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八方美人の脱がし方

「…………♡ 109cmの、Kカップまで育ってしまいました……♡」

思わず生唾を飲み込んだ。ひゃく……きゅうせんち……? 今手に触れているこの柔肉の塊は、そんな規格外のボリュームだったのか……。109センチ。Kカップ。それは現役でグラビアモデルをしている芽依先輩が隠していた103センチのJカップ乳よりひとまわりも大きな数値だ。
プロを凌駕する天然逸材が同じ学校にもう一人……。しかしこんなサイズは下品すぎる。もし芽依先輩と同じように過少申告しなければ、デビューしても過激露出路線
オカズルート
のイメージビデオスタートだろう。
安っぽいBGMさえかからず、肌の擦れ合う「すりすり……♡」という音や、熱を帯びていく吐息を嫌でも隠せない未加工の映像。
笑顔なんて要求されることもなく、映されるのは不服そうに色っぽく作った表情と、肉感露呈性的箇所
セックスアピールポイント
の接写。極小布面積の水着や極薄素材のセーターを着せられ、明らかに男性スタッフのものとわかるゴツゴツした手が、タイトルのウリにもなっている「109cmバスト」に伸びていき……。

「くすっ♥ けいたくん、凛子のおっぱいがおっきすぎて理解が追いついてないみたい……♥ 手、止まっちゃってるよ」
「へ……? あ、ああっ、すみません……その、あまりにスゴすぎて……」
「…………♡ やはりこんなはしたない大きさの胸は、お気に召していただけないのでしょうか……?」

凛子さんは軽く俯き、媚びた流し目でちらりちらりと僕の顔色を伺っている。自分の魅力を百パーセント理解した上でのこの自信なさげな態度。そんな様子は男の庇護欲をくすぐるには十分すぎた。思わずこの人の望んでいるであろう言葉を送ってしまう。

「いえ……! 本当に素敵だし、綺麗ですしっ、それに……ずっと触ってみたかったんです……」
「え……♡ あら、まあ…………♡ そうですか……そんな風に思っておいででしたか……♡」
「今も本当に嬉しくて……男子ならみんな好き、だと思いますし……」

望まれている言葉ではあったけれど、全てお世辞や歯の浮く褒め言葉などではなく本心。ずっと抱いていた思いをぎこちなく口に出しただけだった。つまり凛子さんは望む言葉を言わせたのではなく、ただ単に引き出してみせただけ。やり方自体は昔ながらの良妻賢母のそれだ。

「では、圭太さんは……?」
「えっ……」
「男子みんな、とおっしゃいますが…………ね♡ 肝心の圭太さんはこの胸、お好き?」

首をかしげて唇を尖がらせ、特大の乳房二つをそっと真ん中に寄せ凛子さんは僕にそう聞いた。
……本当にこの人は……っ、どこまで男の感情を操るのが上手いんだ……! 僕は左右十本の指全てを凛子さんの柔乳へ正面から埋め、両手いっぱいに腕ごとぐりんぐりんと動かした。

「……好きですっ! 一目見た時からずっと好きですっ! 凛子さんよりもこのおっぱいが!」
「ま、まあまあ……♡ いけないお人♡ 私よりもおっぱいに一目惚れしてしまったんですか……♡」
「そうっ……そうです! 学校で見かけた時はいつも目で追ってました! 当然です、こんな大きいんだから……! いけないとわかっていても見たくなるんです!」
「…………♡ それはそれは……っ♡ 失礼致しました♡ 真面目な殿方を惑わせてしまう罪な乳房の持ち主で申し訳ございませんっ♡ 溜まってしまった煩悩は全て私の責任です……♡ 罪滅ぼしと言ってはなんですが、これまでに抱かれた情欲はぜぇんぶ私の♡ 凛子の身体にぶつけてくださいっ♡」

くそっ、くそうっ! 憧れの凛子さんがこんな人だったなんて……! 恵まれた部分的豊満体型
ちちしりふともも
を恥じることもなく武器にするような潜在性売女
隠れビッチ
だったなんて……!
僕は凛子さんの煽りにまんまと乗せられ、煮えたぎった感情のやり場を求めて、必死に109cmKカップの下品デカ乳を捏ねくり回した。
スカートのウエストからはみ出しかけていたシャツの裾はずるりと抜け、特大乳房の丸みに引っかかってカーテンのように下乳を隠す。凛子さんの背後に居た芽依先輩の手がすかさずそのヒラヒラをつまんで、乳房の裏側
・・・・・
までもを白い布で覆う。「乳袋」とはよく言うが、これがまさにそれだった。

