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二日目:ロリサキュバス1

家に二人、見知らぬ少女がいる。犯罪でも犯さない限りおよそ考えられない状況だ。
心なし、部屋の中が良い匂い。ロリコン犯罪者の鼻息が荒いのは、きっとこの匂いをクンカクンカしてるからに違いない。世界の不思議がまた一つ解明された。

「ねぇねぇ。ジュースとかないの?」

そんな少女たちは、二人揃ってゲームの真っ最中。俺のベッドを背もたれにしては、ポチポチとコントローラーを操作していた。
小生意気そうな方。ミーアという子は胡坐になって、棒つき飴を舐めながらジュースまで催促だ。
一方で、もう一人の大人しそうな子はきちんと正座。優等生な性格が表れている。ちなみに名前はナユと言うらしい。名前まで御淑やかな気がしてくる不思議。

「ほいよジュース。オレンジしかねぇけど」

「さんきゅー!」

「あ、ありがとうございます……」

テーブルの上にコップを置き、端っこにでも座ろうかなと考える。するとミーアが尻をずらし、自分の横をパンパンと叩いた。

「ほら。ここ座れって」

一瞬戸惑う。だってそこ、二人の少女の間だ。しかしナユも異存ないらしく、遠慮ガチな上目使いで俺を見ては、そっと俺が座るスペースを空けてくれた。

「お、おぅ」

となれば逃げるわけにいかない。「お邪魔します」と一声かけて、二人の間に腰を下ろす。両サイドから感じる少女の体温、少し高め。なんだか気持ちがフワフワしてしまう。

そんな俺とは対照的に、二人はゲームに熱中。時折肘がぶつかってきたりしてる。甘さの欠片もない接触だけど、ちょっと心が浮ついた。

ってか普通の女の子に見えるけど、この子たちもサキュバスなんだよな?
なら俺の家に来た理由は、当然エッチなことをするためだ。だってそれこそがサキュバスの存在意義なのだから。

チラリ。横目でミーアを見てみた。
細い身体。僅かにTシャツを盛り上げる慎ましやかな胸。白と緑のシマシマが、ショートパンツの隙間から見え隠れしている。
健康的な感じなのに、そこはかとなくあざとい。無防備に男を誘っているようですらある。これはアレ。ロリビッチ。間違いない。

今度は反対側のナユ。
正座が疲れたのか、今はペタンとお尻を付いた女の子座り。短めのスカートから覗く太ももは真っ白で、撫で回したくなるほど魅力的だ。
残念ながらこの子も胸は未発達のようだけど、ブラはしてるらしい。ブラウスのボタンの隙間。水色の可愛い下着がチラりと見えた。

なんだこのチラリズム天国。
二人とも無防備すぎるだろ。わざとやってんのかってレベル。

けどなんだかんだ昂ぶってしまう。だって普通ならお触り厳禁な少女たちだけど、この二人に限っては許されちゃってるから。

その気になれば、ミーアの背後に回って小ぶりな膨らみかけを後ろから揉みしだいても、ナユの真っ白い太ももを撫で回してからスカートの中に手を突っ込んじゃってもいいのだ。だってサキュバスだから。むしろドンと来いと待ってるかもしれない。だったら――

「お兄さん? どうしたの?」

「え……? あ、ごめんごめん。なんでもない」

心配そうな顔で覗きこんで来たナユに「大丈夫」と返すと、少女は再びゲームに集中し始めた。
こうしていると普通に良い子だ。本当にサキュバスなのか疑わしいくらいに。

しかし……

「ん……?」

股間に違和感を覚えたので視線を下ろしてみる。すると右から細い腕が伸びてきていた。ミーアだ。少女はゲーム画面から視線を外さないまま、ズボンのジッパーを指で摘まみ…………ジーーー……下ろしてしまっていたのだ。

「お、おい……」

ナユに聞こえないくらいの小声で咎めたが、ミーアは知らん顔。なのにその指先は、正確に獲物を狙っていた。
開いたチャックの中にスルッと忍び込んでくる小さな手。少しひんやりとした感触に、トランクスの上からチンポを捕らえられてしまう。

「んく……」

俺は反射的にナユ側の膝を立てて死角を作った。
ナユもサキュバスなんだから問題はない筈なんだけど、今のとこ普通の女の子にしか見えないから。なんとなく彼女に見られるのは恥ずかしいのだ。

そんな俺の純情を弄ぶように、ミーアの指先がむにゅむにゅ。ズボンの中で、俺のチンポを揉みしだいてくる。
少女に揉まれ、たちまち硬く張り詰めていく肉棒。声を押し殺しながらミーアを見ると、彼女は画面に視線を向けたまま、ニィっと口角を吊り上げていやがった。このロリビッチめっ!

