……開けるの」

アルムブルムさんにちょっと強い口調で言われると、反抗なんて出来るはずもなかった。
言われるがまま口を開けば、優しい顔で口を近づけてきたアルムブルムさんが……。

「んぇぇ……」

俺の口内に直接唾を垂らしてくる。
可愛らしい彼女から与えられる甘露。降り注ぐ銀色の糸が、とてつもなくエロティックだ。

「わたしの味、ちゃんと味わってから飲んでね?」

「はい……」

「ん、良い子。これでもっと身体が敏感になるから……んえぇぇ……」

美味しい……。
唾がこんなに美味しいものだったなんて。
それに飲めば飲むほど身体が熱くなり、勝手にビクビク震え出してしまっている。

するとルクレイアは俺の尻を愛おしそうに撫でながら、尻尾の形を変え始めていた。

「それだけ飲めば強い快感にも耐えられます。しっかり耐えてください」

再び俺のアナルを犯し始めたルクレイアだが、さっきと感触が違うことに気づいた。
ぼこっ、ぼこっと緩急をつけながら侵入してくる彼女の尻尾は、球体を連ねた形に変形していたのだ。一度突き入れられるだけでアナルが何度も押し広げられ、抜く時は排泄の感覚が断続的にやってくる。今までと比べ物にならない挿入感だ。
こんなのでピストンされたらどうなってしまうのか……。期待と恐怖に身体中が粟立った。

「ルクレイアさんの腰、どんどん早くなっていくからね~? お姉ちゃんも、ちょっと激しくするよ?」

アルムブルムさんが宣言した途端、俺の肉棒に変化が起こった。竿に巻き付いている彼女の尻尾も、その形状を変え始めたのである。
決して精液を漏らしてしまわぬように、根元を締め付けて来ているのは変わらない。けれど亀頭部分だけ締め付けから解放され、その代わり形を変えた尻尾の先端が覆い被さってきたのだ。

「んあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っ!!」

なんだこれっ!?
細かくて柔らかいイボイボが亀頭全体に吸い付いてきてる……っ!

まるでイソギンチャクを思わせる形状に変化した尻尾の先端は、亀頭にくっ付いているだけでも痺れるほど気持ち良い。もちろんそれが、くっ付いてるだけで終わるはずもなく……。

「じゃあ動かすよ~。あ、根本はちゃんと押さえてあるから大丈夫。ぴゅっぴゅは出来ないからね~」

高速で、じゅりじゅり亀頭の表面を摩擦し始めてしまったのである。
無数のイボイボに亀頭を磨き上げられ、それが止まることなく動き続けるのだ。

「んぎい゛い゛ぃ゛ぃ゛っ!!」

これ大丈夫じゃないやつっ!!
一瞬で脳みそが焼き切れるほどの快感で、ちんぽが馬鹿になりそうだっ!!

そして馬鹿になりそうなのは、ちんぽだけじゃなかった。

「こちらを忘れていませんか?」

「んお゛お゛ぉ゛っ!」

ルクレイアに腰を叩きつけられ、アナルの一番深いところがズンッと貫かれた。
瞬間、どろっと腰が溶けてしまったんじゃないかと錯覚するほどの快感が背骨を駆け抜け、全身から力が抜けてしまう。
だが上半身がへたり込みそうになると顔がアルムブルムさんのおっぱいに埋もれ、四つん這いの姿勢をキープさせられるのだ。

「凄い声だね~。誠くんの声でお姉ちゃんのおっぱい震えちゃってるよ」

「ならもっと震えさせましょう」

もう絶叫と変わらない声だった。
ルクレイアにアナルを貫かれ、アルムブルムさんに亀頭を磨きあげられ、乳首をイジメられているのだから。今までの愛撫が児戯に感じられるほど全身を激し過ぎる快感の業火に晒され、わけが分からない。

