巨乳キャラあつめました

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第二話:メスガキとパンクギャル(言葉責め孕ませセックス?/無機質孕ませセックス?)

───怒濤の入学式から明けて、翌日。
僕は少しばかり眠い目を擦りながら、教室に入って席に向かう。

「よう! おはようだぞ歌垣!」
「あ、ああ……、おはよう、園崎くん」

席に着くなり、園崎くんが挨拶をしてきた。
朝から園崎くんの陽キャパワーが凄まじい。まともに浴びると、胃もたれを起こしそうなほどだった。
僕は苦笑いしながら挨拶を返し、鞄を机に引っ掛ける。
その様子を、園崎くんはニコニコしながら見守っていたが、僕の何を見てそんなに楽しそうにしているのだろうか。
よくわからない。あまり相手にしないようにしておこう。

「……よ。おはよ、歌垣」
「あ、仲村くん。おはよう」

その時、フっと僕の傍を仲村くんが横切り、挨拶をしてくれた。
仲村くんは立ち止まって話をするでもなく、そのまま自分の席に着いてしまう。
あっさりとはしていたが、それが逆に園崎くんのこってり成分を洗い流してくれた。
後で、今度は僕の方から話しかけてみようか。
昨日彼が着ていたシャツに描かれていたゲームは、僕もプレイしたことがある。もしかしたら、ゲームの話で盛り上がれるかも。

「なんだ歌垣、仲村と知り合いなのか?」
「あ、うん。まあ……、成り行きで?」
「そうか。転校してすぐ友人が出来るのはいいことだ! な! 俺みたいな素敵な友人がな!」
「は、はは……」

なった覚えはないけれど、どうやら僕はいつの間にか、園崎くんの友達ということになっているらしい。
やっぱり園崎くんは、こってり系だ。僕には消化しづらい。

「おはよー、歌垣くん。ついでに園崎」

その時、不意に聞こえた天櫛さんの声。
まるで犬がご飯だよと言われた時のような速度で振り向くと、そこには可愛らしく微笑む彼女の姿があった。
僕は高鳴る胸をどうにか抑え込んで、挨拶をかろうじて喉から搾り出す。

「お、おはよう、天櫛さん」
「歌垣くん、昨日はよく眠れた?」
「あ……ああ、なんか初日だったからか、よく寝付けなくて……」
「あはは、そりゃ大変だ。休み時間はゆっくりしときなよ」

天櫛さんは、なるほどねとばかりに、意味ありげに微笑む。
表立って学園風俗のことは話せないけど、僕の言いたかったことは伝わったようだ。

でも本当に、こんな可愛い女の子と、あの天櫛さんと、セックスをしてしまったんだ。
今も僕の目の前で、呼吸の度にふるふると僅かに揺れる巨乳を間近で見て、スカートの奥に潜むお尻を鷲掴みにしたんだ。
しかも、赤ちゃん産んでもいいよなんて言われながら、中出しまで。
本当に勃起出来なかったことだけが悔やまれる。せっかくの童貞卒業を、せっかくの天櫛さんとのセックスを、あんな形で終わらせてしまうなんて。
でもまだチャンスはある、僕の学園生活は始まったばかりだ。
天櫛さんだって、僕の物になるのがちょっと嬉しいとか言ってくれて、もしかしたら少しは僕のことが気になっているのかもしれない。
だったら、このまま天櫛さんを本当に僕の物に、恋人に……なんて。

「ん? 歌垣くん、じっとあたしを見て、どうかした?」
「あ、あっ! いや、なんでもないよ。うん、なんでも」
「ふーん?」
「あは、ははは……」

そうなれたら、いいなあ。
いや、きっとなれる。そのためにまず本番でしっかり勃起出来るようにならなくては。
そして、逆に天櫛さんの方から僕を選ぶくらいの男になってやるんだ。

───放課後、僕は早く慣れるためにも学園風俗を覗いてみようかと思ったが、その前に放送で生徒会室に呼び出された。
園崎くんは、転校生の手続きは面倒だなとか言ってたけど、たぶん違う。
きっと、学園風俗に関してのことだろう。

僕はウェアラブル端末をポケットに入れて、生徒会室に向かう。
入口に立ってドアをノックすると、また生徒会長のどうぞという声が聞こえた。

「失礼します……」
「やあ、歌垣くん。待っていたよ」

和久会長は自分の席に腰掛け、今日はコーヒーを飲んでいるようだった。
相変わらず、他の生徒会役員は学園風俗に出向いているのか、その姿がない。
そういえば昨日、受付以外の学園風俗内で生徒会の人達を見かけたけど、タオルやシーツの交換をしたり苦情対応をしたりと、かなり大変そうだった。
きっと今日もそんな感じなのだろう。