「あーっ! ナユっ! 今のズルくない!?」

突然の大きな声に背中がビクッとなる。

「え、えぇ……? そうかなぁ? 得点の奪い合いなんだから普通だと思うよ?」

俺の頭上越しに交わされる会話。どうやらゲームの話らしい。

「ねぇねぇっ! お兄さんはどう思う? 今のはズルいよね?」

ミーアが俺にも話を振ってくる。それに答えようとして

――にゅこにゅこにゅこにゅこ……

「んぅ……っ!?」

ミーアの指先が、激しくチンポを扱き始めやがった。
変な声を聞かれなかったかとナユを横目で確認。大丈夫だったようだ。少女は相変わらずゲームに熱中している。

「ねぇってばぁ~。対戦にもルールはあると思うんだけど、お兄さんはどう思う?」

ニヤニヤと目元を細めながら、ミーアの指はシコシコにゅこにゅこ。的確にこちらを責めてきていた。
ついにトランクスの中まで侵入してきた細い指がくるりとカリ首に巻きつき、にゅこにゅことチンポを扱き上げてくるのだ。小さくて冷たい手の感触が気持ち良い……っ。

「(ほら。答えてくんないとナユに怪しまれるよ?)」

耳元で聞こえた意地悪な声。俺は変な声が漏れないように歯を食い縛りながら、なんとか答える。

「い、いや、いいんじゃないか? 全力を出してこそ――んく……っ」

「えぇ? お兄さんはナユの味方するんだー。そっかそっかー」

そんなことを言いながら、ミーアの手がズボンからチンポを引っ張り出してしまった。
ぶるん、と露になる肉棒。先っちょからは、先走りの汁がたらりと零れ落ちている。

「お、おい……っ」

「あ、次の対戦始まっちゃう! 集中したいから、お兄さん静かにしててねー」

そう言われても、遠慮のなくなった手コキが想像以上に気持ち良い。手に付いた我慢汁を塗り広げながら、小さな手がゴシゴシと上下に動いている。

「はぅ……っ」

「ん? どうしたんですかお兄さん?」

「な、なんでもないからっ! それよりほら! ゲームに集中しないと負けちゃうよ?」

「あ、そうでしたっ!」

なんとかナユを誤魔化すことが出来た。
けど声を出しちゃいけないと思えば思うほど、どんどん快感が膨らんでいってしまう。
なんだこの背徳感っ。イケナイことをしてるようで、興奮が掻きたてられるっ。

「あ、ナユずるーいっ!」

「ふふ。ミーアが油断するのがいけないんですー」

繰り広げられる子供らしい会話。その間に挟まれて、俺は大人らしい行為の真っ最中。
ヤバイっ。このままだと出ちまうっ。そうしたらさすがに気付かれるっ。

「ミ、ミーア……っ」

「しーっ。静かにしてっていってるじゃん。ほら。ミーアの飴あげるから大人しくしてて」

そう言ったミーアはコントローラーを置くと、しゃぶっていた棒付き飴を素早く俺の口に押し込んできた。歯に当たり、口の中で聞こえたカコンという音。次いで甘さを感じると同時

「にひひ。美味しい?」

強く意識させられた。間接キス。それよりも濃厚な、唾液の交換なんだと。甘さと共に、興奮が身体の芯を熱くする。

美味しい。ついさっきまで少女が舌で舐っていた飴。たっぷり少女の唾液が絡んだ飴。美味しい。

甘美なそれに心を奪われている間も、シコシコと少女の手は止まらない。指で作った輪っかがカリ首を擦り上げ、精液を搾り出そうと上下している。
飴玉の興奮。ナユにバレないようにしているイケナイ遊び。確実に蓄積していく快感。

ヤバイっ。気持ち良いっ!

