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第十二話:クズが見せる矜持(ハーレムセックス/寝取り電話/イチャラブ後背位)

───日曜日の朝。
朝勃ちしたペニスに感じる妙な感覚に、目が覚めた。
天蓋付きの大きなベッドに仰向けに寝ている僕、その上に掛けられたシーツ。
シーツはこんもりと、”二人分”の大きさに盛り上がっていた。

「……ちょっと、二人とも」

そう言いながら、僕はシーツをめくる。
その向こうには、いきり立ち反り返った僕のペニスに、両側から舌を這わせる沙綺と鈴乃さんがいた。
二人とも全裸で四つん這いになり、大きなお尻をふるふると揺らし、沙綺は玉袋から竿を丹念に舐め、鈴乃さんは亀頭と裏筋に長い舌を巻き付けていた。

「あ♡ おはよー、蓮……♡ れるれるれるれるれる……♡」
「ふふ♡ 蓮、気持ちのいい朝だね……♡ れろろろろ……♡ れぢゅっ♡」
「……朝から我慢出来なかったの? 沙綺」
「やぁん……♡ だって蓮のおちんちんだったら、毎時間毎分欲しいもん……♡ ちゅっ♡ れるれるれる……♡」
「ペニスにそんなキスマーク付けて……。……ほら鈴乃さんも、朝からはしたなくないですか?」
「何を言う……♡ 愛しい人のおちんぽなら、毎時間毎分欲しいだろう……?♡ れろぉー……♡ れるれるれる……♡」

───沙綺がこの根城に住むようになってから、鈴乃さんと沙綺は毎日のように、僕を取り合うようにセックスに誘った。
リビングでのリラックスタイムは、鈴乃さんのフェラからの騎乗位で。
お風呂では、二人が身体を使って隅々まで洗ってくれる、僕は僕で二人の手の届かない一番奥まで突いて洗う。
書斎での宿題は、沙綺に後背位で教えながら一緒に。
ベッドでは二人交互に飽きるまで種付けと、こんな調子の毎日で、本当にペニスが休む暇も無い。
昨日だって、それこそ朝方まで二人一緒に愛してあげたのに、朝になったらなったでもうこれだ。
でも僕だって人のことは言えない。彼女達が愛しくて、抱きたくて仕方ないから。

「鈴乃さんまでそんなこと言って。……けど、可愛いです、鈴乃さん」
「あ、蓮……っ♡」

鈴乃さんの後ろに回り込んで、フェラで濡れたペニスを、未だ昨日注ぎ込んだ精液でどろどろの膣にあてがう。
そしてバックから、鈴乃さんのもっちり巨尻を鷲掴みにしてその柔らかさを堪能しながら、一番奥まで一気に挿入した。

に゛ゅるるるるるるる……♥

「んお゛おおおおぉぉぉっっ……♡♡」
「あー……、鈴乃さんのおまんこ、あったかくて気持ちいい……!」
「あ、蓮……。……いいなあ、鈴乃先輩いいなあ……!」

挿入されたペニスに呻く鈴乃さん。
鈴乃さんの包み込むような膣肉の締め付けを感じながら、奥の亀頭ポケットにカリ首を引っ掛け、にゅるにゅるとかき混ぜる僕。
そして、その様子を羨ましそうに見る沙綺。

「ふ、ふふっ……♡ 沙綺くん、君は昨日、蓮から三回も膣内射精されただ……ろお゛おおぉっっ……♡♡ わっ、私は二回だけだった……♡ だから、これくらい許……あ゛っ♡ 蓮だめ♡ それだめ♡ 奥にゅぽにゅぽだめ♡ あ゛っ♡ あ゛おっ♡」
「でも、でもあたしも蓮のちんぽ欲しい……! うう、いいなあ……! 鈴乃先輩、気持ち良さそうだなあ……!」
「……ほら沙綺、おいで」
「あ、蓮……♡ はむっ♡ ちゅ♡ れるぅ……♡ ちゅっ♡ えるえる……♡」

一人あぶれた沙綺の身体を抱き寄せ、唇にキスをする。
綺麗で美人な鈴乃さんに生ハメ子作りをしながら、嫉妬深く可愛い沙綺と舌を絡めるディープキスをする。
それはなんとも、幸せな時間だった。

「蓮、好きだよ……♡ 大好き……♡ ねえ、次はあたしにハメてね?♡ 子宮めがけて、びゅーって注いで……♡ もうピル飲んでないし、いつでも孕めるから♡ 危険日来たら真っ先に教えるからぁ……♡」
「沙綺……。うん、可愛いよ沙綺、僕の沙綺……」
「ふ、ふふ……♡ 生ハメされながら上で愛し合われると、まるで自分がオナホになったような気分になるよ……♡ ああ……、蓮、私にももっと愛をくれ……♡ お願いだ、君の愛が欲しいよ……♡ 蓮専用のおまんこ、もっとぐちゃぐちゃに、孕むまでおちんぽで突いてくれ……♡」
「くっ……、鈴乃さん、急に締め付けが……っ!」

きゅうぅっと僕を離さないとばかりに締め付ける膣肉に、ダブルフェラでかなり快感を引き上げられていた僕は、呆気なく射精してしまう。

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ びゅくくっ♥ びゅくっ♥ びゅーーーーーっ♥ びゅるるーーーーーっ♥ びゅるるるるるるるっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ♥

「うあああぁっ……! 鈴乃さん、鈴乃さんっ……! 孕んで、孕んで下さい、妊娠してっ……! 僕の子供産んで……っ!」
「あお゛おおおおおおぉぉぉっっ♡♡♡ 蓮っ♡ 蓮んんっっっ♡♡♡ 射精気持ちいいっ♡♡ 熱いの気持ぢい゛いいぃっっっ♡♡♡」

───めり……っとメスの子宮口を押し広げて、オスの亀頭が顔を覗かせる。
昨夜あれだけ精液を吐き出したペニスは、しかし、鈴口を押し広げて大量の精液を溢れさせる。
どぽぽっ♥ どぷんっ♥ どぽっ♥ どぷっ♥ どぷっ♥
子宮にはまだ昨夜の精液がちゃぽちゃぽと残っていて、それを上書きするように、新鮮な精子がメスの子宮に飛び込んでいく。
卵子を探し求めて子宮内を泳ぎ回る精子に、新たな仲間が加わった。
どぷっ♥ どぷんっ♥ どぽぽっ♥
もっと卵子を探せ、このメスを孕ませろと、精液は次々と送り込まれた───

