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6-2

優喜に手を引かれて、新太は以前優兎と一緒に入ったラブホテルへと入った。
すでに優喜がチェックイン済みだったらしく、そのまま部屋まで向かう。
先に優兎と一緒に来ていた場所に優喜と一緒に来ることに、僅かな背徳感を覚えながら、部屋の中へ。
ただ、流石に部屋番号まで同じということはなく、そこだけは少し安心しながら部屋の中に入る――と、ベッドの上の大荷物が目に入る。

「それ……なんです?」

部屋の中央、大きなベッドの上には大きめのスポーツバッグがおいてあった。
新太が思わず首を傾げて問いかけると、優喜はにやりと楽し気に笑みを浮かべる。

「ふっふっふ~……なんだと思う?」

「え、なに、その言い方だとちょっと怖い……!」

「別に怖いものじゃないって。むしろ嬉しいもの、かな?」

ますますなんなのかわからず首を傾げる新太。喜ぶものと言われても、あまりにも大荷物過ぎて想像がつかない。
プレゼントとかだろうか、と思っていると、優喜は新太の肩を掴んで、後ろを向かせた。

「優喜さん?」

「ちょっとそっと向いててね。今から準備するから。
……って言っても、一着目はもう下に着てあるし、脱ぐだけなんだけど」

はぁ、と間の抜けた返事をしながらも、新太はひとまず優喜から目を背けたまま待つ。
後ろからごそごそと、衣擦れの音が響く。それだけでもう新太は股間がむずむずとしてきて、パンツとズボンを押し上げてペニスが首をもたげ始めているのを感じたが、どうにか完全に勃起しないようには抑えた。
一応、優喜がまだ怒っているかも、という可能性は残っているのだ。
新太もまだ完全に優喜が納得するとは思っていない。
いろんな意味でドキドキしながら待っていると、衣擦れの音が止む。

「いいよ、こっち見て、新太くん」

「は、はい」

声に、新太はゆっくりと振り返り――そして、勃起した。
そこにあった光景を前にしては、抑えなどというこざかしい考えは微塵も浮かばなかった。

「どう? これ、ファンの新太くんならわかるんじゃない?」

楽し気に問いかける優喜のまとっているのは、白いビキニだ。
少し小さめのサイズで、深い谷間はもちろん下乳まで楽しむことが出来る。
それは、新太が五十回は見直した、優喜の初イメージビデオの衣装だった。
新太は目を皿のようにしてその姿を刻みつけながら、何度も深く頷きつつ、優喜の問いかけに応える。

「もちろん……! 優喜さんの初IV『YUKIPAI』の三シーン目の白ビキニじゃないですか……!」

「おお~、すごい、何シーン目だったかまで覚えてるんだ♪」

「もちろんです! 二枚しか出てないですけど、IV、五十回は見てるんで!」

「あは、驚かないけど流石に五十回見てるのはちょっとビビっちゃうね」

呆れ交じりに笑う優喜だが、その笑みはますます深まるばかりだ。
その笑みの意味、そして背後にある、まるで大量に衣服を詰め込んだようなバッグ……ビキニ姿に意識の大半を持っていかれながらも、新太ははっと、気づく。

「まさか、その、バッグの中身って……!?」

「お気づきになりましたぁ~? 言ったでしょ、喜ぶものだって。――じゃーん!」

優喜は勢いよく、ベッドの上にバッグの中身をぶちまける。振り返った時にビキニが食い込むお尻が大変すばらしくそちらにばかり気がとられそうになったが、すぐに、広がった衣装を見て新太はそちらに意識を移した。

「初めて雑誌に載った時のブルーの水着! 裸エプロン風の下に着てたほとんどシールみたいな水着!? それにそっちはイベントに出た時のメイド服だし、そっちはコラボで来たゲームキャラの衣装で……ああっ、青年誌の干支コス特集で使ってたバニーガールまで……!」

ずらりと並ぶ大量の衣装。記憶の中の優喜の着た衣装よりは少ないものの、それでも半分ほどの衣装が今、目の前に並んでいた。
感激という言葉では言い表せない。
その上、今、ラブホテルで、これだけの衣装を持ち込んでいる意味……それがわからない新太ではない。
この先起こる出来事を想うと、それだけで、パンツが先走りで濡れてしまうくらいに、昂りが止まらない。
息を荒くする新太を見て、優喜もまた、どこか優越感を感じているような――これから行う行為に対して興奮するように、頬を赤らめながら、新太に言う。