「あー♥ 凛子また肌着着てなーい♥ こんなんじゃ透けちゃうし、いざって時に下丸見えになっちゃうよ……♥ ボタン飛んじゃったらどうするつもり?」

シャツの生地全てが圧倒的な表面積を誇る球体二つを覆うのに使われると、芽依先輩の指摘通りその下には何も重ね着されていないことがわかった。白く引き締まったお腹が丸見え。……乳房に邪魔されて見えないが、きっとへそまで出てしまっているんだろう。

「それはお互い様ですっ♡ 芽依だってシャツ一枚だけのくせに……♡ そんなにはしたなく谷間まで出してるくせにっ♡」
「ウチのはファッションだからいいんだもん。凛子が制服一枚だけでこのドスケベボディ隠そうとしてるのとはわけが違うよ……♥ それにさぁ……」

それまで凛子さんの耳元に鼻先を埋めてその反応を楽しんでいた芽依先輩が「じぃ……っ♥」とこちらを物言いたげな目つきで見つめる。その視線を感じて芽依先輩と目を合わせると、こう投げかけられた。

「けいたくん、気づいてないの……? 凛子のここ
・・
、さぁ……♥ ちょーっと柔らかすぎない?」
「え……確かに柔らかいですけど、でも、それはおっぱいだし……」
「っ…………♡」
「それはそうなんだけど! もう……ウチのもほら、触ってみ? さっき揉み比べした時はファーストキス
三つ巴ベロちゅー
のことで頭いっぱいだったもんねー♥ 気づかなくても仕方ないか」

Kカップ乳に夢中になっていた手の片一方をひったくられ、芽依先輩の胸に誘
いざな
われる。先輩の手が手の甲に重なって、「むぎゅ♥」とまた別の柔らかさが手のひらいっぱいに伝わった。より中身の詰まった柔らかさ。

「……どーお? 何か感じない?」
「めっ、芽依先輩のも柔らかくて……気持ちいいです」
「ばっか♥ そーじゃなくて……♥ こことかさ、ほらぁ……指ですりすりしてみてよ」

JカップとKカップの100cm超え爆乳を一挙に両手に収めている。興奮と達成感と夢にまで見た感触とが僕の知能指数を八分の一程度にまで低下させているけれど、それでも指先は繊細に両者の触り心地をトレースした。

……つつつ……ざりっ♥ ざりっ♥ むぎゅ……♥ むちちちちぃ……♥

「んっ♥ ちょ、握るの強すぎ♥ ウチは凛子と違うんだからもっと優しくして……♥」

条件を揃えるために谷間の空いた生乳
なまちち
部分を避け、パツンパツンに張ったシャツに覆われている乳房の南半球
・・・
あたりに指を這わせる。
強く握ればこれはまぎれもない乳房の柔らかさ。指紋が沈むほどに表面をなぞると感じるのは……薄皮のようなシャツと、その下のデコボコした
・・・・・・
抵抗感。それはきっと先輩のJカップバストを支える、ブラジャーのレース地の凹凸だった。

「さてさて……♥ 凛子と比べてみて、どうかな……?」
「…………♡」

凛子さんは唇を固く一文字に結び、でも目は明らかに笑っている。期待に満ちた無言。何かが起きるのを待っている沈黙。僕は芽依先輩にしたのと同じように、特大乳房の下弦に手を添えて、そっと繊細に指の腹を押し付けた。

そーーー……ふにっ♡ たふっ……ふにふにふにっ♡ もみゅっ♡ もにゅるぅぅぅ……♡

「…………! り、凛子さん……?」
「っ…………♡」

強く握ればずっと弄っていたくなる柔らかさが返ってくるのは同じ。でもこれは……いややっぱりおかしい。やはり柏原家の制服が特注品という噂は本当だったのだろう、芽依先輩や僕が着ているものよりも数段滑らかな肌触りのシャツ。投げ売られる既製品でないことは確かだが、でも問題はそこじゃない。
指にわずかな力を入れただけで……シャツのすぐ下に
・・・・・・・・
柔らかさを直接感じる
・・・・・・・・・・
のはなぜだ……?

