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13: 月下にて、初めての夜

ほっそりとして、それでいて柔らかい肉体。
微熱のようなぬくもりや、少し昂ぶった心臓の鼓動。
少女特有の甘い香りや、時折もらす吐息。
そういった月夜なるものが、触れ合った部位から引いては寄せる波のように伝わってくる。

あれから――俺たちは林の中でずっと抱き合っていた。
月夜が泣きやんで落ち着きを取り戻しても、日が落ちて辺りが暗くなっても、まだ抱き合っていた。
途中、裸ん坊になってしまった月夜がさすがに可哀想になり、羽織っていたジャケットを掛けてやったが、そのとき以外はずっとくっついたままだ。

「お兄様……ごめんなさい……。もう少しだけ……こうしていて、いいですか……?」
「いいよ」

月夜が安心したように俺の胸板に鼻先をこすりつけてくる。俺は華奢な体をきゅっと抱きしめ、時には頭を撫でてやってそれに応える。
何度――
何度このやり取りを繰り返しただろう?
それでも今日だけは、俺から切り上げるつもりはなかった。月夜のしたいようにさせてあげたかった。
さらにしばらくして、月夜は唐突に口を開いた。

「……お母様が」
「ん?」
「むかし……お母様が言っていました。お父様は『ウマそうな匂いがしたから拾ったんじゃ』って」
「ぶっ!」アレな話に思わず噴き出してしまう。「それってウマそうだったけど、食べなかったってことでいいんだよね!?」

俺の反応にくすくすと笑い、月夜が「はい」と頷く。

「『喰ろうても良かったんじゃが、あのたわけ、ぜんぜん抵抗せんから面白うのうなってやめたんじゃ』って」

月夜の声は少しばかりヤンチャだった。“お母様”の声真似なんだろうが……それにしては随分と子どもっぽい。

「『わしの判断に誤りなどないからの? 月夜たちも生まれてきたし大正解だったというわけじゃ! エヘンエヘン!』」
「……かなり変わ……いや面白いお母さんだね」
「はい。大好きでした」

宿に居なかったうえ、“でした”ってことは故人なんだろうな。
母を想ってか、月夜がスンと鼻をすする。

「そうしてお母様はわたしに“いいこと”を教えてくれたんです」
「いいこと?」
「『人間のオスは、匂いで選べ! ウマそうなやつが当たりじゃ!』って……」

おおう……。

「さすがはお母様です。それは本当でした。初めてお会いしたとき、お兄様からはとても“いい香り”がしましたから」
「いやー……俺はけっこうハズレだと思うよ?」

今日だけじゃなく、これまで月夜にしてきた悪行を思い出す。

「そんなことないです! お兄様はいつだって素敵でした。その……、エッチの時もとても優しくて、いっぱい気持ち良くしてくれて……」

……完全に美化されちゃってる。

「さっきだって……」

声を震わせ、月夜はまた少し泣いた。

「ですから、わたしは……そんなお兄様に、その……」

月夜は潤んだ瞳で俺を見上げた。初雪を思わせる真白の美貌をほんのり染め、意を決したように口を開く。

「お兄様に、わたしの初めてを、ンっ!? ん……ちゅむっ」

何か言いかけた月夜の口唇を奪う。
それから先を月夜に言わせるわけにはいかないからな。男であり、年長者である俺の役目だ。
キスを終えた俺は、なおも開こうとするその口に、人差し指を押し当てた。そのアクションに狐耳がへにょ、と垂れる。拒絶されたと思ったのかもしれない。違うって、その逆。

「月夜の初めてがほしい。いや、それだけじゃなく、月夜の全部を……俺にくれないか?」

俺の告白に月夜は驚き、そして涙を零しながら答えた。

「――はい」

地面にジャケットを敷き、裸の月夜を横たえる。
薄く盛り上がった乳房に、抱けば折れそうなほど細い腰つき。尻から太ももに掛けてのラインもまだ成熟してるとは言い難いが、しかしその幼く可憐な肢体が却って俺の男を煽る。