「あたしが記念にって買い取ったりした衣装は、全部持ってきたの。もらったのも混じってるかな? まぁ、流石に全部はないけどね。残念?」

「全然……! だって、こんな、……着て、くれるんですよね?」

「うん。着てあげる……♪ あー、でも、新太くんがもつかなぁ? この衣装、ぜーんぶ着終わるまで。おちんちん勃起しなくなったら、衣装全部着終わる前に終わりにしちゃうつもりだったんだけど」

挑発的に言いながら、優喜は広げた衣装をバッグに詰め戻して、バッグを床に置いて、空いたベッドに腰掛けて。
新太を誘うように、ビキニがずれて桜色の先端が見えるのも気にせず、二の腕でIカップの乳房を寄せ上げながら言う。

「新太くんのおちんちんは、あたしの衣装、全部楽しめるかな~?」

「……やれますよ。全部ぶつけていいなら、もちろん」

「全部ぶつけてもらわなきゃ困るよ。そのために準備したんだから。
新太くんの一番は、あたしだもん。別にママとエッチしてもいいよ、ママのためでもあるし。でも……お嫁さんはあたし。結婚するのもあたし。だから……あたしも恋人として、新太くんの全部、受け止めたい」

やはり、優喜は新太が自分とエッチした後、欲求不満で優兎とエッチしていたことは根に持っている……というよりも、悔しいようだった。
全部ぶつけたら、優喜が参ってしまうんじゃないか、という不安は新太の中に少しある。
しかし……優喜に全てぶつけたいと思うと同時……優喜にも優兎と同じようにしないのは不公平だろう、とも思うのだ。
だから。

「わかりました。優喜さんにも全部ぶつけますから、今日は……!」

「うん♪ そうこなくっちゃ。それじゃ、早速好きにしていいよ……って言いたいところだけど。まずは新太くんにはハンデを負ってもらっちゃおっかな~」

「は、ハンデ?」

突然なにを言い出すのか――と思っていたら、優喜は部屋に備え付けてあったらしいコンドーム×2を取り出して見せる。

「置いてあったコンドーム二個使うまで、生エッチ無し♪ ママとこっそりエッチしてたことは、それで許してあげる」

それは、優喜なりの気持ちの整理でもあるのかもしれない。
一晩中優兎とセックス出来た新太には、あまりにも軽いハンデだ。

「そんなの、すぐですよ。なんなら優喜さんとエッチする前に片付けちゃいます」

「ふふ、頼もしいね。じゃあ……服脱いで? 早速つけてあげる」

もちろん、と新太はその場で服をさっさと脱ぎ捨てた。
露わになる、先走りをあふれさせ続け、屹立する凶悪な肉棒。
昨晩の初夜の時と同等か、それ以上に勃起しているそれを見て、優喜は目を見開く。

「え……あ、あれ? なんか昨日よりおっき……くない?」

「そりゃ、大好きだった優喜さんの、何回抜いたかわからないIVの衣装姿が、目の前にあるんですよ? いつもより多少おっきくもなりますって」

「……あは♪ あたしのこと大好きだ」

「はい。愛してます、優喜さん」

「それ、ママにも言ってるでしょ? ……って、あー、ごめん、今のなし。なんかママとエッチしてるの責めてるみたいになっちゃった」

コンドームを装着させようと立ち上がり、近づきながら、優喜は自分の発言を撤回する。
そんなところも優喜のいいところだと、優喜のことを改めて素敵に感じながら、新太は苦笑気味に言う。

「確かに言うけど、意味はちょっと違う……かな」

「……? どういうこと?」

「優兎さんに必要なのは夫っていうか……Hもしてくれる、男の家族だから。……多分ですけど。大事なのは『家族』って方で。だから俺も、優兎さんを幸せにしたいって思うのは、優喜さんの家族としての『優兎さん』なんです」

エッチで誘惑されてそう思い始めたって言うのは自分でもどうかと思いますけど――少し申し訳なく思いながら新太がそう言っている間、優喜は驚いた顔で固まっていた。
やがて、数秒すると、おそるおそる尋ねる。

「ママ……やっぱりパパがいなくて寂しいってこと?」

「聞いたことはないですけど……あと、優喜さんが大きくなってきたのも関係あるのかなって……ほら、大学卒業して就職とかしたら、家出てったりとか……考えるんじゃないですか?」