「あー……、鈴乃さんのとろとろメスおまんこにたっぷり種付け、気持ちいい……!」
「お゛おおおおおぉぉぉっっっ……♡♡♡ 精液、熱い、熱い゛いいぃぃっっ……♡♡ 生おちんぽ♡ 蓮、蓮のおちんぽ♡ ぶっといおちんぽからぁ……♡♡」
「蓮、蓮……♡ 鈴乃先輩だけ見ちゃやだ……♡ あたしも、あたしもぉ……♡ ちゅっ♡ ちゅぷっ♡」

鈴乃さんの一番奥に気持ち良く精液を吐き出しながら、ぎゅうっと僕を抱きしめる沙綺と舌を絡める。
こんな幸せ、どこに行ったって味わえないだろう。

ぬぽぉ……っ♥

鈴乃さんの膣内からペニスを抜くと、亀頭と膣の間に真っ白な精液の糸が引き、僕の形にぽっかりと空いた膣口からは、どぼどぼと精液が溢れてきた。
鈴乃さんは疲れてしまったのか、そのままうつ伏せになって、甘く息を漏らしながら目を閉じる。少し休ませてあげよう。
そしてそんな精液塗れのペニスを、沙綺は僕を押し倒して馬乗りになり、自分の膣内に挿入してしまった。

「あはは……♡ 蓮の精液塗れのあっぶないちんぽ、あたしの中に入っちゃった♡ どう……?♡ 蓮のことが大好きな、柔らか濡れ濡れおまんこ……♡ 気持ちいいでしょ、蓮専用のおまんこだよ~……♡」
「こら、沙綺」
「だーめ♡ もう抜いてあげない♡ 危険日に入れたら一発で妊娠しそうな精液ちんぽ、あたしの物♡」
「まったく……」

僕はやれやれとため息をつきながら、僕の上で巨乳をたぷんたぷん揺らして腰を振る可愛い恋人を、下から突き上げてやるのだった。

───終わった後、鈴乃さんを起こしベッドを出て、みんなでシャワーを浴びる。
上がってからの脱衣所で、お風呂上がりの二人についムラついて、バックで一回ずつ致してしまった。
そして着替えてから、朝食を食べた。
土日は金山さんがいないから、食事や洗濯などは全部僕達で行う。
今日の朝食は沙綺の当番で、ちょっと焦がしてしまったりしたけれど、なかなか美味しいスクランブルエッグを作ってくれた。本人は、卵焼きと言い張っていたけど。
その後は、鈴乃さんが紅茶を淹れてくれた。最高の一杯だった。

そして、リビングのソファでまったりとテレビを見て過ごす。
僕を挟んで、右に沙綺、左に鈴乃さんという布陣だ。二人とも僕の腕を抱きしめ、肩に頭を乗せて甘えている。
とても幸せな休日だった。

「……それにしても、二人とも普段着、ちょっとえっちじゃない、かな?」
「え? そうかなあ……♡ 蓮にはそう見える……?♡」
「ふふ、特にえっちでもないとは思うが……?♡」

沙綺は、白のオフショルのへそ出しシャツに、ピンクのミニスカート。
肩出しがそもそもえっちなのに、沙綺のたゆんっと揺れる巨乳が長い谷間を作り、豊かな乳肉がシャツの裾でカーテンを作っていた。
鈴乃さんは白いブラウスに黒のパンツスタイル、オフの日のOLみたいだ。
ボトムスにお尻が大きくてしっかり入らないのか、留め具は外され、ブラウスも大きく前を開けて赤いブラを丸見えにさせている。

「えっちだと思ったら、脱がして、味わってもいいんじゃない?♡」
「ふふ、そうだぞ蓮……♡ 私達ならいつでも大歓迎だ♡」
「はは……」

二人の甘い誘惑に、さてどうしようかと悩んでいると、不意に僕のOINEにメッセージが届く。
送り主はひなからで、今日はオフになったから開けて、とのことだった。
どうやら生徒会室の鍵やエレベーターはこの部屋から操作出来るらしく、鈴乃さんが書斎からPCを持ってきて操作し、ひなを入れてあげた。

「ふわ~! 蓮さ~ん、会いたかった~!」

部屋に入ってくるなり、ソファの僕に向かって飛び込んで来るひな。
帽子に黒いシャツにデニムパンツと、ちょっとボーイッシュなコーデのひなは、ばっちりメイクも完璧。仕事だったのだろうか。

「もう~! ただでさえうんざりな日曜日の仕事なのに、出演者がドでかい遅刻しちゃって、撮影が後日になっちゃいました~!」
「はは……、やっぱり仕事だったんだ。何か番組の? 大変だね」
「そうなんですよ~。はー……、でもでも、蓮さんにこうやって抱かれると、ひなすっごい癒されちゃいます~♡」

頬をぐりぐりと、子犬みたいに擦り寄せて悦に浸るひな。
僕の両隣の沙綺と鈴乃さんは、負けるものかと僕の腕をしっかりと抱きしめる。
そこまで対抗意識を燃やさなくてもいいのに。

「は~、ひなもここに引っ越したい。蓮さんとイチャイチャしてたい~」
「でもひなは、仕事の都合もあるから無理って……。まあ、来れる時は泊まりに来ればいいよ」
「そうします! ……なので~、普段来れない分を、今いただいちゃいま~す……♡」

ひなはずりずりと身体を下げると、僕の脚の間に入ってしゃがむ。
そしていきなり、目の前にあるズボンのジッパーを下ろし、沙綺と鈴乃さんの色気やひなに抱きつかれたことで勃起状態になっていたペニスを、ぶるんっと取り出した。

「う……、っわ♡ メス臭い~……♡」
「え? メス?」
「はい~♡ すんっ♡ すんすんっ♡ は~、メス臭い♡ メスのおまんこのにおい、孕みたがりのメスの愛液のにおいです♡ もう、朝から何発ヤってたんですか~?♡」
「えっと……、昨日の夜から朝方までヤって、朝にヤって……。でもその後でシャワーを浴びたんだ。……あ、でも浴びたあとに一回ずつヤった、かな」
「ヤりすぎですよ、もう~♡ ただでさえヤりすぎておちんちんからメスのにおいが取れなくなっちゃってるのに、シャワー浴びた後もヤったとか♡ そんなのメス臭いに決まってます♡ ……もう、ひなを差し置いて、ずるいです~♡ あむっ♡」
「あ、あっ……! ひな……!」

