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第四話:ここからは君が主役だ(覚醒/孕ませセックス)

「あ、あっ、あの、僕……っ!」

ばれた。知られた。
僕がこの地下二階にいたことが、よりにもよって和久会長に。
けれどもどうして、この人はここにいるんだ。
学園風俗に会長が出張ってくるなんて、見たことも聞いたこともない。

それに何故、どうして、この人は驚きもしないんだ。
偶然に鉢合わせた、という雰囲気ではない。
まるで、ここに僕がいることを最初から知っていたかのように、僕を待ち受けていたかのように立ちはだかったんだ。
すると会長は何故か、くるっと踵を返して僕に言う。

「……ついて来たまえ」
「え……?」

怒られる、咎められると思っていた僕は、拍子抜けしてぽかんと口を開けてしまう。
そんな僕に、会長はもう一度言った。

「何をしているんだ? こっちに来たまえ」
「あ、は、はい……!」

よくわからないままに、僕は会長についていく。
会長は地下二階の階段の近くにまで来ると、ふと行き止まりの壁に手を当てた。
するとそこは隠し扉のようになっていて、その先にはエレベーターがあった。

「この地下施設にはね、生徒会室から直通のエレベーターがあるんだ。……私はここから来たんだよ」
「な、何のために……、ですか?」
「不思議なことを聞くね? 君に助け船を出すために決まっているじゃないか」
「え……?」
「乗りたまえ」

言われた通りにエレベーターに乗ると、上に向かう。
チンっと音が鳴ってドアが開き、少し歩いたその先は、紛れもなく生徒会室だった。
まるで狐につままれたような気分で辺りを見回していると、生徒会長は僕にソファに座るように促した。

いつもより、酷い緊張に包まれながらソファに腰掛ける。
会長は、そんな僕の隣に、寄り添うように腰を下ろし、テーブルの上にノートPCを開いて見せてくれた。
PCの画面には、学園風俗のあちこちに設置されているであろう、監視カメラの映像が映し出されていた。

「学園風俗の話は外に漏らしてはいけないからね、外部の警備員などは雇わず、政府が組み上げたAIのシステムで監視を行いつつ、総合的な判断を生徒会で行っている」
「……僕のことは、この監視カメラで見ていたんですね」
「そうだ。君が天櫛くんを追いかけ、見失い、必要にかられて流しの下に隠れ、その後に現れた八色くんと水葉くんの話を聞いたであろうことも、全て見ていたよ」
「あ、あの、あの地下二階は何なんですか……!? それに、ポイントとか、お金とか……!
「そこまで聞いてしまったか……」
「教えて下さい会長。この学園風俗って、いったい何なんですか……!」
「言ったはずだ。学園風俗とは、草食男子撲滅のための施設だと。……だが」
「だが……?」

そう言う僕の顔を見て、会長は悲しそうな顔を僕に向ける。
悲しくて、やりきれなくて、そういう表情だった。

「……歌垣くん、不思議に思ったことはないかな?」
「ふ、不思議……に? 何をですか?」
「何故この学園風俗は、男女交流会とか、セックス合コンだとか、そういった名前ではなく、学園”風俗”と呼ばれているのか。そして何故、八色くんのような一年生が入学時に既に三巨頭……上位三人に食い込めるのか」
「っ……!」
「画面を見たまえ。これは君にも見せたルールと一緒に、女子にだけ見せる資料だ」

PCの画面が、ある文書ファイルを表示させる。
そこには、要約すると、次のように書かれていた。

女子生徒は男子生徒の相手をして射精させることで、ポイントを受け取れる。
射精回数は、部屋に設置されたカメラからAIの監視システムを通して、正確にポイントとしてカウントされる。
膣外射精は1ポイント。膣内の射精は5ポイント。
孕ませ、妊娠などといった言葉を発して、男子の生殖本能を煽りながらの射精は、膣外射精で3ポイント、膣内射精で5ポイントが基本値に加算される。
学園風俗の初利用者の相手は、基礎ポイントにプラス5される。また、生徒会及び生徒会長からの要請による応対は、別枠でプラス10ポイントされる。
このため、コンドームの使用は禁止だが、女子生徒には避妊用のピルを無料で配り、自由に使えるものとする。
これらは男子の生殖本能を煽り、子作りへの欲求を昂ぶらせるために利用すること。
そのため、それを削ぐようなこと、即ち男子への口外は厳禁とする。場合によっては追放もあり得る。

獲得ポイントは、生徒会に(生徒会は政府へ)申請することにより、ポイントに応じた金額が指定された口座に振り込まれる。1ポイントは二千円に換算される。
また、獲得ポイント数の上位三人は、以下に記す特別な福利厚生を受けることが出来る。この集計は月単位で行われるものとする。
地下二階の、高級ホテルを模した、常時使える個人用の部屋の利用許可。
地下二階の各部屋に用意した、高級コスメや化粧品、高級ランジェリー等の貸与。
さらにポイント付与トップの女子生徒にのみ、学園が建てた特別な施設、即ち別荘を長期休暇の時に利用することが出来る。
女子は積極的に男子の興奮を高め、競争に励んで欲しい。

学園風俗に誘われる新入生女子は、入学式初日に男子を迎え入れられるように、入学の前段階で学園風俗の条件を提示される。
このように女子だけ入学式の前から学園風俗での活動を始めるが、これは開始時期をずらすことで、オリエンテーションなどの生徒会の仕事を分散するという意味もある。
新入生女子は、入学式前であってもポイントの付与を行うものとする。

