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無事に下半身の制御に成功した新太は、優喜に案内されてリビングに向かった。
優兎にも優しく出迎えられて、待つこと三十分ほど、手料理が振る舞われる。
優兎の作った料理はどれも美味しい――はずだ。
正直なところ、対面に座る優喜との会話に夢中で、美味しかったはずの料理の味はあまり記憶に残らなかった。

一方で、優喜との会話は思った以上に弾んだ。
元々グラドル・YUKIが飾らない、裏表のない性格でないのは新太も知っていたが、思っていたよりもずっと優喜はフレンドリーで、ゲーム好きという今まで知らなかった情報も知ることが出来、話を弾ませられたのだった。

今度一緒にゲームしよう、なんて話も出来て。
まるで夢のような時間はあっという間に過ぎ、気づけば二時間以上の時間が経っていた。
まだ居たい、しかしそろそろ帰らなければ――そんな風に思っていたら、『お風呂が沸きました』とキッチンの方から音が電子音声が響く。
それを聞いて、優喜が小首をかしげた。

「あれ、ママ、お風呂沸かしてたの?」
「だって、優喜ったら楽しそうだから、このままだといつまでも話していそうなんだもの。
新太くんも、あこがれてる優喜とずっと話してたら気が持たないでしょうし、どこかで区切りは必要でしょう?」

というわけで、と言って優兎は優喜に起立を促した。

「お風呂に入ってきて。その間にわたしは新太くんと少しお話して、見送りしてくるから」

「ん~……ま、しょうがないか。じゃあ、今日はここまでにしよっか、新太くん。
さっき教えたアプリのID、いつでもメッセージくれていいからね?
暇なとき連絡してよ、一緒にゲームしよ♪」

「は、はいっ。今夜確認のために一回連絡します」

「うむ、苦しゅうない。じゃあ、あたしお風呂入ってくるから。またね、新太くん」

優喜は笑顔でひらひらと手を振って、リビングを出ていく。
やがて、風呂場があるらしい方向から扉が閉まる音がした。
優喜が居なくなって、新太はようやく人心地つく。
大きく息を吸って吐いて、心臓の鼓動を多少なりともマシな状態にしていると、優兎がソファの隣に座り、身を寄せてきた。
少し距離が近い気もするが……そういえば話があると言ってたのを思い出して、新太は気にしないことにした。

「お疲れ様、新太くん。どうだったかしら、優喜と会ってみて」

「はい……えっと……すごく、魅力的な人……なのはわかってたんですけど。
思ってたよりずっと、親しみやすいというか。友達多そうですよね、優喜さんって」

「ふふ、そうね、あの性格だから大人には好かれないし、同年代の子から恨みを買うこともなくて、友達は多いみたいね」

「仕事が少ないって自分で言ってるのも、理由はよくわかります。
そんなことで仕事少なくするのもどうなんだろう……とは思いますけど」

「大人の世界だもの、優喜は世界一可愛いけど、それだけじゃどうしようもないわ」

少し親ばかの入ったような言い方だったが、新太も優喜が世界一可愛いというには同意なので、しっかりと頷き返す。
可愛すぎて、話しているだけなのに、ずっとズボンの中で肉棒が疼いて、半勃起のままだった。
今もまだ体の熱は冷めやらず、布地に擦れる刺激に反応してヒクついてしまう。
そんな新太の太ももを……不意に、優兎の手のひらが、撫でた。

「えっ……」

驚きの声を漏らす新太。だが、優兎の手はさらに太ももを撫で続け、その指先は徐々にペニスに近づいて来ているように思えた。
ふと、目前の優兎から甘い香りが漂ってくる。
男を誘うメスの匂い。好きという気持ちを高ぶらせる優喜のにおいとは違う……男を勃起させる、セックスを求めさせる、女の匂い。
それに、自然と下腹部に熱が集まっていくのを感じながら、新太は戸惑いながら優兎に問いかけた。

