巨乳キャラあつめました

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初日:サキュバス召喚

俺はサキュバスが好きだ。
サキュバスとは、最高の快楽と引き換えに男から精を搾り取る魔物だという。なにそれ最高。是非ともおチンポぶち込みたい。

けどもちろん想像上の魔物だ。
というか、この世界に魔物なんてものは存在しない。常識的に考えてな。

そんなことは分かってる。
けど会いたい。会って、まぐわって、最高の快楽とやらを経験してみたい。それは全男性の夢ではなかろうか?

だから買った。
買っちゃった。

『サキュバス召喚スイッチ』

嘘だって分かってるよ? んなもん存在するわけないって。だいたいお値段246円。本物のわけがない。
でもしょうがないじゃん。俺が購入ボタンをクリックしたわけじゃない。俺のチンポが勝手にクリックしちゃったんだから。

そして今、六畳一間のアパートに届きしは黒い長方形。複数のボタンとディスプレイで構成されているこれこそが、サキュバス召喚スイッチらしい。端っこに「さきゅ♪」とか書いてあるの、最高に胡散臭い。

でも操作する。
この日のために、俺は三日もオナ禁したから。操作して、実際にサキュバスが来ないと証明されるまで俺の夢は終らないのだ。

「一番右の赤いボタンが召喚ボタン。その手前にあるのが設定ボタンか……」

説明書によると、設定できるのは以下の三点。

・召喚するサキュバスの人数
・俺の射精回数
・召喚されたサキュバスの優しさ

デフォルトの設定は『1:1:10』
このままの設定だと、すっごい優しいサキュバスが一人でやって来て、俺を一回射精させたらお帰りになるってことだ。とても優良デリバリー。

となれば、さっそくボタンを押したくなるのが人情。
ものは試しと、初期設定での挑戦を試みたくなるところ。

――それは素人の考え。

だって来ない。ボタンを押そうと押すまいと、サキュバスが来ないことを俺は知っている。常識人だから。

なので楽しむのは今。今しかない。
ボタンを押したらこれが贋物だと確定してしまう。けど押してない今、万が一。百万が一。いや微粒子レベルなら存在してる。これが本物の可能性。
つまりまだ揺蕩っている。本物か贋物か。シュレディンガーのサキュバス。だから今しかないのだ。

「ほほぅ。一度に召喚出来る人数は最大999人か。射精回数は20回まで設定できるな。逆に優しさ設定は0まで下げられる。ドM用かな?」

想像してみる。三人組みのサキュバスを召喚するところを。

射精回数は10回だ。
優しさは9くらいか? 10だと舐められそうだから。厳しいサキュバスはガチ厳しいかもしれないから、そのくらいに抑えておく。俺は甘やかされて伸びるタイプ。

玄関からやって来るエロエロな三人組み。9割肌を露出した際どいビキニ姿。ビキニの色は当然ツヤツヤの黒。これ大事。
背中には魔物の象徴、蝙蝠の羽。尻尾はうねうね動いて俺を誘う。先っちょはハート型。これも大事。

もちろん三人とも最高に美人。ちょっとずつタイプが違うけど、アイドルなんて目じゃないほどの可愛さ。
だって精を得ることに特化した魔物だから。効率良く精を搾り取るなら、可愛く美しく進化するのは当然の摂理。ダーウィンもそう言ってる。

俺の希望としては

・爽やかJK系。ちょっと悪戯好き。胸はDカップ
・マセロリ系ワカラセられ種。胸はA+
・長髪の綺麗系お姉様タイプ。胸はFカップ

この編成が最強。色々昂ぶる。

やって来た三人はニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら、モデル歩きで迫ってくる。
スラリと長い脚を交差させながらのステップ。必然、俺は部屋の隅に追い詰められる。逃げ場はない。

綺麗系のお姉さんはすかさず俺の背後に。俺はお姉さんにもたれ掛かるようにして座らされる。後頭部が、お姉さんのFカップに支えられる格好だ。
するとロリっ子が俺に跨ってくる。シャツの下に小さな手を差し込んできて、俺の乳首を指で転がしながら嘲笑してくる感じ。最高。
爽やかJKはどうするのか? 俺の横に座り、キスのおねだりだ。くちゅくちゅと絡み合う舌。とろんと蕩ける瞳。たまらない。そしてその後は――

――ピンポ~ン……

ビクッとした。
妄想に浸ってたら、インターホンが鳴ったのだ。

来た?
まさか本当に来た?
まだボタン押してないけど、フライングご訪問?