「すまないね、突然呼び出してしまって。……内心、”あの場所”にすぐにでも行きたかったのではないかな?」
「い、いえ! そんなことは」
「ふふ。そうか。それは良かった、邪魔をしたとあっては申し訳ないからね。……それで、どうだい? あの場所、学園風俗は気に入ってもらえたかな?」
「え、ええと……、戸惑うことは多いですけど、でも……なんとか。なんとか、やっていけると思います」
「違うよ。私は気に入ったのかと聞いたんだ」
「あっ……」
「どうかな?」

和久会長の鋭い瞳が、僕を射貫く。
草食男子撲滅、そのための矯正施設である、学園風俗。
きっと僕は今、試されているのだろう。

「き……、気に入りました。毎日でも通いたいです」
「結構。今後もその調子で、この学園の”流儀”に従い楽しんで欲しい」
「は、はい……!」

僕はほっと胸を撫で下ろした。
テストというほどの物ではなかったのだろうけど、どうやら僕はそれに合格したようだった。
ここで下手に返答していたら、学園風俗に相応しくないと言われていたかもしれない。
何にせよ、会長の心証を損ねることに繋がるのは、今は避けた方がいい。
ようやく訪れた僕の転機を、逃してしまいたくない。

「ああ、それに天櫛くんも、君の相手が出来て良かったと言っていたよ」
「ほ、本当ですか?」
「もちろんだ。また相手をしてみたい、とも言っていた」
「そうですか……、彼女が……そんな」
「いずれ彼女を独占出来る日が来るかもしれないな? そのために、精根尽き果てるまでとはさすがに言わないが、なるたけ何度も顔を出して学園風俗、いや女の子という存在に慣れていって欲しい。慣れは自信を生み、いずれ自然と女子に声をかけれるようになり、また逆に言い寄られることもあるだろう。頑張りたまえ」
「は、はい!」

天櫛さんの言葉を教えられ、俄然やる気が出て来た。
そうだ、勃起出来なかったことを悔やんでいる暇なんてない。僕は僕のために学園風俗をもっと利用して、明るい未来を掴むんだ。

「さて、再び君をここへ呼んだのは他でもない。まず、これを見せたかったからだ」

そう言って会長が差し出した、一枚のプリント。
僕は会長のデスクに近づき、それを見る。

「決して外に持ち出せない物だ。難しいことが書いてあるわけではないし、暗唱を求められるようなものでもない。既に知っている事項も多いだろうが、改めて知らせておく必要がある。ざっと目を通してくれ。必要ならいつでも見せよう」

プリントには、こう書かれていた。
題は、”学園風俗のルール”。

一つ。男子生徒は、慣れていないなどの理由から、顔を覆うマスクの着用を許される。
一つ。ホールでの性行為、写真及び動画撮影は厳禁とする。
一つ。ハグ、マッサージ、セックス、いかなる性的行為もこれを認める。どれも積極的に行うこと。
一つ。コンドームの使用は不可とする。
一つ。学園風俗のメンバーは定期的な検診を受けること。
一つ。いかなる場合においても、メンバーに対する強制及び強要を行った者、そして学園風俗を口外した者は、追放の対象となる。
一つ。制限時間は一時間。延長は双方の合意でプラス一時間が可能。
一つ。生徒の予約は出来ない。特別な理由または生徒会が行う行事などにより、生徒会長の決裁を経ればそれを可能とする。
その他、気になる事項は、都度生徒会役員に聞くこと。

「えっと……、これ、昨日見たかったです……」
「すまないね。先に見せたとしても意味がわからないし、理解が追いつかないだろうと思ったんだ。だから慣れている天櫛くんに、君の相手をしながら説明してもらったというわけさ」
「なるほど……」
「それに実際、一度経験してからの方が覚えやすいだろう?」

言われてみれば、確かにそうだ。
昨日、天櫛さんが僕を迎えに来る前の時点でこんな物を見せられていたら、逆に混乱してわけがわからなくなっていただろう。
ある程度のことを天櫛さんが説明してくれて、実際に経験した今だからこそ、スっと頭に入ってくる。

「……はい。大丈夫です。だいたい覚えました」
「結構。だがあまり堅苦しく考えず、自由にやってくれたまえ。常識的……いや、学園風俗が常識的であるかと言われれば少し違うかもしれないが、我々が日常で生活する上での常識を守り、その上での簡単な約束事を守ってもらえれば、基本何をしても構わないということだ」
「わかりました。えっと、楽しんでみます」
「それでいい。……さて、他に何か質問はあるかな? もしあれば、いい機会だ、どんなことでも答えよう」
「そ、そうですね……、今のところ特に質問とかはないです。いずれ何かしら出てくるとは思いますけど……」
「では、気になったことなどは?」
「気になったこと? えっと……、ああ、三巨頭って凄いネーミングですね」
「ふふ。それは学園風俗のメンバー達が、勝手に付けた名前なんだ。みんなの想像力というか、ネーミングセンスというか、それには恐れ入る。だが事実、上位三人は凄まじい人気で常に奪い合いだ。昨日は君が初めて訪れるということで、同じクラスで気も許せるだろうと、天櫛くんをセッティング……予約した、というわけさ」
「はは……、お気遣いありがとうございます」
「他には何かないかね?」
「……あ、そうだ、噂話を聞きました」
「噂話?」
「荒ぶる鬼神っていう、おばけ? 幽霊? そんな話を」
「……」