「あ、あの、優兎さん、なにを……っ?」

「なにって……優喜と上手くいくための手伝い、するって言ったでしょう? その一環」

「いや、でも、」

だからってこんなことが必要なのだろうかと思ったが、優兎はそっと身を寄り添わせると、耳元でその甘い声音をしみ込ませるようにささやいてきた。

「……あの子ね、とっても性欲が強いの。多分だけどね」

「なっ……なんですか、急に……そんな話」

「だって、そういうこと、事前に知っておかないと大変かもしれないじゃない?
わたしは……夫のことは愛していたけど、そっちの相性はあまりよくなくて……
少し辛い思いをしているから」

『している』――という現在進行形の言葉に少しだけ引っ掛かりを覚えながらも、二の腕が沈み込むそのどこまでも柔らかな感触に意識を奪われて、新太は深く考えられないでいた。

「とにかく、娘と付き合うなら、性欲を満たすためのテクニックを付けておいたほうがいいわ。
お互いの幸せのためにもね。だから……今からわたしが、手伝ってあげる」

「は、話はわかりましたけど……!
でもだからって、まだ付き合ってもないし、そもそも、優兎さんは優喜さんのお母さんなのに……っ!?」

「お母さんだからこそ、でしょう?
こんなこと、他の人がやったら寝取っているみたいじゃない。
けどわたしは『ママ』だから、大丈夫。
それとも……わたしじゃそういうこと、できそうにないかしら?」

言いながら、ついに、優兎の手のひらが新太の股間に到達する。
甘く勃起していた肉棒の輪郭をなぞる、優兎のしなやかな指先。
その感触に打ち震え、ズボンの中で跳ねる反応は、優兎に対して欲情を抱けるという証拠に外ならなかった。

「そんなことは……ない、ですけど……でも」

自分の体を誤魔化すことはできない。
しかし、いずれ義理の母にもなるかもしれない女性相手に、そんなことをしていいのか? してもらっていいのか?
新太が悩んでいると、優兎は相変わらず優しい手つきで股間を擦ってきながら、苦笑を漏らした。

「ごめんなさい、悩ませてしまって。まぁ……本格的にエッチの練習をするかどうかは、まだ考えていていいわ。今日はそうね、お試し、っていうことでどうかしら」

「お、ためし?」

「ええ。女性の体に慣れていく第一段階として、手で……おちんちん、気持ちよくしてあげる」

誘うように優兎の指先が、ズボンの上から亀頭を軽くつまむ。
そのまま、かりっ、かりっ、と。
亀頭の先に疼きを走らせるように、勃起を促すように、いやらしい指使いで優兎はペニスの先端を刺激してきた。

「ずっと……優喜と話している間、こんなにして……つらかったでしょう?
このまま帰ったら、今日はきっと夜も眠れないわ」

「う……ああ……」

自然と呻きを漏らしてしまう新太の体内で、熱が膨れ上がっていく。
それを助長するように優兎は何度も、何度も、ズボンの上からカリ首を刺激する。
爪の先で、かりっ、かりっ。
かりっ、かりっ、かりっ。
優兎の中指がいやらしくしなるたびに、新太の理性は失われていく。
さらに優兎は蕩け始めてきた理性へ、言い訳も、逃げ道も、すべて用意してくれる。

「あなたに頼んだのはわたしなんだもの……優喜の恋人になってほしいって。
だから、優喜と会った時にため込んでしまったものをちゃんと吐き出させてあげるのは、
当然のことだと思わない……?」

「当然……ですか……?」

「うん、そう。当然のこと。
別にわたしとエッチなことをするなんて思わなくていいの……そうね……ふふ。
ティッシュ、だと思ってくれていいのよ?
わたしの手を使って……わたしの手で覆って……優喜のことを考えながら、精液を吐き捨てるだけ。
エッチなことなんかじゃないわ……ちょっと女性の肌触りがするだけのティッシュで、オナニーするだけ。ね?」

