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引っ込み思案の対処法

凛子さんのそこが露わになった瞬間、僕は思わず両手を目の前のKカップ大容量乳房へ伸ばしていた。手のひらいっぱいに柔乳を握り、すべすべした乳肌とつやつやの巨大乳輪の感触を手に馴染ませる。「たぱんっ♡」という瑞々しい肌と肌のぶつかる音は、僕の手と凛子さんの乳肌が合わさった時に生まれたのか、はたまた大きく実った乳房同士がぶつかって生まれたのかはわからない。
すぐさま指は柔肉に沈み、凛子さんが「んっ♡」と喉の奥から嬌声を漏らす。ここまで無遠慮に指を広げても乳房の全てを覆うことは到底叶わない。広げた指と指のすき間からは、最も注目すべき点が顔を覗かせている。

……いや、正確に言えば顔は覗かせていない。見えているのは凛子さんの陥没乳首。濃い桜色をした乳輪の中央に、ぴたっと閉じた口。つまりこの中に乳首が埋もれているのだと主張しないことで
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慎ましく主張する
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、横向きに閉じた溝だけだった。

「どう…………ですか……? 私の、この先っぽ。ご覧の通り塞がってしまっておりますが…………♡ 受け入れてくださるでしょうか……? 気持ちわるく思われたり、致しません……?」
「そんな……! そんなことは……」

陥没乳首はイレギュラーな状態だ。その器官の本来の用途を考えれば、乳首が乳房の中に埋もれているという身体的特徴は多くの女性にとってコンプレックスになり得るだろう。
でも僕にはとてもそうは思えない。凛子さんの言うように、気持ち悪いものだとはとても。むしろその逆だった。恥知らずなほどに育ったこの爆乳の持ち主は、一見して清楚な雰囲気を振りまいているあの凛子さんなのだ。……今は期待に満ち満ちた、すっかり媚びた雌の顔をしているけれど、普段は性的な印象から程遠い性格を装っている凛子さん。そんな人を芽依先輩と並ぶ性的なシンボル
学内女子二大巨頭
に仕立て上げてしまっている特大サイズの乳房の先端が、まるでその風潮を恥じるかのように姿を出すのを渋っている。それはあたかも凛子さんの両面性を象徴しているかのようで、しっくりくるものだった。

「……似合ってます。凛子さん」
「にっ……にあって、る…………? ま、まあ……♡ そんな風に言われるの、初めてです♡」

一言で表現するとその褒め方に尽きた。でもその言葉だけで片付けたくない。乳房を握る手はそのままに、人差し指でデカ乳輪をくるくると縁取って、僕は凛子さんの陥没乳首を賞賛した。

「すっ、すごい……です。ほんとにぴったり閉じてる……。胸はこんなに大きいのに、ここだけは奥ゆかしくて……凛子さんにぴったりですよ」
「っ……♡ お、奥ゆかしいだなんて……私は、そんな……そんなたいそうな女では……♡」
「いえ……奥ゆかしいだけじゃなくて、とってもいやらしいです……こんな乳首、漫画でしか見たことない……。えっち、です。とてもえっちです、凛子さん」
「えっち……? ほんとに? ほんとにそう思われます? 気持ちわるく思ったりは、しません……?」
「しないです! そんな風には思いません。それより、むしろ……」

乳輪と乳肌の境目に指を添えたまま、僕は口ごもってしまった。ずっと凛子さんと目を合わせたままだった。今頭によぎった台詞をそのまま口に出せるほどの度胸を僕は持ち合わせていないのだ。「好き」の一言を真正面からさりげなく放つなんてことを、この二人のようにはできそうにない。こうしてもったいぶった風にしてしまうと、のちのち結局は口にするであろう「好き」の一言に重みが加わるだろうに。こういうことはさらっと言えた方がかっこいいに決まっている。

「むしろ……何です?」
「あ、あの……っ」
「くすっ♥ 好き、なんでしょ……♥ 凛子のえっちで恥ずかしい陥没乳首♥」

行き詰まりそうなところへ芽依先輩が助け舟を出してくれた。先輩は凛子さんの頬に頬を寄せて僕をそう煽り、ついでのようにJカップ爆乳を隣のKカップ超乳にくっつけて、魅惑的な深い谷間を新たにもう一つ生み出していた。

