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そんな今までのことを思い返し、私は愛液と精液でドロドロになっていた男根を七穂様の口で清められていた。
そうか。私のやるべき仕事は、七穂様の性処理か。
…………あれ? これ、本当にヒモから卒業した?
むしろ、ヒモそのものではないか?
女性が色々と働いてくれており、その対価にセックスをして養ってもらう。
……ダメなやつでは!?

「ぶぁ……綺麗になったぞ」

ビクンと快感で腰を震わせてしまう。
七穂様の生温かい口から解放された男根は、夜ということもあってひんやりとしていた。
ちらりと障子から覗き見られる月夜を仰ぎ見る。
ああ……こんな綺麗な星と月の下で、私はヒモへと着実に突き進んでいる。
なんと無情なことか……。思わず涙がこぼれそうになってしまう。

「ほれ、お前様。横になって、腕を投げだせ。妾の枕に欲しい」
「あ、はい」

私は七穂様の言う通り、布団の上に仰向けに寝転がると腕を投げだす。
すると、彼女はポスンと腕に頭を乗せ、私の胸板に顔をこすり付けてくる。
めちゃくちゃ懐いてくれている猫のような行動。
可愛すぎて鼻血出そう……。
くしくしと顔を何度も押し付けてくる。あぁぁぁぁ……。
少しひんやりとするような寒さがあるのだが、ぴったりと寄り添ってくれる七穂様のおかげで身体を震わせるようなことはなかった。
彼女もそんなに体温が高い人ではないのだが、それでも外気よりは温かい。
また、柔らかい。むにゅりと押し付けられる豊満な胸はもちろんのことだが、身体全体がやわっこいのだ。
別に太っているわけではないのに、男とはまったく違った感触である。
それに、良い匂いだ……。
いつも通りの甘い匂いに混じって、汗の酸っぱい匂いやフェロモンのような雌の匂いまで漂ってくるような気がした。
……また立ちそう。

「あの、温かいタオルを用意しましょうか? このままだと、明日起きたらべたべたになっているでしょうし……」

七穂様の美しい身体が汚れてしまうような気がして、私はそんな申し出をする。
今からお風呂に入るのはなかなか難しいが、タオルで身体を拭うことくらいはできるだろう。
それに、それくらいなら私にやらせてもらえるかもしれないという期待もあった。

「ふーむ……お前様の匂いに包まれているというのも良いのじゃが……」

私の腕を枕にしながら、悩む仕草を見せる七穂様。
うーんと悩んでから、ポンと手を叩いた。

「そうじゃ。一緒に風呂に入ろう。妾が綺麗にしてやるからの」

ニッコリと笑う七穂様は、少し名残惜しそうにしながらも身体を起こした。
揺れる重たげな双丘に目を引きつけられる。
しかし……今からお風呂?

「え、お風呂ですか? でも、今から準備するのは……」
「なに、準備はできておる。ほれ、行くぞ行くぞ。妾を運んでおくれ」

この迷い家にガス給湯なんてものはあったっけ?
古い屋敷だから、薪をくべて風呂を焚く感じだったように思えるのだが……。
それとも、そういったところは近代化されているのだろうか?
だが、七穂様に急かされて硬直しているわけにもいかない。
私は彼女の望むままに、お姫様抱っこをして歩き始めるのであった。
……起伏が富んでいるのに、軽いなぁ。

浴室には、木でできた大きな桶のような風呂タブがあり、そこに湯気を放つたっぷりとお湯が溜められていた。
明人はいつの間に準備をしていたのかと疑問に思うが、この家自体が特殊なので考えるだけ無駄だろうと判断した。

「まずは妾の身体を流してくれるか?」

そう言って、七穂は椅子に座る。
黒くて軽くウェーブしている長い髪を、頭の頂点でクルクルとまとめている。
そのため、青白いうなじが見えてしまい、その色気に頭がくらくらとする。
はらりと身体に巻いていたタオルをとり、明人に無防備に背中を向ける。
美しくスッとした背中。その下を見れば、安産型の臀部が椅子に潰れて柔らかく形を変えていた。
思わず手を伸ばして触れたくなるが、身体を流してくれと言われているのに無遠慮に手を伸ばすことなんてできない。

「お、お湯をかけます」
「うむ」

風呂タブから桶でお湯を掬い上げ、ゆっくりと七穂の背中にかけていく。
汗や体液がお湯で流されていき、綺麗になる。

「湯をかけるだけじゃと完全にはとれんじゃろ? 手で軽く撫でてくれ」
「……わかりました」

それはそうだ、と頷く明人。
お湯をかけながら、ゆっくりと手で彼女の美しい背中を撫でていった。
しっとりと手に吸い付くような肌触りに、いつまでも触っていたくなる。
少しでも力を入れたら、その美しいものを壊してしまうような気がして、細心の注意を払って汗と体液を流していく。

「くっ……ふぅ……」

七穂も気持ちよさそうな声を漏らす。
ただ背中を撫でているだけなのに、男を興奮させるような艶やかな声。
くすぐったそうに豊満な肢体をひねらせる仕草は、逸物を硬くさせるには十分だった。
それを悟られまいと、平常心を強く意識する明人。
無心になってお湯をかけ、身体をさすっていく。
腕を取り上げ、細いそこを撫でる。
さらには、腕を上げさせて露出したツルツルの腋も綺麗にするよう撫でる。
汗が溜まりやすい場所だから、丁寧に。
そこは流石にくすぐったいのか、からからと笑う七穂はとても可愛らしかった。
椅子にたっぷりと乗っている臀部を触る勇気はなく、お湯を流すだけにとどめた。
触ってしまうと、男の欲望が暴走しそうだと感じていたからである。