「……綺麗だ」

気づけば俺はポツリとそう呟いていた。
清澄な月光に照らされた月夜は余りに美しく、とてもこの世のものとは思えない。

「そんなこと……ないです」

月夜はまた狐耳をへにょと垂らした。尻尾を不安げに揺らしながら、身の置き所がないとばかりにその体をよじる。

「そうやって自分を過小評価しがちだけど、そんなこと全然あるからね? こんな可憐な美少女がさ、裸で横たわってるのに猛らない男なんていないから」
「きゃっ……!」

そそり勃ったペニスを握らせると、月夜の口から可愛い悲鳴が漏れた。
完全に屹立してしまった俺のイチモツ。月夜の前でこれだけ大きくしたのは初めてだ。

「先に謝っておくけど、今日はたぶん手加減できない。できれば優しくしてあげたいけど、自分をコントロールできる自信が全然ないんだ」
「……嬉しい、です」
「え?」

くちゅ……。
今度は逆に、月夜が自分の性器をちょん、と触らせる。その途端、指に絡みつく甘い蜜。
連日にわたって俺が丁寧に調教したその秘苑は、触れる前から愛液を滴らせていた。

「お兄様と抱き合っていた時に……こうなってしまいました……」

頬を染め、消え入りそうな声で月夜が告白してくる。
あまりの愛らしさにクラクラと目眩がした。早く抱きたい。

「準備できてるなら始めちゃうね……」
「あ、その……」

疼きに耐えかね指を動かそうとしたところで月夜から待ったが掛かった。

「ん?」
「“人”に……なりますね」
「……耳と尻尾を隠すってこと?」
「それもありますけど、その……」

月夜が言い淀む。
“種乞い狐”として俺の精を根こそぎ吸い取ってしまわないか心配なのだろう。それは尤もなんだが――

「あのさ、月夜たちって生まれて来た時はどの姿なんだろう? 人? それとも耳と尻尾あり? あるいは……さっきのあの姿、なのかな?」
「それは……、耳と尻尾の生えたこの姿、です……」

月夜が言うには、元は妖狐としてのあの姿が本性だったが、人間の男との交わりを契機に人獣として生を享けるようになったんだとか。人や巨躯の獣となるのを変身と言い、人獣に戻ることを顕現と呼ぶのはその為らしい。

「ならその姿のまましよう」

俺は覚悟を決め、そう宣言した。

「そんなっ……!? 無茶ですっ! それじゃお兄様がっ……!」

月夜の悲痛な叫びが胸に刺さる。
だけど悪い。俺としても引けないラインなんだ。

「俺は月夜を受け入れるって決めた。それは月夜がどんな姿であっても月夜として接すると同時に、月夜にもそのままの月夜であってほしいってことなんだ。月夜の本当が耳と尻尾の生えた今の姿なら、俺に遠慮せずそのままでいてほしい」

巨獣が真の姿であってもそれは同じこと。どうするかはさておき、月夜に本当の自分でいてほしいと願う気持ちに変わりはない。
俺の願いに対し、「でも」と月夜が困ったように言う。

「……それだけじゃ、ないんです」
「というと?」
「……お母様が言ってました。『本当に好いた男とは、力を制御できるようになるまで“人”になってやったほうが良いじゃろな。さもなくば精を吸い取る以前に臆して逃げられかねん』って」
「俺が月夜から逃げるわけないだろ。本性もちゃんと克服したし」
「ではなくて……。その……、と、とても……えっちになってしまうそうなんです、……わたしが」

俺は思わず噴き出した。

「月夜がえっちになっちゃったとこなら何度も見てるし、むしろそうなってくれたほうが俺は嬉しいんだけどな?」
「お、お兄様ぁ……!」

可愛く拗ねた月夜だったが、けっきょくは不安げに狐耳を伏せてしまった。尻尾も小さく揺れている。
俺の言うことを受け入れたいのと心配なのとで内心葛藤してるんだろう。
ま、そうだよな。でもだからこそここで不安を完全に払拭してやりたいんだ。