「そっ……! そう、です……好きです、凛子さんの乳首……」
「あっ……♡ あぅ、う…………♡ そう、ですか……♡ 好きでいてくださいますか……♡♡ 私のこんな、下劣な乳首を……♡」
「よかったねー♥ けいたくん、凛子のここ好きだってさ……♥ 凛子、けっこー気にしてるもんね。この先っぽのこと」
「芽依、それは言わない約束ですよ、もう……♡ ……今更気にしても仕方ないとはわかっているのですが……やっぱり、ねえ」

……さっき凛子さんとハグした時、芽依先輩が僕に耳打ちした通りだ。凛子さんには自己評価が低いところがある。だからこそ向上心が高く学校でも指折りの優等生で居続けられるのかもしれない。
でも、凛子さんのこの意外な性質は今、男の庇護欲と嗜虐心をひたすらにちくちく刺激するだけだった。この人を認めてあげたい。この人のコンプレックスを抱きとめてあげたい。抱きとめた上で気持ちよくしてあげたい。それができる男は自分一人だけ。……実際にはそうでないかもしれない。凛子さんの前でこんな心理を働かせた男はきっと他に山ほどいるんだろう。頭のどこかでそう理解していても、この瞬間は凛子さんの「特別」になれるのだと信じられた。

そんななけなしの、独りよがりなマッチョさを根拠に、僕は指先を凛子さんの陥没乳首に差し向けた。先端を内側にすっかり埋めてしまっている入り口
・・・
を人差し指の腹で塞いで、指紋でも馴染ませるかのようにすりすりと撫で上げていく。

「あ…………♡ 先っぽ、触ってくださるんですか……? ふ、んっ♡ それ、もどかしい……♡」
「ふふっ、当然じゃん……♥ けいたくん、凛子のこと好きなんだから……♥ 男の子が好きな女の子に触りたがるのは当たり前でしょ? ね、けいたくん♥」
「はっ、はい……」

期待をたっぷり含んだ二人の視線がこちらに刺さる。隠れた乳首を暴かれ、弄
まさぐ
られ、快感を与えられたがっている期待と、そんな快楽に悶えるパートナーの姿を早く見たがっている期待。二人の期待に応えられるかどうかは僕の指次第だ。

爪を立てないように注意しつつぴたりと閉じた溝を指先でほぐし、同時に乳輪周りを「むにゅ♡」と握って、奥に眠っているであろう乳首が自ずと出てくるのをまずは待った。勃起すれば自然に出てきてくれるかもしれない。

すり……♡ すりすり、すり……♡ むぎゅっ♡ むにゅにゅにゅ……っ、ムギュぅ…………♡ すりすりすりすり……♡

「ん……♡ 圭太さん、やさしい、です……っ♡ そこ、そんなに撫で撫でしちゃ、だめ……♡ いい子じゃないのに♡ よしよししないで……っ♡」
「そんなこと言ってぇ♥ 早くこの中、ほじほじ♥ っていじめてほしいんだよね♥ だめだめ♥ って猫撫で声でおねだりすれば、けいたくんはその通りに焦らすのやめてくれそうな、いい子だもんねー……♥」
「そんなっ……♡ そんなこと思ってなんて……う、ううっ♡ ……ちょっとは、そういった期待も抱いてますけれど……♡」
「あ♥ このままもどかしいの続くのも、好き?」
「…………好き♡」

頬をぴたりとくっつけて、目の前の二人が仲睦まじげに微笑み合う。大きな乳房に隠れて見えないが、その下で二人は手を繋いでいるようだった。……薄々気づいてはいたけれど芽依先輩と凛子さん、少しその気