「あれ? 誠くん泣いちゃった?」

「泣くほど気持ち良いのですね? では存分に泣いて良いですよ。ほら、泣きなさい。泣け」

お尻が溶ける、ちんぽが焼ける、乳首が痺れる。
快感が強すぎて何も考えられない俺は、涙と涎でぐしょぐしょになっていた。
いっそ狂ってしまった方が楽になれる。そう思えるほどの快感なのに、アルムブルムさんのおっぱいに包まれているとただただ幸せで、狂うことすら出来ない。

「むり゛っ゛! も゛う゛む゛り゛ぃ゛ぃ゛っ!! イがぜでぇ゛ぇ゛ぇ゛っ!!」

体内で乱反射する強烈な快感に耐えきれず、俺は射精を懇願していた。
根元を押さえられたちんぽはどれだけ気持ち良くても精を吐き出せず、代わりに我慢汁をぴゅぴゅっと弾けさせるほど熟成してしまっている。
ガクガク痙攣する腕でアルムブルムさんに縋り付くと、彼女は優しく微笑んだ。

「わたしはいいけど、誠くんはそれでいいの? 夜はまだ始まったばかりだよ?」

「いいっ! イぎだいっ! イがないど死んぢゃう゛っ!!」

もう俺の頭にはそれしかなかったのだ。
射精したい射精したい射精したい……っ!
身を焦がすほどの欲求に焼かれ、アルムブルムさんの言葉の意味を考える余裕すらなくなっていた。

「だってさ。どうする? ルクレイアさん」

「良いのではないですか? 誠が自ら決めたことですから」

そう言ったルクレイアに腕を掴まれ、無理やり上体を起こされてしまう。
後ろからアナルを犯され、膝立ちの姿勢だ。尻尾に巻き付かれたちんぽをビクンビクン震わせ、我慢汁をだらだら零す情けない姿をアルムブルムさんの前に晒されると、羞恥の炎が身を焼いた。

けれど今の俺には、それに構う余裕もない。

「イがぜで下ざい゛っ! アルムブルムざぁん゛ッッ!!」

より情けなく。より媚びるような声音に、桃色髪の優しい彼女が愉悦に唇を歪ませる。
柔らかな微笑みの下にサキュバスの嗜虐性を滲ませながら、色づいた頬に手を当てるアルムブルムさん。その表情があまりに妖艶で、それだけで射精してしまいそうなほどである。

「もう、仕方ないなぁ。あんまり誠くんに辛い想いはさせたくないんだけど……いいよ? おいで?」

尻尾から肉棒を解放した彼女はベッドで仰向けになると、ショーツを脱ぎ捨て大きく開いた脚を自ら持ち上げた。おかげでぐっしょり濡れたアルムブルムさんの秘所が良く見えてしまう。愛欲に濡れ、中から綺麗なピンク色の具を覗かせる綺麗なおまんこ。言葉通りに俺を誘い、迎え入れる準備が整っているのだ。

これを前にして、我慢なんて出来るわけがない。
すぐさま彼女に覆い被さり、疼きまくっている肉棒をその秘裂にぶち込み、欲望のまま犯したいっ!

……と思ったのに、しかし出来なかった。
亀頭の先端がアルムブルムさんの膣口にぬちゅりと接触したところで、後ろから羽交い絞めしてきているルクレイアに動きを止められたのだ。

「ル、ルクレイアぁ゛っ!!」

「挿入

れる前に約束です」

「やぐそぐ……?」

「わたしたち二人を満足させるまで頑張ること。約束出来ますか?」

「それから、イく時はちゃんと顔を見ながら「愛してる」って言って欲しいなぁ」

「するっ! やぐそぐするっ! だがらっ!!」

密着したアルムブルムさんの媚肉に亀頭をくにゅくにゅ甘噛みされ、お尻の奥をルクレイアに突かれて、まともな判断など出来るはずがない。
限界が近い俺は唾を飛ばすほど「約束する」と叫び、アルムブルムさんを犯すことしか考えられないのだから。

