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06: 処女か否か……それが問題だ(後)

俺の室には縁側がついていて、そこから羽城の眺望が思うぞんぶん楽しめる。陽の落ちた後は星見に最適な場所へと様変わりし、高欄から天空を望めば星々に抱かれているような錯覚さえした。
続き部屋のここもまた、西側には同じ景色が広がっているんだろう。が、あいにくと壁で遮られており外を窺うことは出来ない。廊下側もまた壁で、俺の室との間にある襖を閉じれば、部屋は完全な密室となる。
今日は月の輝く夜だった。窓さえあれば目映い月光が射し込むんだろうが、残念ながらそれは叶わない。室の明かりはわずかに行燈が四基。その暖かみのある煌きが――

燐火の健康的な丸尻を妖しく妖しく照らしていた。

「へえ、パンツ穿いてないんだ」

燐火の装いはかなりエッチだった。質の良い仕立てではあるが、水屋着とか況してや振袖のようにちゃんとはしておらず、エロ和装とでも言えばいいのか、男を誘うようにところどころ開
はだ
けている。肩とか脇とか横乳とかが丸見えだったり、裾が超ミニと言っていいほど短く太ももが剥き出しだったり。そのうえで下着を穿いてないというのは、中々に挑発的だ。

「ん……。これが正装なんだから、しょうがないでしょ……」

マンぐり返しをし、露わになったマンコとケツを俺に差し出した燐火は、恥ずかしげに視線を逸らした。しかし、俺がどうするのか気になるんだろう、こっちをチラチラ見てきてもいる。

「ふーん?」

正装ってなんだ? と頭の片隅で考えながら、俺はその実、剥き出しになった燐火の股間とお尻に夢中になっていた。

いい形してるなあ……。
卑猥なほどむっちりと肉が付き、丸く張り出したデカケツ。同時にキュッと引き締まってもおり、肉厚でありながら美しい弧を描いている。そこから生えた太もももむちっとしている一方で太い印象はなく、どちらかというと細身の燐火がこれほど肉感的な下半身を持っているのは純粋に驚きだった。

そしてその中央で息づく燐火のおまんこ。いやらしく盛り上がっていながら、恥毛は一切生えておらず、膣裂も線のように細い。
子どもみたいなスジが逆にエロいなー……。
美しい彩りと甘い匂いに誘われた虫のように、俺は可憐なスリットを、ゆっくりとなぞりあげた。

「んっ、やだ……、いきなり何するのよ……」
「いいから。動かない」

さすがにまだ濡れてはいないが、逆にそのすべっとした感触が心地いい。

「んっ、んぁっ、だからっ、なんで擦るのよっ……、処女かどうか確かめるだけのはずでしょ……」

文句を言いつつもしっかり膝裏を掴んで姿勢を保つ燐火。時折り尻をピクッと震わせる様がどこか淫猥だった。

「いきなりじゃあんまり開かなくて奥が見えづらいでしょ。こうやってほぐした方が確認しやすいの」
「ほ、本当に……?」
「うんうん」嘘だけど。
「な、なんでもいいからっ、んっ、早くしてよっ。こっちは恥ずかしいんだからっ」
「慌てない慌てない。……ところで参考までに聞くけど、オナニーの経験ってどれくらいあるの?」
「なっ!?」

口をパクパクさせ、ついで顔を赤くし怒り出そうとする燐火の機先を制する。

「いや、そういうのいいから」
「そういうのってなによ……」
「燐火ちゃんが処女ならセックスすることになるんだし、そうなったらその準備としてマンコに指をつっこんだり舐めたりするわけで。オナニー経験の有無を聞いたぐらいで怒られてちゃ話が進まないでしょ」
「で、でもっ……」
「でももしかしもかかしもなし。聞かれたことには素直に答える。さんハイ」
「……あ、あるわよ、もちろん。そんなにいっぱいってわけじゃないけど」

言いつつふいっと視線を外す燐火。
ふーむ……。強がってるだけで実際は無さそうな反応だな。あったとしてもなぞったことがあるくらい、か……。

「擦るよ」

中指をスリットに宛てがい、盛り上がったマン肉を人差し指と薬指で挟み込む。指で肉をサンドイッチにする、そんな這わせ方だ。そしてそのまま律動を開始する。

「や、やだっ、なによっ、これぇ……」
「ん、オナニー経験あるんでしょ?」
「あるけどっ、こんな変なのっ、したことなんてないわよっ……」
「んじゃ覚えて。これがちゃんとしたオナニーってやつだよ」
「へっ、変態っ……」