があるんじゃないか……? ただの仲良し、という間柄では済ませられない何かがここには確実に発生している。
ただしそれはあくまで二人が快楽主義を追い求めた結果なんだろう。乳房に隠れて絡み合わせた指は、僕のズボンの膨らみ
・・・
の上に……もうずっと勃起してしまっているそこの上に置かれていた。だから直接見えなくても気づいたのだ。二人はそのことに全く言及しないけれど、わざと選ばれた置き場であることは明らかだった。そこが僕の意思に反してビクビクと震えるたびに、どちらかの手のひらが怒張をなだめるように撫でるから。

「ふふっ♥ 凛子はお得だねー……♥ どんな風に触っても気持ちよくなれちゃうんだもん。こーんな綺麗な顔してるくせにチョロすぎ♥」
「チョロくなんかないですっ♡ 私だって好きな触られ方くらいありますよ……♡」
「じゃ、じゃあ、凛子さん……これは……?」

乳輪を挟み込むようにつまんで「ぐにぐにっ♡」と捩
よじ
ってみると、陥没乳首が口を少しだけ開いてくれた。すかさずその中へ指先を挿れる。ただし挿れるのは片方だけ。芽依先輩に近い方の乳房へは「もどかしい」触り方を続け、乳輪の縁をくすぐるようにすりすりとなぞることにした。それと周期を同じくして、陥没している溝の中へ入れた方の指にもわずかに円を描かせる。

むにゅっ……むにぃぃぃ……♡ つぷっ♡ つぷぷぷぷ……っ♡ ふにっ……くるっ……くるっ……くるくるっ♡ すり……すり……♡ カリカリカリカリっ♡

「ふむっ♡ んゃっ……♡ ゆびっ♡ 中に入って……♡ やんっ♡ 中でくるくるしてる……っ♡ 私の乳首っ♡ 探されちゃってます……♡」
「へぇ、こっちの乳首は触ってあげないんだ……♥ けいたくん結構いじわるだねー♥ それとも、凛子の扱い方もうわかっちゃった感じ?」
「い、いえ、そうじゃなくて……もどかしいのも好きなら、どっちの触り方も感じてほしいな……って」
「あはっ♥ なにそれめっちゃ優しいじゃん……♥ ね、凛子。どっちのおっぱいが気持ちい?」
「そんな、の……っ♡ 両方、とも……♡ 気持ちいいですぅ♡ どっちもまだもどかし……っ♡」

そのタイミングで僕の右人差し指は「探し物」に触れた。第一関節を半分も埋めていないほどの深さ。そこに凛子さんの乳首は埋まっていた。ひたすら柔らかな乳房に似つかわしくない、コリコリとした硬さが指先に存在を訴えている。
……そう、硬いのだ。凛子さんの乳首は既に勃起していた。僕の指が触れて今勃起した、というわけではなさそうな膨らみ具合だった。人知れずもうずっと勃ちっぱなしだったのだろう。乳輪の内側で肥大化したまま、外に出られなくなっているらしい。

「あっ♡ ああっ♡♡ 見つかっちゃった……♡ 見つかっちゃいました♡ 私の乳首っ♡ だめですっ、コリコリだめっ♡ あっ♡ く、ふぅっ……♡ 爪、擦れてるぅ♡ だめ……♡ また中で育っちゃう……♡」
「あー……♥ めっちゃ気持ちよさそー……♥ ねえねえ凛子、これはどっちで感じてるの?」
「……っ♡ ひ、ひだりっ♡ 左側です♡ 圭太さんにほじくられてる方っ……♡ これ好きなの……っ♡」
「くすっ♥ だってさ♥ やっぱりもどかしいのよりも乳首、直接ほじほじされる方が気持ちいいよね……♥ けいたくん、こっち
・・・
もいじめたげて♥ ……って、凛子♥ どんだけ欲しがりなんですかー? ちょっとカオ出しちゃってんじゃん……♥」

芽依先輩は凛子さんの右乳房、つまりもどかしい刺激をずっと与えられ続けていた方を持ち上げて、僕の顔にその先端を向けた。陥没しきっていたはずのそこは口を少しだけ開けて、埋もれている乳首の丸みを少しだけ外に晒している。乳輪への焦らし愛撫に痺れを切らしたのか、思いっきり刺激を受けているもう一方の乳首に嫉妬したのか。