「俺を信じて任せてくれよ。それに狐耳と尻尾が生えた月夜かわいすぎて今すぐセックスしたくてたまらないんだ。な?」

わざと軽い口調で言ってやると、月夜は全身を真っ赤にしてそのまま固まった。なのに尻尾がもぞもぞ動いてるのが可愛らしい。

「お兄様が、そう……言ってくださるのなら……」
「素直でよろしい」

俺はディスカッション終了とばかりに、月夜に覆いかぶさった。口づけながら、無垢な秘所に指を宛がう。

さて、狐っ娘とのセックスは実際どれくらいヤバいのか。
燐火のときはノックアウト負けだったけど、あれはだいぶ消耗した後の話。気合いいれてけば何とかなる! はず!
まずは様子見とばかりに膣へと中指を侵入させる。

「ひっ!? ひぁっ、あっ……あっ……」

ん……意外に普通?
めちゃくちゃ締まって幼襞が絡みついて来るけど、それはいつものことだし……、とクニュクニュまさぐっていたら――不意に月夜が絶頂した。

「らめっ……らめぇっ! おにいしゃまっ! おにいしゃまぁっ……!」

全身をガクガク震わせ、膣からぴゅっぴゅと潮を噴射する月夜。
えぇっ!? 挿れただけなのに!?
本イキというよりは軽くイッたという感じだったが、それでも中指をただ奥まで挿れただけで絶頂するなんて俄には信じがたい。
などと驚いていると――

「お、にぃ……さまぁ……」

清純な月夜の口から漏れたとは思えない蠱惑的な響きに重ねて驚愕。しかも――

「動け……ない……。嘘、だろ……」

気づくと金縛りにあったかのように自由が利かなくなっていた。そして体を起こした月夜が、俺をジャケットへと丁寧に寝かせてその上へと伸し掛かってくる。
完全に立場が逆転――

「ど、どういうことだ!? 月夜が体を動かなくしたのか!?」
「おにぃ~さまぁ。い~っぱいごほうししますからぁ、月夜にぃ、ぴゅっぴゅくださぁ~い!」
「えぇっ!?」

見たことも聞いたこともない月夜があらわれた! コマンド?
てかこれあれか! さっき言ってた“とてもえっちな月夜”ってやつか! たしかに瞳がハートマーク乱舞状態で発情した牝のようになっちゃってる!
それを裏付けるように首筋にちゅっちゅ吸いつきながらシャツのボタンを外していく月夜。剥き出しになった男乳首に、母乳をねだる赤ちゃんのようにちゅうちゅう吸いついてくる。

「ちょ、ちょ、ちょっと待って! 月夜ほんとに待って!」
「おにいしゃまっ、おにいしゃまぁ! ちゅっ、れろ、ちゅぷ、れろれろっ、んっ、れろちゅっ、ちゅっちゅっちゅ……!」

いかーん! ぜんぜん聞いてない上にフェラ特訓で向上したちゅっちゅテクが遺憾なく発揮されてて気持ちいいー!
じゃなくて!
直前までの甘々な空気は何処いったの!? 月夜の初めてを甘ったる~い空気の中でしてあげるはずだったんじゃ!?
しかし全ては後の祭り。俺の目論見は完全に外れ、一方の月夜は乳首を舐めつつ器用にチンポを取り出し、ほっそりした子ども指でにゅるにゅるしごき上げてくる。

「あっ、くそっ、気持ちいいっ!」

こんなの嫌なのに、感じちゃう! ビクンビクン!

「んちゅっ、んれろっ……きもちひひぃんでふねっ? んっ……! んふふっ、もっと素直にぃっ、なってくださぁ~いっ!」

そこは会話拾うのね!?

「てことはこれも聞こえてるよね!? おい、月夜! 解放してくれってば!」
「ちゅ~っ! んちゅっ、ちゅっ、れろれろっ、っちゅ、んちゅっ、ちゅるるるるっ!」

クッソー! とか言ってるうちにっ、うあっ! さらに気持ち良くなってきたっ!
月夜の乳首舐めと手コキはやたらと巧かった。舐め、吸い、甘噛みし、その裏では尿道口と裏筋を中心に弱いところを的確に刺激してくる。いや確かにそう教えましたけれども!
さらにマズいのがただの奉仕より圧倒的に気持ちがいいというところ。まるで媚薬を塗り込められているような速度で快楽がたまっていく。

「で、出る……!」

オナニーを覚えたての中学生かと言わんばかりの早さで射精体勢に入る。あ、あ、あ、イ……!