慌てて玄関を開ければ、そこには知らないオッサン。曰く、新聞いかがっすか。秒でドア閉め鍵をガチャリ。ふざけやがって。

「くっそ……っ!! せっかくいい感じに妄想してたのに……っ!!」

こうなってしまうと妄想への再突入は難しい。精神的賢者タイムだ。
手の中には、変わらずお値段246円。ちょっとお高いカップ麺と同じ価格。せめて一度はオカズの役目を果たして頂きたかった……。

だが無情。
こうなってしまっては仕方ない。
夢から醒める時が来たのだ……。

初期設定でボタンをポチリ。
一瞬だけランプがピコンと点灯したが、結局それだけ。何も起こらない。

知ってたよ。
知ってたさ。

でももう一度だけ。
初期設定だとボタンを押しても召喚出来ないシステムかもしれないから。
今度は人数を2。射精回数を4。優しさを6に設定してポチリ。恨みがましくお伝えする。お前は246円分の価値を果たしたのか? と。

しかし起きる現象は変わらない。一瞬だけ光るランプ。まるで蛍の灯火。
続けて押す。二度。三度。

「来いよ……っ。来てくれよサキュバス……っ!!」

知ってる。来ない。そんなものは存在しない。

けど悔しかった。
有りもしない餌に食いつき、お値段246円。何の意味もない玩具に246円。せめて音くらい鳴れよ246円。

ポチポチポチポチ……。

知らず、力が篭ってた。ディスプレイが歪んでる。表示なんてめちゃくちゃにバグってる。人数99999999999人。射精回数99999999999回。優しさなんてマイナス領域。
それでもポチポチ。押しまくること秒間17回。一昔前なら崇められるレベル。

そんな不毛な戦いをどれだけ続けていたのか。たぶん三十分は固い。それほど悔しかったから。
やがて、ついに耐久限界。ピシッとヒビの入った長方形は、そのままバキリと折れ砕かれた。俺の夢と共に……。

――ピンポ~ン……

「新聞はいらねぇって言ってんだろっ!!」

嫌なタイミングで戻って来た新聞勧誘。246円だったものをゴミ箱に片付けながら、苛立ち紛れに声を荒げる。すると――

――トン、トン、トン……

音が聞こえてきた。歩く音。軽やかに、部屋に向かって来る音だ。

あれ……?
さっき鍵閉めたよな??

考えているうちに、部屋の扉が開かれる。

「こんにちわ~♪ 召喚してくれたのはお兄さんかな~?」

「……は?」

場違いなほど明るい声。顔を上げると、目の前に女がいた。裸同然の格好のコスプレ女だ。
新手の新聞勧誘? 不法侵入? 実は強盗なのかなyou。思わず韻を踏んでしまう。

「あれ~? どうしたのお兄さん? アタシを呼んだってことは、シたいんじゃないの? ……エッチなコト」

「え……嘘……嘘だろ……?」

慌ててゴミ箱の中をまさぐった。そこには壊れた246円。それは役目を果たしたと言わんばかりに、手の中で黒い霧に変わっていく。

本物だった……?
本当にサキュバス召喚スイッチ?
え? マジ? マジで!?

呆然としていると、不意に背後から抱きつかれた。俺の身体が、細い腕にギュッと捕らえられる。さらに彼女は俺の肩に顎を乗せ、スリスリ頬擦りしてきた。

「ね~ね~? シないの~?」

「ほ、本当に……? 本当にサキュバスなの……?」

「そだよ~? ってかお兄さんが呼んだんじゃん」

振り返ると、あっけらかんと笑いながら女が言った。
セミロングの髪は茶髪で若干ギャルっぽいけど、顔は文句なく可愛い。大きな瞳が、にやにやと細められている。
それに、ぽてっとした厚めの唇。ぬらりと濡れて、色気が濃ゆい。あの唇でフェラされたら……。考えずにはいられない。