───以上のような内容だった。

「こ、こ、これは……!」
「セックスが終わった後、ピっという音が女子の端末から聞こえていただろう? あれはAIがポイントを換算して付与した音だ」
「そ、そうか、あれは、あの音はそういう……!」
「政府そして学園及び生徒会は、入学希望の生徒を事前に調査する。それはもう、公安のそれかと思うくらい徹底的にね。そして”性に奔放な女子生徒”を選び、入学試験の後、学園風俗の女子メンバーとして生徒会がスカウトするんだ。入学希望でない生徒も、生徒会が直接出向いてスカウトすることもある」
「す、スカウト……!? そんなことまでしていたんですか……!」
「全ては草食男子の生殖本能を煽るためだ。実際スカウトされた女子のほとんどは、提示された条件に食いつき、参加に快く応じる。ポイント……多額のお金も貰えて、気持ちいいことも出来て、学生結婚ともなれば支援も受けれるとあってはね」
「ま……まさか、八色さんや水葉先輩も……!?」
「皆、快く応じてくれた生徒達だよ」

ぐわんっと視界が揺らいだ。
僕が信じ、願っていた、その土台が、全て崩れ落ちたような感覚だった。

「これが政府が生み出した、学園風俗の真の姿だ。女子にはポイントという金や手厚い福利厚生をちらつかせ、競わせる。そこに、この学園に呼び込まれた草食男子を放り込むことで、自分が受け入れられていると思った男子生徒は自信を持つようになり、肉食男子即ちヤリチンへと変わってしまう」
「あ、あ……、あ……!」
「だから”学園風俗”なんだ。生殖本能を煽られた男子は、相手の女子を自分の物にしようとするが、しかし大半の女子は男子をそのような目で見ない。見ただろう? ホールに男子が出た途端、女子が群がっている姿を」
「み、見ました……! みんな、積極的に学園風俗を利用して、深い男女の交流をしていると思って……! ……思って、たのに」
「草食男子を撲滅するためのシステムのはずが、肉食男子を生み出すことのみに注目しすぎて女子のメリットがあまりに過剰となり、女子が男子をポイントとしか見れなくなってしまっているんだ。ポイント上位者、所謂人気者はそれを利用し、男子が自分から離れないように仕向けている。金づるというわけさ」
「利用されている……んですか。僕達は。お金のために」
「……酷い話だ。学園風俗はそんな歪な構造を生み出している。だが一方で、肉食男子が多く生まれているのも事実だ。だから私も顧問の娘として、生徒会長として、こんな無茶苦茶なことを手伝っている。最初の一年目は客寄せも必要だろうと、私自らが参加し盛り上げたものだ」
「か、会長、そんなことまでされていたんですか……」
「生徒会も当事者だからね、生徒会役員の学園風俗参加も認められているんだ。……しかしこのままでは、学園風俗はさらに歪んでしまうだろう。草食男子はただ利用されるだけで、いずれ肉食男子に変われなかった者も増えるはずだ。カップル成立数も下がるかもしれない。その兆候は既に見え始めている」

汗が止まらない。嫌な汗だ。
手と、脇と、足と、身体は冷えているのに、汗が出続けている。

「ど、ど……どうして、どうしてそれを僕に教えたんですか? どうしてこんな、こんなことを僕に……!」
「君は秘密を知ってしまった。本来ならばメンバーの男子には決して知らされない、知ってはいけない事実を。追放もあり得る話だ。だが……私は君を救いたい」
「え……」
「何の理由もなく、君を生徒会に誘ったと思っているのかい? 私は君に期待しているんだよ、歌垣くん。私は求めているんだ。この歪な学園風俗を作り変える、救世主となるような人間をね」

そう言って会長は画面に出ていた文書を消し、再びカメラの画像を表示させる。

「画面をカメラに戻そう。ほら、これが八色くんの部屋、そして水葉くんの部屋だ」

会長がカチカチとマウスを動かすと、カメラの映像が切り替わる。
地下一階のバルコニー、中央ホール、受付、廊下、そして次に、地下二階の廊下、続いてホテルの一室のような豪華な部屋が映し出された。
内部はさらにいくつかの部屋に別れており、装飾品も凝っている。
画面には、ベッドですやすやと寝ている八色さんが映っていた。次に、同じく水葉先輩が寝ている姿も。
なるほど、ここがあの奥の三つの部屋の内部か。
おそらくは三巨頭の部屋の内部にも、AIのポイント付与システムのために、カメラが仕掛けてあるのだろう。
そして、次に画面に出たのは───

『んっ♡ んっ♡ んっ♡』
『天櫛……、もっとフェラして……!』

───思考が止まった。汗も、呼吸も。
カメラが最後の部屋、おそらくは天櫛さんの部屋を映したところで、男と女がまぐわう映像と声が聞こえてきたのだ。
そう、男と女の、オスとメスの交尾。

『ちゅぅ……♡ えるえるえるえる……♡ ねえ、気持ちいい……?♡ こんなにちんぽおっきくして、気持ちいいよね……♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡』
『ああ、天櫛のフェラは最高だよ……。今すぐにでも押し倒して、精液を注ぎ込みたいくらいだ』
『えー……?♡ ほんとに?♡ 嬉し……♡』

全裸で立つ男のペニスを、同じく全裸の天櫛さんが咥えている。
だがこれはむしろ当たり前だ、天櫛さんは学園風俗のメンバーなんだ。さっきの先輩や後輩のように、多くの男の相手をしているはずなんだ。
だけど、けども、何か違う。
違和感だ。
しかしその違和感の正体は、すぐにわかった。
天櫛さんはその見たこともない男に、甘えるように抱きついたからだ。
そうやって、二人はお互いを愛おしそうに抱きしめ、熱くキスを交わしたからだ。