優兎にエッチな誘惑をされながら、新太はちょくちょく考えていた。
そもそも、なんで優兎は優喜の恋人を作らせようなんて思ったのか。
理由は多分、簡単だ。
優喜が結婚して、早くに身重になりでもしたら、優兎に頼らざるを得ない。
優喜が自分と同じく性欲を持て余すだろうという心配や、恋人を作ってあげたいと言う親心も、もちろん、嘘ではないのかもしれないけれど。
多分それは、表の理由なのだ。

「優兎さんが優喜さんの恋人にって俺を選んだのは、多分、優喜さんが妊娠でもして家にとどまってくれればいいなって思ってのことなのかなって。……その後俺に手を出しちゃったのは……優喜さんの思う通り、いろいろ持て余したりしてたんだと思いますけど」

優兎は爆弾だったのだ、と新太は思う。
夫が早くに亡くなり有り余らせた性欲と、いずれ離れていってしまうかもしれない優喜への、家族への寂しさ。
パンパンに張りつめていたその感情が、丁度よく、たまたま、偶然にも見つかった新太という『刺激』で、爆発した。
全部、全部、ないまぜになって。
きっと、本人も自分の気持ちを深く理解できないほど、勢いよく、爆発した。

「俺は優喜さんのこと、彼氏として、将来は夫として幸せにしたい。一緒に幸せになりたいです。でも、優兎さんは……家族として、優喜さんも含めた家族の一員として、ずっと一緒に居て、愛してあげて、幸せに過ごしてほしいなって。家族でエッチするなよって話かもですけど」

優喜は、真面目な表情で、黙って新太の話を聞いていたが。
やがて、こくりと小さく頷くと、新太に向かって優しい微笑みを浮かべた。

「ありがと、新太くん」

「えーっと……それはなにに対して?」

「全部? あたしのことも、ママのことも、考えてくれて。……なんか、娘なのにママのことわかってなかったの、恥ずかしくなってきちゃった」

「いやいや、合ってるかわかんないですからね! 俺の妄想っていうか、勘違いかも」

「多分あってると思うよ。聞いて、しっくりきたから」

「そうなら、いいんですけど」

「うん。そうだと思う」

笑顔でもう一度頷いて、優喜は手に持っていたコンドームをゴミ箱に投げつける。
そして、勢いよく新太に抱き着いてきた!

「うわ……と、っと!? ゆ、優喜さんっ? ご、ゴム捨てちゃっていいの?」

「もういらない。新太くんとエッチするのにゴムとか、もう一生ナシ。……こんなに、あたしと、あたしの家族のこと考えてくれる、素敵な人なんだから。愛し合う時は生で……全力で、きみのこと感じたい。いつでも」

「優喜さ――んむ」

「んむ、んっりゅ、りゅちゅ……んっちゅ、っちゅ、れりゅ……れろぉ……りゅちゅぱ、んむ、りゅちゅ……♪ んはぁ……愛してるよ、新太くん……んむ、んりゅ……っ」

新太が何か言おうとするより早く、唇を塞がれ、舌と舌を擦り合わされる。
自然と、新太も優兎の体を抱きしめ、その下腹部に熱く滾ったものを押し付けながら、何度も濃厚なキスを繰り返す。
熱が、ぐつぐつと、高まっていく。
ただ、その高まりは、あまりにも早かった。

「んむ、んちゅ……っは、ぁ、あの、優喜さん、キス良すぎてもう、俺……っ」

流石に抱きあってキスしたままいきなり射精するのはバツが悪いと、どうにか途中で唇を離して新太は言う。

「新太くん、ママとする時もそんなにすぐ出ちゃうの?」

「いや、全然、……こんなに早く出そうになっちゃうのは優喜さんの時だけですよ」

「ふふ、嬉しい♪」

本当に、心の底からあふれる喜びを笑みの形にして、優喜はそっと体を離す。
そしてベッドに寝そべると、膝を立て、ビキニの股間の水着をずらし、M字開脚で秘所の入り口のヒダを開いて見せながら言う。

「きて……新太くん。衣装、いっぱいあるんだから。あたしのこと……新太くんが見てきたあたしのこと……全部。愛してくれるよね……♪」

「もちろんです……! 優喜さんっ」

「んっひっぅうっ♪ っぅぁ、ああ、きた、また、きたぁ……っ♪ おっきいの、なかぁ……んぁああ……っ」

優喜に覆いかぶさって、新太はすぐに、熱くぬめった膣内にペニスを押し込む。
二人、見つめあい、恋人として愛し合い始める――

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