「七穂様、流せました」

ふーっと息を吐きながら、明人は七穂にそう報告する。
あとは、自分も汗と体液を流したら完璧で……。

「む? まだ前を綺麗にしてもらっておらんぞ。妾、ずっと待っておったのじゃが」

ま、前……だと……!?
こちらを不服そうに振り返って見上げてくる七穂。
明人は汗を流しながら所在なさげに手をワキワキと動かしてしまう。
いや、前って……と戦慄する明人。
当然のことながら、身体の前面には七穂の豊満な乳房がある。
そこを、背中を撫でていたように手で洗えと?
背中を流していただけで興奮していた彼は、女性の象徴とも言える場所を洗って我慢できるのか?

「わ、わかりました……」

いや、我慢しなければならないのだ!
彼は社会から逃げ出した弱者で、そんな彼を唯一受け入れてくれたのが七穂である。
そして、明人は今のところ何の恩返しもできていないと考えていた。
彼女が求めることは、何でもやるつもりだった。
再び、風呂タブの中から温かいお湯を掬い上げ、ゆっくりとかける。
瑞々しい肌がより潤いを増し、水滴をはじけさせる。
……よし、興奮しないように気をつけながら、前の身体を撫でよう。
グッと決意を固め、前に手を伸ばし……。

「んふっ……」

最初は、鎖骨の辺りを指でなぞった。
浮かび上がった骨の上にはくぼみができており、そこに水が溜まっていた。
割と急所に近い場所を無遠慮に撫でているのだが、七穂は秋日tを信頼しているのか、逃げようとする素振りは見せなかった。
この信頼を裏切るような真似は絶対にできないと、改めて強く思うのであった。

「…………」

少し躊躇しつつも、彼は鎖骨より下……すなわち、大きく膨らんだ胸部へと手を伸ばすのであった。
スーッと、その線にあわせて力を込めないようにしながら手でなぞる。
指なども一切使わず、手のひらを使って汚れを落としていく。
大きく曲線を描く乳房にあわせて、明人の手も大きく曲がる。

「んっ……」

七穂の艶のある声が少し漏れた。
手のひらにこりっとした乳肉とはまた違った感触を感じる。
これは、あの綺麗な桜色をした乳首だろう。
だが、明人は決してそこを刺激するようなことはしない。
そこを通り越し、乳首の下の乳肉をなぞる。
そこまで行くと、今度は手を離して深い谷間へと手を沈めていく。
小さければ問題ないのだろうが、七穂様のように非常に豊かな乳房を持っていると、胸の谷間も汗をかいていることだろう。
スッと深い谷間に手を挟ませる。
その圧迫感に、明人は思わず目を丸くしてしまう。
ここに逸物を挟んでもらったら……と俗物的な考えが頭をよぎるが、たったそれだけでもどんどんと硬くなっていってしまいそうなので、頭を強く振ることでそれを考えないようにする。
谷間が終われば、今度は下乳である。量感のある乳房なので、そこにも汗が溜まっているだろう。
今度は両手で持ち上げるようにして、下から手を伸ばす。
その重たさは、今まで彼が感じたことのないほどのものだった。
カップ数が大きくなってくると胸の重さは数キロにもなると聞いたことがある明人であったが、確かに七穂のそれは非常に重たかった。
こんなものをぶら下げていたら、肩が凝るのも当然だろう。
下乳に溜まっていた汗を手で撫でて擦り落とす。
そして、手はさらに下へと落としていく。
ツルツルで柔らかな腹部。お腹が出ているということはまったくないのだが、魅力的なまでの柔らかさ。
そこには、子を作ることのできる胎がある。
胸や尻は男の目を引きつけて興奮させる魅力があるのだが、女性の胎というのはまた違った……母性のある魅力というものがあるような気がした。
お湯を流し、お腹を撫でて……これで、終わりだろう。
流石に、陰部を自分がどうこうするというのはマズイだろう。
水分を含んで艶やかに輝いている陰毛と、それに隠れた秘部。
そこを見ていると、先ほどまで挿入していた感触を思い出してしまい……。
明人のそこは硬くそびえたっていた。
それ以前に、先ほどの乳房を色々と丁寧に弄っていただけでも、すでに勃起していたのだ。
最後、視界で陰部を見てしまったことが決定的になっただけでである。

「ほれ。ちゃんとここも流しておくれ」
「あっ……」

ガシッと明人の腕をつかむと、七穂はグイッと陰部に持ってくるのであった。
湿って手に張り付いてくる陰毛の感触に、興奮で頭に血が上りそうになる。
そして、何よりの問題は、引き寄せられたことによって七穂の背中に明人の身体が密着したことである。
そのため、いきり立った逸物が美しい背中を汚すように付着して……。

「ほう、ほうほうほう」

ニマニマと笑って振り返る七穂。
明人の顔は真っ赤になってしまっていた。
そんな彼を見て、ゾクゾクと何かこみあげてくるものがあるような顔をした七穂は……。

「よしよし、大丈夫じゃからな。母が責任を持って鎮めてやろう。元気なのは男らしくていいことじゃ」

そう言って、明人の頭を再び豊満な乳房へと抱き寄せるのであった。
その母性の強さに、目を白黒とさせている。
身体を洗っていて勃起している男を嫌うどころか性処理をしようとするのは、非常に珍しい女性だろう。
彼はそんなことを考えながら、七穂の胸の感触を顔で楽しむのであった。

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