急に、空気が凍り付いたように感じた。
和久会長は僕を、しかし僕など見ていないかのような、冷たい目を向ける。

「……忘れたまえ。くだらない噂だ」
「は、はあ……」
「さて、話はここまでにしよう。……ここからが本題だ。今日は、君にもっと経験を積んでもらうために人を用意した」
「え? 経験? 人?」
「入りたまえ」

会長が扉の外に向かって声をかけると、生徒会室に二人の女子が入ってきた。
その二人は、昨日の入学式でも見かけた、僕が良く知る人物達だった。

「こんにちは〜。一年生の八色陽奈緒
やいろひなお
で〜っす!」

一人は、さらっと流れる銀色の髪。歯をくっきり見せて、からかうような笑みを浮かべている美少女。
アイドル世界のトップを走る八人のアイドルグループ、Lightning@8(ライトニングアットエイト)の若きセンターだ。
“ひな”の愛称で自らを呼び、彼女のファンやメディアもそのように呼んでいる。
小柄な体躯ながら繰り出されるパフォーマンスは圧巻で、しかしながら出るところはしっかり出ており、噂では100センチはあると言われている大きなお尻がステージで弾けると、場内は凄まじい熱気で包まれるのだとか。
そんなお尻を強調させつつ、前屈みになって柔らかな胸の谷間を見せ、それを見て照れるファンをからかう様子から、一部ではメスガキアイドルなどと呼ばれている。
犬の形のピアスや、子犬のシルエットの細工が施された髪飾りを着けている。
彼女の姿はテレビで何度も見たことがあるが、テレビで見て思った通り、制服のスカートから伸びる太ももが太い。
本当にお尻が大きいのだろう。

「三年、水葉祈莉
みずはいのり
だ……」

もう一人は、すらっと長身の美人。三年、先輩らしい。
黒髪のクールショートで、インナーカラーが青。黒いピアスや赤黒いリップなど、身体のそこかしこに黒を纏っている。
この人もテレビで何度も見たことがある、超人気パンクバンド、Fierce Tide
フィアースタイド
のボーカルだ。
制服のブラウスの裾を上げて脇で結び、わざとおへそを見せている。そのおへそにも、黒いピアスが見えていた。
左脇腹には、黒い薔薇のタトゥーまで入っている。
しかも制服のスカートの下に網タイツを着けていて、視覚的に酷くいやらしい。
さらにその網タイツが覆う太ももはとても太く、スリムな身体に似合わず、とても大きなお尻をしているであろうことを窺わせる。
SNSで、彼女のお尻は信じられないくらいの巨尻で100センチオーバー、などと書かれていたことを思い出す。
その書き込みに、ライブかMVかはわからないが、彼女のお尻がよく見えるアングルの写真が添えられていたが、確かに僕も大きいと思った。

しかし、どうしてこの二人が生徒会室に?
この学校にこんな有名人がいて驚いたのはもちろんだけど、どうして生徒会長はその二人を呼んだのだろうか。

「先ほど君も言っていたね、彼女達はトップである天櫛くんに次ぐ、三巨頭の二人だよ。歌垣くん、既に話は通してある。今日の君の相手は、この二人だ」
「え、ええっ!? か、会長、どういうことですか? それにいっぺんに二人って……!」
「いっぺんに、ではないよ。我々はハーレムを許容しない、そんな物は以ての外だ。順番に一人ずつだ」
「そ、それはそうでしょうけど、でもどうして……」
「難しい話じゃない。君は二年生で転校してきて、同学年の他のメンバーと比べて女子に慣れる時間もチャンスも少ない。荒療治だが、最初が肝心だと思ったのでね、敢えてこのようなセッティングをさせてもらった」
「だ、だとしても、三巨頭の二人を同時になんて、無茶苦茶です……!」
「人気があるということは、経験値が高いということでもある。そういった子に相手をしてもらった方が、君の経験値も上がりやすくなるだろう。それに同時になったのは、単純に忙しい身である二人のスケジュールが、今日しか合わなかったからだ。それについては謝ろう」
「は、はあ……。でも……!」
「も〜先輩ってば、ごちゃごちゃ難しいことなんて考えてないで、早く行きましょうよ〜♡」