「まだだめぇ……」
「ぎゃー!」

ぎゅうううっ、と絞り上げれ、射精を強制的にストップさせられる俺。

「い~っぱいためてぇ、月夜の子宮にぃぴゅっぴゅしてくれないとらめれすぅ!」

そう宣言した月夜は、めいっぱい膨らんだ亀頭を頬張り、何か呟くようにもごもごと小さな口を動かした。

「っぷぁっ! ……これでぇ、次のいっかいはぁ、月夜がいいって言わないとぉ、ぴゅっぴゅできなくなりましたぁ~!」
「なんてことしてくれちゃってるの!?」
「こんどはぁ……、んっ、月夜にもぉ、おねがいしますぅ……」

乳首とチンポが解放されて助かったと思ったら、今度は月夜が狐ロリまんこを俺の顔に乗せてきた。ドMロリコン歓喜の顔面騎上位ってやつか! 俺はそんな趣味ないんですけれども!?

「おにいしゃまっ、おにいしゃまっ、おにいしゃまぁ……!」

待ちきれないのか、舐めてもいないのに、幼膣を擦り付けるように腰を振りだす月夜。
クッソこの淫乱メス狐がー!

「ひんっ! きたぁっ、おにいしゃまの舌っ、おまんこ食べられちゃうっ!」

今の俺にできることはクンニだけ! 恥も外聞もないがっつきようで月夜のロリまんこを責め立てる! いやらしく開いた花弁を舐め、舌を固くして膣内をチュドチュド突き、頑張って舌を伸ばしてはクリトリスを刺激する!

「やっ、あっ、きもひいいっ、きもひいひぃ……!」

月夜の動きが衰え始め、俺の愛撫に身を委ねるようになってきた。興奮をあらわすように、もふもふの尻尾が俺の胸あたりでぶんぶん揺れている。
チャンスだ!

「ちゅっ、ちゅむうううぅっ! ちゅるっ! ちゅるるるるるるっ!」
「ひっ、ひやぁっ!?」

口元に押し付けられた花弁を思いっきり吸ってやる。すっかり花開いた膣とキスをする勢いだ。

「らめッ、らめぇッ! おにいしゃまのっすけべぇっ!」

どっちがだ! 剥き出しになったクリトリスまで押し付けてきておいて良く言うよ、このドスケベ娘!
しかしこの体勢はさらなるチャンスだ!

「ちゅっちぅっちゅっ! ちゅむっ、ちゅるるるるるるるっ、んれろ、……かりっ!」
「んひぃいぃっ!」

クリトリスを口に含んで散々吸いまくった挙句、最後に軽く噛んでやった!
痛いほど背をそらし、さらにはロリまんこから熱い淫液を滴らせる月夜! その様子に勝機を見出した俺は、クリ責めをワンセット追加した!

「ひぃっ! いくっ、おにいしゃまのあまがみっ、いくっ! いくっ! いっちゃうぅ~っ!」

幼い体をこれでもかと仰け反らせ、絶頂の咆哮を上げる月夜。
これで金縛りが解けてくれるといいんだが――と様子を見ていると、月夜は腰をカクカクさせながら狐ロリまんこを俺の口に突っ込んできた。な、何をする! と思うまもなく――
ぷしゃ! ぷしゃぁっ! ぷしゃぁあぁっ!

「んぷっ!? ひょっ! ひょら!」

股間から噴き出る熱水。味はほとんどしない……ということは――潮か!
って、それはいいんだっ、げふっ、ぶほぁっ! そんないっぱい出されると溺れてしまうっ! もがく俺をよそに、はしたなく腰を振り、月夜がさらに潮を滴らせる。

「はぁっ……うにゃぁっ……」

狐というより猫を思わせる恍惚としたその声とともに潮吹きはようやく終わりを見せた。俺の口から顔からびっしょびしょにして。……死ぬかと思ったぞ。

「月夜ー、そろそろ金縛りだけでも解いてくれないと怒るぞー」

けっきょく解けてなかったので、脅迫半分お願い半分言ってみる。

「んみゅ~……」

体を起こし、俺の顔を覗き込んだ月夜は、狐耳をぴょこぴょこさせた。
な、なんだ……? ひょっとして解いてもらった暁にはおしおきエッチしまくってやる! って思ってたのがバレたのか……?

