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5-8

――そうして。
濃厚な夜を過ごし、二人で裸で抱き合って眠った翌朝。

「ん……」

いつも優喜のお風呂の覗きに使っている窓から差し込む光が強くなってきたのに気づいて、新太はゆっくりと目を開けた。
時刻を確認、するよりも先に、自分に背を向けて眠っている優兎の姿が目に入る。
薄いタオルケット一枚に覆われた優兎の美しい裸体。それに、ひと眠りして元気が回復したのもあって、新太は時刻なんてどうでもよくなって、後ろから優しく優兎の体を抱き寄せた。

「っぅ……ん……♪ んぅ……ふぅ……すぅ……」

僅か、嬉しそうに身じろぎする優兎。そのかわいらしい寝顔に、新太のペニスは朝勃ちのせいだけではない硬さを得る。
このまま入れられるだろうかと思いつつ、軽く優兎の秘所にペニスを擦り付ける――と、ぬるりと、ペニスに熱くぬめった感触が伝うのがわかった。
濡れている? と思った新太だったが、すぐにそれが自分が昨晩、寝る前にもう一回だけとせがんで中出しした精液であることに気づく。
一応逆流してきた分は拭ってから眠ったものの、中にはたっぷりと残っていたのだろう。
とはいえ、状況的にはファインプレーというほかない。
これならば優兎に挿入するのは簡単そうだった。

「ひ……ぁ……ん……はぁ……♪」

すりすりと亀頭の先を入り口に擦り付けると、もぞりと優兎が身じろぎうる。
それに、新太は後ろから爆乳を優しくわしづかみにして、感触を堪能しつつ、動きを封じる。
そしてそのままゆっくりと、眠る優兎の膣内へとペニスを侵入させた。

「っひ、っぅ……ああ……っ? んは……ぅぁ……?」

「っく……っぁあ……優兎さんのナカ、きつ……っ」

昨晩の行為の残滓で挿入の抵抗はないものの、やはり寝起きで、ほぐれてはいないせいか。優兎の膣内は昨晩していたときよりきつく新太のペニスを締め付けた。
これはすぐに出てしまいそうだと思っていると、流石に目を覚ましたらしい優兎が、おぼつかない視線を新太に向ける。

「んぁ……っぅ……んぅう……? あら、た、くぅん……?」

「おはようございます、優兎さん。
……すいません、起こしちゃって。でも、優兎さんが可愛いから我慢できなくって」

「ん、もぉ、可愛いって……ひゃ、ぁ……♪ んはぁ……あ、これぇ……もう、入っちゃってるのぉ……♪」

新太が朝の挨拶をしながら軽く腰をゆすると、今自分が挿入されているのだと完全に気づいたらしい。
その瞬間、優兎の膣内はヒクヒクと物欲しげに蠢き始め、柔辛くペニスを扱きあげ始める。
しかしまだ寝起き特有の締め付けの強さも残っており……控えめに言って強烈過ぎる刺激に、新太はうしろから、優兎のことをぎゅっと強く抱きしめて快感に耐えた。

「う、ぐ……ゆ、優兎さん、急に……っ」

「ふふ……♪ 新太くんだって、急にしてるじゃない? こんな……っはぁ……♪ こんな、夢みたいなこと……幸せ過ぎて、勘違いして、おかしくなっちゃうわ……わたし」

「夢みたいだなんて……これから、優兎さんとも、こういう時間いっぱい過ごせるよにしますよ。勘違いなんかじゃ、ないんですか」

「ん、っひぁ……っ♪ ぁ……ああ……朝から……新太くんがぁ……っ! きてぇ……ん、っぅ、ひっぅ……っはぁあ……っ♪」

ゆっくりと、優兎の膣内にペニスを擦り付け始める。
本当にゆっくりとした、昨晩の激しい行為を思えば、お遊びのような腰遣い。
だけど、一晩中愛し合った新太と優兎の体の相性はすっかり、完璧なくらいに波長というか、タイミングがあっていて、そんなゆったりとした交わりでも、頭の芯まで幸福が満ちるような快感を与え合う。

「んんぅう……っ! っは……ぅぁ……ああ……♪ だ、めぇ……♪ ねおき、だからぁ……っ? っぅんああ……こんなぁ……すぐぅ……んひっぅう……っ」

「大丈夫です……! 俺もすぐ、出ちゃうので……っ! 寝起き中出し、しますから……! 優兎さんも、イって……!」

「あ、ぅぁ、あ、んんぅ……っ♪ っは、ひぅ、ぁ、あ、だめ、今、中出し、ほんとうにぃ……っぅ、ぁあ……こんな、幸せぇ……味わっちゃ……っ♪」

「ぅ、っぐ……出る……っ!」

緩やかな交わりの最後に、少しだけ強く腰を突き出した――次の瞬間。

「っひ、っぅ、っぅんぅう……っ♪ っぁああ……! っは……っぁあ……♪ でて……るぅ……っ♪ 朝から……こんな、いっぱい、愛して……んはぁあ……っ♪」

腕の中で、悦びに、喜びに、優兎の体が震える。
ふるふると、新太の手の中で柔らかく、溶けてしまいそうなほどに震える乳房の感触が心地いい。
優兎が幸福そのものの表情をしているのが嬉しくて、新太はたまらず、後ろから首筋にキスをした。