そう思った瞬間、腰の奥。それらは一気に弾けた。

「んぐぅ……っ!!」

――びゅくぅっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅく……っ

少女の手の中でビクンビクンと跳ね回る肉棒。その先端から、絶頂の証が白い放物線を描いた。
それと同時

「ふふっ♪ これでナユの勝ちで……え? あれ? お兄さん……? 射精……? なんで? ミーアちゃん?」

ナユに気付かれてしまった。
まぁ無理もない。ゲームに勝ったと喜び振り返った先には、床に滴り落ちた白濁とチンポを露出した男だ。
もうね。我ながら酷い有様。
ごめんよナユ。君の綺麗な目をこんなモノで穢してしまって……。

「あ~あ、負けちゃったかー。けどこっちの勝負はアタシの勝ちだね! ね! お兄さん?」

「ナユがゲームしてる間……お兄さんはミーアちゃんとえっちなことしてたんですか……?」

コントローラを持ったままダランと力の抜けてしまったナユ。可憐な瞳にうるうると涙を溜め、悲しそうにこちらを見上げてきた。
なんか凄く悪いことをした気分。慌てて言い繕う。

「ち、違うんだ! これはミーアが勝手に!」

「えー? お兄さんだって気持ち良くなってたじゃん。だからぴゅっぴゅしちゃったんでしょー?」

返す言葉もねぇ!

「だいたいさー、ナユが悪くない?」

「え? ナユのせいなの……?」

「だってアタシらサキュバスじゃん。男の家に来てなんでゲーム始めちゃうわけ?」

「そ、それは……」

今度は俯いてしまったナユ。いったいどういう展開なのかと付いていけない。
するとミーアが、驚愕の事実を言ってのけた。

「そんなんだからいつまでたってもナユは処女なんだよ」

「な、なんだってーっ!?」

処女!? 今処女って言ったか!?
バッと首を回しナユを見てみる。

耳まで真っ赤にしている感情は、怒りじゃなく羞恥。そのうちポロリ。涙が零れ落ちてしまっていた。

この反応マジだ。ガチのマジのバージン。サキュバスなのに処女という超SSSSSレアな存在。それがこの子。
ヤバイ。どうしよう。尊い。
だって処女なのに内心エロエロ。エロいことが当たり前な存在なのに無垢。究極の二律背反。

とはいえ、大人としてがっつくわけにはいかない。見るからにデリケートだから。
こんな時、イケメンならどうするのだろうか。きっと何でもない風を装い、優しく慰めるに違いない。

だから俺も頑張る。全然思ってなくても、優しい言葉を吐き出して少女を慰める。心だけはイケメンでありたいから。

まだ何か言いそうなミーアを視線で黙らせ、俺は優しくナユの肩に手を置いた。

「今すぐヤろう!」

欲望が先に出た。

やってしまった感。だってナユ。呆気にとられていらっしゃる。
自分でも「それはないわー」って思う。
次の瞬間には「サイテーですっ!」ってビンタが飛んできてもおかしくない。

著しくデリカシーとプライドに欠けた言葉を俺が後悔していると、ナユの表情がゆっくりと穏やかなものに変わっていった。
そしてすぐ、困った風に首を傾げる。

「優しいんですね、お兄さん……。でもナユはサキュバスなのに、上手くできる自信がないです……。それでもいいですか……?」

「全然構わない!」

衝撃だ。
普通の女性に対してだと最低最悪な言葉も、サキュバス的には問題ないらしい。むしろ優しい判定。俺は生まれる世界を間違えていたのかもしれない。
なら押しの一手。サキュバス界ならイケメンっぽい俺。全力で慰めっクスを目指す所存。

「むしろ俺を練習台にして立派なサキュバスを目指して欲しい! だから頑張ろう! セックス頑張ろう!」

「う~わ……。お兄さん必死すぎっしょ……」

後ろでロリビッチが何か言ってるが気にしない。今の俺はサキュ膜を破くことに全力投球だから。

するとナユは胸の前で指を組み合わせ、祈るように見詰めてきた。

「な……なら……お願いします……。精一杯頑張りますから…………ナユの初めて、もらってくれますか……?」

返事をする代わり、俺は少女を抱き締めた。下手な返事をして「やっぱり今のナシで」なんてことになったら目も当てられない。先手必勝。行動あるのみ。

腕の中。ナユは少し驚いたようだったが、すぐに抱き締め返してくれる。体格差があるから、抱き付いてきてる感じ。小柄な身体が庇護欲をそそる。素晴らしい。
このまま押し倒したい。押し倒して、押し潰して、孕むまで種付けセックスしたい。

と思ったところで、グイッと襟を引っ張られた。
ロリビッチだ。

「まーまー焦んなって。ナユもどうしていいか分かんないっしょ?」

「だから俺が教えてやろうと――」

「はいはい。ま、教材になってもらうってのはアリかな?」

そう言うと、ミーアは背後から素早く俺のズボンを下ろしてしまった。途端、ぶるんと天を突くマイチンポ。
硬く脈打つ肉棒を見ながら、ミーアは「にひひ」と唇を吊り上げた。