『んっ♡ ちゅ♡ ちゅっ♡ ……ねえ、孕んじゃうくらい中出ししてくれる?♡ 赤ちゃん出来ちゃうくらいの、すっごい濃いの……♡』
『当たり前だ。溜まった分を山ほど中出ししてやる』
『やーん♡ もう……、マジで好きかも♡』

二人はそのまま、キスをしながらベッドになだれ込み、正常位でセックスを始めた。
ずっとキスをしながら、愛し合っていた。
天櫛さんは、僕が見たこともないようなうっとりとした顔で、気持ち良さそうに喘いでいる。

思えば、僕はキスなんてしたことがない。
そうだ、セックスはしたのに、誰ともキスをしていない。
誰とも、誰ともだ。

「彼は……、確か桶井
おけい
くんといって、君達と同学年だ。彼は学園風俗のメンバーであり、天櫛くんの彼氏候補なんだよ。天櫛くんは何人か彼氏候補をキープしていてね、自分の部屋にああしてお気に入りの男子だけを招き入れる。桶井くんはその最有力候補とのことだ」
「あ……」
「三巨頭にあてがわれた部屋は、メンバー同士の逢瀬に使ってはならないという決まりはない。ルールに書かれていないことは特に禁じていないから、違反ではない。そして地下二階に入るのも、関係者たる天櫛くんが認めれば問題無いというわけだ」
「あああ……」
「天櫛くんに彼氏候補がいることは、学園風俗のメンバーはほぼ誰も知らない。知っているのは、せいぜい三巨頭の面々くらいだろう。そして三巨頭の面々も、自分のお気に入りを部屋に招くことがあるから、誰も口外しない。暗黙の了解というわけだ。金づるを守るためのね」
「ああああ……」

画面の中で、カメラの向こうで、セックスを楽しみながらの二人の会話が聞こえる。

『あ、あっ♡ で、でも桶井くん、ほんとにいいの?♡ あんっ♡ あたしが、学園風俗でいっぱい、他の人とセックスするの……♡』
『構わない。むしろそっちの方が興奮する。グラビアアイドルで三巨頭のトップで、俺が本気で好きになった女の子の膣内に、俺じゃない男の精液が注がれてるって考えると、悶々として興奮する……!』
『やだ♡ 桶井くんマジ変態じゃん♡ あ、あっ♡ あっ♡』
『早く俺の物になれよ……っ! 他の彼氏候補なんて捨てて、俺だけの物になれ……!』
『えー……♡ それもいいけどー……、でも彼女になってもあたし、卒業までは三巨頭のトップは譲るつもりないから、他の人ともヤりまくっちゃうよ……?♡ 素敵な未来の旦那様のために、いっぱい稼いでおきたいしー……♡』
『そんなのもっと興奮するだろうが!』
『うっわマジ変態だ♡ あ、あっ♡ やんっ♡』

「あああああああああ……!」

答え合わせが続く。
今まで点になっていた何もかもが、凄まじい勢いで繋がっていく。
あれも、これも、どれも、繋がって欲しくない物までもが、全てが繋がっていく。

『そういえば、あの転校生はどうだった? でかかったのか? イかされたのか?』
『やだ、がっつきすぎ♡ ほんっとすぐ比べるよね、他の人のちんぽとさー♡』
『だって俺、そこまででかくないし。だから他の男ので喘がされたのか、気になってしょうがない』
『んー……、あのね、彼……勃起しなかったんだ。緊張しちゃったみたい』
『そうなのか?』
『だからね、また相手してあげようって思うんだ。むしろ、ちゃんと勃起出来るようになるまで、面倒見てあげたいなーって……♡』
『くそっ。そうやってまた、虜になる奴を増やすつもりだろ……!』
『あ、嫉妬しちゃった?』
『群がりすぎだ、みんな天櫛に纏わり付きやがって……! 絶対に俺の彼女にする、お前みたいなビッチは俺の物にしてやる……っ!』
『あんっ♡ ちょっとぉ、桶井くん激しいって♡ あ、やだ♡ あっ♡』

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

声という名の音が、僕の口から溢れ出る。
濁った音が、生徒会室に響き渡る。
僕の心の中にある、何か大事な物の全てがぎゅっと握られ搾り出され、口から漏れ出ている音だ。

今頃になって、色々な記憶が掘り起こされる。
SNSでたまに見る、風俗嬢に入れ込んで搾り取られる男性。本命が別にいるのに、相手にされるわけもないのに、勘違いをして通い続ける。
同じだ。僕は同じだった。自分がそうと気付いていないだけで。
無様に浮かれて、彼女にいいように利用されている、ただの馬鹿だった。

そんな僕の膝を、和久会長がそっと撫でた。

「ああ……、そうか歌垣くん。君は天櫛くんに想いを寄せていたんだね。仕方がないことだ、誰も彼女のあんな正体に気付けるわけがない。ショックだろう、だが悲しまないでくれ歌垣くん。君のせいじゃない」
「あ、ああ、あああああああああああああああ」
「憎むなら私を憎んでくれていい。そうさ、何も現状を変えることが出来ない、私の責任なんだ。だから私でよければ、喜んで君を慰めよう。……ほら、君のおちんぽは、こんなにも”いきり立っている”……」

会長に言われて、ふと自分の股間に目を向ける。
あれほど人前では勃起しなかったペニスが、今は驚くほどに熱を帯び、制服のズボンを突き破らんばかりに押し上げていた。
勃起していたことにすら気付かなかったが、しかし僕のペニスは今、こうして痛いほどに雄々しくそそり立っている。
会長はそんなペニスを、ズボン越しに指で撫でる。
人差し指と中指の腹で、亀頭のあたりを念入りに。