ひなが僕のペニスを小さな口でぱくっと咥えて、口の中で舌でれろれろと舐める。
亀頭の先端も舌先でほじられ、あっという間にカウパーが溢れひなの口を汚す。

「ぢゅろろろろ……♡ ぢゅっ♡ れるれるれるれる……♡ れろぉー……♡ ……おっき♡ 大好きな人のおちんちん、舐めるの好き♡ あ、カウパーこんなに出ちゃってる……♡ ……ぢゅっ♡ ぢゅろっ♡ にはは♡ おいし♡」
「ああ……、気持ちいいよ、ひな」
「にはは♡ だって蓮さんもひなのこと好きでしょ?♡ 好きな人にしてもらうフェラが、気持ち良くないわけがないです~♡」
「はは……。……そんなに好きなら、早く彼氏と別れてよ」
「あ、もう別れましたよ♡ ふざけんなオメーとか言われましたけど、こっちのセリフです♡ OINEに馬鹿みたいにメッセ来ましたけど、全部スクショして彼の事務所に送りました♡ マネージャーさんと一緒に土下座に来ましたよ♡」
「なるほど、さすがひなだ」
「でも蓮さんが……新たに彼氏が出来たって話はしてないから、まだ自分にチャンスがあると思ってるみたいです♡ ……だから、早く蓮さんがひなを孕ませて、あの彼氏につっっよいオスに孕まされたとこ、見せつけてあげましょ~♡」
「うん、早く妊娠してね、ひな」
「はい~♡」
「ふふ。陽奈緒くんも随分と従順になったものだね。……さて蓮、ここらで水葉くん攻略の相談といこうか」
「鈴乃さん。……はい、そうですね」

───三巨頭最後の一角、水葉先輩。
これまで通りに落とせそうだと思う反面、どこか心配もある。
それはなんとなく、水葉先輩が抱えている物が、沙綺やひなが抱えている物よりも重そうだと思ったからだ。

「あっ、そういえば蓮さん」
「なに? ひな」
「この前、歌番組の収録現場で、偶然水葉先輩のプロデューサーさんと一緒になったんです〜。……水葉先輩の事務所のシンガー、戸塚アヤさんも出演してたんで」

戸塚アヤ、今や売れっ子のシンガーで、年齢は二十代半ばくらい。少し前にそのプロデューサーとの関係を噂されていたはずだ。
水葉先輩は、あれは誤解だとあの人が言っていた、と語っていたが。

「それでひなちょっと気になって、収録が終わった後、二人を尾行したんです~。そしたら……、二人一緒にラブホテルに入ったんですよ~!」
「それじゃあ二人が関係を持ってるのは……」
「確定ですね~。でも水葉先輩は、本人が違うって言ってたって言うし~。プロデューサー側は否定してるんですかね~」

水葉先輩が彼と肉体関係を持っているのは間違いないようだし、どうもその彼を信用しきっているようだった。
なのに当のプロデューサーは、戸塚アヤさんと関係を持ったのに、水葉先輩に別れ話を切り出したようなわけでもない。
これはひょっとすると───

「……水葉先輩、そのプロデューサーに騙されてないかな」
「その可能性はあるな」

そう言ったのは鈴乃さんだった。

「金山くんからも、どうもそのプロデューサーは水葉くんを言いくるめているような、そんなフシがあると報告を受けている。水葉くんも必死に信じようとしているみたいだが、不安げだとな」
「うっわ最悪~! 水葉先輩っていう彼女がいるのに、同じ事務所の女に手を出すとか、最低のクズ男じゃないですか~!」
「じゃあ蓮が寝取りやすくなるね♡」

驚くひなとは正反対に、嬉しそうに、楽しそうに言う沙綺。

「弱ってる女の子に付け入って堕とすのって、簡単だよ……♡ 水葉先輩のおまんこも、もう蓮のちんぽの形覚えちゃってるんでしょ? だったら甘い言葉で囁いて、孕み乞いする蓮のメスにしちゃえばいいよ♡」
「沙綺……」
「……あ、ごめん。引いちゃった?」
「ううん。……やっぱり君は、僕の最高のパートナーだよ」
「ほんと!? やった♡ 蓮大好き♡」
「ちょっ、蓮! 私も最高のパートナーだろ!? あ、んむっ……♡」
「ちょっと蓮さ~ん! ひなも最高のパ……むごっ! むごごご……! ……んぶうっ♡」

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるる♥ びゅくくっ♥ びゅるるるるるるるるるるるるっ♥

抱きつく沙綺を受け止め、鈴乃さんは僕の唇で黙らせ、ひなはペニスを喉奥に突っ込んで射精し、黙らせる。
大丈夫、わかってるよ。
みんな可愛い、僕の最高のパートナー達だ。

「おー……、ひなの口に射精、気持ちいい……! ひな、口開けて……!」
「あぶっ♡ ……んあー……♡」

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥

「ん゛っ♡♡ ん゛あー……♡」
「はは……、精液がべちゃべちゃひなの口に溜まっていく。……いいよひな、飲んで」
「もごぉ……♡ ごくっ♡ ごくんっ♡ ごくんっ♡ ごくんっ……♡ ごくんっ……♡ ……んっ♡ けぷっ♡ ……ぷはぁ♡ もう……、蓮さんてば……♡ いきなり射精は酷いし、精液も濃すぎですよ……♡」
「ごめんね、ひなが可愛くて口内射精しちゃった」
「にはは♡ いいですよ~♡ むしろたっぷり注いでくれて、嬉しかったです♡ ……それで蓮さん、水葉先輩のことはひなに任せて下さい〜♡」
「ん? 何か名案があるの?」
「はい~♡ 段取りはひながしちゃいますよ〜♡」