胸は巨乳ってほどじゃない。Dカップくらい。そのかわり腰のくびれが凄い。メリハリ型。健康的なヒップラインから、むっちりした太ももが伸びている。

正直たまらない身体だ。背中に生えた黒い羽や尻尾を見るまでもなく、コイツが本物のサキュバスだと信じられる。だってこんなにエロいんだから。例えサキュバスじゃなくっても、もう実質サキュバス。

「あん♪」

強引に抱き寄せると、女は嬉しそうな声で腕の中に収まった。男を誘う甘い匂い。手の平にはスベスベの素肌の感触。抱き寄せついでに背中を撫で回す。

やばい。撫でてるだけで気持ち良い。しかも全然嫌がらない。風俗嬢ですらちょっと嫌がったりする子もいるのに。

ならいいよな?

背中を撫で回していた手をゆっくり下へ。彼女の様子を窺いながら、背骨に沿って手を下ろしていく。すぐ触れたのは尻尾の付け根。ラバー素材のような尻尾を少しだけ扱いてから手をさらに下ろすと、細いビキニラインを超えて尻の割れ目に到達した。

「いいんだよ? 好きなようにシて?」

言われた瞬間、俺は色々なものを捨て去った。理性とか、法律とか、世間体とか。本物のサキュバスを前にして邪魔なだけだ。

尻を掴んで力を入れる。指がぐにっと尻肉に埋もれた。柔らかい。それでいて弾力がある。控え目に言って最高。
そのままモミモミ。手の平に意識を集中し、全力で尻の感触を楽しむ。すると腕の中。女がモゾモゾと身体をくねらせ見上げてきた。

「お尻だけで満足なの?」

上目使い。大きな瞳の下で、唇がいやらしく歪んでる。明らかな挑発に、我慢する必要がないことを悟った。

全身でサキュバスの身体を味わうため、俺は服を脱ぎ捨てる。気が逸りもどかしい。女は嬉しそうに目を細めながら、パンツを脱ぐのを手伝ってくれた。

「おっきくなってるね。すぐ挿入

れる?」

俺は首を振る。挿入したいのはやまやまだが、それはあまりにもったいなさすぎる。
十全に堪能するには、焦ってはいけないのだ。

全裸になった俺は、再び女を抱き寄せた。ピタッと吸い付くサキュバス肌。スベスベで、モチモチで、むっちり。それだけで射精しそう。
俺の意図を察した彼女は俺の首に両腕を回し、顎を上げていた。やや俺より低い身長。爪先立ちになり、薄く目を閉じている。ぽてっとした厚めの唇は瑞々しく濡れていて、まるで男を誘う花のよう。俺はむしゃぶりついていた。

――ぬちゅるぅ、ちゅぅ、むちゅぅぅ……

唇を重ね合わせる。するとすぐさま、女が舌を伸ばしてきた。ぬるりと侵入してくる長い舌。くちゅくちゅぬちゅぬちゅ。いやらしく、俺の口内をねぶってくる。さすがサキュバス。舌使いがくそエロい。まるでベロでベロをフェラされてるみたいだ。

甘美なご奉仕にボーッとなりつつ、彼女の尻を両手で掴んで身体を擦り合わせる。尻タブを強めに掴み、身体ごと持ち上げるように揉みしだくのだ。
全身で感じる摩擦運動。身体中が擦れ合い、全身が性感帯になった気分。めっちゃ気持ち良い。

けど彼女はまだ足りないと片足を俺の腰に回し、ぐいっと引き寄せてきた。自然、俺の腰と彼女の腰がピタリくっつく。その間に挟まれて、ガチガチに反り返ったチンポが逃げ場を失っていた。

「カッチカチじゃん♪ このまま射精

ちゃうんじゃない?」

反り返ったチンポの裏に、彼女のお腹が密着してる。スベスベのサキュバスお腹。くねくねと身体を揺すられるだけでチンポが刺激され、たまらない快感に膝が震える。

初めてのサキュバスは、俺の想像を遥かに凌駕していた。
その存在がエロいことをするためだけに特化しているのだと、触れた肌や仕草から否が応にも分からされる。気配がエロい。吐息がエロい。匂いがエロい。感触がエロい。動きがエロい。
全身エロしかない。

