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三日目~四日目:巨乳サキュバス3

絹のようになめらかで、たぷんたぷんした柔肉の海。お姉さんの身体に溺れて、俺は夢見心地だった。
正常位で挿入したままおっぱいの谷間に顔を埋め、上下から挟まれた状態。動けないけど最高に幸せ。天国はここにある。

無意識にお姉さんの胸に伸びた俺の手が、横乳をぽよんぽよんさせる。大きなおっぱいはぷるぷる揺れて、谷間に埋まった俺の顔に振動が伝わった。
なんだろう。とてつもなくエロいことしてるのに、凄く安らぐ感じ。チンポもお姉さんの膣内
なか
でやわやわとマッサージされ、溶けてしまいそうだ。

「気持ち良いかしらぁ?」

背後から、甘く蕩ける優しい声音で囁かれた。
俺はお姉さんの谷間に満ちた甘い空気を一杯に吸い込みながら、コクンと頷く。

「ふふ。いっぱい頑張ったものね~。今はゆっくり癒されていいのよ? ぜ~んぶお姉さんたちがシてあげるから~♡」

背中に覆い被さってるお姉さんは、そう言って身体を滑らせた。
豊満な身体を俺の背中に擦り付けながらヌルッと滑る至福のおっぱいマッサージ。とてつもなく心地良い。

けどそれだけじゃない。
お姉さんが動くと俺の体も釣られて前後してしまうから、にゅっぽり挿入中のチンポが自分の意思と関係なく抽挿されるのだ。

「ふあぁぁ……」

振動程度のピストン運動。チンポがお姉さんの膣内
なか
を、優しく出たり入ったりする。
普段なら絶対物足りない。けど今はこれが丁度良い。疲れきった身体に染み渡る甘い快感。全自動。

「おちんちん嬉しそうね~。可愛いから、おまんこで抱きしめてアゲル♪」

天国の安らぎに身を任せていると、お姉さんの膣内
なか
がきゅぅっと狭まった。でもさっきみたいに射精を止めるための締め付けじゃない。媚肉でチンポを抱き締める、優しい締め付けだ。
やわやわ、うねうねと膣肉に揉まれ、チンポが揉みくちゃにされる。たまらない。

「良かったわね~。おちんちんはおまんこの中で揉みくちゃにされて、身体はお姉さんたちの身体で揉みくちゃにされて、身体もおちんちんもぜ~んぶ幸せ」

俺の背中で上下に滑り、裸体を擦り付けてきてるお姉さんが言った。
本当にその通りだ。まるで全身がチンポになったみたい。チンポになって膣内で扱かれるって、こんな感じなのかもしれない。

そう意識すると、全身の細胞が敏感になった。蕩けそうな快感の中で、快楽神経が剥き出しにされた感じだ。
もう全身が性感帯。腕も脚もお腹も背中も。髪の毛一本に至るまで、全部全部が気持ち良い。

――にゅるん、にゅるん、にゅるん……

背中の上で、お姉さんが上下に滑る。俺の体も釣られて動き、全身がお姉さんたちの間で擦り合わされた。
チンポもにゅるにゅる、体もにゅるにゅる。擦れ合い、溶け合い、混ざり合っていく。まるで三人が一つの生き物になったみたいだ。

ずっとこうしていたい。
いつまでも捕らわれていたい。

「いいわよ~。いつまでもこうしていましょ?」

心の声が漏れていたのか。お姉さんはクスクスと笑いながら、俺の願いを叶えてくれた。
下になってるお姉さんが、上になってるお姉さんを抱き締める。間に挟まれた俺は、二人の裸体に一層深く埋もれた。

――むぎゅぅぅ……

隙間無く埋め潰してくる二人のサキュバス。完全に捕らわれて、凄く幸せ。
少し息苦しくて頭がポーッとするけど、それもまた気持ち良い。

上下のサキュバスは、その態勢のまま身体を細かく揺らしてきた。
二人の裸体がぷるぷる震える。お姉さんたちの柔肌による全身振動マッサージ。
もちろん振動はチンポにも伝わり、おまんこの中で勝手に震えてしまう。すると膣壁がにゅるにゅる絡みつき、快感が倍増した。