「分かりました。ではどうぞ」

それを知ってか知らずか、ルクレイアが拘束を緩める。その瞬間、両手を広げていたアルムブルムさんに迷うことなく飛び込み、俺は腰を突き出すのだ。

「んおおおああぁぁぁぁッッ!!」

待ちに待った肉棒への刺激。
射精へ向かう最高の快感。
彼女の奥まで突き入れた瞬間、オアズケされた絶頂感が一気に登ってきてしまい……。

「イぐぅっ! アルムブルムざんっ!! 愛してるッ!!」

呆気なく、俺は射精していた。
どぷっと溢れるように昇って来た精液が、全てを真っ白に染め上げながらアルムブルムさんの中に放たれたのだ。
びゅくんっ、びゅくんっと肉棒が痙攣するたび信じられないほどの精液が吐き出され、その快感に脳みそがドロドロに溶け出していく。

「愛してッ! 愛してるッ!!」

弛緩しきった情けない顔を至近距離で見詰められながら、それでも俺は愛を伝え続ける。愛してると言えば言うほど気持ち良くなり、アルムブルムさんの顔が脳みそに強く焼き付けられていくような感覚だ。

そんな究極の射精も、やがてゆっくり収まり始めた。
あれほど身体を疼かせていた射精欲求から解放され、長く吐き出した息と共に理性が戻りつつあるのだ。だが……

「誰が休んで良いといいましたか?」

――ズンッ!

強くアナルを貫かれる衝撃で、俺は目を白黒させていた。

「わたしもアルムブルムもまだ満足しておりませんが? 約束、でしたよね?」

「あ、で、でも少し休ませ――んぎぃぃっ!?」

今度はアルムブルムさんだ。優しく微笑んだまま、彼女が乳首を捻り上げてきたのだ。

「約束破っちゃう悪い子にはオシオキだよ? いいの?」

ダメだっ。
頭の片隅で「アルムブルムさんにオシオキされたい」と思ってしまうが、でもダメだっ。

射精の余韻に震える腰を無理やり動かし、再び俺は抽挿を開始する。けれど射精したばかりの身体は異常なほど敏感になっていて……

「ぎもぢ……よすぎるぅぅ……っ!!」

肉棒を咀嚼する媚肉の感触が鮮烈な快感を呼び起こし、くすぐったさの混じったその気持ち良さは凄惨と言えるほどなのだ。しかもアナルまで敏感になってしまい、ルクレイアの尻尾を咥え込んだままの括約筋が、きゅぅきゅぅ収縮してしまう。

「ん~? 動かないね~。されたいのかなぁ、オ・シ・オ・キ」

「誠はマゾですからね。オシオキされるのが嬉しいのでしょう」

「ちが、違うがらぁっ!!」

彼女たちの本気を感じて俺は慌てて腰を速めたが、脳内にスパークを起こすほどの快感がすぐに動きを鈍らせてしまう。それに背後のルクレイアはわざと動かないようにしているから、アルムブルムさんにピストンするということと、自分のアナルを犯す尻尾を抽挿させることは同義だ。つまり俺はアルムブルムさんを犯しながら、自分で自分のアナルを犯すことを強要されるのだ。

「そんな動きではいつまで経ってもアルムブルムを満足させられませんよ?」

ルクレイアに煽られ、俺は必死に腰を動かす。
逃げたくなるほど強い快感をもたらす膣孔に肉棒を突っ込み、ルクレイアの尻尾で自分のアナルを貫き……。腰を蕩けさせるほどの行為は自罰的ですらあるが、そんな情けない姿を最愛の二人に見てもらっていると思うと、それだけで心が快感に震えてしまった。