不意に僕の腕に、八色さんが腕を絡めてきた。
ぽよぽよと柔らかい胸が腕に当たる。いや、わざと当ててきているのだ。
しかも彼女は、胸の谷間に僕の腕を挟んでしまった。

「やっ、八色さんっ!?」
「え〜、八色さんとかめっちゃ他人行儀じゃないですか〜。ひなでいいですよ〜♡」
「え、えっ。いや、でもっ、あのっ」
「呼んでくれないんですか〜? 先輩のいくじなし〜♡ せっかくひながこうしてあげてるのに、先輩ってばだめだめな人ですね〜♡」
「あっあっ」

人気絶頂のアイドルが目の前にいて、僕と腕を組んで直接からってくる。
柔らかくて、いいにおいがして、可愛くて。そのあまりの距離の近さに、昨日まで童貞だった僕には刺激が強すぎた。
なんだこれ、なんなんだこれは。

「……おいお前、そんなガキとじゃれ合ってないで、とっとと行くぞ」

また不意に、今度は僕のもう片方の腕に、水葉先輩が腕を絡めてきた。
どこかぶっきらぼうに、面倒くさそうに言いながら。
僕より背が高い先輩が、ぐいっと腕を持ち上げて無理にでも腕を組もうとす様は、まるで早く腕を組め仕方のない奴だなという幻聴が聞こえてしまうようであり、僕はつい胸がときめいてしまった。
先輩のバンドは熱狂的な女の子ファンが多いらしいが、その理由がわかった気がする。

「せっかく相手をしてやるんだから、手を煩わせるな」
「す、すす、すいません水葉先輩! あ、あの、でも……!」
「……あ?」
「なっ、なんでもありませんっっ!」

怖い。恐ろしい。
ちょっとでも、キュンってしたのが間違いだった。
僕にしっかりと腕を絡めてきているのに、こんな背筋が凍るような思いをすることってあるだろうか。
ビジュアルの通りに、水葉先輩からは鋭く冷たい印象を受ける。
いやらしいと思った網タイツも、今はもうただ怖い。

「それじゃ会長、ひなはもう行きますね〜」
「……私も行くぞ。じゃあな、和久」
「ああ。よろしく頼んだよ、二人とも」

優しげに笑う会長。
僕は八色さんと水葉先輩に挟まれ、そんな会長に言葉を発することも出来ず、あうあうと僅かばかりに呻きながら生徒会室から連れ出された。

二人はすぐに例の階段に向かい、地下施設の扉を開けた。
バルコニーに出て学園風俗のホールを見渡すと、今日も大盛況のようで、多くの男子と女子がホールで語らい、奥の部屋へと向かっていく。
新入生と思しき、端っこにいた男子も、次々に女子が群がってはペアを作っていく。新入生達は恥じらいながらも、嬉しそうに奥へと消えた。
僕も同じような状況なのだが、何故かどうしてか、冷や汗しか出ない。
状況はあの新入生達と似ているのに、嬉しいという感情は、いつまで経っても湧き上がってこないのだ。

「じゃあ先輩、ひな達も準備してきますから、先輩も着替えて早く来て下さいね〜」
「……また後でな。後輩」

それだけ言って、二人は先に受付に向かった。
僕も追いつかない頭をふるふると振りながら、これも和久会長が僕のためにセッティングしてくれたことだし、そんなあの二人を待たせては失礼だと、重い足をなんとか動かして、受付を済ませて更衣室へと入った。
更衣室に入って制服を脱ぎながら、なんとなく周囲を見渡す。今日は仲村くんの姿は見えなかった。
まあ、彼も毎日来るというわけではないのだろうし、またいつか会えるだろう。
ただ今は、会えないことが心細かった。

ふと見ると、昨日は気がつかなかったが、更衣室の中に鏡と洗面台がある。洗面台の上にはティッシュや綿棒が置かれていて、本当に温泉の更衣室みたいだった。
僕は手早くガウンを羽織ると、さすがに少しくらいは身嗜みを整えようと、鏡の前で顔を洗って跳ねていた髪や前髪をぱさぱさと直す。
果たして直ったのか直っていないのか、これでいいのかどうか、自分でもよくわからないままに、よしっなどと言って足早にホールに向かった。

ホールに出ると、そこには八色さんと水葉先輩ではなく、生徒会を示すストラップを着けた女子が待っていた。
歌垣さんですね生徒会長から話は聞いていますこちらへ来て下さい、と。
僕は賑やかなホールを抜けて部屋が立ち並ぶ区画、その奥の奥へと案内された。
そこは他と違い、扉がずらずらと並んでおらず、扉と扉の間にそこそこな間隔が空いていた。
一番奥の扉が開かれると、そこはちょっと大きめの部屋だった。内装や設備は他と変わらないようだが、部屋の大きさだけが違う。
なるほど、こんな部屋もあるのか。
きっと、僕みたいな荒療治をするような時に使うのだろう。たぶん。

