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第3話:デートのやり直し

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「聞いたか岸見。鳴橋が先輩に告白されたけど、フったって話」
「え゛っ」

とある日のお昼休み。
俺の机で東山と一緒に弁当を食べていると、彼はそんな言葉を口にした。
突然の衝撃に、俺は食べかけていた唐揚げの一塊を、そのままごくんと飲み込んでしまった。ちょっと喉が痛い。

「興味ないんで~、の一発撃沈だったらしい。信じられるか? バスケ部のイケメン、島本
しまもと
先輩をだぞ?」
「あ、うん……。俺まだ記憶が戻ってないから、その先輩のことがよくわかんないけど……。人気者なんだ?」
「そうそう。背高くて、爽やかで、嫌味がなくて、裏表がなくて、押しつけがましくなくて、ほらよってジュース奢ってくれて、悩みの相談に乗ってくれて……」
「詳しいな東山」
「だって俺バスケ部だし」
「あ、そうだったっけ」

告白されたのがいつのことかはわからないが、ごく最近だろう。
菜々果本人からは、告白された事実そのものを聞かされていない。
言う必要もないだろうと思ったのか、それとも記憶のせいで気を遣ってくれたのか。

「島本先輩、全然彼女作らないからどうしてだろって思ってたら、まさか鳴橋を狙っていたとは……! だけどそれをあっさりフる鳴橋も鳴橋なんだよ。あんないい人、なかなかいないのに」
「島本先輩とくっついて欲しかったのか?」
「そんなわけねーだろ!」
「あ、そっすか」
「やっぱ鳴橋、好きな人……いや、恋人がいるんだよ……! 誰だちくしょう! 俺の、俺の鳴橋を……!」
「いつお前のになったんだよ」

菜々果は俺のだ。俺の彼女だ。
そう言いたいのをぐっと堪えて、俺はパック牛乳を飲む。

しかし、そんな凄いイケメン先輩を軽々とフってしまう菜々果に、俺は安心感を得ると同時に、優越感も得てしまう。
そんな先輩の心を射止めた美少女は俺にぞっこんなんだぞ、と。

「……おい岸見、なにニヤついてんだよ」
「んぶっ!? に、ニヤついてた?」
「すっげーニヤついてた。気持ち悪いくらいに。……なんだ岸見、お前も鳴橋を狙ってんのか?」
「ちっ、違うって」
「ふーん? ならいいけど」

そう言って、なんとなく疑わしい目で俺を見ながら、プチトマトを頬張る東山。
狙っているわけではなくて、実はもうとっくの昔に恋人になってるんだ……などとは、もちろん言えなかった。

話の渦中にある菜々果は、今は教室の中にはいなかった。
いつも友達と一緒にお昼を食べてるはずなのに、珍しいな。
俺のスマホにも特にメッセージが来ているわけでもないし、何か別の用事で出ているのだろうか。
時間があれば、和室に呼んでみようかな。
菜々果のことは信用しているが、こうして東山から聞いてしまった以上は、確認だけしておきたかった。

───お昼を食べ終え、俺はまずトイレに向かった。
周囲の生徒に見られていないことを確認しつつ、菜々果に『今どこ? 会いたい』とメッセージを送る。
だが、すぐには既読にならなかった。

「まあ、慌てるようなことじゃないから、後でもいいんだけど……」

その時だった───

「もうあたしに関わらないで」

不意に、トイレに向かう廊下の途中、化学室やパソコン室がある棟へ向かう渡り廊下の方から、そんな声が聞こえた。
菜々果の声だった。

「菜々果……?」

俺は気になって、おそるおそるそちらに足を進める。
こそこそと物陰に隠れながら向かうと、渡り廊下に突き当たった廊下、その向こうの第一視聴覚室の前で、菜々果と一人の女子生徒が向かい合って話をしていた。
菜々果は、見たこともないような険しい表情をしていた。
もう一方の女子は、うちのクラスの生徒じゃない。同学年だとは思うが、おそらくは別のクラスの女子だろう。
派手な格好をした、金髪ショートのギャルだった。

二人の間には、険悪なムードが漂っている。
しかし菜々果の険しい表情は、次第にどこか悲しそうなそれへと変化していった。
それが何故かはわからなかった。

「そんじゃ鳴橋、もう私の”ツテ”、いらないんだ?」
「……うん、もういらない。二度と頼ることは無いと思う」
「残念。鳴橋のために骨折ったんだけどな」
「だから、もういいんだって。てか、あんまり学校で話しかけてこないで」
「んー。まあいいけど。色々あったみたいだし」
「……」
「鳴橋がそれでいいなら、そっちが必要としない限りは、私も近づかないことにするわ」
「ん。そうして」
「はいはいー、じゃあねぇ」

それだけ言って、金髪ギャルはアクセサリをシャラシャラと鳴らして去った。
俺はそっと物陰に隠れて、それをやり過ごす。
彼女が通った後には、少し大人っぽい、何かの花のような香りがした。

廊下の向こうに残された菜々果は、ふーっと息を大きく吐いた後、スマホを取り出して画面に目を向ける。
そして、ほわっと頬を緩めた。

「こーくん、会いたいって……。……えへへ」

俺が送ったメッセージを見たのだろう。菜々果の顔には、それまでの緊張が嘘のように優しげな笑みが浮かんでいた。
その表情と言葉に、俺は盗み聞きしていたことも忘れて、つい菜々果の前に出た。

「菜々果……」
「え? こーくん? どうしてここに?」
「あ……、あっ!? あー……、あの、ごめん。菜々果の声がしたから来てみたんだけど、なんか……お話し中だったみたいで」
「おっ? もしかして盗み聞きか~? こーくんもやりますな~」
「盗み聞きというか、その……。……はい」
「……聞いてた? さっきの子との話」
「ご、ごめん。そんなつもりは無かったんだけど」
「あはは、謝らなくてもいいよ。……だってあの子とのことは、さっき話した内容も、それまでのことも、記憶を失う前のこーくんは全部知ってるから」
「え?」
「だから聞かれても全然問題なっしん」