「お……オナニー……」

ごくりと、思わず唾を飲む。
オナニーだけなら、いいかと、つい思ってしまう。
蜘蛛の糸にからめとられるように性欲の糸を手繰られて、ついに新太は優兎の提案に静かに頷いた。
すると優兎はなぜか一度立ち上がると、リビングの扉を開けた。まさかここまで焦らしてお預けされるのかと思ったが、そんなことはなく、すぐに優兎は新太の隣に戻ってくる。
そして丁寧に新太のズボンのチャックに指を這わせながら、優兎は耳元でささやく。

「せっかく優喜がお風呂に入っているんだもの。音だけでも聞けたら、男の子としては嬉しいでしょう……?」

言われて、ごくりと新太は唾を飲んだ。
……遠く、シャワーの音がうっすらと聞こえる。
憧れの人が、風呂場でシャワーを浴びている音だ。
少し離れた場所で、優喜が裸でいる。想像を促す音を聞いただけで、ますます肉棒は疼いてきてしまう。
もはやズボンのチャックをはじけ飛ばしそうなほど勃起したものをうっとりと眺め、優兎は丁寧な手つきでズボンの中から肉棒を取り出した。
外気に触れて、びくりと震えて自己主張するペニス。
それにゆっくりと指を絡ませながら、優兎は見入っている様子だった。

「ふふ……とっても元気。でも、経験ないのね……?
緊張してるのに、すごく敏感になってるの、感じるわ……」

裏筋をゆっくりと、人差し指が撫で上げる。
それだけで新太は射精してしまいそうだったが、優兎は絶妙な加減で射精には至らせない。
しゅに、しゅに、と軽く撫でる様な動きで焦らされる。
早くも息が上がってきて、腰がヒクついて、浮いて、新太は切ない気持ちでいっぱいになる。
そんな新太のことを熱っぽい目で見つめて、優兎は耳元でささやいた。

「まだ、ダメ……♪
ほら、目を閉じて……こんなおばさん相手で射精しちゃダメ。
これはあの子とエッチなことをするときの、練習なんだから。
ほら、シャワーの音……聞こえるでしょう?」

言われたとおりに目を閉じて、遠く響いているシャワーの音に集中しながら目を閉じる。

「あの子のグラビア、いっぱい見たんでしょう……?
思い浮かべて……あの子は今、裸で、シャワーを浴びてるの……見えないところはわたしが教えてあげる。
乳首はピンク色……綺麗にしてるのよ。
股間はうっすら毛が生えてる……柔らかくて、おちんちんを擦り付けても気持ちいいくらい。
あの子、髪もだけど、あそこの毛も柔らかいの……
おっぱいは……わたしよりは少し小さいけれど、このくらいの柔らかさ……♪」

ずり、ずり、と二の腕に柔らかな塊がより強く押し付けられる。
まぶたに浮かぶ、優喜の裸体の妄想が、より現実味を帯びていく。
だけど同時に、それは横に座る優兎の肢体の魅力そのものでもあると思い知らされて、二つの興奮が混ざり合って、新太の頭の中をめちゃくちゃにしていく。
ペニスが痛い。痛いほど、張りつめて、先っぽから衝動が透明な汁となってあふれ出してしまう。
それを丁寧に亀頭に撫で広げながら、ますます吐息に熱を込めて、隣のメスはペニスを扱く手に力を込め始めた。

「もう……いい子ね。
そのままあの子の体を想像して……あなたが何度もそうしたみたいに、あの子に熱いのをたくさんかける妄想をしながら出しましょうね……♪」

ぬるぬるになった優兎の指先が、陰茎を強めに、まだ刺激に慣れていないカリは優しく擦り上げていく。
自分の手とは比較にならない、絹のような上質な肌触りの指先。
脳裏に浮かぶ優喜の裸の妄想と、押し付けられ変形する乳房の感触、首筋から漂ってくるメスの匂いに、もう、新太は限界だった。