「ようこそ先輩〜♡ お待ちしてました〜♡」
「……ふん」

部屋の中で、明るい笑顔で迎える八色さんと、やはりぶっきらぼうに迎える水葉先輩。
八色さんは、一見すると清楚感のある白いランジェリーだが、それはガーターになっていて、足の部分がニーハイのタイツになっていた。
ニーハイの部分に太ももの肉がぽてっと乗っかって、太ももの太さと、そして小柄な体躯に反して驚くほど大きなお尻を際立たせている。
天櫛さんほどではないが、たゆんっと揺れる巨乳も眩しい。

水葉先輩は、ほぼというか、八色さんと全く同じ下着を着ていた。
ただし色が黒い。髪から足先まで全てが黒だ。
しかも八色さんと同じく、ニーハイの部分にぽてっと太ももの肉が乗っている。その先にあるお尻は、八色さんどころか天櫛さんに匹敵するかのように思える。
爆桃尻に次ぐ桃尻がそこにあった。
胸は、天櫛さんや八色さんと比べるとやや小さめだが、しかしふるんっと揺れて柔らかそうだった。

「どうですか〜? 今日は連続でお相手ってことで、ランジェリーをお揃いにしてみたんですよ〜♡」
「……こいつがうるさいから合わせただけだ。他意はない」
「もう〜! 水葉先輩ってばそういうこと言って! ひな達、これから歌垣先輩を気持ち良くしてあげるんですから、もっと可愛く〜!」
「……チっ。うるさいガキだな」

なんだか喧嘩を始めてしまった。
どうしたらいいのかわからないまま、僕はその場に立ち尽くしていた。

「……あっ、ごめんなさい先輩! じゃあ1年A組、八色陽奈緒が、歌垣蓮先輩のお相手を致しま〜す♡ ひなが先でいいですよね? 水葉せんぱーい!」
「好きにしろ」

それだけ言って、水葉先輩は近くの椅子に座ってスマホを操作し始めた。
なんというか、本当に僕を相手にしてないといった感じだ。

「はい、それじゃあ歌垣先輩〜、ベッドに行きましょう〜♡」
「あ、ああ」

八色さんはウェアラブル端末のタイマーを押すと、僕の手を引いてベッドに向かう。
彼女は嬉々としてベッドに乗ると、僕に覆い被さって、先ほどとは少し違う色の笑みを浮かべた。
そうだ、それはまるで、ニヤニヤしているとでも言えばいいのか。
八色さんはそんな表情を浮かべながら、じりじりと僕に顔を近づけてくる。小さな息づかいが聞こえ、天櫛さんとは違う甘いにおいが鼻腔をくすぐった。

「ねえせーんぱい、どうですかぁ〜?♡ 超絶大人気アイドルが、こんな格好で先輩に覆い被さってるんですよ〜♡」
「う、うん。び、びっくり、してて。もう何がなんだか……」
「にはは♡ キョドっちゃってます? もう先輩、だめですよ〜。せっかく学園風俗で気持ちいいこと出来るんですから、ガッツリ楽しまないと〜♡」

そう言いながら、八色さんが僕のガウンの紐に手を掛ける。
彼女はするすると、器用に紐を解いていった。

「でもお任せ下さい♡ ひなが、先輩を天国に連れてってあげ……ま、すよ……?」

だんだん八色さんの声がつっかえ、疑問系になっていく。
何故かはすぐにわかった。彼女は僕のガウンの紐を外し、股間を露わにさせたからだ。
あまりの展開のせいか、それとも相手が有名人のせいか、僕のペニスは勃起どころか、不思議に思った八色さんが指でつんつん突いても全く反応しなかった。

「あれ……、ちっちゃいまま……」
「ご、ご、ごめん……! だ、だって、いきなりだったし、何もわからないし、もう、その、なんていうか緊張というか、その……っ!」
「……ぷっ」
「え?」
「ざ〜〜〜〜〜〜、っこ♡」

口角を上げて、楽しそうに笑う八色さん。
僕は突然のことに、脅えたようにびくんっと身体を震わせてしまった。

「なんですか〜、この雑魚ちんちん〜♡ せっかく人気アイドルと気持ちいいこと出来るってのに、肝心のおちんちんが勃起しないとか〜♡」
「あ、あうぅ……! こ、これはたまたまで、だから緊張が……! だって普段は、昨日の夜だって勃起したし……!」
「え〜? じゃあ、こうやってブラを外して……、たぷんっ♡ ほらぁ、先輩の目の前に、現役アイドルのFカップおっぱいがたゆんたゆん揺れてますよ〜♡」
「ごく……!」
「……っぷ♡ なのに全っっ然反応しないとか♡ ざっこ♡ 雑魚ちんちん♡ じゃあパンツも脱いで、つるつる綺麗なおまんこ見せても……?」
「あ、あっ……!」
「それでも反応しないんだ〜♡ うっわ♡ ざっこ♡ 雑魚すぎ♡ ウケる♡ 緊張してるとか♡ 言い訳が雑魚い♡」

