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四日目:OLサキュバス1

すし詰め状態になってる電車内。張りの良いOLさんのヒップが、俺の股間にスリスリと押し付けられていた。

ワザとなのか?
OLさんにも、俺が完全勃起してることは伝わってるはずだ。

けど問い質すことなんて出来ない。これがワザとじゃなかった場合、不利な状況に追い込まれるのは間違いなく俺だから。

――スリスリ、スリスリ……

逃げ場もなく、声も上げられない俺は、黙って耐え続けるしかなかった。
そんな背徳的な状況が、興奮を生んでしまう。

ヤバイ。気持ち良くなってきちまった……。

ここ数日人外の快楽を体験してきた俺にとって、この程度の快感なんてどうってことない筈。
なのにムスコさんは布越しの接触にもどかしさを感じながらも、蓄積し続ける快感に精液の製造を急ピッチで進めていた。
馬鹿ムスコである。

今やOLのヒップを押し返すほどに硬くなったペニスが、ビクンと震えて彼女のお尻をノックした。

マズイマズイマズイっ!
いくら空気が読めて温厚なOLさんといえど、ここまで露骨な勃起アピールをされてしまったら叫ばざるを得ないっ!

冷や汗を流しながら、なんとか腰を引く努力をしてみた。
けど後ろには、当然違う乗客がいる。都合の悪い事に、気配からこちらも女性客だ。
しかも彼女はこちらを向いている。このまま下がると、背中でおっぱいにダイレクトアタックをしてしまうのだ。

前門のOLヒップ。後門のおっぱい。
マジで身動きが取れない。

なのにOLさん。容赦なく俺にヒップを押し付けてくる。
もうスリスリってかグリグリ。チンポを露出していたら、尻コキしてるのと変わらない。

ヘイ尻っ! このままじゃ射精

ちまうぞ!?

焦りすぎてパニック状態だ。

と――グラリ。
電車が大きく揺れ、そして停車した。

しめたっ!
駅に着いたんだっ!

まだ目的の東京駅ではないけど、ここは一度降りて体勢を立て直すべき。
なんならトイレに駆け込み、一発ヌいてきた方がいいかもしれない。

そう思った俺は、開いたドアに向かって移動しようとして……

「ちょっと……っ」

背後の女性に声を掛けられてしまった。
俺にしか聞こえないくらいの小声だが、明らかな怒気を含んだ声音にビクリ。背中が硬直した。

「な、なんですか……?」

ぎこちない動きで、なんとか首だけ振り返る。
もしかしたらこのまま「この人痴漢ですっ!」って叫ばれるかもしれない。そんな恐怖が身体を支配してしまったのだ。

振り返った先にいた女性は、綺麗な人だった。
肩で切り揃えられた黒髪。わずかに覗く可愛らしい耳には、控え目なオシャレピアス。出来る女の気配。なんていうか、秘書っぽい。

けどその眼差しは冷たくて、やや半目になった瞳が俺を睨みつけていた。

「バッグ。引っ掛かってるんですけど?」

「……え?」

秘書子の言葉に誘導されて視線を下げれば、確かに彼女のバッグが俺のベルトに引っ掛かっていた。あのまま動いていたら、引き千切らないまでもマズイことになっていただろう。痴漢から引ったくりに罪状チェンジだ。
いったいどういう状況でこんな面倒なことになったのかは不明だけど……。

「あ、すいません……」

慌ててベルトをカチャカチャ。バッグの紐を外してやる。
しかしそうこうしてる間にも乗客の流れは降車から乗車へ。電車を降りるどころか新たに乗り込んで来る人波に押されてしまい、俺はグイグイと車両の端っこまで流されてしまった。
しかも運の悪いことに、前にいたOLさんや後ろにいた秘書子もご同道。前後から俺を挟むフォーメーションを崩さないまま、三人揃って車両の隅へ流れ着いたのだ。

くそ。
せめて前のOLさんだけでも離れてくれれば……。

だが無情。ガタンと一つ揺れた後、電車は発車してしまった。
加速していくGに身体が揺れる。慌てて手を伸ばし、なんとか両手で吊り革を掴むことができた。
片手だとかなり無理な体勢だったので、ようやく重心が安定する。

しかし

――ぐにぐに……

「んぐ――っ!?」

途端、チンポに強烈な快感が走ったのだ。何事かと視線を下げる。

すると

……はぁっ!?
なんで!? なんでだ!?
なんで俺はチンポを露出してんだよっ!!