だから、どんなにエロいことをしてもいい。彼女は全て受け入れてくれる。本能的にそれが分かった。
この超絶美少女に、何をしたって許されるという全能感。何をしても受け入れてくれるという安心感。恍惚に脳が震え、幸福の絶頂を感じた……直後。

「あ……ヤバ……っ!」

慌てて身体を離そうとしたが、時すでに遅し。射精感は、阻止限界点を超えてしまっていた。

「ひ……っ、で、でる……っ!」

「……え?」

――びゅくん……びゅ、びゅく……っ

情けなく痙攣する我がムスコ。
まさかベロチューと腹コキだけでイくとは思わなかった。
オナ禁3日の苦行がいけなかったのだろうか……。
無情にも、俺のムスコは我慢の限界であったのだ……。

でも大丈夫。だって相手はサキュバス。擬人化したエロを前に、チンポだって即復活。

だと思ったのに。

…………あれ?

……………………サキュバスどこいった?

気付くと、女の姿は消え去っていた。
まるでさっきまでのことが幻だったかのように。白昼夢だったかのように。
サキュバスの姿は、影も形もなくなっていたのだ。

しばし呆然と立ち尽くす。
そりゃあんまりだ…………。

……。

だが翌日。

――ピンポーン……

昨日の不発に声も涙も枯れ果てるほど泣いた俺の部屋に、再び幸福のインターホンが鳴り響いた。
まさかと思いつつ玄関を開くと

「こんにちわー」

そこに…………少女がいた。

「あぁん? サキュバスじゃねぇのかよ。ったく。迷子なら近くに交番が――」

二人とも可愛い女の子だが、サキュバスじゃないなら用は無い。だってここは法治国家。どんだけ可愛かろうが、見た目十二、三歳の女児なんて会話しただけでアウト。たとえそれが人助けであってもポリス沙汰不可避。
昨今のロリ犯罪事情は理不尽に感じるほど厳しい。そのうち助け合いの精神なんて過去の遺物になっちまうんじゃねぇか?

そんなどうでもいいことを考えながら玄関の扉を閉めようとして――

――ガツッ

扉の間に足を挟みこまれた。

「あにすんだよ」

「それこっちの台詞。そっちから呼んでおいて追い出すとか意味分かんなくない?」

喧嘩腰の方はショートカットの茶髪女児。棒つきの飴を咥えながら、胡乱げな瞳でこちらを見上げてきていた。
襟がピンクの白いTシャツ。その上からパーカーを羽織ってるけど、肩からずり落ちてしまってる。下はデニムのショートパンツ姿か。
なんて言うか小生意気な感じ。ワカラセたくなるタイプ。

「ちょ、ちょっとミーアちゃんっ。ダメだよそういう言い方は。ご、ごめんなさいお兄さん。私たちサキュバスなんです」

今度はもう一人の女の子が慌てて頭を下げてきた。長い黒髪ストレート。気弱そうな雰囲気と相まって、お嬢様チックだ。白のワンピースとか凄い似合いそう。
今日は残念ながら黒の長袖ブラウスにグレーのスカート。少し短めだ。これはこれで良い。ちょっと少女が背伸びした感が凄くそそる。

って、それどころじゃないな。今聞き捨てならないことを言ったぞこの子。

「サキュバス? ホントに?」

だって普通の服装じゃん。
そう思って聞き返したところ――

「これで信じた?」

小生意気そうな子のお尻から、うにょりと尻尾がこんにちわ。

「あ、あの……とりあえず入れてもらって良いですか? ごめんなさい」

こっちの子も、背中からバサリ。蝙蝠の羽が生える。
なら確定だ。この子たちはこう見えてもサキュバス。法治国家の法に守られない種族。つまりは合法ロリ。部屋に入れることも、この子たちに入れることも許された存在。ビバサキュバス。

「そ、そうだな。じゃあ二人とも入っていいぞ」

しかしどうして今日もサキュバスが宅配されてきたのだろうか?
ロスタイムとかそういう制度? それとも腹コキで出してしまった俺への慰めかもしれない。
なんにせよ、ありがたく頂こうと思う。

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