「また止まりそうですね。そんなにオシオキされたいのですか?」

お仕置きと言うくらいだ。今の状況よりも辛くなるのは間違いない。
それでも俺の身体は「もう無理だ」と悲鳴をあげ、動いてくれなくなっていた。

「あ、あぁ、ごめんっ、ごめんなさいっ! 許してくださいっ!」

そんな俺に出来ることは、憐れに許しを乞うことだけだった。
すると膣内からにゅるんと肉棒を抜き、起き上がったアルムブルムさんが優しく頬を撫でてくれた。

「頑張ったね、誠くん。いっぱい愛してくれたんだよね」

そして俺の涙を拭い、ちゅっと口づけしてくれるのだ。

アルムブルムさんが許してくれた……。

単純な俺はそう思ったのだが……。

「でもね? まだ全然足りないよ? だから今度はわたしが愛してアゲル」

トンッと押され、俺は仰向けにさせられてしまった。そして妖艶に笑いながら、アルムブルムさんが跨がってきたのだ。

「んあぁあぁぁっ!!」

乾く間もなく、再び彼女に呑み込まれてしまう肉棒。似つかわしくないほど下品に股を開いたアルムブルムさんは、見せつけるように腰を振り始めていた。

「あっ、んっ、すごいっ! まことくんのっ、おちんちんっ、きもちいいよぉっ!」

自分で腰を振るのと違って、一切加減も容赦もない鬼ピストンが生み出す快感はとてつもない。少しだけ取り戻していた理性が一瞬で吹き飛ばされ、俺はまたも快楽に喘ぐだけの肉と化していた。
しかし二人は、俺が狂うことも気を失うことも許してくれない。

「媚薬を追加しましょう」

ショーツを脱いだルクレイアが、そう言いながら俺の顔を跨いできたのだ。
すべすべの太ももに顔を挟まれ、すぐ上には美しいメイドのおまんこ。見惚れる暇も与えられず、彼女はそのまま腰を下ろしてくる。

――ぬちゅっ

ぐっしょり濡れたルクレイアの秘唇と、強制的にディープキスさせられてしまった。恥丘に鼻が埋もれ、ルクレイアの匂いが脳の中まで犯していく。
息苦しさは感じるが、しかし顔面で受け止めるルクレイアの重さはそれ以上に俺を興奮させるものだった。

「ふぁんっ! まことくんっ、またっ、大きく……っ、んあぁぁっ!」

「顔に座られ興奮したのですね。女のお尻に顔を潰され興奮するようでは、もう言い訳も出来ませんよ?」

嘲笑しながら、ルクレイアは秘所を擦り付けるように顔の上で尻を回す。彼女の尻肉で唇を捲り上げられ、頬を潰され……。お尻で俺の顔を揉みくちゃにしてくるのだ。
酷く屈辱的なはずなのに、それが嬉しい。
顔中に愛液をぬっちょり塗りたくられた俺は、どうあってもルクレイアの匂いから逃れられなくなってしまっていた。

「さて誠。この状態で媚薬を飲ませる方法は二通りですが、どちらがお好みですか?」

くすくすと、嬲るような質問。
彼女が言わんとしていることを理解した瞬間、俺は陰唇にむしゃぶりついていた。ルクレイアの細腰をしっかり掴み、自らおまんこに顔を突っ込んだのだ。

見ようによっては、従順なバター犬にも見えるかもしれない。
れろれろと舌で秘唇に奉仕し、とろりと溢れる愛液を必死に飲み下しているのだから。

「ふふ。分かっているではないですか……んんっ。わたしとしては、んっ、もう一つの方法もおススメなのですけど?」

それがどんな方法か予想出来るしルクレイアのなら飲んでもいいかなと思ってしまっているが、欠片ほど残った羞恥心がそれを拒絶した。
彼女がその方法を選んでしまわぬようさらに舌を伸ばした俺は、ルクレイアの膣孔を一生懸命舐めしゃぶる。

「必死に奉仕するなら、んくぅっ、次の機会に、しておいて差し上げましょう。ですからほら、もっと舐めなさい」

そんな舌奉仕では足りないと、ルクレイアは俺の頭をベッドに埋めるかのごとく体重を掛けてきた。完全に顔が尻肉で覆われてしまい、息も出来ない。かろうじて肺に流れ込む空気はルクレイアの濃密な匂いに満ちていて、まるで身体の中から犯されているようである。