僕の目の前に晒された、乳輪大きめの柔らかそうな胸。
水着の撮影などもするからだろうか、無毛の綺麗な膣すらも晒されているが、僕のペニスはぴくりとも反応しない。
間違いない、完全にこのシチュエーションのせいだ。
普通に考えて、いつもテレビで見ている有名人と突然学園風俗で気持ちいいことしろなんて言われて即勃起出来るほど、僕は肝が据わっているわけじゃない。
だから今日は、もっと普通の子がいたらその子としようって考えたのに。
なのに、だから。

「まあ、でも? 射精が出来ないってわけじゃないんでしょうから、ヤることはヤっちゃいましょうか〜♡」

そう言いながら僕の胸板に巨乳を押し付け、のし掛かる。
むにゅうっと胸が押し潰れて、八色さんと乳首同士が擦れて気持ちいい。

「先輩だって、三巨頭の一人とエッチなこと出来るチャンス、みすみす逃したりはしませんよね〜? さすがに? こんなざっこおちんちんでも♡ にはははははは♡」

楽しそうに笑う八色さん。
片手で僕のペニスをむにゅむにゅと優しく揉んだり、ふにゃふにゃの竿を扱いてくれてはいるが、そんなアイドルの手コキにさえ何も反応しない。

「ほらほらぁ、現役アイドルの手コキ、どうですか〜……?♡」

にゅちっ♥ にちっ♥ にゅぷっ♥

「にはは♡ 面白〜い♡ カウパー垂れ流して、擦る度にエッチな音まで聞こえてくるくらい気持ち良さそうなのに、全く反応しませんね〜♡」
「あ、あうっ! あ、あっ!」
「なっさけない声〜♡ ……あー、でもひなも、このふにゃふにゃのおちんちん、触ってるの気持ち良くなってきたかも〜……♡ だーって柔らかくて可愛いんですもん♡ にははははは♡」
「くうっ……!」

悔しいが、八色さんには何も言い返せない。
どんな言い訳をしたところで、今この瞬間に勃起出来ていないのは事実だ。
三巨頭の一人とはいえ、年下の、入学したての後輩に好きなように弄ばれてしまうなんて、耐えがたい屈辱だった。

「……ん?」

その時ふと、僕は疑問に思った。
勃起しないことではない、この八色さんのことだ。どうして一年生、つまり入学してきたばかりなのに、いきなり三巨頭を名乗っているのだろう。
生徒会長が選んだ以上、何かの間違いや自称ということでもなさそうだ。
まあいいか、何か理由があるのだろう。あえて詮索するようなことでもない。
そんなことより僕は、今この瞬間、なんとか少しでも勃起出来るように、集中しなくては。

「てか、マジで勃起しないし。もう〜、先輩本気でやってます〜? 昨日は勃起したんでしょ〜? ほら早く見せて下さいよ〜」
「や、やってる……! やってるよ! でも……!」
「でも? しない? ……ぷっ♡ 本っっ気雑魚い♡ マジ雑魚♡ でも〜、ひなは優しいアイドルなので〜、こんな雑魚いちんちんでも、ちゃ〜んとオスの快感味わわせてあげますよ〜♡」
「お、オスの快感?」
「はい♡ 昨日は天櫛先輩とヤったんですよね? しませんでした? メスのおまんこの中に、びゅるるーって射精しちゃう奴♡」

僕のペニスに、とろーっとローションをかけながら八色さんが言う。

「Lightning@8のセンター、八色陽奈緒のおまんこに、孕め〜孕め〜って念じながら、精液をぶびゅるーって中出ししちゃいましょう♡ 気持ちいいですよ〜?♡ 赤ちゃん出来ちゃう、生ハメ生中出し♡」
「ちょっ……!? おまっ……!」
「にははは♡ ちょ、おま♡ 出た♡ ちょ、おま♡ 先輩ってひなのオタクファンとおんなじ反応するんですね〜♡ 先輩ってオタクですか〜?♡ ねえオタクせんぱ〜い♡ にはははは♡」
「く……!」

そうです。オタクか否かって言われれば、おおよそオタクです。
でもそういう言い方ってないだろ。なるほど、メスガキアイドルなんて呼ばれている理由が、よくわかった。
メスガキで、クソガキだ。

「ひなも忙しい身ですし〜、後もつっかえてるんで〜、早速ヤっちゃいますね〜♡ どうせ先輩、早漏でしょ?♡」
「そっ、それは慣れてないだけで……!」
「慣れてようが慣れてまいが、すぐにイっちゃえばそれは早漏なんですよ♡ 勃起出来ない上に早漏とか♡ 雑魚すぎ♡ マジウケる♡」
「ぐっ……!」
「あ〜ん♡ そんな怖い顔しないで下さ〜い♡ 大丈夫ですよ、先輩はひなのメスおまんこに種付けすることだけ考えて♡」
「た、種付け……」
「そうです♡ 精液びゅーって吐き出して、精子を女の子のおまんこに注ぎ込んで、卵子に精子を……ぷちゅんっ♡ てしちゃうんです♡ ……もしかしたらひな、雑魚い先輩のおちんちんで、赤ちゃん妊娠しちゃうかも〜……♡」