「彼女への怒りか? 鬱な気分がそうさせたのか? いずれにせよ、こんなになってかわいそうに。外に出してあげよう……」

会長のしなやかで細い指が、僕のズボンのベルト外し、ジッパーを下ろす。
僕は、怒りと、悲しさと、やるせなさと、情けなさで、息も荒く涙すら流し、ただそれを受け入れていた。
やがてズボンを脱がされ、会長の手がトランクスにかかり、それを上げようとする。
勃起したペニスがゴムの部分に引っ掛かり、なかなか出て来ない。会長はトランクスを強く下げると、その反動でぶるんっとペニスが飛び出た。
僕のペニスは、いつになく大きくなっているように見える。
会長がそんな僕のペニスを視界に捉えると、彼女の瞳がとろっととろけた。

「な、なっがぁ……♡ こんなに長くて、カリ首もこんなに段差がある……♡ 信じられない、これほど肉厚だなんて……♡」

どこから取り出したのか、何故そんな物がすぐ用意出来たのか、会長はメジャーを使って僕のペニスの長さを測る。
会長の手は、恐れおののくように、微かに震えていた。

「じ、19センチ……!? ”話には聞いていた”が、これほどとは……♡ これが、これが君の本気なのか……♡」
「ああああ……、あ、あああ……?」
「ふふ。身辺の調査をするのはなにも女子だけではない。君のことも”徹底的に”調べさせてもらった。だから君には期待しているんだよ、最初に声を掛けたのもそのためさ。少し紆余曲折はあったようだが、そんなのは些末なことだ。いや、だからこそ話はスムーズだったのかもしれない。……まあ、今の君にこんなことを言っても、理解は出来ないだろうけどね?」
「ううううぅぅ……っ」
「ああ……、でも本当に凄いよ……♡ 見ているだけで子宮が疼くような形……♡ 勃起した熱で、オスのにおいもここまで漂ってくる……♡ むわっとして、メスの本能を刺激するにおいだ……♡」

すぐにメジャーを床に投げ捨て、会長は片手で僕のペニスを扱き始める。
そして身を屈め、亀頭にキスをしてから、その長い舌を竿に絡めてきた。

「ん……、ちゅっ♡ ちゅ♡ ……熱い、熱くて……大きい……♡ ふふ……、凄いね歌垣くん……♡ れろぉー……♡ れるれるれる……♡ ちゅぽっ♡ れるぅ♡ れるれるれる……♡ ちゅるっ♡ ちゅるるっ♡」
「あ、うあっ、あっ」

舌が亀頭に絡みながら、その舌先が裏筋をちろちろと舐め擦る。
初めて、初めて感じる本気のフェラだ。初めて人前で勃起したペニス、それをねっとりと舐められている。
舌先は時折、鈴口を舐め回してそこから溢れるカウパーを啜る。
それはまるで、蜜に群がる蝶のようだった。

「凄い……♡ あむっ♡ ちゅるる……♡ れるっ♡ れるるっ♡ はぁ……♡ こんなにも雄々しく逞しいおちんぽ……♡ 大きいだけなら何度か見たことがあるが、この酷く膣内を抉りそうな反り返り、この肉厚のカリ首、その段差……♡ ああ……♡ これならきっと、”天櫛くんも君を振り向く”ことだろう……♡」
「……あ、まく、し、さん……?」
「そう、そうだよ……♡ こんな立派なおちんぽがあれば、きっと彼女は君に振り向いてくれる……♡ 君は天櫛くんのことが好きなのだろう? なら、あんな彼氏候補など蹴散らして、奪い取ってしまえばいい……♡ こんなに素晴らしいおちんぽがあれば、簡単に出来てしまうだろうね……♡ ちゅ♡ ちゅっ……♡」
「あ、ああああああ……!」
「彼女は君の魅力に気付いていないんだ……♡ こんなに立派な、最高のオスとしての素質を持っている歌垣くんを、彼女は知ることが出来なかった……♡ だが気に病むことはない、今からでも遅くはないよ……♡ 教えてあげればいい、君の魅力を存分に教えてあげれば、彼女はすぐに君のことしか考えられなくなるだろう……♡」
「あああああああああああああああああ……!」
「私が協力しよう……♡ いい考えがあるんだ、天櫛くんだけじゃない、君を小馬鹿にした八色くんや水葉くんまで君の物に出来てしまうような、素晴らしい考えが……♡」
「ああああああああああああああああああああああああああ……!」
「この素晴らしい”荒ぶる武器”があれば、三巨頭を食い散らかすことなんて容易いはずだ……♡ さあ、まずは君をただ食い物にしようとしていた天櫛くんを、懲らしめてやろうじゃないか……♡ 復讐? 違う、これは正義の行動だよ……♡」

その時、未だに流れるカメラの映像から、一際大きい声が聞こえてきた。嬉しそうでいて、甘えるような鼻に掛かった声が。
画面には、折り重なる二人の映像が流れていた。

『桶井くん、もっとぉ♡ もっとキスして♡ あたしが彼女になりたいって思うくらい、気持ち良くしてぇ♡』
『天櫛……! 俺の物になれ、お前が好きだっ……!』

「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」

僕は悲鳴のような声を上げて、和久会長をソファに押し倒した。
すると会長は自らブラウスのボタンを外し、白く清楚なブラをずり上げた。
だぷんっとブラから零れ、左右に流れ落ちるたっぷりした巨乳。僕は顔を埋めて、夢中でむしゃぶりついた。