もちろんその間も、アルムブルムさんが俺を激しく犯し続けていた。
ふわふわの秘肉で優しく肉棒を抱き締めながら、ずちゅんずちゅん激しくシゴき上げて来るエグいピストン運動だ。
自分では到底不可能な強すぎる快感に、気を抜けば俺は喘ぐだけの肉バイブになってしまうだろう。その凄まじい気持ち良さに耐えつつルクレイアの秘裂に舌奉仕を続けていると、頭がどうにかなってしまいそうだった。

割れ目と唇がぬちゅりと密着し、零れ落ちる愛液が顔中をべちゃべちゃにしていく。だがそんなこと、気にする余裕もなくなっているのだ。

「んぁっ、んっ、いいです、よっ? そのっ、調子ですっ」

「ふあぁっ、こっちもっ、いいよっ、まことくんっ、まことくんっ!」

ルクレイアの股に顔を埋めていると、アルムブルムさんの声が切なさを増してきていた。そろそろ絶頂が近いのかもしれない。ぬちゅんぬちゅんと肉棒を犯す彼女の膣壁が、絶頂の予感に蠕動し始めているのだ。
かくいう俺もこの状態に興奮しきってしまい、二度目の絶頂がすぐそこまで近づいてきていた。一層激しくルクレイアのおまんこを舐めしゃぶり、じゅるるっと吸い上げると、腰の奥がぶるっと震える。アルムブルムさんの中で肉棒がビクビク痙攣し始めた。

「あっ! イくっ! イッちゃうっ! おねえちゃんっ、まことくんのおちんちんにっ、イかされちゃうのぉっ!」

アルムブルムさんの嬌声がいやらしく耳朶を打つ。
きゅっと収縮する膣壁の刺激に、俺の射精感も限界だ。
「んむぅっ! んっ! んむぅぅぅっ!!」

アルムブルムさんもそれを感じ取ったのだろう。
俺のお腹に手を着いた彼女は、最後と言わんばかりに強く腰を叩きつけてきた。
「イっ、あっ、イくっ! まことくんもっ、イこ? おねえちゃんとっ、いっしょにっ! あっ、イッ、ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」

腰の上で、肉感的なアルムブルムさんの肢体がぶるぶるっと震えるのが分かった。絶頂したのだ。同時に俺も、腰の奥で大爆発を起こす。

「んんんんんんんんっっ!!」

ルクレイアに秘部を顔に押し付けられながら、二度目の吐精が始まった。
びゅくぅっ、びゅるぅっと発射される精液が、アルムブルムさんの中に注ぎ込まれていく。
頭が真っ白になりながら息を荒げるとルクレイアの濃密な匂いが肺と脳を満たしていき、トリップしてしまいそうだ。

もう出ない……。
どこにも力が入らない……。

二度の射精を終えた俺は、ぐったり大の字になってしまっていた。
しかし顔の上から退いたルクレイアがアルムブルムさんに代わって腰に跨り、休む間もなく俺を犯してくるのだ。

「ようやくわたしの番ですね」

「むり……っ。ルクレイア、もう、むりだから――んあぁぁぁ……っ」

問答無用とばかりに肉棒を掴んだルクレイアが、ちんぽを秘所に導いてしまう。俺がたっぷり舐めておいたおかげか、何の抵抗もなくにゅるんと膣内に呑み込まれる肉棒。待っていたと言うだけありぐぢゅぐぢゅに濡れ解れた彼女の中は、挿入しただけで肉棒に絡みついてくるようだった。

「ぎづい……っ、うごかないで……っ」

それだけに、快感が強烈過ぎた。
ふんわり包み込むようなアルムブルムさんの膣内と違い、キュッと締め付けてくるタイプのルクレイアの中は、射精を終えたばかりの肉棒に過酷すぎるのだ。
もちろん、今夜のルクレイアはそんなことお構いなしなのだが……。