「お願いです、圭太さん……♡ こっちも触ってください♡ もどかしいのも好きです……大好き♡ でも私、やっぱり直接いじめられるの好きみたいで……んっ♡ すきっ♡ それっ♡ カリカリすきぃっ♡」
「……! 凛子さん、えっちすぎます……! わかりました。こっちも指、挿れますよ……」
「あ、あっ……♡ やった……♡ ありがとう、ございま、ふぅっ♡ いっ♡ いきなり……っ♡ ちくびまさぐっちゃ、やぁっ♡」

両方の乳房を遠慮なくわし摑みにして、両方の陥没乳首に躊躇なく人差し指を突っ込んでいる。僕の指先は凛子さんの先端の中に消え、指先の神経には確かな乳首の感触が伝わってくる。ぐりぐりと関節を曲げても指の動きは全て乳肉に捉えられ、包み込まれ、好きに触っているのはこちらのはずなのに凛子さんに支配されているような気すらしてくる。
指先に感じる乳首のサイズはそのKカップ爆乳にふさわしく大きなものらしかった。くるくるとかき回しても乳首の側面には触れられないのだ。ずっと表面だけ。……乳首が小さいから陥没しているんだと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。

「ねえ、凛子……♥ どうしてこんな乳首になっちゃったか、話してあげたら? この子ならきっと受け入れてくれるよ……♥」
「そっ、それは、ぁっ……♡」
「逆に興奮してくれるかもよ……? ね。けいたくんも気になるよね♥」
「は、はいっ。知りたいです、凛子さん……教えてくれませんか。あっ……! もちろん、嫌ならいいんですけど」
「…………♡ その聞き方はずるいですよ……♡ お話してあげたくなっちゃいます♡ じゃ、あ……もっと深くまで指、挿れてくれたらいいですよ……♡」
「も、もっとですか……?」
「はい♡ 指、私のおっぱいにぬぷぬぷ♡ ってしてください♡」

突き当たり
・・・・・
で止めていた指に力を入れ、さらに奥へ乳首ごと追いやった。凛子さんは歯をくいしばり、第一関節までが乳輪の中に埋まった。指先が柔らかに締め付けられる。優しい触り方とはとても言えない。気を抜くと人差し指も一緒に抜けてしまいそうで、残った指全部もより強く乳房に埋めなければならなかった。陶器のように滑らかで白い乳肌にはきっと、赤く痕が残ってしまうんだろう。
この強めの愛撫には芽依先輩も参加した。乳房の根元を掴んで、片手で乳搾りのような形を作っている。乳首を奥に押し込んでいる僕とは逆に、先端を陥没口から出そうとしている動きだ。

「あんっ♡ 芽依まで、もうっ♡ 二人掛かりでおっぱいいじめだなんて……♡ んっ♡ この触られ方も好きっ♡」
「ふふん♥ ウチも凛子のおっぱい好きだからさ♥ それにいくら男の子の手でも、一人じゃ全部は触れないからねー、このデカパイは♥」
「本当に……でっかいですよね、凛子さん……すっご……」
「…………♡」

もみゅぅぅぅぅ……♥ くにっ♡ くにくにっ♡ グニュ……♡ むちぃぃぃぃぃぃっ……♥ ぬぷぷぷぷ……♡ カリカリカリカリ……ッ♡

「それで、どうしてこんな恥ずかしい乳首になっちゃったのかな?」
「……っ♡ そっ、それは……♡ 私が、幼少の頃よりここを触るのが癖になっていたから……です……♡」
「ここって……乳首を、ですか?」
「はい……♡」
「幼少の頃って、だいたいいつくらいからだったっけ?」
「めっ、芽依はもう知ってるでしょう……♡ …………小学生の、低学年くらい……♡ だったでしょうか♡」

そんな小さな頃から……? 今僕の頭には黄色い帽子を被って名札をつけた姿の、でも周りよりはずっと大人びて見える子供時代の凛子さんが浮かんでいる。……身長と胸の発育は特にいい。もちろん完全な想像上の産物だ。