「さっき出したばっかなのにもうガチガチじゃん。ナユに挿入

れられると思って期待しちゃってんの?」

期待? するに決まってんじゃん。心のチンポもバッキバキだ。

「んじゃその前に準備からね。ナユ。こっち来な」

呼ばれるがまま、立ち上がったナユ。どうするのかと見ていると、俺をベッドに腰掛けさせた二人が両脇に座ってきた。
先ほどまでと同じく少女二人に挟まれた股間丸出し男。だがさっきよりずっと距離が近い。というか密着してる。ナユに至っては腕を絡ませ、しな垂れかかってきてる態勢。こちらを見上げる潤んだ瞳、最高に可愛い。

「ナユばっか見てんなって――ちゅ……れろぉ……」

ミーアの手に顔を挟まれ無理やり向きを変えさせられたかと思うと、すかさず小さな唇が俺の口を塞いできた。
甘い飴の味がほんのり残る少女の唇。押し付けられて、そのまま舐られる。

――むちゅぅ……ぢゅりゅりゅぅ……

舌先が唇の裏をくすぐるように舐め回す感触。凄く気持ち良い。時々「ちゅぅっ」と唾液を吸い取られるのが半端なく興奮する。
けれどミーアの唇は、すぐに離れてしまった。もっともっと堪能したかったのに。

「ん? もっとシて欲しかったか? んな悲しそうな顔すんなって。次はナユの番だから」

そう言ってナユの方を向かせられる。そこには覚悟を決めた少女が、緊張しながら俺を待っていた。

「い……いきますね、お兄さん……」

俺の両肩に手を置き……ちゅっ。軽く触れるだけの口付け。
でもそれで終るわけにはいかないのだろう。唇が微かに触れる程度の距離で止まったナユは、再び唇を押し付けてきた。

――ちゅ……ぺろ……ちゅぅ……

初めは遠慮ガチに。ピンク色の可愛い舌が、ミルクを舐める猫のようにチロチロと俺の唇を舐めてくる。
もどかしくなって俺も舌を出すと、一瞬だけナユの身体がビクリと強張ったが、やがて舌先で突いてきた。

ちょっとくすぐったい。けど愛玩動物みたいで凄く可愛い。癒される。
すぐにでも深く口付けを交わしたいところだが、怖がらせるといけない。俺は舌を少し出した状態を維持し、ナユの好きなようにやらせてみた。

「はむぅ……んちゅ……ちゅくぅ……」

それが良かったのか、ナユから硬さが取れてくる。
俺の舌先を唇で挟んで吸ったり、舌の形をなぞるように舐めてきたり。
どんな可愛い顔でキスをしてるのか見たくて目を開けると、とろんと蕩けたナユの瞳と視線がぶつかった。

「あ……や……恥ずかしいです……」

失敗した!
せっかく集中出来てたのに、目が合ったことで我に返ってしまったらしい。ナユの温もりが、スッと離れてしまった。

「あ~あ。ま、ナユにしちゃ頑張ったほうかな?」

「う、うん……。お兄さん……優しかったから……」

「良かったねー。んじゃ次いってみよ。ほらお兄さん。上も脱いじゃって」

言われるがまま万歳の格好をさせられ、ミーアに服を脱がされてしまう。
少女たちはまだ着衣姿なので、着衣に挟まれた全裸男の完成。とてつもない変態みを感じて顔が熱くなってしまう。