「泣くほど感じてわたしを愛して下さいっ」

ずちゅんずちゅんと始まった抽挿は初めからトップスピードで、白く染まった視界にバチバチと火花が飛び散る。強すぎる快感から逃げ出そうと勝手に身体が捩れてしまうが、俺の上に覆い被さったアルムブルムさんが、身体を押さえながら口づけしてきてしまった。

「ちゅっ、んちゅぅ……っ。まことくんっ、だいすきっ」

さっきまで俺を責め嬲っていたと思えないほど甘くて優しい愛の囁きと愛情溢れる口づけ。俺の心が一瞬で蕩かされてしまう。

「お顔、ルクレイアさんの蜜でべちゃべちゃだね。綺麗にしてあげる」

そして彼女は俺の顔中をれろっと舐めとりながら、嬉しそうに微笑むのだ。逃げる気力まで舐めとられ、身体中から力が抜け落ちるのが分かった。

「んはぁっ、まことっ、もうっ、とろとろですねっ」

「もっと溶けて? わたしたちの愛で溶かされて?」

一度力が抜け切ってしまうと、もう力が入らない。ただただ強烈な快楽を与えられ、愛を注ぎ込まれ、俺はなすがままに受け止め続けるしかなくなっていた。

でも……

「あぁっ、いいっ、愛してますっ、わたしはっ、まことをっ、愛しているのですっ」

「はむぅっ、ちゅぅっ、すきっ、まことくんっ、だいすきぃっ」

それが気持ち良い。
二人に愛されるのが気持ち良い。
二人に犯されるのが最高に幸せ。

「俺も愛してるっ。だからもっと……っ。もっと二人の愛で俺を犯してぇ……っ」

心底嬉しそうに蕩ける二人の微笑み。そんな表情を俺だけに向けてくれるのだと思うと、このうえない幸福感で満たされる。
俺の顔を舐めまくるアルムブルムさんを片手で抱き締め、もう片手をルクレイアと恋人繋ぎにすると、俺の上で軽快に腰を振る彼女は藍色の髪を振り乱しながらだんだん声を甘やかにしていた。

「あぁっ、まことっ、すきっ、あいしてますっ」

「俺もっ、んちゅぅぅっ、愛してるっ」

腰の上で踊るルクレイアの引き締まった肢体。色白でほっそりしているのに出るところは出ていて、芸術的なまでに美しい。
もう無表情だなんて言えない彼女は甘やかな嬌声に細い喉を震わせつつ、溢れんばかりの愛おしさで俺を見下ろしてきていた。

「んくぅっ、わたしもっ、んふぅっ、そろそろっ、ですのでっ、んあぁあっ、まことの愛をっ、くださいっ!」

ピストンのペースを上げながら、ルクレイアの膣内
なか
がキュッと狭まった。媚肉でみちみちに締め付けられた肉棒が複雑にうねる彼女の中にシゴきあげられ、俺も一気に射精感が近づいてくる。

「出るっ! ルクレイアの中にっ!」

しっかり彼女の手を握りながら喘ぐように伝えると、力強く握り返しながらルクレイアが薄く微笑んだ。

「はいっ! キてっ、まことっ! わたしのなかっ、まことで満たしてっ!」

「イくっ! ルクレイアっ、愛してるっ!!」

「わたしもっ、愛してますっ、まことっ、まことぉっ! あっ、イっ、あああぁぁぁぁぁッッ!!」

達したのはほぼ同時だった。胸を突き出したルクレイアの背中が絶頂の快感で弓なりになり、その美しさに見惚れながら、俺はどぴゅぅっ、どぴゅっとルクレイアに精液を捧げるのだ。
痙攣するタイミングまで重なり合い、俺たちはビクンビクンと絶頂の余韻に震え続ける。震えるたびに奥から奥から精液が吸い出され、彼女の中を満たしていくようだ。