「ふふ……、それでいい、それでいいんだよ歌垣くん……! もっとさらけ出すんだ、メスを犯そうとする自分を……! オスの本能を、鬼……鬼神のように……!」

会長の手が僕の背中に回り、両足は腰に絡み、自分の方へと引き寄せる。
僕はスカートをめくり上げ、パンツを引きちぎると、そこからはやや濃いめの陰毛に隠れた膣と、もっちりどっしりした大きなお尻が露わになった。
天櫛さんに匹敵、いや、それ以上あるかもしれない。そこに続く太ももは太い。
巨乳ながらしなやかな上半身に比べて、もっちりと太ましい会長の下半身に、僕はさらにペニスに血流が流れ込むのを感じた。
そんな猛り狂うペニスを、僕は迷わず膣口にあてがい、押し付ける。
会長の膣は、ローションを垂らしたわけでもないのに、ぐちゃぐちゃに濡れて、膣の肉はくにゅくにゅと柔らかくほぐれていた。

「ふふ……♡ わかるかい? これが強いオスのおちんぽを目の前にした、メスのおまんこだ……♡ ローションの必要もないくらいに愛液をとろとろに溢れさせ、繁殖本能のままに孕むことを願うおまんこ……♡ 目の前のオスを自分の物だと認識したメスは、そうやって子宮を疼かせながら精液を待つんだ……♡」
「ふー……っ! ふー……っ!」
「ああ、いい目だ……♡ 目の前の極上のメスを自分の物にしたい、自分の種を植え付けたくて仕方ないという顔だ……♡ いいよ、好きにするといい……♡ 私を孕ませて、君の、君だけのメスにしてしまうんだ……♡ そうしたら次は、天櫛くんだ……♡」
「うあああああああぁぁぁぁあああああぁぁぁぁああああぁぁっっっ!」

にゅぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ♥

「ん゛お゛ほおぉっっ♡♡ お、おっき……、大きい……♡ あ、長い♡ このおちんぽ長い♡ あ、あお゛っ♡ 奥まで来る、お、奥、お゛お゛おおぉっっ♡♡ おまんこ押し広げて奥まで来るううぅっっ♡♡」

ぬめった膣内、愛液に塗れたにゅるにゅるの肉襞がペニス全体に纏わり付き、ずぶずぶといとも簡単にペニスを奥まで飲み込んでいく。
その内、亀頭の先端がコツンと壁のような物に当たった。

「ん゛おおおおぉぉっっ♡♡ し、しょこ、子宮口……お゛おおおぉぉっっ♡♡」

その壁の手前が何やらポケットのようになっており、カリ首の部分が引っ掛かって抜かせまいとしてくる。
オスを求めるメスの膣内、孕みたがっているメスの膣内だ。
そうか、これか、この感覚か。
メスの膣肉が嬉しい嬉しいとペニスに絡みつく感覚、一突きで喘ぐメス、オナニーなんかとは比べものにならないほどの充実感。
これが、これが本当のセックスなのか。

にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥

「お゛っ!?♡ ほお゛おおぉっっ♡♡ しゅごっ♡ 歌垣くひゅんっ♡♡ おちんぽじゅぽじゅぽしゅごいひっ♡♡ おっきいのがじゅぽじゅぽ♡ カリ首が抉る♡ お腹抉る♡ お゛っ♡ だめだ♡ これだめ♡ だめだめだめ♡ こんなおまんこ抉ってくるおちんぽ初めてえ゛えええええぇぇっっ♡♡」
「うあっ、あっ……! ぐううぅぅっ! うぐっ! がはっ!」
「いい、いいよ♡ もっと好きなように貪ってくれ♡ 私を貪って、孕ませてみるがいい♡ そして、そうやって天櫛くんを、三巨頭全員を君のメスにするんだ♡ そうだ、そうしてしまえ♡ 恐ろしき、”荒ぶる鬼神”のように……お゛おおおぉぉっっ♡♡」

僕の下で、和久会長が下品に喘ぐ。
僕が快感を求めて腰を前に突き出すと、狭い膣肉がぬめりながら絡み付き、ペニスを押し返さんばかりに締め付ける。
腰を後ろに引くと、今度はカリ首が膣肉の襞の一つ一つに、つぷつぷと引っ掛かる。
会長は僕が腰を動かす度に、下半身をびくんっと跳ねさせ、巨乳をぶるんっと跳ねさせながら、もっちりの太ももと尻肉がだゆんっと揺らす。
これが、これがセックスなのか。本当のセックスなのか。

楽しい。
セックスが楽しい。
セックスはなんて楽しいんだ。
気持ちいいだけじゃない、僕が腰を動かすと会長が、女の子が下品に喘ぐ。
一回腰を前後させただけで、身体は快感に震え、鼻にかかった甘い声が漏れ、そしてもっと欲しいとばかりに腰を押し付けてくる。
こんなに楽しくて気持ちいいこと、他にない。
今までの僕の経験なんて、本当に何だったのかというくらいに。

「あっ、あがっ……! があっ……! ぐっ……!」
「おっ、おちんぽしゅごっ♡ 本当にしゅごいっ♡ こんな、こんな……っ♡♡ あ゛あああああああぁぁぁぁっっっ♡♡♡」

ぷしゃっ♥ ぷしっ♥ ぴゅっ♥

ガクガクと会長が全身を震わせたと思った瞬間、僕の股間に熱い液体がかかった。
最初はおしっこかと思ったけど、それは透明で、おしっことは違うようだ。

「あ、あひ……っ!?♡♡ 嘘だ……♡ わ、私が、潮吹き……してしまうなんて♡ おちんぽでちょっとぬぽぬぽされただけで、こんな風に無様にイクなんてぇ……♡ 潮吹きなんて、今までしたことな……」

にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥

「んお゛おおおおおぉぉぉっっ♡♡ またおちんぽ奥まできたあぁっ♡ 凄いよ、本当に凄いよ歌垣くん……♡ 最高だ、君は、君は最高だよ……♡ あ、んあ゛っ♡ お゛♡ お゛ひっ♡ んい゛いいいいぃぃっっ♡♡」

潮吹き? これが?
今までしたことがない?
そうか、僕はそこまで会長を気持ち良くさせているんだ。
本気で気持ち良くさせて、イかせてしまったんだ。

急に僕の中に自信が生まれる。
それは自惚れなんかではなくて、今まさに僕の下でだらしなく喘ぐ会長が、如実に裏付けてくれていた。
僕はセックスを楽しめる。
僕がセックスを楽しめば、こんな風に女の子も喘ぐ。
一緒に気持ち良くなれるんだ。

ああ、そうだ。そうだよ。
理解した。僕はようやく理解した。
こうして本当のセックスを知ったことで、何もかも理解した。
今までのセックスなんて、本当にただの児戯のようだ。
これこそがセックスだ。オスはペニスでメスに種付けしようとして、メスは膣でオスの種を受け取ろうとする。
身体を重ね合い、オスとメスが快感を分け合う行為。

ふと、画面の向こうで、それこそ児戯のようなセックスが行われているのに気付く。
天櫛さんと、何とかとかいう男のセックス。
男は天櫛さんに覆い被さり、何回か腰を振っては動きを止め、そしてまた何回か振ってはまた止める。
気持ち良すぎて連続で腰を振れないのだろうか?
なんだあれは。
あれが、彼氏候補のオスがやることか?
天櫛さんは気持ち良さに腰を震わせないし、潮も吹かない。絶頂どころか、そこに向かっているのかさえ怪しい。
もったいない。
僕がこうやって、亀頭を子宮口に押し付けてやれば───

にゅぐぐぐぐっ♥

「ん゛い゛いいいいぃぃっっ♡♡ お゛っ♡ お゛ほおおぉぉっ♡♡ しきゅ、こ♡ 子宮口♡ だめ♡ そんなにしてはだめだ♡ 気持ち良さが頭にまで来るっ♡ 突き抜けてしまうっ♡ あ゛っ♡ あ゛おおおおぉぉっっ♡♡」

───ほら、女の子はこんな風に喘ぐのに。
膣からとろとろと、白く濁るほどに愛液を垂れ流すのに。
こんなに気持ち良さそうに、背中を仰け反らせて声を上げて、濃厚なメスのにおいを放ってオスの射精を誘ってくるのに。
そんなことも出来ないのか、あの男は。
あんなにセックスで、天櫛さんが気持ちいいわけがない。
僕が、僕が教えてあげなくては。
もっと気持ちいいセックスがあるよって。天櫛さんを、もっともっと気持ち良くさせてあげれる男がいるって、教えてあげなくては。
こんな風に腰を動かせば、もっと気持ち良くなれるよって。

にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥

「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ 待っ♡ 待って♡ 待ってくれ♡ すごっ♡ お゛っ♡ 太いのが♡ おまんこの入口から♡ 奥まで♡ お゛っ♡ お゛っ♡ また♡ またイきそうだ♡ 凄いよ♡ 歌垣くん♡ お゛っ♡ お゛ほっ♡ ほっ♡」

僕───僕は、もう早漏ではなかった。
会長との本気のセックスは、おそらくは今まで経験したどの性行為よりも、凄まじく気持ちがいい。
会長の身体、会長の喘ぎ声、どれもこれもがだ。
でも僕はまだ射精していない。
ついこの前はあんな無様に射精していたのに、今はカウパーをとろとろと溢れさせながらも、精液はぐつぐつと睾丸の中でチャージされている。
何が僕をこうさせているのだろう。
一つだけわかることがあるとすれば、僕の早漏は精神的なものだったのだろう。
何もかもが未熟だった僕は、興奮も、緊張も、快感も、何一つコントロールすることが出来なかった。
でも今は違う。
僕の中で、何かが変わった。
もっと、もっと女の子の身体を味わいたい。
もっと、もっと女の子を喘がせたい。
すぐに射精してしまうなんてもったいない。
そうだ、もっともっと溜め込んで、極限まで快感をペニスに溜め込んで、極限まで女の子───メスを喘がせ、粘ついた精液を勢いよく射精したい。
お互い、最高の快感の中で射精したい。
メスに、僕の種を植え付けたい。

「ふふ……♡ 怖い目だ……♡ わかるよ、わかる♡ 歌垣くん、君が何を考えているのか、手に取るように……♡」

僕に膣奥を突き上げられながら、会長が僕の頬を優しく撫でる。

「最後の仕上げだ……♡ 君が今感じている物、求めている物を、自分だけのメスと共有出来たら、それは至高の快楽となる……♡ わかるかな?♡ ……恋人同士の交尾、ということだよ……♡」
「……こう、び……!」
「そう、交尾だ♡ 繁殖するために、オスとメスが行う交尾♡ 子作り♡ 孕ませ♡ 妊娠だ♡ ……自分の恋人、自分のメスに濃厚な種を植え付け、ボテ腹にするんだ♡ 自分のメスが自分の種でお腹を膨らませるのは、とても、とてもとても気持ちのいいことなんだよ……♡」
「……ボテ、ばら……! メス……、孕ませ……!」
「私で練習したまえ……♡」

そう言って、会長が僕の顔を引き寄せ、唇にキスをする。
初めての、初めてのキスだった。会長の小さく柔らかな唇が僕の唇と重なった。
会長の舌が僕の舌を求めて割って入り、にゅるにゅると絡んで水音を響かせ、唾液を存分に交換する。