往復するたび熱を帯び、柔らかくなっていく燐火のマン肉。そして――
ちゅっ……、くちゅっ……。
幾度めかのそれで、指がぬめりをとらえる。

「濡れてきたね」
「し、知らない……」
「ん、判らない?」

体の変化をうやむやにしようとする燐火。が、ソレを逃す俺じゃない。
水音が大きく鳴るよう、愛液を指にため勢い良く擦る。
必然的に――
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ……。
牝の発情した音が辺りに響く。

「んぁっ、んっ、んっ……」
「気持ちいい?」
「別にっ、こんなのっ……、なんともないわよっ……」
「喘ぎ声、もれてるのに?」
「し、知らないっ、知らないったらっ!」

瞳の潤みは増し、頬も赤らみ始めたというのに頑なな……。
ま、これぐらいの方が責め甲斐あっていいけどな。

「うん。綻んできた」

指をずらすと、陰唇は薄っすら花開いていた。蜜を垂らし、密やかに男を誘っている。

「説明しなくていいからっ、んっ、は、早くっ……!」
「でも、もう少し濡らさないと」

俺はケツを引き寄せ、ちゅっと濡れマンコにくちづけた。そのまま舌を出し、スジをれろれろっと舐めあげる。

「ちょっ、ちょっと何するのよっ!」

抗議を無視し、さらにぺろぺろと舐めていく。すると舌に、愛液特有のピリッとした酸味が広がった。
まあ……、これも普通に人間の味だな。というとアレだが、要は発情した牝が垂れ流す蜜の味だ。

「そのままじっとしてて」

先に注意していたからか、クンニを始めても暴れずひたすら身を硬くしていた燐火に念のため声をかける。そして俺は、舌をツンと突き出し、膣内へとソレを挿し入れた。

「ひっ、な、なに……? んっ、んあっ……、アンタ、まさか……」

さすがに自分の体だけあって何をされてるのか判ったんだろう、肉襞を舌先で突くたび燐火が体を震わせ、快感とも恐懼ともつかない反応を見せる。

「気持ち良かったら好きに喘いでいいから」
「んっ、だ、誰がっ、んんっ……、ばかなことっ、言わないでよっ……」

そう言いつつも、燐火はしっかり感じてるようだ。牝汁を股間からどんどん溢れさせ、俺の口元を汚していく。

「れろっ、えろっ、ちゅっ、ちゅう!」
「んっ、そんなっ、中までっ、舌を挿れるなんてっ……。へっ、へんたいぃっ……!」
「じゅるっ、じゅるるるっ、ぢゅるるるるるるっ……! ちぅっ……」
「やっ、やめっ、やめてぇ……。そんなえっちぃ音たててっ……、吸いつかないでよぉ……」
「ちゅるるっ……。でも、ほら」口を離すと、粘性の高い愛液が陰部にジワッとたまり、今にも溢れそうになる。「吸わないと肛門とか腹に垂れ落ちるよコレ。あ、落ちた」
「ばかっ、ばかぁっ……!」

羞恥に耐えかねたように燐火は叫んだ。そして紅玉のような瞳に涙を浮かべながら、俺を睨みつけてくる。
ううむ。こうしてみるとけっこう可愛いな。律儀に膝裏を押さえながら怒るところが特に可愛い。
さらに気持ち良くしてやろうと、俺はマンコにかぶりつく。

「れろっ、えろっ、れろんっ、れろ」

陰唇を外から舐めたり、舌を膣内に沈めて襞をこすったり。鼻先を股間にくっつける勢いで燐火を責めていく。

「くぁっ、んっ、だ、めっ……、あんっ、あんっ、あっ! らめって、いってるのにぃ!」

怒っているようでいて、その実、語尾にハートマークがつくようなトーンで喘ぐ燐火。
そんな声を聞かされると俺にも火がついちゃうんだけどなー。などと考えつつ、ラビアを少しだけ開く。見えたのは桜の蕾のような綺麗なクリトリスだ。悪戯心も手伝って、俺は断ることなくそれに吸い付いた。