「その頃……恥ずかしながら胸が♡ 少しずつ育ち始めてしまいまして……♡ 服に擦れるとその……ね……♡」

ああ、やっぱり。その頃から大きかったんだ……。

「どうにも切なくなって仕方なかったのですが……不思議と人に相談してはならない気がして……♡ 自分で解決しようと夜な夜な家族に隠れて触っていたんです……キュッ♡ って押し込めばそのうち引っ込んで、切ないのもなくなるんじゃないかと思って」
「…………」
「ふふ♥ その頃から凛子は賢い子だったんだね……♥ かわいー♥」
「ですけれど……。毎日お布団の中で触っているうちに、段々とクセがついてしまって……♡ キュンキュンするんです♡ まるで初恋のような気分に浸れて♡ 病みつきになってしまって……♡ もっと♡ もっと♡ とエスカレートするうちに、今みたいに……んふっ♡ そうっ♡ それですっ♡ そのぐりぐり♡ って触り方……♡ これくらい強くしてちょうどいいくらいに……もちろん、当時はそんな意識ないんですけど、ふふ♡ 『セルフ調教』してしまったんです……♡」
「そ、それで……こんな風
陥没乳首
に……?」
「いえ……それはきっかけでした。それを機に胸が急に膨らみ始めて……♡ 流石に母にも気付かれるくらい、大きくなったので……初めてのブラを買ってもらったのも、その頃でしょうか」
「きっとそういうホルモンがめっちゃ出たんだろうね。ウチも心当たりあるなー……」
「ええ♡ 急な成長で、痛いくらいに張る頃もありましたが……乳首を埋もれさせる土台ができた、ということですので……♡ もうブラは着けているんですから、服に擦れる心配は無くなったのですが……指を押し込んで切なさを楽しむクセはずっと続いておりまして、その……中で段々と成長させてしまって……♡」

つまり……乳首をいじる癖がついた頃に胸が急成長して、乳首が胸に埋もれるほどになって……それでもさらに乳首を触り続けていたら、それに伴って乳首が成長して……おっぱいの中から出てこなくなった、ってこと……?

「…………♡ あ、あのっ……すみませんっ♡ 言っていて恥ずかしくなってしまいました、私……♡ う、うううっ♡ こんなこと、告白させないでください……♡」
「へーぇ……♥ じゃあ凛子の陥没乳首はもともとこうだったんじゃなくて、自分でこんな恥ずかしがり屋さんの乳首に作り変えちゃったんだね……♥」
「も、もう……芽依はずっと前から知ってるでしょう……♡」
「くすっ♥ そんなに前だっけ、話してくれたの?」
「ん……♡ 初めて一緒に寝たとき
・・・・・・・・・・
に、そんなおしゃべりをした記憶がありますよ」
「えー、そうだっけ♥ 初めてでこんな話、する? 凛子はドスケベさんですねえ……♥」

芽依先輩と凛子さんの顔は、もう鼻先をぶつけ合うほど近づいていた。目線はお互いの瞳を覗いている。これは……傍目に見てもそんな距離だ。学校一のギャルが学校一の優等生を、学校一の優等生が学校一のギャルを、それぞれの視界の中心にロックオンしている。

「…………はむっ♡」
「ぁむ…………♥」
「…………!!」

二人は僕に完璧な形をした横顔を向けて唇を重ねた。学内の男子の誰もが憧れる唇同士がぶつかり合って、「ぷちゅっ♡♥」と軽く潰れている。長いまつ毛の先が触れ合うほどに近づいて、ファーストキスのように瞼を閉じるなんてこともせず、さも当たり前のように二人の美人がキスを交わしている。僕は見惚れて、乳輪の中心に埋めた指を止めた。