「凛子さん、あの……変な質問しますよ。ええと……もしかして、なんですが。……ブラ、着けてます……? これ……」
「……んふっ♡ んふふふふふっ♡ ふふっ♡」
「くすっ♥ 凛子さーん♥ 笑ってごまかすだけじゃ分かりませんよー♥」

え……? いや、でもこの触り心地は……確かにブラジャーの薄い硬さを感じない。ん……?
今日は放課後に委員会の当番を任されていたからいつもより遅くに一人で帰ることになって、でもそのおかげで先輩二人に声をかけられて、夢みたいな気分で着いて行ったら……流れに乗せられてここ
ラブホ
へ辿り着いた。そこまで三人が離れたことはない。部屋に入ってからはそれこそずっと密着していたし、つまり……凛子さんが一人でこっそりブラを外せる瞬間なんてなかったわけで……。

「圭太さんはぁ……私が一日中ノーブラで過ごすような、そんな不埒な女だとおっしゃりたいのですか……? ひどいです♡ 心外です♡ いくら私でもそこまで無防備ではありませんよ……♡」
「で、ですよね……! ……。でも、この感触は、じゃあ……」
「ふふ。気になるようでしたら、確かめてみればいいんです。直接、ね……♡」

凛子さんの指が、学校指定のえんじ色に染められたリボンに向かい、そしていとも容易くしゅるりと解かれた。シャツの一番上、首元のボタンが露わになる。つまり……これから、いよいよ……。

「…………見たいのでしょう? 私の胸。いえ……私の裸体を♡ で、ございましょうか……♡」
「あー♥ 凛子だけずるい♥ ……ウチのも見たいよね。だって……デビューの時からウチのファンなんでしょ♥」

芽依先輩も負けじと自分の指先を咥えて、僕の視線を奪った。その指で、すでに緩みきっていたリボンを解くことなく襟元から外し、今度は首元へ直接ぶら下げた。
リボンの拘束力を失って白シャツの襟はさらにだらしなく広がり、胸の露出も広くなる。

「ふふーん♥ こうしてリボン残しとく方が男のコ的にはそそるんだよねー♥ 裸になってもJK♥ ってカンジで♥」
「全く。さすが芽依は見られることに慣れてますねえ。私もそうしておくべきでした……」

凛子さんの背後に立っていた芽依先輩がスニーカーを脱いでベッドへ上がり、凛子さんも僕を独占するのを止めてもっとマットレスの真ん中の方へ寄るよう促した。慌てて靴を脱ぎ、勢いで片方の靴下が脱げてしまったのもそのままに、まっさらなベッドへ上陸した。

先輩二人は四つん這いで左右から迫り、僕は尻をついたまま後ずさるしかなかった。ぷるんぷるんとたわわな谷間を見せつけながら芽依先輩が這い寄り、全生徒羨望の的であるKカップ爆乳の全貌をシャツの下に隠して凛子さんがにじり寄る。気づけば僕はベッド上の壁際、大きな枕が三つも四つも積まれているあたりに追い込まれてしまった。

「はい、もう逃げられませーん♥ 残念でした〜♥」
「もちろん、私たちから逃げるつもりもないでしょうが、ね……♡」

二人に膝を捕まえられ、製図コンパスのように脚を広げられた。左側の太ももの上には芽依先輩が跨ってぺたんと「女の子座り」をし、右側を確保した凛子さんは太ももを両脚で挟んで、背筋を伸ばして緩く正座を作った。僕の目の前には先輩が育てた計四つの乳房。
……逃げられない、という表現はふさわしくない。もうここから逃げたくない。ずっとここにいて、二人と戯れたり遊ばれたりしていたい……! そう思わない男は居ないだろう。

「…………見たい方から脱がしていーよ♥ ずぅっとグラビアで憧れてくれてたおっぱい……♥ キミも知らないうちにIカップからJカップまで育っちゃったおっぱい♥ 特等席から確かめて♥」
「芽依のはいっつも写真で見ているんでしょう? 私の方からどうぞ♡ まだ谷間すら見せておりませんよ? ここではただの色欲に堕ちた女ですが、普段は淑女を気取っているもので……♡」

ごくり、と大きな音を立てて生唾を飲み込んだ。きっと二人にも聞こえてしまっているだろう。ずっと追い続けてきたJカップ美乳と、いつも盗み見てその大きさを想像していたKカップ爆乳。
どちらかなんて選べない。ファーストキスの時と同じだ。どちらも憧れで、どちらも綺麗で、どちらも最高に自分のものにしたい……!