三回目だというのに、まだこんなに出るのか……。
呆れるほどの大量射精と、それに伴う最高の快感。
長く続く余韻に半開きになってしまった口は、力が入らず涎が零れ落ちそうだ。するとアルムブルムさんが、それを全て舐めとってくれた。

「ちゅっ、ちゅるぅぅっ、ぷはっ。ふふ。ルクレイアさんすっごく気持ち良さそうだったよ。頑張ったね、誠くん」

そのままよしよしと頭を撫でられると、身体も心も蕩けてしまいそうだった。
すると満足そうに腰の上から退いたルクレイアも、俺の横に寝転がってくる。
最初と同じ、二人に挟まれる格好だ。

「ずっとこうしていたいですね」

俺に身体を擦り付けながら耳元で囁くルクレイアの声が、甘く脳を痺れさせる。彼女は熱く火照った身体を小刻みに揺らしながら、俺の手を自分の秘所へ導いていた。
さっきまで挿入していた場所は俺の指をぬちゅりと呑み込み、媚肉でくちゅくちゅ咀嚼してくる。

「あ……っ、ん……っ。ふふ。誠にイジられるだけで……んくぅ……っ。こんなに蕩けてしまうのです」

「わたしもだよ。誠くんとこうしてるだけで心が溶けちゃいそう」

反対側ではアルムブルムさんが俺の乳首を舐めながら、恍惚と見上げて来ていた。腕は彼女のおっぱいに挟まれ、幸せな柔らかさで満たされている。

こんなのダメになる……。
身体にも顔にも力が入らない俺は、とてつもなくだらしない顔になってることだろう。

「誠はどうなのです? ……と、聞くまでもありませんね」

「じゃあ朝までこうしてよっか。ふふ。いいよね?」

言いながら、二人はちんぽに手を伸ばしてきた。
三回も出したのに固いままの肉棒が、彼女たちのしなやかな指先でツーっと撫で上げられてしまう。

「ふぁ……っ」

思わず出た情けない声に目を細めたルクレイアが、れろっと耳を舐めてきた。

「出したい時はいつでもどうぞ?」

「いくらでも愛してあげるし、いくらでも気持ち良くしてあげるからね?」

微笑みながら、幸せそうに寄り添ってくるルクレイアとアルムブルムさん。その温かさと優しさを感じながら、俺の意識は幸福に満ちたまま落ちていくのだった。

……。

「うぉ……。すげぇ怠い……」

翌朝。
どうやら俺が一番最初に目覚めたらしく、両隣の彼女たちは、穏やかな寝息を立てていた。
ぴたっと抱き着かれていて、とても気持ち良い。このまま二度寝といきたいところだが、俺は疲れた身体に鞭を打って、そっとベッドから抜け出す。そして昨日脱ぎ捨てたままのズボンを拾い、ポケットから目当ての物を取り出すのだ。

するとルクレイアが目覚めたらしい。

「誠? どうしました?」

その声にアルムブルムさんも目を擦りながら起き上がり「おはよ~」と可愛らしく欠伸をしていた。

「おはよう二人とも。今のうちにこれを渡しておこうと思ってな」

ベッドまで戻り、俺が二人に見せたのは……。

「……指輪、ですか?」

「綺麗だね~。これ、どうしたの?」

不思議そうに指輪を眺める彼女たち。
そんな二人の指に指輪を嵌めてから深々と頭を下げ、そして俺は手を差し出すのだ。

「ルクレイア、アルムブルムさん。俺と結婚して下さいっ!」

……たっぷり五秒ほど待ってみた。
だが何の反応もなく、不安になってくる俺である。
しかし思わず顔を上げた瞬間、俺は呼吸を忘れてしまう。

だって……。

「はい……っ。喜んで……っ」

キラリと一筋涙を零したルクレイアが、誰もが見惚れるほどの笑顔を浮かべていたのだから。

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