「あむっ♡ ちゅ♡ ちゅぷっ♡ えぅー……♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡ ……ぷは♡ ほら、こうやってキスをして、恋人のように抱き合いながら一緒に絶頂しよう……♡」
「がっ、があああああぁぁっ……!」
「私を恋人だと思って、思いきり膣内射精してくれ……♡ 恋人なら膣内射精は当たり前だろう?♡ 孕め、妊娠しろ、孕みたい、産ませてと、睦言を呟きつつイこう……♡ いっそ本当に孕ませてくれていい……♡ この素敵なおちんぽ、今ならわかる……♡ 私はメスとして君の種を欲しているんだ……♡」
「た、ね……! 恋人に、種……!」
「そうだ、気に入ったメスは全て君の物だ……♡ 私だって例外ではない♡ だからほら、孕ませて……♡ 妊娠させて……♡ 私はピルなんて飲んではいない、精液を注げばいつでも孕むことが出来る……♡ 美しく食べ頃の、孕み頃のメスは、強いオスにこうやって孕み乞いをするんだ……♡ ああ……♡ 欲しい♡ 早く欲しい♡ 孕ませて♡ 歌垣くん、私を孕ませてくれ……♡」
「あ、あ、ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁっっ!」

にゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷ♥

「お゛おおおおおおぉぉぉっっ♡♡ きたきたきたあぁっ♡♡ 射精する時の小刻みな腰の動き……い゛いぃぃっっ♡♡ んお゛っ♡ お゛ひっ♡ だめだ♡ これ、だめ♡ 歌垣くん♡ もうだめだ♡ イってしまう♡ 君のおちんぽで、またイってしまう♡♡」
「……め、はら、め……! 孕めっ……! 孕め、孕めっ……!」
「ふ、ふふ……♡ それでいい♡ そうやって、気に入ったメスを孕ませればいい♡ 気に入ったメスを食い散らかし、君の子を産ませてやればいいんだ♡ ふふ……っ♡」
「がああああああああぁぁぁっっ……!」

急激に射精感が湧き上がる。
睾丸の中でぐつぐつに煮え立った精液が、ダマになった固形のような精液が、むりゅむりゅと尿道を押し広げて上がってくる。
僕は本能のまま、会長の膣の一番奥に亀頭の先端を押し当てた。
会長を、このメスを、孕ませるために。

「……妊娠させてくれ……♡」
「うああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ びゅるるるーーーーーっ♥ びゅるーーーーーっ♥ びゅるるるるるるるるるるるるるるる♥

「お゛おおおおおぉぉっっっ♡♡♡ あっつ♡ 熱い♡ 子宮が熱い♡ あ、あ゛っ♡ 子宮の中に直接……直接精液が入ってるっ♡ なんて勢い♡ お゛っ♡ お゛ほおぉっ♡ こんな、こんな大量の精液、本当に……♡」

ぶぴゅぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅぴゅっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるっ♥ びゅるるるるるるるるるるるるるるるっ♥

「本当に妊娠してしま゛う゛ううううぅぅっっ♡♡ あお゛っ♡ お゛ほおおぉっ♡ またイク♡ またイってしまう♡ 凄い、このおちんぽ本当に凄い♡ ふふ、ふははは♡♡ 見つけた、そうだ……私は見つけた、あ゛ああああああぁぁぁっっっ♡♡♡」

ぷしっ♥ ぷしゃあっ♥ ぴゅるるっ♥

僕がペニスを脈動させながら、思いきり精液を注ぎ込むのと同時に、会長はぴんっと背中を反らせ、足先を伸ばし、気持ち良さそうに潮吹きする。
オスが自分のメスを孕ませようと、思う存分射精する。
メスが自分のオスに孕ませてもらおうと、柔らかい尻肉を押し付けながら、膣肉を蠕動させて精液を搾り取る。
これだ、これこそがセックスだ。
オスとメスの交尾、繁殖交尾。

「はー……っ。はー……っ。はー……っ」

息が荒い。酷い疲労。
けれど、とても心地良い。
しかも僕のペニスはメスを求めて、未だに勃起している。

ぬぽぉ……っ♥

「あっ♡ うああぁっ♡ あ゛……っ♡♡」

ペニスを離すまいと締め付ける会長の膣から、ペニスを引き抜く。
精液と愛液の混合液に塗れたペニスが、幾筋もの糸を引いて抜けると同時に、膣口から僕の精液が溢れてきた。

ぶびゅっ♥ ぶぴっ♥ ごぽっ♥ どろぉ……♥

「ふ、ふふ……♡ こ、こんな糊みたいな精液を注ぎ込まれたなんて……♡ ほら、見たまえよ……♡」

そう言いながら、会長は指で膣を左右にぐぱぁ……っと広げる。
膣内は俺の精液があちこちにこびりついて真っ白で、まだ奥には精液が山のように詰まっていた。

「未だに子宮に精液が溜まって、お腹が重いよ……♡ 信じられない、なんて凄まじい生殖能力なんだ……♡ こんな風に、本気で妊娠するかもしれないと思ったセックスは初めてだ……♡ 同時に、これほどメスとして孕みたいと思ったセックスもね……♡」
「あ、あう……! あ……!」
「え……? 私の頬を撫でてくれるのかい……?」
「こい、び、と……!」
「……そうか、恋人のようにと言ったから、私をいたわってくれているのか……♡ ますます気に入ったよ、君はどこまでも優しく……凶暴だ……♡ 恐ろしくて、優しい、そんな君にどれほどのメスが溺れていくことだろう……♡ だがいいんだ、それでいいんだ歌垣くん」