「あうあぁぁ……」

「あらあらぁ。赤ちゃんみたいな声しか出せなくなっちゃったぁ?」

優しく詰られると、さらに興奮してしまう。睾丸がきゅっと持ち上がり、射精準備に入った。

「そろそろイくの?」

お姉さんもそれを感じ取ったらしく、少しだけ動きを早めてくる。

――にゅぽ、にゅぽ、にゅぽ……

あちこちでぶつかり合う柔肉と柔肉。擦れ合う肌と肌。
肉のミキサーで掻き回され続け、もう限界だった。

「んむぅぅぅ……っ」

あぁ……っ。ヤバい……っ。
イく……っ。溶ける……っ。

もっとこの天国にいたいのに、終わりに向かうことを止められない。
お姉さんたちに身体を揺すられ、自分の意思では一ミリも動く事が出来ない中、優しく強制され続ける抽挿。

「いいわよ。イきなさい?」

「んはあぁぁぁぁ……っ!!」

静かに始まったそれは、経験したことのない射精だった。
限界を迎えた睾丸が精液を送り出す。けれどゆっくり。ザーメンの粘度がいつもの百倍くらい濃く感じるほど、ねばっとした白濁がゆっくりゆっくり尿道を昇っていく。

「おおぉぉぉぉああああぁぁぁぁ…………っ!!」

いつもなら一瞬で終ってしまう最高潮。それが全然終らない。快感指数が降りてこない。

なんだこれっ!
やばいっ! これやばいっ!

気持ち良いって感覚が、次々上乗せされていく感じ。脳の許容量を超えても一向に終らない射精快感。どう考えても危険な快楽だ。
なのに自分で終らせることも出来ないから、ただ叫びながら受け入れ続けるしかない。

「あはは♪ おちんちんも身体もビックンビックンしてるわよ~?」
「お姉さんがぜ~んぶ受け止めてあげるからねぇ?」

どぴゅどぴゅ、ではなく、ドロドロとお姉さんの中に飲み込まれていく俺の精液。
射精中もお姉さんたちは動きを止めてくれないから、気持ちよさが溜まる一方だ。

「あはぁ♪ お腹の中にドクドク来てる~♡」
「イッてぇ♡ イき続けるのよぉ♡」

返事をする余裕がない。なんの言葉も浮かばない。
もう真っ白。「気持ち良い」だけで思考が満たされ、ひたすら射精し続ける。

死ぬっ。気持ち良すぎて死ぬっ! 本当に死んでしまう……っ!!

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッッ!!!」

もはや喘ぎと呼べる声じゃなかった。お姉さんの胸の中で、獣のような咆哮を上げ続ける。
身動きが取れない中で必死に全身を捩り、暴れ、少しでも早く射精を終えようと動く。それはもう、生存本能みたいなものだ。

けれどそれでも射精は終らないし、サキュバスのお姉さんたちは俺を解放してくれない。

ダメだ……。
壊れる……。

「ほらほらぁ。どうしたのぉ? もっと暴れていいのよぉ?」

お姉さんたちの嘲笑が脳内で反響し、もう涙だか涎だか分からない液体を撒き散らしながら……。

結局、俺は気を失うまで射精し続けていたのだった……。

………………。

…………。

……。

――気付いた時、俺はベッドの上で一人だった。

濃密な男と女の匂い。
部屋のあちこちに、性交の残滓がこびり付いている気がする。

疲労感が半端ない。
体、動かねぇ……。

チラリ。視線だけ動かして時計を見る。
午前二時。日付はとっくに変わっていた。

喉がカラカラだ。干乾びてないのが奇跡。
何回射精したんだろうか。

……4回?