口元にゼリーのような精液をべっとりと付着させながら、ひなは実に楽しそうな笑顔を僕に向けてくれたのだった。

───数日後の夜、僕は街中にいた。
日がとっくに落ちたこの時間でも少し暑さを感じて、本格的な夏の到来を感じさせる。
僕は学校が終わった後、普通のTシャツとジーンズに着替えリュックを背負い、とある場所を目指して街を歩く。
ひなと金山さんが協力して、僕をOINEのメッセージで案内してくれる。
ある場所へ行き、そこからまた、ある場所へと向かう。簡単な話だ。

僕がまず向かった先は、とあるライブハウスだ。
僕が行くには少しばかりハードルが高い路地や道を歩いたけど、なんとかそこまで辿り着いた。
そして建物の裏手に回ると、そこには水葉先輩がコンクリートの壁を背に、スポーツドリンクを飲んでいた。練習合間の休憩のようだ。
いつもここで先輩が休んでいることは、ひなが調べて教えてくれた。
先輩は、トップスに黒レザーのビキニ、その上に黒のジャケットを羽織っている。ボトムスは黒のローライズなショートパンツだ。
大きなお尻の肉が、パンツの上にぽてっと乗っているのがいやらしい。
ショートパンツの中からは黒いパンツの紐が伸び、腰に引っ掛かっている。
たぶんこれは、水葉先輩のステージ衣装なのだろう。今日はバンドのリハをしていると、それもひなが調べてくれた。
僕はそんな先輩の前に、ザっと立つ。

「……あ? なんだ、お前」
「こんばんは、水葉先輩。僕のこと、覚えてますか?」
「ああ……、ああ。”地下”で会ったな」
「はい。良かったです、覚えていてくれて」
「何の用だ? こんな場所に来て……、ガキの遊び場じゃないぞ」
「これ、見て下さい」
「あ?」

僕は水葉先輩に向けて、スマホの画面を見せる。
それはラブホテルに入ろうとしている、軽く変装はしているが、紛れもなく例のプロデューサーと戸塚アヤさんの写真。
水葉先輩は写真を見た途端、ぼとっとペットボトルを地面に落とした。
彼女はすぐに、それが自分の知る人間だと気付いたようだ。

「……これ、つい数十分ほど前に撮った写真です」
「なっ……! お、お前、何、をっ……!?」
「合成じゃありませんよ」

これを撮れたのも、段取りをしてくれたひなのお陰だ。
ひなは、プロデューサーと戸塚アヤさんのスケジュールを、相手のマネージャーや現場のディレクター等に、挨拶回りの際にそれとなく聞き出した。
そして、歌番組の収録には必ず彼が現れ、そのままルーティンのようにホテルへと向かうことに辿り着き、その日を逐一僕にOINEで教えてくれた。
そうやって水葉先輩のスケジュールも見つつ、都合良く写真が撮れて、水葉先輩と出会えるタイミングが、今日だったというわけだ。
ただこの写真を撮ったのは僕じゃなくて、金山さんだったけど。

「水葉先輩、これ、何だと思います?」

僕はリュックの中から、機械を取り出す。
先端にマイクの付いた、大昔のカセットプレイヤーみたいな道具。

「それは……何だ」
「壁の向こうの音が聞こえる、まあ、そういう奴です。……僕が何を言いたいか、わかりますか?」
「あ……っ」
「ついて来て下さい。……嫌なら別にいいですけど」
「く、そっ……!」

背を向けて歩く僕の後ろを、思った通りについてくる先輩。
少し歩くと繁華街に出て、その傍にはホテル街だ。
僕は金山さんから送られてきた位置情報を元に、そして送られてきた写真の風景を見て、該当のホテルを探し当てる。
彼らが入ったホテルの部屋も金山さんが調べ、先回りしてその隣の部屋を予約してくれていた。
僕は迷わずホテルに入り、予約された部屋に向かう。
水葉先輩は、そんな僕の行動をどこか不思議には思ったのだろうが、プロデューサーのことに意識が向きすぎていたのか、特にそれを口にはしなかった。

エレベーターで上がり目的の部屋に着くと、僕は荷物を置き、早速機械を作動させる。
そして部屋の壁にマイクを接触させ、機械に小型スピーカーを繋ぐ。
隣の声は、すぐに聞こえてきた。

『……ねえ、あの子とは別れてくれたの?』
『いや、それが……』
『別れてくれるって言ったじゃん』

ふと水葉先輩の方を見ると、彼女は真っ青になってその場に立ち尽くしていた。
嘘でも何でもなく、間違いなく聞き覚えのある声、なのだろう。

『あたしの方が好きだよって言っておいて、どうしてまだあの子と付き合うの?』
『うん……、下手に別れて、彼女を傷付けたくないから』
『だってあの子ともセックスしてるんでしょ? あたしだって傷付くよ』
『それはわかってるよ。でも……』
『大丈夫よ、あの子強いし若いもん。例の石屋学園にだって通ってるんだし、すぐに別の彼氏見つけるわ』
『けど、俺がやっと見つけた、凄い才能の子なんだ。顔も、身体も、声も、全部綺麗だから。だから大事にしたいんだ』
『ねえ……、あたしと結婚してくれるんだよね? 嘘じゃないよね?』
『もちろんだ。祈莉を……彼女を大事にしたいのは、うちのアーティストだからってだけだよ。人生を共にしたいのはアヤ、君の方だ』

「ぎっ……!」

声でもない、音のような何かを、先輩が漏らす。

『あの子は商売道具ってこと?』
『それは言い方が悪いな。でも……まあ、有り体に言えばそうかもな。まだまだ祈莉は稼げるから。そうすれば俺のプロデューサーとしての地位も上がるし』
『あたしはもう稼げないって?』
『そんなことないだろ。……でも、もしそうなっても、俺が養うよ』
『じゃあ許す……♡ ねえ、もっかいしよ……♡』
『あっ、おい』
『おちんちん、でっか……♡ もうやる気満々だ♡』
『仕方ないな……』
『ねえ、もうゴムないから生でいいよね……♡ ね、生ハメ、しよ……♡』
『おいおい……って、しょうがないな』
『嬉しいくせに♡ ……いっぱいあたしの声、聞かせてあげるね……♡ ……ん♡ あんっ♡ あ、それ気持ちいい……♡』
『アヤ……』
『あんっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡』

再び、なのだろうか。始まってしまった、二人のセックス。
甘い声が聞こえる中、しかし、水葉先輩は何故か楽しそうに笑いながら、近くにあった椅子にどっかと腰掛けふんぞり返る。