「ちゅるるっ♡ ……はぉ…………芽依……♡ ふむぅっ♡ んちゅ…………っ♡」
「んむぁ……♥ んむ、ぁむ…………ふふっ♥ 凛子…………♥ は、む……♥」

何度も何度も先輩二人はお互いの名前を呼び合う。手慣れた深いキスの息継ぎのように。名前を呼び合っているのに、その間はお互いに目を合わせていなかった。その間はずっと二人は僕の方を見ていた。唇と唇の間を見せつけるようにわずかに顔をこちらへ傾けて、妖しく横目がこちらを向き、誘惑と催促の視線を浴びせている。
凛子のことを早く気持ちよくしてあげて……♥ 私だけじゃなく芽依も構ってあげて……♡ と、そんな風に訴えているように思えた。

「んぐ……♡ んむ、んぅぅっ♡ むぁっ♡ それっ、それ好きっ♡ 先っぽカリカリすきでふ、む……♡ むふぅっ……♡」
「ちゅぅぅぅ……♥ くすっ♥ 埋もれてても先っぽって言えるのかなー♥ ちゅっ……♥ このまま奥でカリカリしたら、また中で乳首大きくなっちゃうね……♥」
「やぁっ♡ これ以上えっちな乳首になるのはいやですっ♡ 芽依みたいな綺麗な乳首がいい……♡」
「ちょっ、ちょっと♥ けいたくんにはまだ見せてないんだから……ネタバレはダメでしょ、もう……♥ ウチはそういう凛子のザコ乳首、好きだけどなー♥」
「ぼっ、僕も好きです……」
「…………♡♡」
「あ♥ 好きって言葉は効くかもね♥ 乳首さんも嬉しがって出てきてくれるかも……♥ んぅー……ちゅっ♥ ウチも凛子すきー……♥」
「やんっ♡ んむぅっ♡ っ♡ むふぅぅ…………♡」
「ちゅーーっ♥ ぷぁ……♥ けいたくんは乳首、もっとほじくってあげてね……♥」

カリカリカリカリ……ッ♡ カリカリカリカリカリッ♡ くるくるくるくるくるくるっ♡ クリュクリュクリュクリュ……♡

芽依先輩が「好き♥ 好き♥」と本気っぽい囁き声を混じえながら、凛子さんの唇を再び啄ばみ始めた。凛子さんはキス攻撃と陥没乳首への容赦ない愛撫を受けて、自分の身体がされるがままに流されるのを許していた。今なら小柄な僕でも押し倒せる。押し倒して、好きにしてしまえるだろう。ただし頑なに姿を見せない乳首を除いて。

「…………ふふん♥ ほんとに頑固な乳首ですねえ。前からこんなに剥けない
・・・・
ものだったっけ?」
「はぁ……♥ はぁ……♥ し、知りませんっ……♥」
「凛子さん……今でも夜に一人でいじったりすることは……あったりするんですか……?」
「それはっ……! う…………♡ その……♡ まあ、たまに、は……♡♡」

……この言い澱み方は毎日してるってことなんだろう。それが原因じゃんね、と芽依先輩は僕の方を向いて笑った。凛子さんは口を一文字に頬を真っ赤に染め、長い髪で表情の半分を隠した。

キスへの道筋を断たれた芽依先輩は、二人の甘い唾液で濡れた唇を微笑みで歪ませたまま、下へ下へとその照準を下ろしていった。凛子さんの唇から首筋、鎖骨、緩やかな弧を描く乳房の丸みを通って……僕の左指が埋まっているそこへターゲットを移す。
その指に手を優しく重ね、僕の左手を凛子さんの乳房から引き剥がした。柔らかさに代わって芽依先輩の控えめな恋人繋ぎが、僕の指に絡まる。

指を抜くと、巨大な乳輪の真ん中から少しだけ乳首が顔を出していた。最初目にした時とは明らかに違う。ほんのわずかなきっかけがあればもう露出してくれそうだ。もう少し孔を指で広げるとか。何かピンセット状のもので中身をつまんでみるとか……。
芽依先輩はもっと簡単な策を目の前で実演して見せてくれた。「ふぅーーーっ♥」と桜色に染まった乳輪へ息を吹きかけてから、唇を徐々に近づけていき……。

「凛子の恥ずかしがり乳首……ウチが出してあげるからね……♥」

すぼめた唇で、陥没乳首をすっぽりと覆った。

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