最後の一回を一回とカウントすることには物言いを付けたいが、きっとサキュバス基準であれは一回なのだろう。
だから4回。
そうであれば辻褄が合うし、性欲馬鹿の俺でもさすがに気付く。

初日に一人のサキュバスで一回射精。
二日目が二人のサキュバス相手に四回射精。
そして今日も、二人のサキュバス相手に四回射精。

もう偶然じゃない。
でたらめにポチポチしまくったサキュバス召喚スイッチ。あれが全て有効だったってことだ。

俺が連打した時の設定。
2・4・6。
サキュバスの人数が二人で、射精回数が四回で、サキュバスの優しさが六。

あのサディスティックな逆レイプのどこに優しさ六もあったのか問い質したいけど、もともとが男から精を搾り尽くして殺す魔物なんだから妥当なのかもしれない。

けどさ、死ぬでしょ?
このままじゃ、どっちみち死ぬ。

だって俺、何回スイッチを押した?
秒間十七回。調子に乗って、三十分近く連打してた気がする。

もうね。馬鹿かと。
過去の俺をぶん殴ってやりたい。

ってことは何か?
十七×六十×三十だから……あと三万日くらい連続で、サキュバスさんが突撃晩御飯しに来るってわけか?
んなもん正気でいられるわけねぇじゃん。

……いや、待て……。

違う。

そうだ。
途中から、表示がバグってた気がする……。

確か
・サキュバスの人数:99999999999人
・射精回数:99999999999回
・サキュバスの優しさ:-999999

背筋がゾクリとした。
もう無理とか耐えられないとかそんな話じゃない。

絶死。

死ぬことの確約。試すまでもなくご臨終。お前はもう死んでいるって言われてるのと同じ。ひでぶるしかない運命。

「嫌だ……」

からっからに掠れた声が出た。
けど魂の篭った、心からの声だった。

「死にたくない……」

サキュバスなんているわけない。
いたとしても、逆にワカラセてやるなんて思ってた。

馬鹿だった。
あれはそういうモノじゃない。
彼女たちにとってセックスとは捕食行動。だから膣は口。もぐもぐ、むしゃむしゃ、男を食い殺すためのものでしかないから。
気持ち良くだけしてくれて「サンキューばいばい」ってな都合の良い存在じゃなかったのだ。

「……逃げよう」

とにかくここにいちゃダメだ。
ボケッとしてたら、次のサキュバスがやってくるんだから。

人の多いところだな。
声を出せば誰かが気付いてくれるような、そんな場所がいい。

俺は疲労困憊の体を引き摺りながら、家を出ることに決めた。
逃げるために。捕食者から逃げのび、生き残るために。

そこからの行動は早かった。

必要最低限の物を素早くポケットに突っ込み、家を出る。比較的交通量の多い道路に向かい、タクシーを捕まえ乗り込んだ。

行き先は駅。
こんな時間では大都会東京といえど電車も就寝中だが、それは構わない。目的地は別にあるから。

「ここで」

タクシーの運ちゃんに告げ、止めてもらったのは雑居ビルの前。階段を昇れば、インターネットやり放題、ドリンク飲み放題、漫画読み放題のパラダイスがある。いわゆる漫画喫茶だ。

そこそこのプライバシー空間を保ちつつ、大声を上げれば周囲の人に気付いてもらえるという理想的空間。それに、眠ることも可能。今の俺は、なにより睡眠を欲しているから。何はともあれ体力の回復は急務である。

幸いなことに、空き部屋がいくつかあった。なるべく出入り口に近い部屋を選んで入室すると、あちらこちらからイビキなんかも聞こえてきている。
都会のオアシス。疲れ果てた戦士たちが、ひと時の安らぎを得ているのかもしれない。

ドリンクバーからリアルゴールドを持ち込んだ俺も、さっそく椅子に身を預けては、緩やかに船を漕ぎ出す。

どうしてこんなことになっちまったのか……。
自分の不運を呪いながら……。

……。

目が覚めると、昼を過ぎた頃合だった。
寝汗が酷かったのでシャワーを利用し、ついでに食べ物を注文。レンジでチンしただけのカレーチャーハンをスプーンで口に運びながら、今後のことを考える。

家に帰る、という選択肢はない。そんなの自殺と変わらないのだから。

しかし、いつまでも漫画喫茶にいるわけにはいかない。精神的にも金銭的にも、近いうち限界が訪れてしまう。
ならどうすれば良い?