「はは……、あははははっ……! はははははははは!」
「……水葉先輩?」
「ふんっ、笑わせる。あんな粗チンが、でかいわけあるか……! 馬鹿な女だ、あの人より大きい奴なんていくらでもいる。気持ちいいよぉだのなんだのと言って、すぐに射精するような早漏野郎だ! ははははは!」

彼氏を汚い言葉でなじる先輩。
けれどそれは、まるで悲鳴のようだった。
悲鳴のように言葉を放ち、そして項垂れる。

「……私を、私のバンドを見出してくれた人だったんだ……」
「プロデューサーのこと、ですか?」
「ああ……。……昔の話だ、ライブをやっても人はまばら、SNSでも拡散しない、誰が聞いてるのかわからない歌を歌う毎日。ストレス発散で、学園風俗で男を漁ってもつまらない。そんな時、あの人がライブに現れて言ったんだ。君は美人で映えるね、声が綺麗だねって……。そうしてバンドごと拾われプロデュースされて、一気に私達はメジャーデビューした。私もそんなあの人に絆されて、いつの間にか身体を重ねる仲になっていた」
「先輩……」
「はははっ……! いや、私が勝手に恋人だなんて思ってただけなのかもな。さっきの言葉を聞いただろ? 商売道具だとさ。……本当に、どうしたんだろうな。どうして、どうしてこんな……っ!」
「……仲が悪いんですか? その……、先輩と戸塚さんって」
「逆だ。戸塚さんは……とてもいい人なんだ。事務所に入りたての私に、業界を知らない私に、姉のように優しく接してくれた。だから雑誌で噂が流れた時、信じたくなかった。直接聞くことも出来なかった。……くくっ、でも今こうして二人の睦み合いを聞いたらどうだ? 私の、私のことなんか、あの人はただの金づるみたいにっ……!」
「最初から水葉先輩とは遊びのつもりだったんですかね。口ぶりからすると、先輩と付き合ってる内にアヤさんにも手を出したって感じですけど。……いずれにせよ、最悪のクズだとは思います」
「クソがっ……!」

悔しいのだろう。しかし、その悔しさをどこに向ければいいのかわからないんだ。
自分より他の女が好きと言うプロデューサーに、向けていいはずの悔しさと怒りを向けられないでいる。
整理がつけられないほどに、頭の中がぐちゃぐちゃになっているんだ。
だから水葉先輩は、椅子の上で丸く縮こまる。
胎児のように丸くなって、自分のことをぎゅっと抱きしめる。

「あの人が言うんだ。……祈莉のメス声を聞けるのは、俺の特権だな……って。私も、あの人だけに聞かせたかった……、そうしていたかった……」
「……でも、僕は聞きましたよ。そんな先輩のメス声を、たっぷりと」
「あ? お前、何を言ってる。お前は私を喘がせることも……。……いや、そもそもお前、どうしてこんな場所へ私を連れて来た? どうやってあの写真を撮った?」

先輩が言いかけたところで、僕はシャツを脱ぐ。
そして上半身裸になると、先輩に背中を向けた。これが答えですよ、と。

「先輩、僕の背中を見て下さい。……傷がありますよね?」
「傷? ああ……、付いているが……。……待て、その傷、お前……っ!?」
「先輩が付けた爪痕ですよ。これ」

そう言って先輩の方を振り向く、僕。
リュックの中から取りだしておいた例のマスク、荒ぶる鬼神が着けていたマスクを、顔に当てながら。

「お前はっ……!」
「はい。僕が、荒ぶる鬼神です」
「どういうつもりだ……っ! 私をお前でしかイけないようにして、欲求不満を溜まらせた挙げ句、こんな、こんなことをっ……!」

椅子から立ち上がり、僕に掴みかからん勢いで迫る。
しかし僕は動じず、淡々と語る。

「……もちろん、水葉先輩を僕の物にするためです。初めて先輩とした時に僕を無視し続けた先輩を、僕の方へと振り向かせたかった」
「クズが……! だから私をここへ連れて来て、そのままヤるつもりだったんだな……! こんな場面を見せて、聞かせて、私を堕とそうとしたな! ……クソ、どいつもこいつも私を馬鹿にしてっ……! クソが、クズどもが!」
「はは……、おかしなこと言いますね」

僕は笑う。
演技なんかじゃない、自然に出てきた笑みだった。

「……先輩がクズなんて、どのツラ下げて言えるんですか? 僕を? 水葉先輩の方が、よっぽどクズだと思いますけど」
「なん、だと……!?」
「彼という男と関係を持ちながら、ストレス発散のために今でも学園風俗で男を漁り、”ポイントというお金を貰い放題”……。……そのくせ、彼が他の女と噂になると、さも自分は悲劇のヒロインのように振る舞って、しかも勝手に僕のペニスに惚れ込んでおいて、彼でイけないのは僕のせい。その上彼が他の女を選んだのが許せない。……何ですかそれ? クズムーブにも程がありますよ」
「なっ!? お、おっ、おま、えっ……!」
「まあ僕も人のことは言えませんけどね。僕は今、彼女が三人いるんです。全員心も身体も僕の物、だから全員に僕の子供を産ませるつもりです。……和久鈴乃さん、天櫛沙綺、そして八色陽奈緒……」
「和久……、八色……!? そうか、私のことを調べられたのは、あのクソガキアイドルが協力してたからか……! 何もかも知っているのは、和久のせいかっ……!」

恐れ、愕然として、一歩後退りする先輩。
そんな先輩に、しかし僕は、微笑んで手を差し伸べる。

「一緒に堕ちましょう、先輩」
「っ……!」
「僕の赤ちゃんを産んで下さい。僕の物になって下さい。あなたが欲しいです」
「お前、正気か……!? 自分が何を言ってるのか……!」
「わかってますよ。でも僕はあなたが欲しい。恋人にしたい。……あんなただのクズ男なんかより、先輩を何度も絶頂させることが出来るクズ男の方が、数千倍水葉先輩にはお似合いだと思います」
「ぐっ……! わ、わた、私はっ……!」
「クズはクズ同士、一緒に堕ちた方が幸せになれますよ。僕は水葉先輩を、必ず幸せにします。……もちろん、プロデューサーとも別れて、ピルを飲むこともやめる……、そうすればみんな同等に僕の恋人です」
「はっ……! はははっ……! 本当にクズな奴だ。お前も、あの人も、アヤさんも、……私もっ……!」
「どうしますか、先輩」
「っ……」
「水葉先輩」
「……どいつもこいつもクズ。ならクズはクズらしく、自分の欲求に正直になった方がよっぽど幸せ……か」