そうなのかと、ほっと胸を撫で下ろす。咎められなくて良かった。
すると菜々果は、ちょっとだけ寂しそうに笑う。

「それで……ね、あの子とは、もう縁を切らなくちゃなーって」
「縁を……? どうして」
「それは言えないかな」
「いや、でも今、俺は全部知ってるって」
「うん。知ってるし、知られても大丈夫。でもこーくんは、記憶を取り戻そうとすると、頭痛しちゃうよね」
「あ……」
「だから今はまだ、無理に思い出そうとしないで。思い出せなくても、落ち着いたらちゃんとあたしから話すから。ね?」

そう言って薄く微笑み、俺のこめかみの辺りをそっと撫でる菜々果。
この前のお風呂場でのことを考えて、気遣ってくれているようだ。
俺は「ありがとう」とお礼を言うと、撫でている菜々果の手の上に、そっと自分の手を重ねた。

「あの子の名前、白石
しらいし
っていうの」
「え?」
「今はそれだけ覚えててくれればいいよ」
「うん……、わかった。ゆっくり思い出すよ」
「うんうん。……で? それでこーくんは、あたしに会いたいって、どんな用事があったのですかな?」
「え゛っ」
「お急ぎのご用事?」
「いや、あっの……!」

急に話を向けられて、俺は焦ってしまう。
今の今まで頭から吹き飛んでいたが、俺が菜々果に会いたかったのは、バスケ部の島本先輩とのことを聞きたかったからだ。
そんな、どこかちょっとした嫉妬混じりの感情から生まれた「会いたい」を、俺は咄嗟に、情けないことに、隠すために目を逸らし、挙げ句の果てに照れてしまった。
真正面から堂々と言えばいいものを。
だからすぐに、菜々果はそれを見抜いて、ニヤニヤしつつ俺の顔を下から覗き込む。

「おやおや~? こーくん、どうして目を逸らしたのかな~?」
「そ、それは、ですね」
「あはは。これは尋問が必要ですなあ」

そう言って、菜々果は俺を第一視聴覚室に引きずり込んだ。第二とは違って、最新のプロジェクターが置かれている。
お昼休みなので、もちろん生徒の姿はなく、がらんとしていた。

そして菜々果は俺を奥の壁に追い詰め、むぎゅっと巨乳を胸板に押し当ててきた。
可愛い菜々果の笑顔が、間近にある。

「薄情しろ。ネタは上がってんだぞ~?」
「ま、まだ何も話してないだろ」
「あたしがいなくて、寂しくなっちゃったんでしょ」
「違うよ。そうじゃなくて」
「そうじゃなくて? そうじゃなかったら、なあに?」
「あっ……。えっと」
「あはは。なにキョドってんすか~。あたしに何か言いたいことでもあるんすか~」
「……お、俺はただ、その、噂を聞いて」
「噂?」
「ば、バスケ部……の、島本先輩……」

先輩の名を聞いて、菜々果は目をぱちくりさせる。
そして次の瞬間、菜々果は盛大に笑い出した。

「ぷっ……。あはははははは」
「えっ。ちょ、なんで笑うの」
「嫉妬だ」
「うぐっ……!?」
「東山くんから聞いたの? 彼、バスケ部だもんね~」
「ま、まあ……、その」
「あたしが告白されたって噂を東山くんから聞いて、嫉妬したんだ。で、真相を聞き出そうって?」
「そ、そこまでじゃないよ。な、菜々果のことは信じてるし、でもその……ちゃんと確かめておこうと思って……」

そこまで言うと、菜々果はそっと背伸びをして、俺の唇にキスをした。
俺は菜々果の身体に腕を伸ばし、そっと抱きしめる。

「告白されたよ。付き合って下さいって。でも、興味ないんでって断った」
「うん」
「今あたしが興味あるのは、大好きなのは、こーくんだけだから」
「うん……、ありがとう」

彼女は俺の口を塞ぐようにもう一度だけキスをすると、ずるずると、俺の身体を伝うようにその場にしゃがみ込んだ。
そして、いきなりズボンのジッパーを下ろし、勃起前のペニスを取り出したのだ。

「なっ、菜々果さん!?」
「あは♡ ちっちゃくて可愛い~♡ 蒸れ蒸れのオスのにおいも、すっご……♡ すんすんすん……♡ あー……、濃いにおいだ〜♡」
「菜々果さんっ!」
「んじゃ、いただきまーす♡ ……あむぅ♡ んむんむんむんむんむんむ……♡」
「うわ、あっ、それすっご……!」

にゅるんっ……と、ペニス全体が菜々果の口の粘膜に包まれた。
勃起前だったから、菜々果はそれを少し大きめの飴玉でも舐めるように、口の中で舌を使って、にゅるにゅると舐め転がす。
ペニスは彼女の舌を感じて、すぐに大きく勃起してしまった。

「ぢゅるぢゅる……♡ んん、んっ♡ んぷぁ……♡ ちょ、でっっか……♡ 彼女のフェラで感じちゃって、もうこんなに大きくなっちゃった♡」
「い、いや菜々果、こんな場所で、いきなり……!」
「ん~……?♡ んれぇぇ~……♡ れるれるれるれるれるれるれる……♡」
「うあぁっ……!」

菜々果は俺の言葉など、まるで無視している。
反り返ったペニスの根本を持って、可愛らしい口から舌を伸ばし、竿の裏から、えるぅー……っと舐め上げ、そのままカリ首と裏筋を舌で舐め回す。
ソフトクリームを舐めるように、舌だけを存分に使って味わっていた。

「ちゅるるっ♡ ちゅっ♡ れるれるれるれる♡ こーくんはこんな場所で勃起してるよ~……?♡ これはいいの~?♡」
「よくは、ない、けどっ……!」
「いいじゃん、一緒にエッチなことしよーよ♡」
「お昼休みだし、あの……!」
「んふふ♡ あたしが島本先輩に告られたことを気にして嫉妬しちゃった彼氏くんに、あたしはこーくん一筋だよって、そういうフェラをしてあげてるんだけどな~……♡」
「う……っ」
「こんなことするの、こーくんだけだよ♡ ……で、フェラする? しない?」
「お願いします」
「あはは♡ 素直かよ~♡ ……ぢゅるぅっ♡ ぢゅぅ……♡ ちゅっ♡ ちゅ♡」