会長は身を起こし、僕をそっと抱きしめる。
柔らかい身体、それ以上に、人の、人間の温もりを感じた。

「大丈夫だ歌垣くん、君は何も悪くない……。そうだ。悪いのは政府と、君を利用した女子だ……。そうだろう?」
「ああ……、あ……」
「考えがあるんだ。……ほら、そこのテーブルにマスクがある。覆面レスラーが着けるような黒いマスクだ。だが、その辺で売っているような安物ではない。口の部分が塞がっているだろう? ちょっとした細工がしてあってね。着用者の声を少しくぐもらせて、声色に気付かれないようにしてしまうんだ。本来は、とてもシャイな生徒に特別に貸し出すような代物だ。塞がっている部分を外せばキスも出来るよ」
「あう……、うううう……っ」
「これを着ければ、誰も君とはわからなくなる。君の相手を、彼女達が必ずしてくれるとは限らないだろう? 私が予約をしたとしても、君が相手と知れば避けられてしまう可能性もある。……だがこれを着けて君が君とわからないようにすれば、相手は油断するはずさ。そこで、その猛り荒ぶるおちんぽで、君が想いを寄せる天櫛くんも、君をからかった八色くんも、君を無視した水葉くんも、全て奪い取ってしまえばいい。全員君のメスにして、恐ろしく、優しく、孕ませてしまえ……!」
「あ……あぐっ……!」
「ふふ……、安心したまえ、私が手を貸すよ。君は女の子……メスのことだけ考えていればいい。生殖能力の高い、強いオスの物になってこそ、メスは幸せになれるんだ。そうだ、これからは君が主役だ。大丈夫、私は君の味方だ。君がどんなことになろうとも、私だけは君の味方、傍にいるよ……」
「あ、あああああぁぁっっ……!」
「さあ、まずは手始めに、暗く華々しいデビューといこうじゃないか。射精してもなお余りあるその精力をぶつけてくるんだ。どうせ明日と明後日は休日だ、体力が続く限りヤりまくればいい。……さあ、まずは学園風俗に、もう一人の君という存在を知らしめよう。ふふ、ふふふっ……!」

───夜七時半、地下一階、学園風俗内、廊下───

「はー……、二人でセックスの後始末とか面倒だな」
「しょうがねーだろ、生徒会だけじゃ手が回らなくて、掃除だってままならないんだし。ここの掃除も、外の業者にってわけにもいかねーんだから」
「……にしても、人がいなくなると静かだな」
「プレイ中は、あんあん声が漏れ聞こえる時もあるもんな。……あ、そういや俺、この前、あのひなちゃんがプレイしてるとこ聞いたわ」
「マジか。どうだった?」
「うん……、なんか、男を責めてたわ。ゴリッゴリに責めてた」
「マジかよ! マジかよお前!」
「声でけーな。お前そういう趣味だったんかよ。……って、あれ?」
「あ? どうかしたか?」
「なあ、あの部屋と……あそこ、そんであの部屋。まだ誰か使ってるんじゃないか? ほら、ドアの端末、利用中になってる」
「嘘だろ? だって、施設出入り口の端末記録は、俺達以外全員退出……。あ。男子の方しか見てなかった。女子が三人も残ってるっぽい」
「マジか。じゃあ中で……休憩? 寝てたりとか? どっちにしろもう時間外だし、マスターキーで開けて確認しようぜ」
「ああ、そうしよう」

ピッ

「すんまっせーん、もう時間なんで。退勤いいっすかー」
「馬鹿お前、退勤じゃねーよ……って、うわあああぁっ!?」
「えひっ……♡ あへっ♡ あへえぇっ……♡」
「おっ、おいお前、大丈夫か!? なんだ、どうした!? なんでこんなあちこち精液塗れに……あわわ、手に付いた。きったね。うわわわわわ」
「しゅっ、しゅごいちんちん……っ♡ ずっと、ずっと気持ちいいの、抜けない♡ あひっ♡ 気持ち良すぎて、うご、動けないぃ……っ♡」
「な、なんだ? さっきまでセックスしてたのか?」
「いや待て、端末の記録だと男子の最後の退出は一時間も前だぞ」
「じ、じゃあこの女子、一時間以上もずっとアヘってんのか? しかも、こんな……なんだよこの精液の量、尋常じゃないぞ。部屋がすっげーオス臭いし……」
「お、おいまさか……! なあ、俺あっちの部屋も見てくる!」
「頼んだ! ……なんなんだよこれ、どうなってんだ」
「た、たっ、大変だ! 向こうの部屋も、あっちの部屋も、みんな……みんな女子が精液塗れでアヘってる!」
「マジかよ!? なんだってんだ、何が起こってんだよ……」
「な、なあ……これ、まさか」
「あ? なんだよ」
「あ、あれじゃないのか? ほら、あれ! ”荒ぶる鬼神”……! 学園風俗を彷徨う、伝説の幽霊……! 女子生徒を好きなように食い散らかす亡霊……!」
「はあ!? ンなわけあるかよ! あんなのただの迷信だろうが! それよりみんな、介抱してやんなきゃだろ。お前、保健の先生呼んでこい。俺、とりあえずみんなの身体拭いておくから」
「わ、わかった!」
「……はあ。どうなってんだよ、まったく……」
「あへっ♡ んんっ♡ あは……、はは……♡ 気持ち良かった……♡ でっかい、でっかいちんちん……♡」

───この日から、学園風俗にまことしやかな噂が流れ始めた。
亡霊、幽霊、荒ぶる鬼神が本当に存在するのだという噂が───

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