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「いや、ウサギに見られて咽び泣くってお前様……」
「…………」

私は苦笑する七穂様の胸に顔を埋めて、静かに泣いていた。
声は出さない。泣こうとも思っていない。
ただ、自然と涙があふれてくるのだ。不思議だなぁ……。
柔らかくて温かいそこに顔を埋め、私はしずしずと泣いていた。

「でも、そういうとこも愛いのう……」

そんな私を見て、きゅんときたように顔をうずうずとさせた七穂様は、さらに強く抱きしめてくる。
母乳が出るようになったからか、甘い匂いが鼻につく。
もともとの七穂様の雌の匂いと合わさって、さらに股間に響く。
……いや、落ち着け。今は慰めてもらっているのだ。逸物を硬くさせてどうする。

「しかし、そうか。ウサギか……」

胸の谷間から七穂様を見上げると、何やら思案している様子。

「馬やニワトリだけじゃなく、ウサギも飼っていたんですね」
「いや、飼っとらん」
「え? じゃあ……」

外から迷い込んだのか?
人間が迷い込むこともあるのだから、動物も迷い込まないことはないだろう。
時折、庭の木に小鳥がやってきてさえずっているのも見たことがあるし。

「ふむ……もしかしたら……」
「心当たりが?」
「ないこともない……が、普段通りなら早すぎるからのう。まっ、確証のないことをお前様に話すのもな」

うーむ……どうやら、教えてくれるつもりはなさそうだ。
とはいえ、彼女にも当然話せないことがあるだろうし、私もそれに首を突っ込もうなんて思わない。
何でもかんでも知ろうとするのは……まあ、大切な人のことを知りたいと思うことは悪いことではないだろうが、好奇心は猫を殺すとも言うし。
それに、七穂様は普通の人間とは違うのだ。
彼女が住む世界もまた違うのだから、常人の私がちょこまかしていると間違いなく邪魔だし足手まといになる。

「それよりも、な? お前様もこのままではおさまりがつかんじゃろ?」

一瞬で蕩けた表情に変わる七穂様。切り替えが早い。

「ほれ。母の胎に帰ってこい」

そう言って、七穂様は私の全てを受け入れるように大きく腕を開くのであった。
……厳密に言うと、私は七穂様から生まれてきたわけではないのだが。
しかし、心底楽しそうにしている彼女を裏切るわけにもいかない。
それに、彼女の言う通り、私もまた……。
……こんなに性欲強かったか?
まるで、猿みたいだ。
そんなことを考え、自嘲をしながら七穂様へと近づいていくのであった。

「んぉっ、あっ、あっ、あっ♡」

ズチュ、ズチュ、ズチュ、ズチュ!

男根が膣内をかき分け押し入るたびに、愛液が掻き混ぜられて卑猥な水音が立つ。
何度も触れては離れる陰部は、お互いドロドロになっていた。
粘性のある液体がねばっと糸を引いている様は、非常に厭らしい。
そこから立ち上ってくるむわっとした熱気と匂いに、頭が真っ白になりそうだ。
正常位で七穂を突いている。
喘ぐ彼女の顔は美しく、汗が浮かび上がっている青白い肢体は幻想的なまでに整っている。
卑猥に歪んだ秘部は硬くなった男根を受け入れており、その上に生い茂っている黒々とした陰毛はべったりと水けを含んで張り付いている。
仰向けになっても形が崩れない大きな双丘は、七穂が二の腕を寄せるだけでさらに深い谷間を形成する。

「んぶっ、んっ、むっ、んふふっ……♡」

顔を落とせば、ちゅっちゅっとついばむようなキスをしてくる。
舌を伸ばせば、にゅるりと絡め取られて啜られる。
唾液を落とせば、美味しそうにゴクリと喉を鳴らして飲み下された。
楽しげにこちらを見て微笑むその姿は、包容力が溢れ出していた。

「ぐっ……!」

キュウキュウと締め付けてくる膣内の感触に、明人はグッと歯を噛みしめる。
もういつ出てしまっても不思議ではなかった。
すでに、何度か七穂は絶頂を迎えているので、性処理係としての役目はまっとうできていると言うことができるだろう。
それでも我慢して腰を振っていると……。

「くふふっ。我慢せんでもよい。妾の胎に全部出すのじゃ。一滴たりとも無駄にするでないぞ? 妾が全部受け止めてやるからな。びゅーって出すのじゃ、びゅーって」
「うっ、うぅ……!」

ギュッと下から抱き寄せてくる。
むにゅりと胸板に当たって潰れる胸の感触が心地いい。
七穂の方が何度も絶頂して身体的な疲労が大きいはずなのだが、何故か余裕の表情を浮かべているのは彼女の方である。
男根はビクビクと動いているのが分かるし、このことからかなり限界が近いことが分かる。
膣内もキュッキュッと締め付けてきて、射精を促してくるので……。

「んはあああああっ♡」

ビュルルルル! と柔らかくて温かい胎に搾り取られるのであった。
上から叩き付けるようなピストンから、ギュッと七穂の身体に密着させて一滴も漏れないようにする。
いや、させられたという方が正しいだろうか。
七穂は明人の背中をむっちりとした脚で優しく拘束して抱きしめると、両手で後頭部を抱き寄せ、豊満な乳房の間に彼の顔を埋めるのであった。
まるで、性的に捕食されているかのようだった。
明人が離れようとしても、ビクとも動かない。
キュッキュッと締め付けてくる膣内は、ちゃんと尿道に残っているものも出し切れと催促するかのようだった。
明人も抗うことができず……いや、抗う必要なんてないのか?
汗でしっとりとしつつも張りのある双丘を頬に挟みながら、彼は目を閉じて心置きなく精液を子宮にそそぐのであった。

「よしよし。ちゃんと全部出そうな。そして、母を孕ませておくれ。頑張れ頑張れ♡」

後頭部を優しく撫でられ、男根をやわやわと締め付けられる。
頭が蕩けてダメになりそうになるが……。

「……はっ!」

明人は何とか意識を取り戻す。
今回の性交で、彼は七穂に性処理以外の仕事をいただきたいのだ。
すなわち、明人は彼女に弓を引くことになるかもしれないが……やらせてもらおう。

「む?」

ギラリと光る明人の目を、谷間から見た七穂はキョトンと首を傾げる。
彼の切り札作戦……焦らしプレイが、幕を開けたのであった。

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