「優兎、さん……俺……もう……っ」

「ええ……出して。優喜にぶっかけるの想像して、いっぱい出して……っ」

精液を受け止めるために、優兎は亀頭を手のひらで包み込む。
そのままひねるように、手のひらの中央に鈴口を擦り付け、新太のペニスから脳天まで快感を走らせて。

「う――ああ……出る……っ」

「ふぁ……ん……っ♪ ああ……熱いのがいっぱい……出て……っ」

そのまま、新太は優兎の手の中で射精した。
腰が跳ねる。柔らかな手のひらに、自然と亀頭を擦り付けてしまう。
優兎の手に擦り付けながらの射精は、頭の芯まで蕩けるほど気持ちいい。
溜まっていたものがごっそりと吐き出されていく――だけど同時に、もっと優兎の手で射精したいという思いが沸き上がって、射精しながらもペニスを疼かせた。

「ん……っ♪ ああ……おちんちんがわたしの手にぐりぐりして……っ。
なぁに、もっと出したいの、新太くん……?
それとも……優喜のおまんこに中出しすること考えてたら、勝手に腰が動いちゃう……?」

軽くカリを指先で擦り上げて、裏筋を扱きあげ、射精を促す優兎。
その視線は手の中のペニスに熱っぽく注がれており、むっちりとした肉付きをした太ももを、時折すり合わせているのが見えた。

ただ、その仕草の意味を新太が深く考える余裕はない。
もっと射精したい、この気持ちいい女の手で――ただそれしか今は考えられず、気づけば新たはしがみつくように優兎の胸に手を這わせ、わしづかみにしていた。

「ん、っふぅ……っ? ぁ……新太……くん……?
んぁ……っふ……ん……ぁあ……ダメ、よ、急にそんな……揉んだらぁ……っ♪」

ダメ、と言いながらも優兎の声に拒否する色はなく、新太は自分の中から沸き上がる衝動を抑えるように、服の上から優兎の胸に指を食い込ませる。
優兎の乳房はブラと服の上からでもわかるほど大きい。優喜以上の大きさだ。
男である新太の手にも当然のように余る、どころか、片方の乳を持つのに両の手のひらを使う必要があるほどの大きさ。
ブラで形を保たれているが、解放されたらかなり柔らかいのだろう。軽く力を込めるだけで指先が沈み込んでいく。
直に触れたらきっと、吸い付くような心地よさであるのは明らかだったが、童貞の新太には流石にいきなり服を剥ぐような度胸はない。
ただ、そのまま優兎の胸を揉み、甘えながら、腰を浮かせて次をねだった。

「優兎さん……もう一回……まだ、ダメだ……」

「ふふ……ええ、もちろん。
わたしのお手てティッシュで、いっぱい射精しましょうね……♪
おっぱいも、服の上からなら、好きに揉んでいていいから」

優しい言葉に、新太はこくりと頷く。
そしてすぐに優兎は再び手淫を始めようとしたようだったが、ふと、気づいたように動きを止める。

「このまま精液がついた手でしごいたら、流石に後片付けが大変よね?
先にちょっと、綺麗にするわね?」

綺麗に、という言葉の意味が分からず新太が首を傾げていると、優兎は指先で精液を手のひらに集め、一度ペニスから手を離す。
そしてゆっくりと口元に、たっぷりと精液の乗った手のひらを近づけて。
ごくり、と一度喉を鳴らすと、唇を精液に触れさせ――吸った。

「ずず……っ♪ じゅぞ……じゅるぅ……っ」

「あっ……飲ん……っ?」

「んふ……っ♪
じゅぞる……くちゅ……っはぁ……ごめんなさい、新太くんの精液、とっても濃くて……たくさんだから。少し飲むのに時間かかっちゃうわ……♪
少しだけ、待っててね……れじゅるぅ……っ」

わざとらしく、いやらしく下品に吸い立てる音を立てながら、優兎は少しずつ新太の精液を咀嚼して飲み込んでいく。
自分の出したものを、美味しそうに、頬を染めながら飲み下す優兎の姿に、新太は自然と乳房に食い込ませる指の力を強めていた。
すると優兎もびくりと体を震わせ、太ももをすり合わせて反応し、むしろもっと強く揉んでほしいとばかりに新太の手のひらに乳房を押し付けてくる。