そう言いながら、薄笑いを浮かべて先輩は僕に近づく。
スマホを取り出し、どこかへ電話を掛け、音声もスピーカーにする。

そしていつの間にか、隣の部屋からは例の二人の寝息が聞こえていた。
するとその音の中に、着信音が混ざる。

『……もしもし? 祈莉か?』
「ああ。……今、時間いいか」
『構わないよ。ちょっと……、寝ててさ』
「そりゃすまなかった。……実は話があってな」
『話?』
「ああ。大事な話だ」

電話を掛けながら、先輩が僕の上半身、胸板をゆっくり撫でる。
やがてその手は、そっと僕の手を取ってショートパンツの中に導く。
彼女の顔には、オスに媚びるメスの表情が浮かんでいた。

「……実は私、好きな男が出来たんだ」
『えっ……? それは、その……、今の学園でってことか? ……おめでとう』
「狼狽えないんだな」
『いや、そのためにその学園に通っていたわけだろう? ……はは、最終的に俺が選ばれなかったってだけでさ』
「狼狽えないし、あっさり受け入れる。……わかりやすいな、あんた」
『祈莉? ……何を言ってるんだ?』
「愛しい他のメスにたっぷりと種付けをした後だから、余計にそう思うのか? 生ハメは気持ち良かっただろう? なあ?」
『っ……!?』

先輩のパンツから、じわぁ……っと愛液が染み出す。
僕はパンツの上から小陰唇を、クリトリスも含めて、ゆっくり上下に擦る。

「んっ……♡ ……ああ、別に咎めているわけじゃない。あんたとアヤさんが……っていうのは、薄々気付いていた。私を抱きながらアヤさんも抱いてた、クズ男だって」
『いや、だからそれは誤解だ。何か勘違いをしているかもしれないが……、あれは雑誌が勝手に掲載した憶測だよ』
「取り繕うなよ。全部知った上で、私の方から別れてやるって言ってるんだ、わざわざ引き止める必要があるのか? 私を弄んだクズならクズらしく、そりゃ良かった俺も新しい女を好きになった、くらい言ってみせろよ。ふっ……♡ ふぅっ……♡」

しっとりと湿り始めるパンツ。
横から指を入れると、そこは既に愛液が溢れてねちゃねちゃとしており、僕は直接クリトリスを指先でこねた。

「あ、ふっ……♡ は、ははっ……♡ けど安心しろよ、私もあんたと似たようなもんだ……♡」
『え……?』
「くく……♡ 私が好きになった男はな、凄いんだ……♡ あんたじゃ届かない子宮の奥まで突き上げて、直接糊みたいな精液を注ぎ込む、強いオスなんだ……♡ 私のまんこなんて、メス丸出しで絡みつくんだ……♡ あんたのちんぽなんて霞んでしまうくらい、もうこのオスちんぽじゃないとイけないくらい、私は夢中なんだ……♡」
『お、おい……待て、祈莉っ……!』
「今、そいつに抱かれてる……♡ 私も、あんたに好きって言っておきながら堂々と浮気する、クズ女なんだよ……♡ ……なあお前、こっちを見ろ……♡」
「はい」

電話口に聞こえないように、そっと返事をする。
そんな僕に、先輩は優しく微笑んで返した。

「私、お前とならどこまでも堕ちていける、幸せになれる……♡ そんな気がするんだ♡ なあ……、私のことをずっと愛してくれるか? 一生愛してくれるか?」
「はい。僕も先輩と同じくらい、クズですから」
「……好き♡ お前が、好きだ……♡ 私のまんこを変えたつっっよいオス♡ 心から私を求めてくれる最悪のクズ……♡ だから、好き……♡」

とろけた瞳で言う、水葉先輩。
クズに騙され、自分もクズであることに気付いた先輩は、彼女を三人も持つクズの僕のペニスに夢中になり、そして僕の告白を受け入れる。
喜んで受け入れる。クズ同士だからこそ、自分をわかってくれると気付いたから。
だから堕ちた。
あの水葉祈莉も、堕ちた───

「んっ♡」

先輩が舌を出しながら僕に顔を近づける。僕も舌を伸ばし、受け止めるようにキスをする。
そしてその舌が絡むねちゃねちゃという音を、電話の向こうに聞かせた。

「んぅ……♡ れちゃれちゃ……♡ ちゅっ♡ あむ♡ ちゅっ♡ ぢゅ♡ えぅー……♡ れちゃれちゃれちゃ……♡」
『祈莉、お前……なんで!』
「なんでこんなのを聞かせるのか、か? ……私もあんたと同じくらいクズだからな、こういう別れ方が相応しいと思ったんだ……あっ♡ こら♡ まんこに指……、Gスポット撫でる、なあぁっ……♡」
『祈莉……!』
「どうしたよ情けない声を出して。もしかして……、今さら私を手放すのが惜しくなったのか? はは……! 隣で寝ている愛しい彼女に、たっぷりとオス汁を注ぎ込んでおいて、よくそんな考えが出来るな? さすがのクズっぷりだな? あ?」
『く……っ』
「あんたには感謝してるんだ。私とバンドを見出してくれて、私の魅力を引き出してくれて、……私のメス声を好きと言ってくれて。……でも、もうだめ♡ これから私のメス声は、愛しいこの男だけの物……♡ 私のまんこは、メス丸出しのとろっとろまんこは、今私の目の前にいる男しか味わえないんだ……♡ 私はこのオスの子供を孕んで、最高の幸せを手に入れるんだ……♡ ……見てろよ、すぐに孕んでやる♡」
『は!? ちょっ……祈莉、待て!』
「あんたの言うことなんざ、もう聞かねーよ……♡」