八色さんが僕のペニスの上に、むっちり大きいお尻を押し付け、膣の入り口でペニスをぐにゅぐにゅと押し潰すようにグラインドさせる。
そうやって、自分の膣にもローションを塗り広げる。
勃起していないのに激しい快感と、ぐちゃぐちゃというローションの水音が響いた。

「ひなね〜、この後ミニライブがあるんです♡ 想像してみて下さいよ〜♡ 先輩の精子をお腹に抱えたまま、ファンの前でライブするひなの姿♡」
「っ……!」
「ちゃぽんっ♡ たぷんっ♡ って子宮に注がれた精液が揺れて、そこへ無防備に卵子が排卵されちゃって、受精……♡ や〜ん♡ ひな、ライブ中にファンの前で、先輩の赤ちゃん孕んじゃいます〜♡」
「あ、あっ……!」
「凄いですよね〜、先輩の雑魚おちんちんでも、学園風俗なら、ひなみたいなアイドルにいーっぱい種付け出来ちゃうんですよ♡ 最高じゃないですか♡ ……こんな風、にっ♡」

にゅるんっ♥

「うああぁっ!?」
「には♡ ほら入っちゃった、にゅるにゅるのひなのおまんこに、にゅるんって入っちゃってますよ〜♡」

天櫛さんの時と同じだ。
ペニスが、にゅるにゅるした粘膜に包み込まれて、まるでそこには境目などないかのように溶け合っている。
八色さんの膣は僕のペニスをにゅぐにゅぐと吸い上げて、それはメスがオスの種を欲しているかのようだった。

「すっごいですね〜♡ アイドルのおまんこに生ハメしちゃってますよ、せんぱ〜い♡ どうですか? ねえ、どうですか〜?♡」
「あ、ああっ……!」

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥

「あ、え? えっ? あったか……♡ には、にははは♡ え〜、うっそ♡ もう出ちゃったんですか、せんぱ〜い♡ 早漏すぎじゃないですかぁ〜♡ ウケる〜♡」
「う、ううっ……!」
「必死な顔しちゃって、気持ち良さそ〜……♡ いいですよー……、そうやってひなのアイドルおまんこに、孕め孕めって子作り射精しちゃって下さい♡」

孕め、妊娠しろ、などと考える余裕なんてない。
アイドルとか関係なしに、女の子の膣内にペニスを挿入していると考えただけで、勃起しないまま激しく射精してしまう。
ただただ、射精のことしか考えられない。

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥

「あ〜、いっぱい出ちゃってますね〜♡ でもどうかなあ、先輩のおちんちん勃起してなくて全然奥まで届いてないから、ひな妊娠出来ないかも♡ やだやだぁ♡ ひな、先輩の赤ちゃん妊娠したいよぉ♡ 勃起して奥まで注いでくれなきゃやだぁ〜♡」
「うううぅっ……!」
「にはは♡ ほんっと雑魚ちんちんですね〜♡ ほら、見て下さい♡ 精液が次から次へと、結合部から漏れてきちゃってます♡」

どろどろと膣内から溢れる精液。
とてもいやらしい光景のはずなのに、それはとても情けない光景でもあった。

その時、不意に八色さんのウェアラブル端末がピッと鳴った。タイマーではない。
彼女はその音を聞いて、画面を見て、ニヤっと笑う。

「さて、それじゃあひなはお仕事なので、これで失礼しますね♡ じゃあ水葉先輩、後はよろしくでーす♡」
「……あ? もう終わったのか?」

溢れる精液をティッシュで拭きつつ八色さんが言うと、僕達のセックスなど全く興味がなかったのか、水葉先輩がゆっくり重たげに顔を上げた。
完全にスマホに没頭していたようだ。

「バトンタッチですよ、バトンタッチ。じゃあ後はよろしく〜♡ あ、歌垣先輩、またひなと遊んで欲しかったら、めげずにアタックしてみて下さいね♡ もしかしたら、先輩のことい〜っぱい弄りたくて、先輩を選んじゃうかも?♡ ではでは〜♡」

さっさと下着を着て、言いたいことだけを言って、八色さんは部屋を出て行った。
取り残された僕と水葉先輩。空気が、少し冷たくなった気がした。

「さて……、そんじゃヤるか。あー……、なんだっけ。3年D組、水葉祈莉だ。これからお前……、えっと、お前」
「え、あ、はい……。僕……?」
「名前だ。名前は」
「う、歌垣蓮、です……」
「ああ。じゃあ、歌垣蓮の相手をするから。よろしくな」
「あ、は……はい。お願いします……」