「っふぁ……っはぁ……もぉ……そんな強く揉まれたら、上手く飲めない……
もっと時間、かかっちゃう……♪」

「いいから……早く……飲んじゃってください、優兎さん……そんなエッチな顔で飲まれたら俺……ますます……っ」

「はぁい……♪ じゃあちょっと急ぐわね……じゅぞっ、じゅる……っ!
くちゅ……んちゅ……ごく……んっ……」

残った精液を口の中に含むと、何度か小分けにして飲み下す。
そしてすべての精液を飲み下した優兎は、手のひらにべったりと着いた精液を、舌を大きく出して舐めとった。

「っはぁ……れろぉ~……っ♪ まだ手のひらに精液の味が残ってるわ……♪
っちゅ、れろぉ……っ」

「優兎、さん……っ」

わざとやっているにしても、あまりにも男を誘うような仕草に、新太はペニスを硬くいきり立たせる。
しかし優兎の仕草にわざとらしさはない。それが余計に、興奮を誘う。
優兎はただ、自然と、性的な行為をする時、男を誘うような仕草と行動をとっているだけなのだ。
遠く、かすかに届いていたシャワーの音はもう止まっている。おそらく湯船に浸かっているのだろう。
もう、新太の頭の中にも、優喜の姿は思い浮かんでいなかった。代わりに、目の前のいやらしい女の姿だけが、快感とともに刻み込まれていく。

「さぁ……お待たせ。それじゃあ、優喜が上がってくる前に、もう一度出しましょうか……?
濃いのいっぱい……わたしの手で、出しちゃいましょうね……♪」

再び優兎の指がしっかりと新太のペニスに絡みつく。
先走りと精液の残り汁で濡れた指先は、先ほどよりも強めにペニスを握り込み、しごき始める。
新太は優兎の手に身を任せ、射精に向かっていく快感を味わいながら、手では優兎の体を無意識にまさぐり、乳房を弄ぶ。
さっき『ダメ』と言っていたとは思えないほど、優兎の体は火照っていた。
全身を撫で、乳房に指を食い込ませるたび、その口から漏れ出る吐息が色っぽく、より熱を含んでいくのを新太も感じていた。

「っはふぅ……んっ……ぁあ……っ♪
はぁ……手の中でおちんちん……跳ねて……ふふ、すごく元気……エッチなおちんちんね……?」

「優兎さんの手が気持ちよくて止まらないんです……っ」

「ん、もぉ、優喜のこと考えながら射精しなきゃダメじゃない……♪
ぁ、ひぁう……んんぅ……おっぱいも、そんな、もんでぇ……っは、っふ……ぁあ……っ!
わたしの体は、優喜のための練習台なんだから……『わたし』で興奮しちゃだめぇ……っ♪」

無茶な注文には何も返事を返さないまま、新太は火照っていく優兎の体へと没頭していく。
熱い吐息を漏れさせる、艶やかな唇。
乳房に指を食い込ませるとぴくりと跳ねる肩、どこか切なげに擦りあわされる内太もも。
射精を堪えて震えるペニスを、夢中になってしごきあげる指先。
すべてが新太の中のオスの部分を刺激して、いきり立たせ、目の前の女で射精したいと思わせて。

「っは、ぁあ……優兎さん……優兎さんっ」

「きゃ、あ、んんぅ……っ! っはぁ……すごい……またぁ……っ♪」

新太は優兎の手に亀頭を強く擦り付けながら、再び射精した。
抱きしめる優兎の体は、どこもかしこも柔らかだ。
出会い頭にハグされた時に感じた優喜の体も柔らかかったが、それ以上。
包容力と言うのか、男をどこまでも包み込んで、蕩けさせる、そんな柔らかさを腕の中で感じながら、新太は優兎の手の中へすべて吐き出していく。
優兎も自分を想って大量に吐き出されるそれを、嬉しそうに手で受けとめていく。