僕は水葉先輩に後ろを向かせ、近くの机に手をつかせる。
そしてパンツごと、一気に彼女のショートパンツを下ろした。沙綺並みの桃尻が、ぶるんっと重たげに飛び出た。
膣と下げたパンツの間には、ねちゃあ……っと愛液の糸が引いていた。
僕ももう我慢が出来ない、ズボンを下ろして勃起ペニスを露出させると、それを柔らかいもちもちのお尻に擦り付けた。

「ああ……、ぶっといちんぽを尻に擦り付けられてる……♡ 我慢汁でねとねとになってやがる……♡ 私、今からバックで犯されるらしい……♡ しかも生ハメだ……♡ ぶっとく反り返ったオス棒が、孕みたがりのメス穴にずぼずぼ子作り挿入される……♡」
『待て祈莉! い、今ここで妊娠したら、色々……ほら!』
「やだ♡ あんたが聞くことも出来ない私のメス声、孕み乞いするメスの声、ライブで聞いてくれよ……♡ 一生に一度の、もう二度と聞けないライブだ♡ ……あんたと同じくらいクズな私の矜持、しっかり聞き届けてくれよな……っ♡」

水葉先輩の膣とアナルを隠す、むちむちの尻肉。
それを手で左右に割り開き、とろとろの膣口に亀頭をあてがって、一気に腰を前に出す。

にゅぷぷぷぷぷぷぷ……♥

「あ゛あぁっっっ……♡♡♡」

ぷしっ♥ ぷしゃあぁっ♥ ぴゅっ♥

『祈莉……? 今のは……』
「はっ……♡♡ ははっ……♡♡ もう私のまんこ、このオスの形を覚えたんだ……♡ あんたとのセックスで私は全っっっ然イけなかったけど、こいつのは入れただけでイっちまうんだ……♡ しかも、潮吹きまでする……♡」
『潮吹き……!?』
「メスをそれほどイかせたこと、あるか?♡ ……私は何度も潮吹きさせられたぞ♡」
『そんな……!』
「なあ、孕ませてくれよ……♡ お前の、お前だけのメスだぞ?♡ まだ危険日じゃないけど、ヤってればそのうち孕むから♡ だから毎日孕ませセックスして……♡」

にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥ にゅっぷ♥

「んっ……♡ ふっ……♡ ふっと……ぉ♡ 反り返ったオスちんぽ、逞しい……♡ んふっ……♡ ふー……っ♡」
「先輩……、好きです……好き」
「あ゛ー……♡ オスに好きって言われた……♡ メス声出る……♡ メス出しまくって、まんこ媚びてる♡ あっ♡ あんっ♡ あふっ……♡ まんこが孕み乞いしてる♡ オスちんぽ抱きしめてる♡ ……♡ あっ♡ んあっ♡ あー……♡ すっご、すっご、お♡ ちんぽふっとぉ……♡ おっき……♡」
『い、祈莉、そんな声、なんで……!』
「だって、あんたのちんぽより気持ちいいんだよ、これ♡ はー……♡ はー……♡ 私のことを孕ませるつもり、でっ♡ 容赦無く、まんこ肉抉ってくるっ……♡ これ……♡ これが好きなんだ……♡ ああ……♡ 孕みたい……♡ このちんぽで孕みたい♡ メス媚びして妊娠乞いするぅ……♡」
『祈莉、マジで待て。なあ、妊娠するとスケジュールが、バンドの予定が……!』
「ああ? ……スケジュール、だって。どうする?」

そう言って僕の方を見る水葉先輩。
薄く微笑む彼女の耳に、そっと囁く。

「スケジュールとか関係無いですよ。早く僕の子供孕んで下さい。……もう僕は彼氏でしょう? その僕が望んでるんです。だから孕んで。……大丈夫、ひなも孕んでもアイドル続けるって言ってます。一緒にボテ腹のアーティストになりましょう」
「はは……♡ なんだよ、最高かよ……♡♡ ……おい、私の新しい彼氏も、今すぐ私を孕ませたいってさ♡ バンドのみんなには、私から説明しておくよ♡ 最高の幸せを手に入れたってな♡ みんな喜んでくれるさ♡」
『そうじゃない! そういうことじゃ……!』
「……あんたが名プロデューサーになるための実績と名声が、崩れちまうって? あんたのことだ、社長や上役に、石屋学園に通ってても祈莉は結婚しません妊娠しませんとか、私の知らないとこで吹かしてたんだろ? ああ、もしかしてそのために私と付き合ってたのか? ほんっっと最高のクズだよあんた」
『なっ……!? なんっ……!』
「なあ、アヤさん幸せにしてやれよ? あの人まで泣かせたら、承知しねーぞ」
『おい、祈莉! おい! 俺のプロデュースが……!』
「じゃあな、ライブはここから彼氏専用だ♡ ……ま、私の代わりに、社長にこっぴどく怒られとけ……♡」
『祈莉っっ!』

プツっと、そこで先輩は電話を切った。
きっと彼は、今頃大慌てだろう。
隣の部屋の音を拾うマイクからは、ドタバタという足音を聞こえていた。先輩は小さく、ざまあみろと呟いていた。

「……でも、無理させたいわけじゃないですからね、先輩。バンド続けたかったら、水葉先輩の好きなように……」
「なに日和ってんだよ、ばーか……♡ クズならクズらしく、私を早く妊娠させろ♡ ……私はもう、お前が好きで好きで、仕方なくなってんだから……♡」
「水葉先輩……」
「祈莉って呼べよ、彼女だぞ?♡ な、蓮♡」
「祈莉さん、僕の名前覚えてたんですか?」
「……仕事柄、人にはいっぱい会うからな。顔と名前は誰であれ、一致させるようにしてるんだ。……んで、もう彼氏になったからには、絶対忘れてやらんからな……♡」
「はいっ……!」

にゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷ♥

僕は祈莉さんのお尻を、安産型の種付けしたくなるお尻を鷲掴みし、引き寄せて、子宮まで亀頭をねじ込む。
入り組んだカーブはすっかり僕の反り返ったペニスの形に馴染み、ねりゅねりゅと膣肉が絡みついて歓迎してくれる。