「んふうぅうっ!」

すると燐火は腰を跳ねさせ、同時に潮をピュッと噴いた。

「びっくりした」
「それはっ、んぁっ、こっひのっ、せりふよぉ……」

イッてはないんだろうが、性感がかなり高まってるだろう。燐火が、ハアハアと息をつきながらひときわ大きく体を震わせる。

「そろそろ気持ち良くなってきた?」

聞く意味はほとんどないんだけど、何となく『うん』って言わせたいんだよな。

「そんなわけっ、ないれしょっ……!」
「ふーん」

ろれつが回らなくなってきてるのに良く言うよ。
反抗的な燐火の態度に、獣欲が膨れ上がるのを感じながら、マンコに指を突っ込む。

「ふぁあぁあっ!」

ん、まだキツいな。一本がやっとって感じか。それでも濡れまくってるせいもあって力を入れるとずぶずぶ沈んでいく。

「早く素直になった方が身のためだよ」

奥に到達しないよう気をつけながら指をヌプッヌプッと前後させる。いちど噴いたことで緩くなったのか、突き込むたび、穴からプシュッ、プチュッと潮が溢れ出た。

「んあっ、あっ、しょうじきにっ、ひってるわよっ……!」
「あ、そ」

なら『うん』って言うまで責めるだけ。

「まっ、まってっ、あんっ、あん、あっ、もうっ、いいでしょ! はやくっ、みておひまいにひてよぉ!」
「後でね」

燐火のお願いを一言で切って捨て、指の動きを加速させる。

「ふっ、う……、ひぅっ、んんっ……」

口を必死に引き結ぶ燐火。耐えることに決めたらしい。
そういうのって逆効果なのになー。などと考えつつ、肉豆をつまみ上げる。

「ひぃぃいいぃぃんっ!?」

緩めて、さらにつまみ上げる。するとその直後、体をぶるぶるっと震わせ、燐火はまたも軽く潮を噴いた。

「イッた?」
「わ、わかんないわよぉ……」
「なるほど」
「ま、まって! まっへってば……! その……、ほんとにぃ……、わかんないのっ……!」

俺のそっけない返答に、また抓まれると思ったのか、燐火はようやく素直になった。

「な……なんかでそうっていうか、でたっていうか……、でもわかんなくて……。こんなの、はじめてだからぁ……」

小さい絶頂を繰り返してるような感じなのかもな。経験がないから本人にも判らない、と。

「でも気持ちいいかどうかは判るでしょ?」
「それは……」
「それは?」
「き、きもちいいわよ……、あんたのっ、せいでぇっ、イキそうっ? よぉ……。これで満足……?」
「うん。じゃあついでにイッておこうか」

始めた時とは違い、指を食むくらい開いたマン肉。愛液にもまみれ、触れるだけでにゅるっと滑ってしまう。そんな股間に中指を改めて宛てがい、最初と同じやり方で愛撫を再開する。

「んんんっ、このっ、うしょつきぃっ……」
「いや、素直になったらやめるとか言ってないし。それに、ちゃんとイカないと消化不良でしょ」

敏感な肉襞とモリマンへのダブル攻撃。股間を覆うような愛撫に、燐火がさらにとろけていく。

「あっ、ああっ、ふぁっ! ばかっ、ひんっ、ああっ、へんたいぃっ!」
「変態でけっこう」

往復範囲にクリトリスも含んでやろう。

「んふぅうぅっ! ひいっ、だめっ、そこっ、さわらないでぇっ!」
「そこって、ここ?」

確認の意味も込めて、硬くシコった豆を強くこすってやる。

「ばかばかっ! ばかばかばかばかぁっ!」

そう叫びつつ、燐火は体をビクビクッと震わせた。指を食む、陰唇の圧力もいっそう強くなる。

「そろそろかな?」
「わ、わかんにゃいっ! わかんにゃいってばぁっ!」

試しに指を挿し入れてみると、吐精を促すようにマン肉がキュウッと絡みついてきた。やっぱりイク寸前か。となれば――
クリトリスをさらに擦って絶頂に導いてやるのが常道だろう。そう思って行動に移したところ、燐火の強い拒絶に遭った。

「ふあっ、あっ、ら、らめっ、らめらめっ、そこはらめぇ!」

これまで続けてきたマンぐり返しを解除してまで俺の手から逃れようとする。

「暴れない。きっちりイカせてやろうとしてるんだから大人しくしとく」
「ちがっ、ひがうのっ!」
「違うってなにが」
「そこをっ、おしゃれるとっ、でひゃう、からぁっ……」

ピンと来た。
燐火のやつ、潮吹きをおしっこと勘違いしてやがるな?