「私は、圭太さんのその悩みを解決する方法、一つだけ思いつきましたよ?」
「あ! ウチもー♥ でもね、教えてあげなーい♥ けいたくんの悩んでるカオすっごくかわいいから♥」
「もう、芽依の意地悪♡ でも……私も、殿方の手に全てを委ねる方が好きです♡」

これ見よがしに二の腕で両乳房を寄せて谷間を強調する芽依先輩に、それとなく乳房の下を腕で支えて「ふるふる……♡」と視線誘導する凛子さん。どちらかなんて……どちらかなんて……。

こんな贅沢すぎる悩みの解決策を僕も思いついてはみた。でもこれでいいんだろうか。二人の思う解決策と同じだろうか。

「…………あー♡ こっちを選んでくれました♡ やっぱり大きい方がお好みです?」
「えぇー♥ 凛子を選んじゃうの……? やっぱウチも童貞くんが好きそうな清楚路線で行った方がよかったかなぁ……」

凛子さんに手元を見つめられながら、シャツの第一ボタンを外した。それだけの作業をこれだけ緊張しながらするのは初めてだった。ぷつり、と円状のそれはいとも簡単に外れ、大半の生徒が開けがちな首元のボタンを解放している凛子さんという、これだけでもかなり珍しい姿を目にすることができた。

「……くす♥ ははーん、そういうことをしますかけいたくんは……♥ 八方美人タイプ?」
「ふふっ、ですねぇ……♡ 誰にも嫌な思いをさせたくない、ということでしょうか……♡」

第一ボタンを外した後、僕はそのすぐ下へ順繰りに手を伸ばすことはせず……次は左側、芽依先輩のシャツへ触れて、閉じられていない中で一番上のボタン、おそらく上から四番目のボタンへ指をかけた。

それを済ませたら今度は凛子さんの第二ボタン、次は芽依先輩、その次は再び凛子さんと、その後も交互にボタンを外す作業を続けていった。愚鈍というか、我ながら本当に優柔不断な行動だと思う。

「……僕はこれしか思いつきませんでしたが……お二人が考えた解決法って、何だったんですか……?」
「え? ウチはもっと頭悪いよ。二人いっぺんに脱がせばいいかなー、って♥」
「左右同時に、両手で。ですか?」
「……慣れてない僕には失敗する未来しか見えないです、それ」

くすくすと相方の思考を笑う凛子さんの第三ボタンを外しながら、僕は目の前の淑女にも答えを求めた。

「私は……もっと単純で、楽な案ですよ。簡単です。『脱げ』と一言指示して頂ければ、喜んで自らお脱ぎ致しましたのに……♡」
「なっ……」
「うっわ、それ一番えっちかもね……♥ 脱いでる間も触り放題だし……♥ あ、けいたくん。僕もこうすればよかったって思ってるでしょ」
「ふふ♡ まだスカートが残っていますから。見たければその時にでもご指示をどうぞ♡」

ほ、本当にこの凛子さんって人は……! 頭の良さをこんなことに活かされちゃ勝てっこない。くそっ、言われた通りスカートの方では絶対頼んでやろう……先輩二人が脱ぐとこなんて、見たいに決まってる……。

凛子さんがいつもの芽依先輩くらいの谷間を露わにしてしまう頃、その芽依先輩のシャツのボタンは全てが解放された。もともと外されていたボタンが多かったのだから当然だ。
すっかり前が開いたシャツへ手をかけると、先輩は優しく頷いてくれた。ついにあの「眞山メイ」の脱衣を僕が手伝うのだ。グラビアや映像なんかでは何度も目にした脱ぐシーン。それが今では本当にドキドキさせられている。