すると水葉先輩は、ウェアラブル端末のタイマーをスタートさせ、立ち上がる。
そして無造作にブラとパンツをを脱ぎ捨て、ガーターだけの姿になると、先輩はベッドの上に乗り、お尻を前に突き出した。
こうして見ても、そのお尻が天櫛さん並みに大きいことがわかる。
水葉先輩は露わになった、うっすらと陰毛の生えた膣にローションを垂らすと、再びスマホを操作し始めた。

「じゃ、ヤれよ」
「え……? あ、あの、水葉先輩?」
「勝手にヤれ」
「か、勝手って……」
「私は別にNGとかないし、クンニでも中出しでも好きにしろ。……ああ、そうだ、生オナホとして使えばいい」
「ちょっ……! ま、待っ……!」
「……あ? なんだお前、オタクか? 私のファンにもオタクがいるが、よくそれ言うんだ」
「あ、あああ……」
「……まあいいか。ほらオタク、早くヤれよ。私の身体で好きに遊べ。ただし、無理にでもちんぽをまんこに突っ込んで、中出ししろよ? 気が向いたら、孕んでやってもいいぞ」

これは、これはもうどうしたらいいんだろう。
水葉先輩は僕のことなど何も気にしていない。そうだ、僕が未だに勃起出来ていないことも気にしていない。
本当に、本当に何も気にしていないんだ。
気が向いたら孕んでって、いったい何を言っているんだろう。もしかして、これも学園風俗の流儀ということなのだろうか。
そんなまさか。

「……どうした。ヤらないのか」
「い、いえ……その、そうではないですけど、でも、生オナホって……」
「風俗なんてそんなものだろ? だいいち私はお前の恋人でもない。イチャイチャしたかったら、天櫛とかそういう優しい奴にお願いすればいい。それこそ天櫛や八色と違って、私はずっとこういうスタンスだ。それで三巨頭などと呼ばれている」

つまり、こういうプレイが好きな人に人気ってことなんだろうか。
単純に極上の美女であって有名人の先輩を、生オナホのように扱ったり、失礼だけどマグロ相手って感じでしたり、もしかしたら怖い口調で責められたり。
マゾに大人気、ってこと?

「ヤらないのか? ……もったいない。せっかくのチャンスだ、好きなようにしろ。私の言葉に腹が立ったのなら、私を妊娠させてみろ」
「え……!?」
「妊娠したら、一生お前の物になってやるよ。ほら、孕ませろ。私を。早く。お前の精子で私の卵子を取り囲んで、受精させてみろ」
「わ、わかりました……っ!」

何がわかりましたなのか、自分でもよくわかっていないまま、僕は先輩の足を掴んでその間に入り、膣口と思しき場所にペニスを押し付ける。
そんな風にしても、水葉先輩はスマホを操作したまま僕を見ようともしないし、ペニスは全く勃起する気配もない。
先ほど射精した精液を垂れ流す亀頭を、かろうじてなんとか挿入すると、水葉先輩の膣はちゅうぅっと僕のペニスを吸い上げた。
同じだ。にゅるにゅるの粘膜、溶けて混ざり合うような感覚。
しかしやはり、そんな快感を得ても僕のペニスは勃起しない。
無我夢中で快感を求めて腰を振っても、ぺちんぺちんと玉袋が先輩のお尻に当たるだけで、何も起こらない。

「あ、あっ……!」

そして急激に腰を振りすぎたせいで、一気に射精欲が高まってしまった。
オスの本能故か、思いきり腰を押し付けるが、勃起していないせいでペニスは入口に近い場所で射精してしまう。

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥

「あ、あああぁっ……!」

呻きながら射精する僕。
しかし、射精を始めても水葉先輩はまるで無反応で、ずっとスマホに集中している。
何も感じないのだろうか。僕の精液の熱でさえ。

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥

好きなだけ先輩の膣に吐き出すと、膣からペニスがにゅるんっと抜け落ちる。
粘液に塗れた、ぐちゃぐちゃのペニス。どこか滑稽だった。

その時、先輩のウェアラブル端末がピっと鳴る。
先輩はそこでようやく、スマホから目を離した。

「ああ……、もう終わったのか。あーあ、オタクの精液でまんこがぐっちゃぐちゃだ。……これで妊娠するかもな。今頃はお前の精子が、私の子宮に入り込んで、卵子に群がっているかもしれない」
「あ、あ、あの……!」
「……ふん。私もこの後リハがあるから、もう行くぞ。制限時間まではまだあるようだから、シャワーでも浴びてゆっくりしていけばいい」

そう言って先輩はティッシュで膣を拭くと、下着を着て部屋を出て行った。
一人、ぽつんと残る僕は、そのままベッドに大の字になって寝転ぶ。

「はー……」

大きなため息をつく。身体に力も入らない。
それは決して、連続で射精をしたからではなかった。
二人のお尻を触ることも出来ず、勃起することも出来ず、完全に手玉に取られ、僕が夢見心地で描いていた学園風俗ライフが、瓦解していくような気がしたからだ。

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