楽しそうに笑って、俺を見上げながら何度も亀頭にキスをする。
たったそれだけのことで、俺は心を満たされ、気持ち良くなって、つい菜々果の頭を手で押さえてしまう。

驚くほどさらさらで、綺麗な菜々果の髪。
本当に触れてもいいのかと躊躇うような髪を、俺は手でさらさらと感触を確かめながら、彼女の頭をそっとペニスを方へと引き寄せる。
菜々果も、舌を鼻ごとくっつけて、ペニスの味とにおいを感じているようだった。

「でっかいちんぽ、こーくんのにおい濃い……♡ はふ……♡ ちゅっ♡ れるぅ……♡ れるれるれるれる……♡ れるぅっ♡ れるぅっ♡」
「あ、あっ、菜々果、菜々果っ……!」
「ん~……♡ ちんぽ、気持ちー気持ちーって、いっぱいおつゆ出ちゃってるね~♡ どれどれお味は~……?♡ ぢゅるうううぅぅっっ♡」
「うおあっ……!?」
「ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡」

急に菜々果が唇を窄めて亀頭を咥え、顔を前後に激しく動かした。
尿道から我慢汁を搾り出し、鈴口からたっぷり出るようにして、それを舌を伸ばして絡め取っている。

「ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅるうぅ……♡ れるっ♡ ぢゅれるっ♡ ……ん♡ 我慢汁、ちょい精液の味する♡ 気持ち良すぎて、精子混じっちゃった?♡ ヤバい♡」
「はー……っ。はー……っ。な、菜々果ぁ……」
「お顔、もうとろっとろじゃん♡ そんな顔、クラスの女子には見せられないなあ……♡ あたしだけの顔、誰にもあげない……♡」

菜々果はじっと俺を見つめながら、再び亀頭を咥え、口内で舐め回す。
俺もそんな彼女から目が離せず、二人で見つめ合っていた。

「えれえれえれえれ……♡ えれれれ~……♡ れちゅれちゅれちゅれちゅ……♡」
「し、舌っ……! 亀頭、そんな舐め回す、とっ……!」
「ぢゅろろろろろろろろ……♡」
「うあああ……! 先端が喉奥に届くまで飲み込まれ……っ」
「ぢゅるるー……っぽ♡ ぢゅるるー……っぽ♡ ぢゅるるー……っぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡ ぢゅっぽ♡」
「菜々果、だめだって。それ、激しいから。すぐ、すぐイきそうになるっ。菜々果、ちょっと菜々果、ステイ、ステイっ……!」
「れろれろれろれろれろ……♡ ……あはは♡ ステイって、あたしはだんごじゃないぞ♡ ねえねえ、もうイきそうなの?♡ 腰震えてるよ、こーくん♡」
「ご、ごめっ……! フェラ上手で、もう、もうイきそうっ……!」
「その上手なフェラをあたしに仕込んだの、こーくんだよ……?♡」
「う、あ」
「あたし、こーくんとしかエッチしたことないし、もちろんフェラだってそうだよ♡ だから、あたしのフェラが上手なのは、こーくんのせい……♡ えれえれえれえれえれえれえれえれ……♡」

くすくすと笑いながら、菜々果はあーんと大きく口を開けて、舌で亀頭をぐるぐると舐め回す。
舌先が鈴口の中をほじって、我慢汁と一緒に理性までも吸い出された。

こんな、こんな舌技を俺が仕込んだのか。
俺が気持ちいいように、俺だけのために俺が仕込んだ、菜々果のフェラ。

「こーくん……、お昼代わりに精液飲ませて……♡」
「っ……!」

甘え、ねだるような声。
次の瞬間、俺は腰をがくがくと震わせながら、大量に精液を解き放っていた。

ぶびゅっ♥ ぶびゅるるっ♥ びゅーーーーーっ♥ びゅーーーーーっ♥ ぶびゅーーーーーっ♥ びゅるるるるるるるるるっ♥ どぷっ♥ どぷぷっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるっ♥

「あ~ん……♡ んぅ♡ あむっ♡ れちょぉ……♡」

菜々果は俺のペニスを舌の上に乗せ、大きく口を開けて精液を受け止める。
粘っこい糊のような精液、うどんのように太くみゅるみゅると吐き出される精液が、遠慮も無しに、無造作に彼女の口内に溜まっていく。
可愛い菜々果の顔に、東山も憧れる美少女の顔に、勢いが良すぎた精液がかかる。
菜々果は俺を見上げ、顔に付いた精液を指で掬い取りながら口に運び、たっぷり口に溜めていく。

「んあ〜……♡ あぷっ♡ えぅ……♡」
「うあっ、あっ。菜々果、菜々果っ……!」

びゅーーーーーっ♥ びゅるるーーーーーっ♥ どぷぷっ♥ どびゅるっ♥ びゅるるるるるるるっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるっ♥

菜々果の頭をガッチリ掴んで、ぼちょぼちょと精液を次々に送り込む。
口の中は真っ白なプールのようになり、彼女の舌がその中でちゃぷちゃぷと泳ぐ。口元には陰毛が付いて、いやらしさを増していた。

菜々果は楽しそうに微笑み、ペニスの根本を掴んだまま、大きく開けた口の中にペニスを突っ込み、ぐるぐるとペニスのマドラーで撹拌させる。
彼女の小さい口では僅かに動かせる程度だったが、凄まじいビジュアルが、再度俺のペニスに快感をもたらした。