俺のムスコは窮屈なズボンの中から解き放たれ、OLさんのお尻に押し潰されていた。
これが快感の正体。直で感じるぷりっとした尻の感触は、先ほどまでと比べ物にならないくらい鮮烈だった。

けど意味がわからない。なんで抜剣しちゃってんの? 人波に揉まれて勝手にチャックが降りてしまい、ぶるんと肉棒が飛び出した? どんなミラクルだよ。

幸いなことに、今いる場所は車両の端っこ。周囲からは死角になってる。
今のうちにズボンの中へ格納するのがベストの行動なのだが、しかしそれが出来ない。だってチンポを格納しようとすれば、確実に触れてしまうから。ぴっちりタイトスカートに包まれた、肉感的なOLさんのぱっつんヒップに。
だいいち、俺は両手で吊り革を掴んでいる。手を離せばチンポを露出したまま転倒しかねない。とっても事案。

それになにより……

「あぅ……く……っ」

気持ちよかった。
周囲に気付かれるかも、というスリル。顔も知らない女性のお尻でコかれているというシチュエーション。吊り革から手を離すことが出来ない半拘束感。全てが興奮材料になってしまっている。

これはいけない。
ここ数日で、明らかに俺は快感に弱くなってるし、変態レベルも上がってるようだ。
非常にマズイ事態だと分かってるのに、解決策を探すより、なんとかバレずに射精したいと思っちまってるんだから。

そんな俺の焦りを知ってか知らずか。OLさんのヒップが、す~りすり、す~りすり。尻の割れ目に肉棒を捕らえては、上下に擦りあげていた。
後ろには秘書子さん。壁になってて逃げられない。さっきの鞄の件で心象が悪いから、肘でも当たろうものなら人生の終着駅に連れて行かれかねない。

「うくぅ……っ、やば……っ」

逡巡してる間にも、性感は高まり続けてる。もう限界が近いのだ。
けど射精するわけにはいかない。OLさんに尻射。魅力的な言葉だが、周囲から気付かれる可能性大だから。

少しでも快感を和らげるため、俺は苦肉の策に打って出ることにした。OLさんのヒップの動きを見極め、同じ方向に動くという作戦だ。
尻が下がれば俺も下がり、尻が上がれば俺も上がる。上手く行けば、扱かれる快感が抑えられるだろう。

――すり、すり、すり……

タイミングを合わせ、軽めの屈伸運動。体力が落ちてるから結構厳しいけど、快感を抑えることには成功だ。

――す~り、す~り、す~り……

何故かお尻の触れ幅が大きくなったが、問題はない。単調なペースだから、合わせるだけなら簡単だ。

……と、思っていたのに。

――す~り、す、す~り……

くそっ! なんだそのフェイントっ!
下がると思ったお尻が下がらず、俺だけ下がるハメにっ!
必然、チンポはお尻の遥か下。スカートの裾を越えて――ビンッ。太ももの間に直撃してしまったっ!

完全にギルティ。
さすがにもう、逮捕待ったなし。

そう観念した俺は……

――むぎゅぅっ

「んおぅ……っ!?」

今までで一番直接的な快感に、思わず声が漏れ出てしまった。

何が起きたのかと慌てて確認する。すると俺のチンポが、OLさんの太ももの間に挟まれてしまっていたのだ。
むっちぃ……っとした大人の色気漂う太もも。張りがあり、力強く、それでいて柔らかさも兼ね備えた肉感的な檻だ。しかもストッキングを着用してるから、サラサラでザラザラ。細かい網目の刺激が、容赦なく亀頭に襲い掛かってきてる。

「んぐぅぅ……っ!」

これはヤバイっ。
気持ち良過ぎて射精秒読みっ。
それにさっきまでと違い完全にホールドされちまってるから、逃げようにも逃げられない状態だ。もはやOLさんに太もも射を決める以外の選択肢が存在しなかった。

「あっ、い、イく……っ」

OLさんの足先から電車の振動が太ももへと伝い昇り、ぷるぷる震えては俺のチンポを刺激していた。
我慢し続けた快感が、もう逃げられないという諦めの果てに、ついに決壊してしまう。

「イく……っ、射精

……る……っ!!」

吊り革を掴んだ立ち姿勢のまま、ビクビクっと身体が痙攣した。腰が勝手にヘコヘコ動き、より深く射精を味わおうとしたチンポが、太ももの中を無理やり突き進む。
吐き出されたザーメンはOLさんの脚の間でねっとりと糸を引き、俺のチンポにも纏わり付いて来ていた。

――じゅり……っ

「んがぁ……っ!」

途端、射精直後の亀頭に電撃のような凄まじい痺れ。ザーメン塗れになって滑りの良くなった太ももの肉間で、チンポがじゅりっとストッキングに擦られたのだ。
射精直後亀頭責め。快感とくすぐったさが強すぎて、大の男でも泣いて逃げ出す最強拷問。それが意図せず始まってしまっていた。

――じゅり、じゅり、じゅり……っ

「んぎぃぃぃ……っ!!」

嫌だっ! 止めてくれっ!
声が押さえられないっ!!