……実家に帰るか。

新幹線に乗る必要があるけど、今なら行ける。逆にこの漫画喫茶生活をダラダラ過ごしていたら、いずれ動きたくても金銭的に動けなくなる。だから動くなら今しかない。

サキュバスに追われて都落ちとか意味分かんねぇけど……。

でも生き残るためなら仕方ない。
ほとぼりが冷めるまで――それがいつかは分からないが、当面姿を隠すのが最良だろう。

そう決めた俺は、漫画喫茶でお会計。
なるべく人の多い場所を選びながら移動を開始する。

と言っても帰宅ラッシュ中の大東京だ。
どこに行こうと人で溢れてる。いったいどこにこれほどの人間が住んでいるのかと思うほど、外は人、人、人の群れだ。
そんな中でも、もっとも人が密集した地帯。山手線に乗り込み、東京駅を目指す。

――ガタン、ゴトン

夕日が差し込む車内は、予想通りの超満員。乗車率300%とかそんな感じ。身動きひとつ出来やしねぇ。
けど、それも二十分くらいの辛抱。東京駅に着いたら新幹線に乗り換え、人混みやサキュバスとはオサラバだ。

あんなに渇望して止まなかったサキュバス。
確かに気持ち良かった。彼女たちとの情事は、人間の女性相手じゃ絶対不可能な快感を与えてくれた。

……だからこそ怖い。
あれは命を代償にした快楽だって、はっきり分かっちゃったから。
しかも性質の悪いことに、死ぬと分かっている今でも、俺はあの快楽を求めてしまっている。

あと一回くらいいいんじゃないかな……?
逃げるのは明日でも遅くないよな……?
だって逃げ出したら、もう二度と味わえないかもしれないんだし……。

分かってる。それこそが罠。
今日よりも明日、明日よりも明後日。よりドギツイ快感を刻み込まれ、俺はサキュバスたちから離れられなくなるって。そしていずれ、自分から命を捧げてしまうのだ。

正直なところ、今もそうなりかけてる。
あの濃厚サキュバスセックスを思い出すだけでチンポはガチガチ。満員電車で身動きが取れない中、股間が固く張り詰めてしまってるのだ。

てか、普通にヤバイ。
このままじゃ痴漢と間違われるかも。
命が助かっても社会的に死亡とか笑えない。

――キキー……ッ

カーブに差し掛かり、鉄の擦れる甲高いブレーキ音が響いた。
グラリ。慣性の法則に従い、重心の崩れる我が身。倒れることはおろか動くことも出来ない車内なので、転倒という最悪は免れた。けれど前の乗客に寄りかかるような体勢になってしまい、非常によろしくない。

だって俺の前。会社帰りのOLさんだもの。

シニヨンに纏めた黒い髪。うなじから、爽やかな香りと濃厚な色気が漂っている。
ビシッとしたグレーのスーツ。下はタイトなミニスカートか。黒のストッキングが、わずか指先に触れてしまった。

「あ、す、すいません……」

こういう時、謝ると痴漢を認めたことになるらしい。欧米文化か? 生粋の日本人である俺は、咄嗟に謝ってしまったけれど。
だから「叫ばれるかも」と不安を感じたが、OLさんは沈黙。あまり気にしていないようだ。

良かった。
良識ある人で。

――キキー……ッ

と思ったところで、今度は反対方向へのG。前にいたOLさんが、俺の方に寄りかかってきた。

――ぐにっ

ヤバイっ! さっきよりも格段にヤバイ事態発生!
なぜならOLさんのお尻が、俺の股間辺りに密着しているのだ。
しかも俺のチンポは、ズボンの中でバッキバキ。怒張の熱さと硬さが、布越しにOLさんへとお裾分け。

……。

…………。

あれ?
何もない?

今度こそ叫ばれると思ったが、大丈夫らしい。OLさんは沈黙を貫いていらっしゃる。

よかった。
ありがとうOLさん。そしてごめん。
でも、本当にわざとじゃないんすよ。

心の中で侘びを入れ、誤解を与えないように身体を硬くする。
変に動いたら、やっぱり痴漢じゃねぇかって思われかねないから。

けれど

――ぐにぐに……っ

「――っ!?」

動いたのはOLさんの方だった。
俺の股間に押し付けたまま、彼女のお尻が左右に揺れたのだ。

タイトスカートに包まれたお尻にはパツンとした張りがあり、ゴム鞠みたいな弾力が俺のチンポを刺激してくる。
まるでチンポの形を確認するかのように。OLさんのお尻は、ぐにぐにと揺れていた。

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