ペニスを口から離すと、亀頭、鈴口との間に、ねばぁ……っと何本も糸を引く。
菜々果は嬉しそうにそれを眺めながら、そっと口を閉じた。

「んぐっ……♡ ごくっ♡ ごくっ♡ ごくっ♡ ごきゅんっ♡ ごくっ♡ ごくっ……♡」

ゆっくりとした嚥下が始まった。
ふるふると身体と、腰を震わせながら、俺の濃い精液を飲み込んでいく。

「んふ、ふ♡ ごくんっ♡ ごくんっ♡ ごくんっ……♡ ……えふっ♡」

小さい、げっぷのような物を吐き出す。
ちょっとだけ恥ずかしそうにしながら、しかし彼女は口から強烈な精液臭を放ちつつ、精液塗れのペニスを再び咥えた。

「ぢゅるるるるっ……♡ ぢゅるっ♡ ……こういうの、こーくん好きでしょ♡」
「大好き……。好き」
「あはは。それってフェラのこと? それとも、あたしのこと?」
「どっちも……」
「ぢゅるっ♡ ぢゅうぅ……っ♡ ……あたしも、飲むのも、こーくんも、どっちも好きだよ……♡ ぢゅるるっ♡ ぢゅるっ♡ ぢゅぽっ♡」
「ああ……、菜々果……」

夢中になってお掃除フェラをする菜々果だが、俺はふと思う。
どうしてここまで、菜々果はしてくれるのだろう。
俺が教え込んだって言うけど、もしかして───

「ね、ねえ菜々果、もしかして俺って……鬼畜だった?」
「え? なーに突然」
「い、いや、なんか、記憶を失う前の俺、凄いこと教え込んだんだな……って」
「こんな風に、彼氏のちんぽを休み時間にフェラして、濃厚精液を躊躇いもせずに飲んで、お掃除までしちゃってること?♡ まあ、あたし自身がお勉強して、どうだどうだって試してた部分もあるけどね~♡」
「そ、そっか」
「……てかさ、何より、そこまでしてあげたいって気になるんだ」
「してあげたい……って?」
「彼氏の、こーくんのためなら、何でもしてあげたい……♡ 喜ぶことなら、なんだって……♡」

瞬間、また俺の頭の中にブロックノイズの映像が走る。
記憶の中の映像、それはまた菜々果の姿。
菜々果は、俺に向かって微笑んでいた───

『なんでもしてあげたいんだ、岸見くんに』
『して欲しいこと言って?』
『どんなことでもしてあげるから』

「うっ……!」
「……こーくん? どした? また頭痛い?」
「あ、ああ……、ちょっとだけ。大丈夫だよ、菜々果」
「そっか、良かった。……じゃあ、もうお昼休みも終わるし、そろそろ戻らないとかな」

時計を見ると、いつの間にか休み時間終了五分前だ。
彼女とイチャついていると、本当に時間が過ぎるのが早い。

「時間差でここ出よ。……あ~、お口が精液くちゃい。んふふ♡ 大好き彼氏の赤ちゃんの種、あたしのお腹でいっぱいだ♡」
「ごくっ……!」
「こんなのがおまんこの奥に注がれてたら、一発で妊娠しちゃいそ~……♡」

言いながら、お腹をゆっくり撫でる菜々果。
嬉しそうなその姿に、俺はまたペニスが勃起しそうになって、ぴくんっと跳ねた。
しかもそれを、見事に菜々果に見られてしまった。

「あはは♡ も~、こーくんってば元気良すぎ♡」
「め、面目ない」
「ううん、嬉しいよ。あたしで気持ちくなってくれて、もっと欲しいって思ってくれて。……ね、放課後はデートしよっか」
「デート」
「うん。こっそり、みんながいないとこで。デートもやり直ししようよ」
「わかった」
「約束ね」

ちゅっと俺の頬にキスすると、菜々果は「お先に~」と部屋を出て行った。
俺はデートという言葉に、ちょっとだけ気分が高揚してしまう。
そういえば、朝のお散歩デート以外では、ちゃんとしたデートなんて初めてだ。もちろん、記憶を失ってからは、という意味だけど。
放課後デートとはいえ、ちょっとだけドキドキする。
でもみんなにばれないようにだなんて、どういう風にするつもりなのだろうか。

───放課後。
菜々果は友達に呼び止められて話をしながら、俺にメッセージを送ってきた。ここに来てと、住所とマップのリンクを。
場所は知っているが、なんでこんな場所にといった風の、街の外れ。
この辺りは川沿いで、畑が広がっている場所でもある。まさか農作業をさせようというわけではないだろうけど。

「ちょっとななっちさあ、さっきからスマホ触りすぎ。なんだよー、彼氏にメッセージ送ってんのかー?」
「違うってゆーちゃん、お母さんのメッセージ見てたの~」
「嘘つけコラー! スマホ見せろコラー!」
「も~、やめてってば~」

菜々果と友達のそんなやり取りに、またしてもクラスの男子や東山が目を向ける。
この光景、何度目だろう。ふっと苦笑してしまう。
記憶を失う前の俺も、何度もこの光景を目にしては、今みたいに困った風に笑みを浮かべていたのだろうか。

───指定された場所は、まさに畑のど真ん中だった。
青々とした野菜が実り、虫の声があちこちから聞こえてくる。
確かにここなら知り合いに見つかる可能性は皆無に等しいだろうが、だからってデートするにはちょっと不便すぎないか。

空模様が怪しくなってきたけれど、逆に西日が遮られて良かった。
川の方から流れてくる風も、どことなく涼しい。
ふらふら歩いていると、後ろから「おーい」と菜々果の声が聞こえた。

「お待たせー。ごめんねこんなとこ呼び出して。はいこれ、差し入れジュース」
「ああ、ありがと」
「はいそんで、こっちこっち」
「あ、ちょっと」

手渡された炭酸飲料を受け取ると、今度は俺の手を取って菜々果が走り出す。
なんだか楽しそうな菜々果に、俺まで楽しくなってきて、彼女の手をぎゅっと強く握って一緒に走った。

すると、不意に俺達の目の前から畑が消え、屋根付きの東屋のような物が現れた。
畑に囲まれたど真ん中に、こんな物があるなんて。
中はベンチが二個ほど備え付けられていて、中央には小さなテーブルがあった。
俺達はベンチに並んで腰掛けると、テーブルの上にペットボトルを置く。すると俺達の視界に、向こうの大きな川が入った。
川の流れは少し早いが、その雄大さについついぼーっと眺めてしまう。