襟元をぐいっと左右に開き、肩を露出させる。白い肌よりも先に飛び込んできたのは、先輩が今日一日中着けていたブラの肩紐。Jカップの重みをこれで支えられるのかと心配になるほど細いその色は、大人っぽいワインレッドだった。
細いストラップを目で下に辿れば、見えてきたのはブラのカップ部分。……シャツ越しに触れた時の予想通り、レース素材のハーフカップブラだった。わざわざ谷間を作る必要もない大きさの乳房を支え、深い深い直線状の合わせ目が自然と生まれている。

袖から左右の手首を抜き、「眞山メイが着ていたシャツ」という付加価値が染み付いたそれを先輩は軽く畳んで枕の脇に放った。ベッド脇の照明が先輩の下着姿を美しく浮かび上がらせる。制服のリボンと、短すぎるチェックのスカートがまだそのままという点が、美しさよりもいかがわしさを前面に押し出していた。

「……どう? こういう時は何か言うことがあるんじゃないかな?」
「芽依先輩……綺麗です。グラビアで見るよりもずっと綺麗です。本当に」
「ふふん♥ そうでしょうそうでしょう♥ いいねえ、初めてにしては合格点のホメだよ♥」

褒めなどではなく、本当に綺麗なのだけれど。華奢な肩。細い腕。見本のような鎖骨に、不釣り合いなほどの爆乳
Jカップ
。それも染みひとつない美しさで、ボディラインだけを見れば劣情よりも先に美術品を目にした時のような感嘆のため息が漏れてしまう。
……でもそれもやはり、金髪、リボン、スカートという俗な記号には負ける。

「私の方も、早く褒めてくださいね♡」

しばらく放ったらかしにされた凛子さんはそうやって、少しだけ拗ねた声色で催促した。もちろんそのつもりだった。絶対不可侵の谷間がついに覗いた時から、その全貌を早く明らかにしたくて仕方ない。

残りのボタンをぷつりぷつりと外していく。ぷつり、ぷつり……。谷間が長い
・・
。深いのはもはや当然として、どこまでシャツを切り開いても「みちっ♡」と詰まった谷間が視界の中央を走るのだ。
そして乳房の下半分まで差し掛かったところでシャツは支えとしての機能を完全に失い、「どたぷんっ♡」と重い乳房がリラックスする気配がした。……やはりそうなのか。そうなんだろうか。確かにブラのカップなどは見え……。…………。

「……凛子さん。一番下のボタンだけは凛子さんが外してください。シャツ、一気に脱がしますので」
「…………はいっ♡」

お願い、というよりもこれは指示。視界に一瞬だけ記録されたものを僕は信じたくなかった。シャツの隙間からちらりと見えた、左右の乳房を結ぶ
・・・・・・・・
ような細い一本の紐
・・・・・・・・・
を。この人は……朝からずっと、そんなものを身につけていたのか? 制服の下に? 涼しい顔をして……?

「……外しました。さあ、いつでもどうぞ……私の恥ずかしい姿、見てください……♡」

媚びた雌声を合図に、僕は一気にシャツの前を開けた。肩も全て晒け出させ、しわくちゃになったシャツの塊は凛子さんの細い腕に引っ掛かった。それでも全貌を見るには充分だ。

「…………♡」

凛子さんがシャツの下に着ていたもの。ブラの代わりに身につけていた唯一のもの。それは特大表面積を誇る胸囲109cmのKカップに対してあまりにも心細すぎる、あまりにも際どすぎる衣装。

光沢を持った妖しい黒のマイクロビキニ。そのトップ。見るからに薄い素材で、布面積も極小で……三角形の下には、既に凛子さんの乳輪すらはみ出してしまっている。濃い桜色のデカ乳輪。上も下も……右も左もはみ出して、もう水着としての機能など果たせてはいない。ただの性具。ただ男の情欲を煽るスパイス。

Kカップとマイクロビキニの組み合わせでは、どちらが大きすぎてどちらが小さすぎるのかは現時点でわからない。
ただ……僕はこの水着らしきもの
・・・・・
に見覚えがあった。この際どさを忘れるはずがない。……このマイクロビキニはおそらく、先月号のピンナップで芽依先輩が着ていた衣装と全く同じものだ。

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