「優兎さん……ん、っちゅ……好きだよ、優兎さん……っちゅ」

「ひゃ、ぁ、っぅんぅ……♪ っはぁ……夢、叶っちゃったみたいね……♪ こんな……っはぁ……いっぱい……♪」

「夢? って?」

「ん……その……新太くんと、一緒に抱きしめあって……朝を迎える、っていう……ふふ。本当は昨日、お泊りするつもりなんてなかったの。でも……新太くんに求められて……一緒に寝ようって言われたら……ダメね」

嬉しそうに、だけど、どこか悲しそうに、微笑む優兎。
優喜に申し訳ない――そんな気持ちが滲んでいるのを、新太は確かに感じた。

「優兎さ――ん」

そんな優兎になにか言おうと口を開き替えた瞬間、枕元にあった新太のスマホが音をたてた。
いいところで、と思ったが、優兎が『どうぞ』と笑顔で促してくれるので、優兎に挿入して、その体を後ろから抱きしめたままスマホを手に取る。
お尻を擦り付けるようにして膣内でペニスの感触を確かめる優兎のことを愛しく思いながら、新太はスマホの通知を見て――そこに表示されていたメッセージに、目を見開いた。
優兎も、新太の反応がなにかおかしいことに気づいたのだろう。こちらをちらりと横目で確認する。

「どうかした? 新太くん」

「あー……いえ。ちょっと友達から連絡が。返してもいいですか?」

「もちろん。でも、おちんちんはこのままでいい……? っぅ……はぁ……♪」

「うん。優兎さんとこうしているの、すごく嬉しいから」

優兎の緩やかな腰遣いを楽しみながら、新太はメッセージを改めてみた。
そこには、短く、一言。

『ママとエッチしてるよね?』と、優喜からのメッセージが入っていた。

どこからどう知ったのかはわからない。ただ、隠すことは出来ないので、新太は素直に『している』とだけ返した。
するとすぐに『分かった』と返事が返ってくる。
さらには『今日の夜から明日の朝まで、時間あけておいて』『五時に駅前で待ち合わせね』というメッセージも続けてきて、それ以降、新太が返事をしても音沙汰がなかった。
話は後で、ということなのだろう。
ついにこの時が来たかと、新太は思った。
予想外のタイミングではあったけれど、優喜はもちろん、優兎も幸せにしたい、なってもらいたいと考えていたのだから、その覚悟はすでにあった。だから、焦りはとくになかった。
ただ……緊張はあったのかもしれない。
新太の変化に、繋がっている優兎は気づいたらしい。

「……新太くん? メッセージ……優喜から?」

「え。……なんでそう思うんです?」

「だって、おちんちん、ちょっとだけ縮んだから」

「ええ……? 全然勃起してると思うんですけど……わかるんですか」

「まぁ……そうね。こんなにいっぱい体を重ねたのは、新太くんが初めてだから……おちんちんの感触、事細かにおまんこが覚えちゃったのかも……♪」

嬉しいことを言ってくれる、と思っていると、ペニスが膣内でびくりと震えて膨らむのを感じた。
言われてみれば確かに、緊張で少し縮んでいたようだ。

「んんぅ……♪ っはぁ……元気になった……♪」

「すいません、心配させちゃって。でも、大丈夫です。
今夜優兎さんのことも全部話して、優喜さんにも認めてもらいますから。
……あー、でも、それまでは優兎さんは優喜さんと会わない方がいいかな……? なんなら、明日の朝まではここに居ていいですよ、優兎さんは」

心配させないようにという新太だったが、優兎は悲し気に微笑み、言う。

「新太くん……もし、もうわたしとなにもしないなら許してくれる、って優喜が言ったら……迷わず娘だけを選んでちょうだいね?」

「は――な、なに言ってるんですか、優兎さんっ?」

「だって、そうでしょう? わたしは元々、優喜が幸せになれるようにって……あなたを選んで、恋人になってもらったんだから……そしてなにより。わたしはあなたにも幸せになってほしいの……新太くん」

だから、お願い、と。
悲しい決意を秘めた優兎に、新太は、ひとまず頷くしかできなかった。
膣内が、嫌だ、離したくないと、強くしがみついてきているのに、気づきながら。

「……わかりました。
でも、俺、絶対にそんなことにはさせないですから。
というか……優兎さんはどうなんですか。俺と、もう……関係が全部、なくなってしまっても……いいんですか?」

「じゃあ、それでも良いって思えるように……最後に一度だけ、愛して?
幸せな朝だから……最後にしてもいいくらいに、幸せな朝だから……だからお願い。この記憶が一生の支えになるくらい……幸せな記憶になってくれれば、わたしは――」

「っ……優兎さん……! 愛してます、優兎さん……好き……っ」

「ん、ぁふぁあ……っぁあ……っ! 新太くん……新太、くぅん……んんっぁあ……っ」

悲しい決意に、それ以上はなにも言わず、新太は優兎のことをじっくりと愛し始めた。
絶対にこの覚悟を無駄にしてやると、思いながら。
行為の最中、絶対に『好き』とも『愛している』とも口にしない優兎に――いつか絶対、素直に、自分のことを好きだと言わせたいと、思いながら。

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