「……川が流れるのが見えて、なんかそれだけでも涼しくなった気がする」
「でしょー? ここね、畑で農作業する人達が休憩する場所なんだ。でもこの時間は誰も畑には来ないし、こうしてデートしてても見つからないってわけ」
「なるほど……」
「お家デートや和室デートだけじゃ、物足りないもんね」
「ちょっと遅くなってから、街中で遊ぶのかと思ってたよ」
「……んー、街中は……ちょっと嫌かな」
「そう?」
「うん。こういう、ゆったりしたとこが好き」

そう言いながら、菜々果は俺の手を指を絡めるように握る。
走ってきたせいで身体は熱かったけれど、その手を離そうとは思わなかった。

しかも、菜々果のブラウスは汗でしっとりと濡れて肌に貼り付き、下の薄い黄色のブラが透けて見えている。
ずっしりと重たい胸の輪郭がはっきりと浮き上がり、胸元の谷間からは、彼女の甘い香りが漂っていた。

「視線、エロいですぞ?」
「おふっ!? ごっ、ごめん」
「やだな~、怒ってるわけじゃないって。彼氏があたしの身体を見てるって、ちょっと嬉しいもん」
「あ、ああ、あっ……そう、そうなんだ」
「そうだよ。昼間、言ったでしょ? 何でもしてあげたいって」
「菜々果……」

その時だった。
ポツポツと降ってきた小雨が、遠雷を響かせながら、一気に土砂降りになってしまった。
これでは、しばらく東屋の外へは出られそうにない。

「凄い降りだな……。しょうがない、雨宿りしていこうか」
「よーし、それじゃ土砂降りに乾杯~」
「うわっとと」

菜々果が急に、自分のペットボトルを俺のペットボトルにぶつけてきた。
そして、ごくごくぷはっと一気飲み。いい飲みっぷりだ。
俺も蓋を開けて、ジュースに口をつける。炭酸飲料は、ぶつけた衝撃で少し泡立っていた。

「いや~、やっぱ夏はこれっすね~」
「ごくごくごく……、ぷはっ。これだよな」
「お兄さん、いい飲みっぷりだねえ。ささ、ぐーっと、ぐーっっと」
「お酒勧めるおっさんみたいだな」
「おっさん言うな!」

バシバシと背中を叩かれた。
痛い痛い。

「……雨、ばしゃばしゃだね~」
「地面もびちゃびちゃだな」
「誰も来ないね~」
「この雨じゃ、外にも出たくないだろ」
「じゃあ……、こんなことしても、誰も見ないね」

菜々果の手が、そっと俺の股間に伸びる。
お昼休みからずっと半勃起状態だったペニスを、ズボンの上から撫でる。彼女は、おそらくは無意識に、「ほぅ……」と小さく、しかし熱っぽい息を吐いた。

「おっきぃ……♡ 凄いね、もうこんなに……♡」
「はは……、お昼からずっとこんな感じでさ。菜々果を抱かないと、元に戻らないかも」
「あらら~……♡ そりゃ大変だ。じゃあ彼女おまんこで、すぐに治療してあげないとなあ……♡」
「いいの?」
「もちろんだよ。……あのねこーくん、あたしね、いつもこーくんの赤ちゃん産みたいって思ってるんだよ? お昼休みの時は、この精液を子宮に欲しいって思いながらフェラしてたし、今だって……」

菜々果の指が、ズボンの上から亀頭をカリカリと引っ掻く。
やや強い刺激が、ペニスから全身を駆け巡る。

「今だって、妊娠したくてたまんない……♡ 今すぐこのちんぽおまんこに入れて、孕みたいくらい……♡」
「な、菜々果……そこまで」
「そこまで好き。こーくんに何でもしてあげたいし、こーくんの赤ちゃん欲しい……♡ んっ、ちゅ♡ ちゅううぅぅ……♡」

菜々果の唇が俺の首筋に触れて、薄くキスマークを付けていく。
ザーザーと流れ落ちる雨の音にかき消される音は、しかし俺の耳には、はっきりと届いていた。

「こーくんはそのままでいいから。ね? あたしに任せて……♡」

菜々果の手がジッパーを下げ、トランクスの奥から勃起したペニスを取り出す。
こんな場所でいいのかという罪悪感と緊張感より、菜々果とセックスをしたいという欲が完全に勝ってしまっている。
俺は菜々果を離すどころか、腰を引き寄せ、大きな胸を下から持ち上げるように揉む。

すると菜々果は嬉しそうに鼻を鳴らし、ペニスを五本の指で包み込む。
まるで頭をマッサージするワイヤーのように、五本の指の先端でペニスに触れ、根本から亀頭までを、ゆっくりくすぐるように上下させる。
大好きな女の子の、どこかもどかしい手コキに、興奮した俺はすぐに先端から我慢汁を溢れさせた。

すりっ……♥ すりすりっ……♥ すりっ……♥

「わ〜……♡ ねえこーくん、先っちょ、おつゆ出てきた♡」
「な、菜々果だって……。うわっ、おっぱい重っ……。重いおっぱいの先端、乳首ぴんぴんに尖ってる……。ほら、ブラとブラウスの上からでもわかる」
「そうだよぉ……?♡ ねえ、ボタン外して……、もっと触って……♡」

言われるがままボタンを外して、ブラをずり上げ、胸を露出させる。
だぷんっと零れ落ちた重たい巨乳を、俺はその重たさを楽しむように持ち上げながら、人差し指で乳首を引っ掻いた。
菜々果は、可愛らしく、甘い声を上げる。

「あっ♡ んや、ふにゃぁっ♡ やだ♡ こーくんの手、ドスケベだ♡」
「菜々果こそ、手つきがエロいって」
「違います~♡ あたしはこーくんのちんぽを、いいこいいこなでなでしてあげてるだけです~♡」
「俺は……、えっと、菜々果を気持ち良くしてあげてる」
「ドスケベ♡ ドスケベこーくん♡ へんたーい♡」
「気持ち良くない?」
「え~?♡ 気持ちーよ……♡ こーくんの手、気持ちくて、おまんことろとろに濡れちゃう……♡」

くすくす笑いながら、菜々果が唇を重ねる。
舌で俺の唇を割って舌を見つけると、ぐるぐると円を描くように舐め回してきた。
雨音の中、ねちゃねちゃぬちょぬちょと、別の粘液質の音が響く。