「んっ……まだ腰、突き出して……っ♪ こんなに出されたら、手に収まらないわ……?」

「じゃあ……飲んだらどうですか? 直に……」

その艶のある唇をじぃっと見ながら新太が言うと、優兎は少しだけ迷った仕草を見せ……それからぺろりと唇を舌先で一撫でした。

「そうね……まだ出ているし……綺麗にもしなきゃいけないし。少しだけ……♪」

優兎がゆっくりと身をかがめる。
太ももでその大きな乳房をむにゅりと変形させながら、ペニスに顔を近づけ、手を避けると、その先端を浅く咥えこんだ。
舌先がぴったりと、裏筋に張り付いてくる。ぬめった感触が亀頭に触れた瞬間、新太は再び、熱いものがこみ上げてくるのを感じた。

「っ、ゆ、う、さん、出る……っ」

「んむっ……んんぅっ!? んく……んぶ……んじゅる……ごく……っ!?」

まさかの連続射精に、流石に優兎も驚いた様子だった。
だが、さらに驚いたのは新太の方だ。
優兎は口を離すかと思ったのに、むしろ強く吸い付いて、唇で陰茎を扱き、舌先で精液を絡めとって、搾りだしてきた。
初めてペニスで感じる、女性の口内の感触。
手のひらで包み込まれるよりもずっと温かく、たっぷりと唾液を含ませた口内は刺激的すぎて、射精がなかなか止まらない。
さらには――本人が気付いているかはわからないが――優兎の表情が、新太の興奮をさらに引き上げた。
優兎の目元はうっとりとした様子で、舌先は口内に注がれる精液を味わうように蠢き、喉を鳴らすたびに大きなお尻がぴくん、ぴくん、と細かに震える。
ロングスカートの下、ショーツの下で、優兎の体がどんな反応を示しているのか、新太が知るには十分なほどのあからさまな反応。
今後、優兎に優喜とエッチする時のための練習をしてもらったら、どんなことをしてもらえるのか。
どんな風に、今、欲情に震えている優兎の体を味わえるのか。
考えるだけでとらわれそうになる妄想から新太を引き戻したのは、じゅるる、とゆっくりとペニスを吸引する優兎の口淫の音だった。

「じゅずろぉ……じゅずぅ……じゅぱっ♪ っはぁ……これで全部かしら……?」

「あ……は、はい……」

流石に連続で三発も出したせいだろう、新太のペニスは少し萎え始めていた。
だが、胸の中にはまだ、優兎に対する情欲がくすぶっている。
優兎も……手の中に残っていた精液を見ると、どこか名残惜しそうにしながら、ぺろぺろと舐めつつ、空いた手で新太のペニスを仕舞い始めた。

「れろ……っちゅろ……っふぅ……♪ とりあえず、今日はこれで……終わりね?
お試しだから……練習、する気になったら……連絡頂戴?
この間メッセージのIDは教えたでしょう……? そこに連絡、くれればいいから」

こくりと、小さく頷き返しながら、新太もゆっくりと優兎の体から手を離した。
切なげな瞳が、新太へと絡みつく。それから逃れるように、新太はソファから立ち上がった。

「じゃ、じゃあ……俺、今日はこれで……っ! 優喜さんに見られたらまずいですし……っ」

「え、ええ、そうね。……じゃあ、連絡待ってるわ……♪」

色っぽくつぶやく優兎に見送られて、新太はそそくさと來嶋家から出る。
だが、自室に戻っても、新太の頭からはずっと、優兎の手の、口の、弄んだ乳房の、そして立ち込めていたメスの匂いが頭から離れなかった。

……その日。
新太は優喜と出会ってから初めて……優喜以外でオナニーをした。
優喜と、優兎、二人と絡み合い、三人で貪りあう。そんな、絶対ありえない状況を妄想しながら。

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