「安心しろ、それ小便じゃないから」
「んぇっ!?」
「俺を信じて膝裏押さえてろ」

半信半疑の様子だったが、それでも命令口調で言ってやると、燐火は俺の指示に従った。

「あんっ、んっ、あっ、らめっ……、で、でひゃう……!」

片方で膣内を擦り、もう片方でクリトリスをしごいてやると、燐火はヨダレを垂らしながらそう宣言した。

「違う、イク! だ」
「イ、ク……?」
「そうだ」
「イク……、イク……!」

自分の言葉に操られるように、燐火は絶頂のきざはしを上り始めた。膣をキュウキュウと締め付け、俺の指にしゃぶりついてくる。

「よし、イケ!」

トドメとばかりに膣をズボズボッとほじくり、陰核をつまんでやると、燐火はものの見事に体を震わせた。

「イ……、クぅっ……!」

腰が跳ねると同時――
プシャアッ! と透明の水が、股間から勢い良く噴き出した。熱水を手に浴びつつ、さらに指を動かす。

「あっ――、ああっ――、あっ――!」

燐火が首を振り、それを止めさせようとする。もう十分イッてるとでも言いたいんだろう。

「まだイケるって」

もう一撃を加えてやると――

「――――――っ!  ――――――っ!!」

燐火はビクビクビクビクッと腰を震わせ、そしてまたピュピュッと潮を噴いた。

「ふー……」

一仕事終えたような気になりながら、イキまんこから指を抜く。

「あ……、ふぁっ……、はぁっ、はぁ、はぁっ、はぁ……」

荒い呼吸を繰り返す燐火。一瞬、ぼぅっとしていたが、すぐに状況が把握できたのか、キッと俺を睨んでくる。
うん、さすがにやり過ぎたかもしれん。

「あ、そうだ。処女かどうか確認しないとね」

約束半分、ご機嫌取り半分。そんな心持ちで股間に手を伸ばすと、ぺしっ、と燐火に叩き落とされた。

「いまはっ……、さわらないでっ……」
「でも」
「さわら……、ないでっ、って……」
「はい」

従うしかない。と思ったら――

「あたしが、ひらくから……、それで、いいでしょ……」

のろのろとマンぐり返しの姿勢に直ると、燐火は陰唇に細い指を掛けた。
無毛の、そして形の整った美しいおまんこ。さっき散々いじめたというのに、薄く開いてるだけで崩れなどは一切ない。

「いく……、わよ……」
「あ、少し待って」

行燈だけじゃ光量が足りなくて奥まで見えないような気がする。

「明かり、明かり」

何かなかったかなと思って、体をまさぐると胸ポケのあいぽんちゃんにたどり着いた。取り出してライトのアプリを起動させる。

「よし、いいよ」
「ほんと……、あんたっておとこはぁ……」

股間を白光で照らされた燐火は、全身を羞恥に染めつつ唸り声を上げた。しかしけっきょく諦めたのか、“ご開帳”を開始する。

「おお……」

露わになっていく燐火の膣内。透き通るような桜色の膣肉と、はにかむように綻んだ小陰唇が見えてくる。

「ん……」

それをさらに開いてようやく露わになるのが――

「ある……、ね」

膣口の奥に、薄ピンク色の膜。間違いない、処女膜だ。

「だから、いったでしょ……」

馬鹿馬鹿しい、そう言わんばかりのため息をつく燐火。

「そうだね」
「やくそく……はたしなさいよね……」

って話だったな、半ば忘れてたけど。

「疲れたでしょ? 明日に……」
「しない……。いますぐするの……」
「ええと、はい」

なんだこの気迫は……。

「あんなひどいめにあってまでしょうめいしたんだから……。ぜったい……してもらうんだから……」

燐火のその宣言によって、俺たちはこれからセックスをするハメに陥ったのだった……。

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