俺は菜々果の言葉を確かめようと、そっと制服のスカートの中に手を伸ばす。
むっちり柔らかい太ももに手を挟まれるなどの悪戯をされた後、手と指はその向こうのパンツに辿り着いた。
菜々果のパンツは、水糊のような愛液がじゅわぁ……っと布地から染み出し、ほんの少し触れただけで、指との間に何本も糸を引く。

「え、ちょ、濡れすぎじゃない?」
「だってお昼休みに、彼氏の濃い精液あんなに飲まされたんだよ? 今の今までずっと、ずーっと、どんだけあたしが我慢したと思ってんの♡」
「だからこんなに濡れてる? ねちゃねちゃだ……」
「あ、やっ♡ やだ♡ パンツの上から、クリトリス♡ 指でカリカリしちゃやだ♡」
「だめ?」
「……直に触って♡ クリトリスこしこし擦って……♡ こーくんの指、おまんこの中に入れて……♡」

そんなことを甘い声でおねだりされては、しないわけにはいかない。
俺はスカートをめくり上げて菜々果の下半身を露出させると、パンツを横にずらして、とっくに物欲しそうにぱっくりと口を開けた膣口の中に中指を入れ、親指でそっとクリトリスを撫で擦る。

「うあっ!?♡ やっ♡ んにゃっ♡ それだめ♡ それっ♡ こーくんそれだめ♡」
「声すっご……。気持ちいいんだ」
「うんっ♡ 気持ち♡ 気持ちーよ♡ んううぅっっ♡♡ クリ撫でながらGスポ指でトントンしちゃだめ♡ あ゛ー……♡ ぐぐって押し上げるのもだめえぇ……♡♡」
「菜々果、可愛い」
「ちゅぷ♡ ちゅっ♡ こーくん、こーくぅん……♡」
「……見たい」
「え?」

俺はそう言って、菜々果の足を広げると、身を屈めてその間に入る。
ずらしたパンツの向こう、小陰唇を、両手の親指を使って左右に広げる。くぱぁ……っと開いた膣口が目の前にあった。
ねっとりと濃い愛液に塗れ、あちこちに糸を引いている。
菜々果の呼吸と一緒に、膣口がぱくぱくと開いたり閉じたりしている。
その度に、愛液に塗れた膣口は、ねぢゃ……っ、ねちょ……っと、いやらしい粘液質の音を聞かせてくれた。

そんな彼女の膣に、俺は躊躇いもなく顔を近づける。
そして、溢れる蜜を味わおうと、舌を伸ばした。

「やっ……!? ちょ、ちょっとこーくん、汗、汗かいたから、臭いから、だめ……!」
「臭くなんかないよ。甘い……、甘いにおい、する」
「こーくんっ……!」

嫌がる菜々果だったが、足を閉じたり俺を押し退けようとはしなかった。

「ねりゅ……っ」
「んひっ……♡♡」

俺は菜々果の太く柔らかい太ももを抱えて引き寄せると、舌を尖らせ、愛液溢れる膣口にゆっくり挿入した。
粘っこい愛液をかき分けながら、舌で菜々果の粘膜を撫で擦る。
俺のペニスを何度も受け入れ、精液を放った膣肉を味わう。

同時に、鼻先にクリトリスが当たった。俺はそのまま、鼻でクリトリスを押し込むように撫でる。
菜々果は高い声で、小さく悲鳴のように喘いだ。

「ひっ♡ あひっ♡ それっ♡ それぇっ♡ やっ♡ やだっ♡ あっ♡」
「ねりゅ……、ぢゅっ。ちゅっ」
「おまんこキス、ヤバ……っ♡ こーくんが、こーくんがあたしのおまんこに、キス、してる♡ おまんこ舐めてる……ああぁっ♡♡」
「ねりゅぅっ……、ねりゅ。れるれるれる……。……ほら菜々果、こっち見て」
「あ、あっ♡ こーくんがあたし見てる♡ こーくんの目、こーくん……♡」
「菜々果がフェラしてくれてる時、俺もそんな風に幸せなんだ」
「んっ♡ うん♡ 幸せぇ……♡ こーくんにおまんこ舐められて、いっぱい愛してもらって、幸せぇ……っ♡♡」

菜々果が手を伸ばし、俺の頭を自分の方へと引き寄せる。
俺の顔が股間に埋まり、愛液がねっとりと顔に付く。俺は舌をさらに奥へと挿入し、鼻でクリトリスを舌から上へと弾く。

「れるれるれるれる……。ぢゅっ。ぢゅるるっ。ぢゅっ。ちゅっ」
「んにゃっ♡ ふにゃ……っ♡ あ、あっ♡ ごめっ♡ ごめんっ♡ イきそう♡ おまんこ愛してもらってイきそうっ……♡♡」
「……だめ。イくなら、一緒にイこう」

と、俺は立ち上がって、愛液塗れの舌で菜々果とキスをする。
嬉しそうに鼻を鳴らして舌を絡める菜々果の乳首を、俺は指でカリカリと優しく引っ掻いてやった。

「ね、ねえ、こーくん、ベンチ座って……♡ 今度はあたしが、いっぱいしたげる……♡」

菜々果の大きい乳輪と乳首を舌で舐め、キスすると、俺は素直に従ってベンチに腰掛ける。
我慢汁塗れになった亀頭に、菜々果はスカートをめくり上げて、お尻を近づける。

「このまま、背面座位……♡ あたしがテーブルに手をついて動くから、こーくんはスカート下がらないように押さえてて♡」
「わかった」
「んしょ……っと♡」

菜々果が言った通り、彼女はテーブルに手をついて、お尻を突き出してくる。
俺はお尻を両手で持つと、一緒にスカートもそこで押さえた。

下着をずらしたままの菜々果が、ねとぉ……っと愛液を床に垂らしながら、膣を亀頭にくっつける。
すると、お互いに粘液塗れだった性器は、その粘液のせいでぬるっと滑ってしまい、上手く挿入出来なかった。