「だめですぅ……そんなえっちな瞳でみつめられるとぉ、おにいしゃまのおちんひんっ、ほしくなってしまいますぅ……」

誰もそんな目で見てない!
が、暴走中の月夜にはそう見えるんだろう、チンポにしゃぶろうというのか体を逆向きにし、シックスナインの体勢で俺の上に寝そべってくる。

「おにいしゃまのおちんひん……、すっごくパンパンでくるひひょう……。い~っぱいなめなめしてあげまふね……」
「いやいや、掛けてる妖術を解除してくれたらいいだけだよ!? あとついでに金縛りも! ……あうっ!」
「んちゅっ、おにいしゃまはぁ、ここがだ~いすきぃっ、ちゅっちゅ!」

そう言って裏筋にキスの雨を降らせてくる月夜。さらには亀頭にかぶりつき尿道口にチロチロと舌を這わせてくる。手は破裂しそうな肉棒をにっちゅにっちゅ擦り、もう一方の手ではなんと甘々と玉揉みまでしてくる始末。いや確かにそう教えましたけれどもテイクツー!

「た、頼む月夜! 勘弁してくれ! これ以上、射精を我慢させられるとチンポが爆発してしまう!」
「ふみゅ?」

これでもかと振られていた狐尻尾をピンと逆立て、月夜が声だけ振り返る。

「おにいしゃまはぁ、妹の処女まんこにおちんちんつっこんでぇ、ぴゅっぴゅしたいんですかぁ?」
「うん、そう! 月夜のキツキツおまんこに種付けしたいな~!」

解放してくれさえすればそうじゃなくてもこの際いいんだが、狐耳をぴんぴん! と逆立てた月夜を見るに、うんと言わないと射精させてくれなさそうだ。

「うれしいぃ……! 月夜もっ、がまんできないれすぅ……、おにいしゃまにっ、処女まんこっ、つらぬかれたひぃっ……!」

膝立ちになった月夜は、急くようにチンポの上で対面騎乗位の姿勢を取った。亀頭をほんの少しだけ埋め、焦らすようにくにゅくにゅマン肉を擦りつけてくる。

「勘弁してくれ……爆発する……ほんとうに爆発してしまう……!」
「だいじょうぶれすかぁ……? いまっ、たしゅけてあげましゅからねっ……!」

よちよちと俺の頭を撫でる月夜。そして――
ずにゅうぅうぅうぅうぅっ――と。
幼い体にはまったく不釣り合いなほど膨れ上がったペニスを頑張って呑み込んでいく。

「んあっ……ぐっ、んっ、ふぅっ……!」

俺の上で小さな体を震わせ、月夜が破瓜の痛みに耐える。耳を、尻尾を、全身をめいっぱい強張らせているその様が、その激痛を表現しているかのようだ。

ああ――と俺は思った。

ドスケベ化した月夜には少し困ったが、けっきょくこれで良かったんだ、と。
“人獣”の姿であれば処女喪失の痛みも和らぐだろう。月夜の負担を少しは軽く出来はず。
直後。そう思ったことを俺はほんの少しだけ後悔した。なぜなら――

「やっ、やぁっ、やっ……! おにいしゃまとえっひなちゅっちゅ……らめっ……うれひすぎへっ……ひふっ……!」

処女膜をぷちゅっと破り、子宮口にたどり着いた瞬間、元からキュンキュン締め付けてきていた処女肉がキュウッ! と恐ろしいほどいっそう締まり、俺のチンポを激しくしごき上げてきたから。しかも妖術を解いてくれない月夜ちゃん。

「ちょっ月夜! 早く! 解除いそいで!」
「おにいしゃまっ! だいすきですっ! おにいしゃまぁっだいすきぃっ!」

愛の性交に大興奮状態の月夜には俺の叫びがまったく届かなかった。それどころか無数の襞が卑猥なほどいやらしく絡みつき、俺の吐精を促してくる。

「だから解除っ! 死ぬっ! 脳が焼き切れるっ!」

あーだめー逝くー! 腹上死するー!
泡を吹きかけていた俺に、ようやく月夜は“許可”をくれた。

「おにいしゃまっ! くらはひっ……こだねじるっ! 月夜をっ……はらましぇてぇっ!」

叫びながら子宮口を亀頭にくっつけ、さらにいやらしいキスをねだってくる月夜!
その余りのあさましさも相まって、俺のチンポはついに大爆発を起こした!