「ふっ……♡ ふあっ……♡ れ、蓮のちんぽ♡ あいつじゃ届かない、とこまで♡ あ……♡ あはっ……♡ 奥まで届いてる……♡ 気持ちいい♡ 蓮のちんぽ、気持ち、いいっ……♡」
「祈莉さんっ……! ああ、ああっ……! 嬉しいです、やっと祈里さんを僕に振り向かせることが出来た……! もう離さない……! 一生僕の物だ……! ずっと僕の傍に置いて、ずっと僕の子供を産ませ続けるっ……!」
「どっ、独占欲、強いな……♡ はは……♡ こんなに、こんなに男から求められるのなんて、初めて、だ……♡ んっ♡ んふっ♡ ふうぅっ……♡」
「産んで祈莉さん……! 僕の子供産んで下さい……! 孕んで、孕んでっ……!」
「く、くくっ……♡ 孕め孕めと言われながら、強いオスちんぽで突かれることが、こんな、にっ……♡ 気持ちいい、なんてぇっ……♡」
「それだけじゃないです……! これ、両思いだから……! 大好きだから、こんなに気持ちいいんですよっ……!」
「ああ……、そうか……♡ 両思い……♡ 両思い、だから、こんなに……♡」

祈莉さんの手が、彼女のお尻を掴む僕の手に重なる。
綺麗な、細い指。

「両思い……って、こんなに、気持ちいいのか……♡」
「祈莉さんっ……!」

ぴゅぷっ♥ ぴゅっ♥

思わず、亀頭の先からオス汁を、潮吹きをして膣内に注ぎ込む。
我慢が出来なかった。
今すぐこの可愛い人を孕ませたくて、僕は思わず子宮口を突き上げ、潮に続けて睾丸から熱い精液を噴き上げた。

「あああぁぁっっ……! 祈莉さん、祈莉さんっ……!」
「あ、あっ……♡♡ 蓮、蓮んっっ……♡♡」

ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ ぶぴゅっ♥ びゅくっ♥ びゅくっ♥ びゅくっ♥ びゅるるるるるるるるるっ♥ びゅーーーーーっ♥ びゅるるーーーーーっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ♥

「あ゛づっっっ……♡♡♡ 精液、精液熱いっ……♡♡ あ、あっ♡ 入ってくる♡ 私の子宮に入ってくるっ……♡♡」
「祈莉さんっ! 祈莉、さんっ……!」

───孕み頃の子宮は、自分から子宮口を亀頭に吸い付かせて、射精の先触れたる大量のカウパーを飲む。
子宮に顔を覗かせた亀頭は、すぐに大量の白い液体を放った。
どっぷ♥ どっぷ♥ どぽんっ♥ どぽっ♥ どぽっ♥
ホースの先を潰した時のような勢いで、断続的に糊のような精液が注ぎ込まれ、子宮の中に溜まっていく。
暴れるように放たれる精液は、子宮のあちこちにかかり、壁を真っ白に染めた。
べちょっ♥ べちょおっ♥ ごぽっ♥ ごぽんっ♥
自分のメスである証としてのマーキングをしつつ、確実に卵子を受精させようと、精子が子宮内を泳ぎ始める。
子宮は嬉しそうに収縮し、さらに放たれる精液を飲み続けた───

「あ゛ー……♡♡♡ あ゛っ♡ んあ゛っ♡ は……っ♡ はー……っ♡」
「ああ……、すご……! 祈莉さんのおまんこ、やっぱり僕の形に変わって、ぎゅるぎゅる締め付けて精液搾り取ってくる……!」
「あ、たりまえ、だ……♡ もう私の心も身体も、お前の物なんだ……♡ クズらしく、独占欲丸出しで好き勝手犯して孕ませろ……♡ 私もクズらしく、お前の子供を山ほど孕んでやるから……♡」

嬉しそうにお腹を撫でて、注がれた精液の重さを楽しむ祈里さん。
僕はそんな彼女の手に自分の手を重ね、彼女の首筋に自分の物であることを示すように、キスマークを付けるのだった。

そして───

「なんだ、ここ……! こんな場所が学園風俗の地下にあったのかよ……!」
「はは……、みんな驚くんですよ。でもちょっとワクワクしませんか? ここが僕と、みんなの根城です」

ホテルを出た後、例によって祈莉さんをこの場所に連れてくる僕。
祈莉さんは僕と腕を組んで、手をしっかりと握って離れようとしなかった。
そんな可愛い祈莉さんだけど、僕より背が高いので、あまり様になっていないのが玉に瑕だ。もうちょっと僕も背が高ければ良かったんだけど。
そんな僕達を、他の三人と、金山さんが出迎えてくれた。

「ようこそ水葉……いや、祈莉くん。歓迎するよ」
「ようそこ祈莉先輩! ……ま、蓮の彼女が増えたってのは、ちょっとヤですけど」
「ようこそです~! 祈莉せんぱ~い、今日からはここがみんなの拠点ですよ~!」
「……和久に天櫛にクソガキ。それともう一人の副会長か。揃いも揃って、こんな場所で荒ぶる鬼神ごっこか?」
「ひなだけクソガキって酷くないです? え? ひどくない?」

文句を言いたげなひなをなだめて、僕は祈莉さんに向き直る。

「ようやく、三巨頭全員が僕の彼女になりました。……ここからです祈莉さん。ここから、学園風俗は変わるんですよ。大丈夫、後で説明しますね」
「よくわからんが……、私は蓮とずっと一緒にいれるんだろ?」
「ええ、もちろん。離しませんよ」
「なら別にいい……♡ 私はお前についていくだけだ……♡ んぅ……♡」
「んっ……、祈莉さん、みんなの前で……!」
「だから、だよ……♡ お前は私の物でもあるんだ♡ だろ? ダーリン……♡ れる……♡ ちゅっ♡」
「ダーリン!? ん、ちょ、ちょっと……! んっ……!」

ダーリンなんて言葉、まさか祈莉さんから言われることになるとは思わなかった。
祈莉さんは僕にダーリンと何度も甘く囁きながら、みんなの目の前で、堂々とディープキスをする。
あの祈莉さんがこんな風に甘えてくれるのは大変に嬉しいのだが、他三人の視線が痛いったらない。

「……提案だ。正妻日という、各々が蓮を独り占め出来る日を作らんか?」
「鈴乃さんに賛成です! 蓮の独り占めは許されません!」
「ひなも賛成! ひなも賛成ですよ~!」

揃って騒ぎ始める彼女達。
金山さんは眼鏡を直しながら息を吐き、やれやれと呟いたのだった。

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