「あはは♡ もうやだ~、ちんぽもおまんこもぬるぬるすぎて、入んないの♡」
「はは……。……ってか、あの、コンドーム……」
「使うわけないじゃん♡ てか持ってきてないし♡」
「ですよねー……」
「なぁに? 使った方がいい?」
「いや、違くて。その、一応聞いておこうと思っただけで」
「ん~……、じゃあもうさ、ここで決めておこうか。改めて」
「決める?」
「そ。……もうあたし達の間で、コンドームは使っちゃだめ。見かけたら即ゴミ箱。買ったら会議するからね」
「か、会議」
「あたしが赤ちゃん孕むまで、コンドームは禁句でーす♡」

菜々果がペニスに手を添えて、ゆっくりと腰を下ろす。
すると今度は滑っていたはずの粘液が、最高の潤滑油となって、ペニスを膣の最奥まで簡単に導いてくれた。

ぬ゛るんっっ♥

予想外の勢いだったのか、多少の勢いをつけた菜々果の大きなお尻は、一気に俺の股間に押し付けられ、亀頭の先端が、ぐいぃっと子宮を押し上げた。

「んいいいぃぃっっっ!?♡♡♡」

ぷしっ♥ ぷしゃああぁっ♥ ぴゅるるっ♥

菜々果の背筋がぴんっと伸び、反り返り、股間から大量に潮吹きする。
潮は、びちゃっ、びちゃちゃっと、雨音よりも大きな音を立てて、東屋の床に水の染みを作った。

俺は盛大にイってしまった菜々果の子宮を亀頭でぐりぐり押し上げつつ、柔らかいお尻をぎゅうっと揉む。
すると菜々果の膣肉は、嬉しそうにペニスを締め付け、絡みつく。

「いうっ♡♡ いっ♡ あっ♡ こ、こーくん♡ だめ♡ 子宮に、ぶちゅうぅってディープキスだめ♡ あ、あっ♡ にゃ♡ ふにゃあぁっ♡♡」
「しょうがないよ。だって、お互い粘液出しまくって、もう入っちゃったんだし」
「あ゛っっ♡♡ それ、それだめえぇ……♡ 子宮口が亀頭の先っちょ、ちゅうちゅう吸い付いちゃってる……♡♡ 孕みたがりの子宮が、大好き彼氏のちんぽに好き好きしちゃってるからあぁ……♡♡」
「うわ……、菜々果可愛い……。だめだめ言いながら、俺の動きに合わせてお尻を擦り付けてくるし、自分でおっぱい弄ってる……」
「だって、だってぇ……♡」
「菜々果……ほんとに可愛い」

ぬっぷ♥ ぬっぷ♥ ぬっぷ♥ ぬっぷ♥ ぬっぷ♥ ぬっぷ♥

菜々果のお尻を持ち上げては引き寄せる、そんな上下運動を繰り返す。
雨の音に混じって、ぱちゅんっぱちゅんっとお尻と股間が当たる音が響き、丸見えの結合部は二人の粘液が泡立って白く濁っている。
愛液はみっちり詰まったペニスに押し出され、きゅうぅっと締まった膣口のせいで、ペニスの根本に溜まっていく。

「あっ♡ あっあっ♡ 気持ちいい♡ 気持ちいいよこーくん♡ おっきいの、みちみちおまんこ広げ……てっ♡ にゅぽにゅぽ、おまんこ全部擦ってる♡ んにゃっ♡ にゃあぁっ♡ あっ♡ やあぁっ♡」
「うん、俺も気持ちいい。菜々果のおまんこ、襞がいっぱいで、カリ首ぞりぞり擦ってくる……! ああ、すっご……!」
「えへ、えへへっ♡ 好き好き同士で、身体の相性いいとか、最高だね♡ あ、ああああぁっ……♡♡ そこヤバっ……♡ 気持ちいいとこ当たってる♡ そこだめ♡ そこ当たるのだめぇっ♡♡」
「Gスポットの裏側のとこ……、ここ? ここか?」
「そこぉっ♡♡ ぶ厚いエラ抉って……あ゛っ♡ んあ゛っっ♡♡ あ゛うっっ♡♡」

ぬ゛るぅ~……♥

「うあっ♡ あっ♡ 抜けっ、抜けてくのすごい♡♡」

ずぷううぅ~……♥

「あ゛ー……っ♡♡ 入っ、入ってくるの、お゛っっ……♡♡ あ゛ひっ♡♡ や、やだ♡ 恥ずかしい声出ちゃう♡ うあ゛♡ あ゛っ♡ あ゛ああぁぁっ♡♡」

雨の中、俺の息づかいと、菜々果の激しい喘ぎ声が響く。
しかし響いているのは、この東屋の中だけ。一歩でもその外に出れば、音は全て土砂降りの音にかき消されてしまう。

こんな場所で、彼女と生ハメを楽しんでいる。
戸惑ったのは最初だけで、今はもう当然のことのように受け入れている。
俺は以前にも、こんな風に外で菜々果とセックスをしたことがあったのだろう。だからこうして、すんなりと彼女を抱いていられる。
いつでも、どこでも、暇さえあれば菜々果を抱いていた。
きっと、赤ちゃんを、作るため。

「う……っ」

急に頭に浮かぶ、ブロックノイズの映像。
軽い頭痛。
目の前に、快感にとろけた菜々果の顔があって、背景が目まぐるしく変わっていく。
俺の部屋で、菜々果の部屋で、学校の和室で、ラブホテルで、夕暮れの教室で、薄暗い公園で───

『お願いこーくん♡ 孕ませて♡』
「お願いこーくん♡ 孕め、って♡ 菜々果孕めって言って♡」

頭の中の菜々果の声と、目の前の菜々果の声が重なる。
重なって、急に現実に引き戻される。

「こーくんに命令されながら射精されたい♡ お願い、あたしイっちゃうから♡ ねえお願い♡ 孕めって言って♡ 妊娠しろって言ってぇ♡♡」
「う、あっ……! な、菜々果、孕め……! 孕めっ……!」
「あああぁ……っ♡♡」
「俺も、俺も出る! 出すっ……! 孕め、妊娠しろ、菜々果っ……!」
「こーくぅん……♡ 孕みたい♡ こーくんの赤ちゃん妊娠したいぃ♡♡」

ぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽ♥

お互い激しく腰を打ち付け、絶頂に向かって走り出す。
俺の精液が睾丸から溢れ、まるで固形のようなそれが、ぎゅるぎゅると尿道を押し広げて上がってきた。

菜々果は俺の腰の震えを感じて、柔らかなお尻を思いきり、たわむほどに俺の股間に押し付けると、ぐりんっぐりんっと大きくグラインドさせた。
子宮口にディープキスした亀頭、それを支点として、膣内でぐじゅぐじゅと竿が愛液を撹拌する。

「で、出るっ……! 菜々果を孕ませる精液、出るっ……!」
「出して♡ 出して出して♡ 赤ちゃん欲しい♡ こーくんの赤ちゃん産みたい♡ あたしだけ♡ こーくんの赤ちゃんは、あたしだけが産むの♡ こーくんがいい♡ あたしこーくんがいいの♡ こーくんじゃなきゃ、やだぁ♡」
「菜々果……っ」
「あ゛ああああああぁぁぁっっ♡♡ 好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きいいいいいいぃぃっっ♡♡」

ぼびゅるっ♥ ごびゅるっ♥ びゅーーーーーっ♥ びゅーーーーーっ♥ びゅーーーーーっ♥ びゅるるるるるるるるるるるっ♥ どぷっ♥ ごぷぷっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるっ♥

「んに゛ゃああああぁぁぁっっっ♡♡♡ 熱っつ♡♡ 熱い♡ 精液熱い♡ あ゛ああああぁぁ♡♡ いっぱい出てるいっぱい出てるの♡♡ 重いぃぃ……っ♡♡ 重っったい精液、ごぽごぽ溜まってるのっっ……♡♡ あっっ♡ ちんぽまたおっきくなった♡ おっきくなったあぁぁぁ♡♡♡」
「ああああぁぁっ……! 孕め菜々果、孕めっ……!」
「孕む♡ 孕むよこーくん♡ 孕んじゃう♡ 孕んじゃうからああぁっ♡♡」

譫言のように、孕め孕めと言う俺。
それに、嬉しそうに応じる菜々果。

ペニスは子宮口を突き上げたまま射精を始め、そのあまりの勢いに、精液は簡単に子宮口を突き抜け、直接子宮の中に溜まっていく。
吐き出された精液が全てお腹の中に溜まっていくせいか、菜々果はその重さを直に感じて、しきりに「重い重い」と口にする。
子宮に俺の精液の熱と重さを感じて、それだけで絶頂しているようだった。

びゅーーーーーっ♥ びゅるるーーーーーっ♥ どぷっ♥ どぷぷっ♥ びゅるるるるるるるるっ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるるっ♥

ぷしゃああぁぁっ♥ ぷしっ♥ ぴゅるっ♥

「あ゛ー……っ♡♡ んあ゛っ♡ 出た、あたしも……出たぁ♡ あ゛っ♡ 孕みながら、イっ、イクっっっ……♡♡♡」
「あー……、すっご。精液まだ出る……、出るっ……」

二人一緒に絶頂しながら、気持ち良く体液を吐き出す。
俺は前屈みになっている菜々果を、背中を預けさせるように抱き寄せ、両手で巨乳を優しく揉みながら、唇を重ねる。

うっとりと瞳をとろけさせながら、舌を絡めて余韻に浸る菜々果。
あまりの気持ち良さに、心も身体もとろとろになっているようだった。

「んん……♡ ちゅっ♡ ちゅ♡ れりゅぅ……♡ んあ、あうぅ……♡ ん、んあっ♡ 身体、震える♡ すご、すっごい、気持ち、かった~……♡」
「俺も、最高に、良かったー……」
「あはは……♡ 二人して、気持ち良すぎてくったりしちゃってんの♡ ウケる♡」
「は、はは……」
「でも……、孕めって言ってくれたの、嬉しかったよ。こーくん♡」

お礼とばかりに、何度も俺の唇を啄む。
そんな菜々果が愛おしくて、俺は尿道の精液を全て彼女のお腹に移し替えたいと、ゆるゆると腰を動かしていた。

と、その時だった。
不意に菜々果のスマホが鳴った。どうやら、OINEのメッセージのようだった。
菜々果は送り主を見て、「ぐえっ」と顔を歪ませる。

「お母さんからだ。ちょっと手伝って、だって」
「呼び出されちゃったか」
「うん。最近お母さん、人使いが荒くってさ~」
「はは……、”仲が良くなった証拠”だよ」
「えっ……?」
「え?」
「こーくん……、記憶が戻ったの?」
「記憶? いや……。……あれ? 俺、今なんて言った……?」

自分が自然に発した言葉に、俺は驚く。
仲が良くなった? どうして? どういう意味だ?

菜々果はそんな俺に、ふっと笑顔を向ける。

「……まだ記憶が戻るのは先かもだけど、だんだん思い出してきてるのかな」
「そ、そう……かな?」
「うん。きっとそうだよ。……ゆっくり、でも、早く思い出してね」
「ん……」

すると菜々果は、そっと俺の頬にキスをして身なりを整えると、東屋の外に出た。
いつの間にか、雨は小降りになっていた。

「菜々果」
「こーくんは雨が止んでから帰って! あたし、全速ダッシュで帰るから!」
「お、送ってくよ!」
「いいのいいの! それじゃね! また後でOINEするから!」

言って、雨の中を駆けていく菜々果。
なんとなくそれは、うざそうな顔をしながらも、お母さんの頼みとあらば即駆けつけると、そう言わんばかりの勢いだった。

東屋の中に残る俺は、自分の衣服を整えつつ、雨が止むのを待った。そこにあった、菜々果が残した空気感に浸りながら。
雨はすぐに止んだが、雲はまだ重たく空を覆っていたので、急いで帰ることにした。

途中、急に喉が渇いた。
雨が降っていたとはいえ季節は夏だ、外でセックスなんてすれば喉が渇くのも当たり前だ。菜々果にもらったジュースでは足りない。
ちょうど少し行った先にコンビニが見える。俺は早足に向かおうとすると、不意に目の前に人が立った。
気さくに俺に声をかける、その人。
それは、思いも寄らない人物だった───

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