どれだけ理性を働かせても、声も抑えることなんて無理だった。だってOLさん、腰を振ってチンポを責め立ててきてるんだから。
たぱんたぱんたぱん……。俺の腰に、尻ごと打ちつけられる太もも。挟まれたチンポはザーメンでにゅるにゅるになったストッキングで、じゅりじゅりと激しい亀頭責めを受けさせられていた。

「止べでっ! やべでぇ゛ぇ゛っ!!」

逃げたいのに、いつしか後ろの秘書子が俺の両脇をガッチリ抑えてしまっている。まるで磔にされてるみたいな状況。
もう腕を下ろすことも出来ず、吊り革を握り締めてされるがままだ。

なんでっ!?
なんでこんなことになってんだよっ!?

周りの乗客がザワザワしているのが分かる。当たり前だ。電車の隅で、変な男が一人で絶叫してるんだから。他の乗客たちからは、きっとそのようにしか見えてないんだろう。
だから助けも来ない。来たとしても、捕まるのは俺一人。それが分かるから、誰かに助けを求めるなんてことも出来なかった。

――じゅりじゅりじゅりじゅり……っ

速度を増していく亀頭責め拷問。あまりに強い刺激は耐えることすら許してくれず、俺の太ももはガクガクと震えっぱなしになっていた。
けど倒れられない。耐えさせられる。後ろの秘書子が俺の膝裏に膝を入れ、下半身を無理やり支えてきているのだ。

本当なら、とっくに腰が抜けて倒れこんでいるほどの快感。なのに強制的に立たされ続け、拷問が続行されている。

無理っ! もう無理っ! 止めてくれっ!!

どれだけ叫んでも

――じゅりじゅりじゅりじゅり……っ

死ぬ! 死んぢゃうからっ!!

どれだけ頭を振ってみても

――じゅりじゅりじゅりじゅり……っ

終らない。終ってくれない。
もう亀頭は摩擦で感覚がおかしくなってきている。なのに強烈な快感とくすぐったさだけは麻痺してくれず、俺を責め立てるのだ。

ヤバイっ!
何かクル……っ!!

それは射精に似てるけど、決して射精ではない感覚。
睾丸がぎゅぎゅっとせり上がり、破滅的な何かがチンポの根元から上がってきているのが分かった。

「あっ、あぁっ、あぎゃあぁぁぁぁぁっっ!!」

――ぶしゅぅぅっ、ぶしゅっ、ぶしゅぅぅぅぅっ

凄まじい開放感と、凄まじい絶望感。
出た。出てしまった。何かが激しく尿道から吐き出されている。

「ぎいぃぃぃぃっっ!!」

しかもなかなか止まらない。目がぐるんと裏返り、口から泡を吹いてるかもしれない。
けど止まらない。出してる間も、OLさんの太ももコキが止まってくれないから。

――ぎゅぽぎゅぽぎゅぽぎゅぽ……っ

とてつもない量の何かがチンポから吐き出されたため、OLさんのストッキングはそれを吸収してぐっじゅぐじゅになっていた。
もう隠す事の出来ない卑猥な水音。なおも止まらない地獄の太ももコキ。

そんな絶望的な状況で、ガタン。電車が大きく揺れて止まった。
駅に到着したのだ。

何駅かは分からない。けどこの地獄から逃げるにはここしかない。

「お、降りまずぅ゛ぅ゛ぅ゛っ!!」

言うが早いか、俺はチンポを露出したまま人混みを掻き分けていた。
もう形振りかまっていられない。とにかくこの電車から脱出することしか頭になかったのだ。

「きゃあぁぁぁっ!!」

俺のチンポに気付いた誰かが悲鳴を上げた。けど無視。とにかく走る。
電車を降り、ホームを駆け抜け。走って走って……。

たどり着いたのは、駅のトイレだった。

少しツンとした臭いが漂うが、幸いなことに中には誰もいないらしい。
迷わず個室に駆け込み、俺は鍵を掛けた。

「うぐぅ……。くそ……っ。なんで……っ。なんなんだよ……っ!」

ぶらん。真っ赤に腫れ上がった亀頭が、先ほどの行為の残酷さと苛烈さを表していた。
何故俺はあんな目にあったのか。OLさんは声をあげなかったものの、チンポを擦り付けられて激怒していたのだろうか。

分からない。
何も分からない。

……けれど答えは、トイレの上から現れた。

「見ぃつけた」

サキュバス。
二人のサキュバスが、個室の上の隙間から俺を覗き込んでいたのだ。

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