「次は簡単な愛撫ね。ついでに射精もさせてみよ?」

「え、えー……? もう? できるかなぁ……」

「だいじょぶだいじょぶ。このお兄さん早漏だから。ね?」

同意を求めんな。それに頷く男なんていねぇよ。
だがマイペースなロリビッチは、睨みつけた俺の視線をモノともせずに話を進める。

「じゃあアタシはこっちの乳首を舐めながら手コキするから、ナユは反対の乳首を舐めながら一緒に手コキ。できる?」

「が、がんばるっ」

途端、さらに狭まる二人の距離。両側から完全に捕らえられてしまっている。
二人はそれぞれ腕にしがみつき、そのまま口を俺の乳首に近づけていた。

「にひひ。お兄さん? あんまりすぐイッちゃダメだかんね?」

俺を見上げては意地悪そうに口端を歪めるミーア。その口から赤い舌が伸ばされたかと思うと――

――れろぉ……っ

「んぅっ!」

乳首を舌で舐め上げられた。
柔らかくて温かい舌の感触。なのに感じた快感は、驚くほど鋭い。ピリッと胸の奥に電気が走り、それが脳まで痺れさせた。

「ナ、ナユもがんばりますから……お兄さん、いっぱい感じてくださいね?」

続いてナユ。彼女は唇を窄め、ちゅぴっと吸い着いてきた。
思わず背中を仰け反るほどの快感。でも逃がさないとばかりに、二人の唇が俺の乳首を追いかけてくる。

――ちゅっ、れろれろぉ、じゅりゅりゅ……っ

「んはぁ……っ! それ、ヤバイっ!」

レロレロぬちゅぬちゅ。二人の少女に両乳首をしゃぶられ、気持ち良い声が止められない。
天国みたいなご奉仕。それに、寄り添ってきてる少女たちの身体。すべすべ肌が密着して最高の感触。

「ほらナユ。おちんちんも」

「あ、そうでした」

夢のような状況に恍惚としてると、さらに天国度が上昇した。二人の手が、奪い合うように俺のチンポを握ったのだ。
肉棒の周りで絡み合う少女たちの指。卑猥な光景に興奮がいや増す。

「きもち~からってすぐ出すなよ?」

挑発的な小悪魔視線。「にひっ」と意地悪な笑みを見せたミーアが、竿をシコシコ扱き始めた。釣られてナユの手も上下に動く。複雑に指を絡ませた少女たちによるダブル手コキだ。

「んおぅ……っ! ムリ……っ! ムリだって……っ!」

ミーアの手慣れた手コキとナユのたどたどしさが混ざり合い、チンポが翻弄される。予測不能の気持ち良さだ。
加えて二人はじゅるじゅると乳首を吸い舐めながら、上目使いで俺の反応を伺っている。少女二人に見上げられながらの乳首舐め手コキ。死ぬほど興奮する。

「ひもひいい……ちゅるぅぅ……でふは? お兄ひゃん……ぴちゅぴちゅ……」

「きもちぃ~に……れろれろぉ……決まってんじゃんね? ぢゅるるぅぅ……」

気持ち良いっ。チンポも乳首もっ。見えるもの全てが気持ち良いっ!

少しでも耐えようと首を仰け反ると、胸を張るような態勢になってしまった。
より一層吸い付いてくる小さなお口が二つ。じゅりゅりゅっと卑猥な水音を立てたり、舌先で乳首の先端をコロコロ転がしてきたり。二人とも思い思いの方法で舐めしゃぶってきてる。

もちろん手コキも継続。
今はナユが根元の方を握ってシコシコ。ミーアは亀頭を手の平で覆い、先走りを塗り広げながらにゅこにゅこと亀頭磨きだ。
優しい快感と痺れるような激しい快感が入り乱れ、腰が勝手にビクついてしまう。

「ダメだ……っ! もうイきそう……っ!」

「えー、はやーい」

不満を漏らしながらも、ミーアはより一層強く乳首を舐め上げてくる。
ぶちゅぅぅっと先端を吸い上げたかと思うと、乳首が硬いものに挟まれた。そして――コリッ。

「んあぁぁぁっ!!」

歯で乳首の先端を軽く噛まれた衝撃で、我慢が決壊してしまった。
痛みと快感が弾け、突き出すように腰が浮き上がる。

「射精

……るぅぅ……ッッ!!」

ビクンと大きく跳ねる身体。突然のことに、二人の口からちゅぽっと乳首が離れてしまった。
けれどもう止まらない。続けて二度、三度と腰が震え、熱い精液が睾丸から一気に噴き上がったのだ。

――びゅくんっ、びゅっ、びゅびゅぅ……っ

「あ、射精

てます……! 射精

てますよお兄さん……!」

ナユの可愛らしい声に射精がさらに後押しされる。もっと喜んで欲しいと言わんばかりに、チンポがドクドクと精液を押し出した。

圧倒的な快感。
頭が真っ白になるほど気持ち良い。
少女たちの手がザーメンで汚れたことなど気にせず、俺はその余韻に浸っていた。

「いっぱい出たねー。でも、これで終わりじゃないっしょ?」

「んえ……?」

射精の快感でボーッとしているうちに、ミーアが立ち上がる。
何をするのかと向けた視線に構わず、少女は伸びをするように服を脱ぎ捨てていた。

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