びゅ~~~~~~ッ! パンパンに膨らんだ亀頭から洪水のように白濁液が迸る。
さらにびゅ~~~~~~ッ! 出しても出しても勢いは衰えることなく、まるでおしっこのように月夜の幼い子宮へと流れこんでいく。

「あー、ヤバい、ヤバい、ヤバい!」

チンポから魂が抜けていきそうなほどの快感に俺は呻いた。月夜を思いやることもできず、チンポから齎される死と隣りあわせの快感をとにかく貪る。

「あー……きてりゅぅ……っ。おにいしゃまのあかちゃんじるぅ……、おなかぁ、いっぱいぃ……しあわしぇ……っ」

一方の月夜も、ロリボディをびくんびくん震わせアクメを貪っているようだ。

「はぁっ~~~~~~……」

と、先に快感から立ち直ったのは俺だった。気づけば金縛りも解け、体を動かすことができる。
やっとかー……。
ったく月夜めー! た~っぷり思い知らせてやるぞー!
と思ったが……。いざその状態に至るとそうするのもどこか躊躇われるな……。
結合部から広がる無上の悦びにお互い打ち震えている今の状態は月夜が言う通りどこか幸せで。精を吸い取られて干からびるのはおろか、気絶もけっきょくしなかったんだから、水に流してあげてもいいような気がする。だいたい嫌がる月夜を押し切ったのは俺なんだし。

と、その時だった。

尻からもふっと生え出た尻尾が、わさっわささっと大きく左右に揺れているのが見えた。それはまるで主人の愛撫を期待する犬のよう。
よし――これで勘弁してやるか。
体を起こし、対面座位の格好で月夜を抱きしめた俺は、魅惑のメトロノームをむんずと掴んだ。

「ふみゃぁっ!」

ギチギチッ! と月夜の膣が締まる。不意の締め付けに軽くイッてしまう。

「おにいしゃまのっ、おしるがぁ!」
「ん。いっぱい出してもらえて嬉しいだろう?」
「うれひっ、れすぅ! ……んちゅっ、ちゅっ、れろっ、ちゅむっちゅっちぅ……!」

首に手を回し、口づけてくる月夜。小ぶりなおっぱいが胸で潰れ、むにっむにと俺を刺激してくる。ソレに応えるように、俺は月夜の尻尾を撫でさすってやった。月夜の膣が歓喜にわななき、さらに俺を締め上げてくる。

「月夜の尻尾、すごい手触りいいな」

その触り心地はうっとりしてしまうほど気持ちが良かった。まず毛がやたら柔らかい。指を通せばすぅっと奥まで滑ってしまう。さらには厚み。狐だけあってサイズが大きいので、手をぜんぶ沈めることができる。結果として――なでなでなでなでなでなでなでなで、となってしまうわけだ。

「しょんなにしゃれたらっ! まひゃ、ひきまひゅっ!」
「おーい、そんなに締め付けてくると、また赤ちゃんミルク出ちゃうぞー?」
「くらしゃいっ……! おにいしゃまのあかちゃんみるくっ……! ほしぃっ……!」
「狐モードの月夜は本当にエッチだな。ま、そんなところも可愛いけど」
「~~~っ! まひゃいきゅっ! いきゅいきゅぅっ!」

などということを繰り返し、俺と月夜は獣のようなセックスを堪能しまくったのだった。
甘々な初体験どこいった……。

ちなみに。
己の行状をすべて覚えていた月夜は、正気に戻ったとき『死んでお詫びしますぅ!』とまで言い出した。
俺は全力でなだめすかし、狐耳を伏せ悲しげに尻尾を揺らす月夜の説得になんとか性交――じゃなくて成功。月夜の悲しみを癒やすために、今度こそ乙女チックな初夜を味あわせてやったのだった。

結果――俺と月夜は仲良く風邪を引くことになった。くしゅん。

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