巨乳キャラあつめました 巨乳のキャラクターが登場する漫画や小説を集めたサイト

21: 秋の夕暮れは、甘く切なく(後)

「燐火のおっぱいってすごいよな」
「な、なによそれぇ……」

俺に押し倒され、夕日に染まる高台で仰向けになった燐火。帯は緩められ、着物の前も中途半端にはだけている。布の隙間からおっぱいやおまんこがのぞき、それらは糖蜜色の光に照らされ卑猥に輝いていた。

(半脱ぎになった極上の女体……。めちゃくちゃそそられる……)

特筆すべきは襟口からのぞくボリュームたっぷりの乳房だ。若々しいハリを保ったそれは、重力に逆らいながら美しい円を描いている。

「だって燐火が身じろぎするたびにぷるんぷるん揺れるじゃん。ほんとスケベ。……んれろっ」
「ば、ばかぁ……。……んひゃっ、あっ、ばかっ、ばかぁ……!」

期待に膨らんだ乳首を舌でひとなで。そのまま口に含んでちゅむちゅむ吸うとそのたびにビクビクッと女体が跳ねる。

「ち、ちくびはいいからぁ……」

甘えるような声を出しながら太ももをこすり合わせる燐火。
ひょっとすると早くセックスしたいのかもしれない。

(あの甘ったるいキスでスイッチ入っちゃった、とか)

でも――

「こんなみずみずしいおっぱいが嬲られたそうに切なく張りつめてたら男として無視できないって。んれろっ、ちゅぷっ、ちゅむっちゅむっ……」
「んぁっ、ぁっ、あっ……!」
「きもちくない? ちゅっちゅっちゅっ、ちぅっ、ちゅっちゅっちゅっ」
「んひぃっ! あっ、んっ、いいっ! きもちっ、いいっ、けどぉ……!」

桜色に小さく広がった乳輪へと口唇を押しつけ、甘噛みするようにちぅちぅ吸う。
空いている方の乳首はおっぱいを揉みながら指の間に挟んで責めたてる。
その同時責めに、燐火は美しい女体を切なげに震わせた。

「いっかいイッておくか?」
「や、やだ。ひとりじゃやだぁ……」

まだ絶頂には程遠い。ただこのまま愛撫していけば達するところまで導いてやれるだろうと思っての提案だったのだが――

「了解。じゃあおまんこいくな」

潤んだ瞳で俺を見つめながら、燐火がコクリと頷く。

「で、でもあんまり見ないで……。恥ずかしい、から……」

着物のうえからでも判る腰の艶めかしいラインを手で楽しみながら、下半身に到達。女子高生のミニスカートか! というぐらいに短い裾からすらりと伸びた健康的な太ももを開かせおまんこの濡れ具合を確認する。

「うわ……。めちゃくちゃ濡れてる……。これ、ほとんどキスでこうなったんだよな? 膣穴がちんぽほしがってひくひくしてるぞ?」

膝裏に手を当て、まんぐり返しの姿勢を取らせる。すると夕日に照らされ蜂蜜色に輝いた愛液が、うぶな膣裂からとろとろと溢れ、燐火の可愛らしい肛門を濡らした。

「ばかっ、へんたいっ……。解説なんてっ、しなくていいのぉ……」
「男ってバカな生き物なの。……すっごく甘そうだからちょっと舐めるぞ?」
「えっ、やぁっ、だ、だめぇっ……!」

膝裏をさらに押し、尻を浮かせる。期待に花開いたおまんこ肉。それへと俺は吸いついた。

「ぢゅるっ、はぁっ……、じゅっ、じゅるるっ……、ぢゅっ、ちゅっ、れろれろっ、ぢゅっぢゅっ……」
「んひゅんっ! だ、めっ……、んひぃっ! ひっ、ぃんっ! みず、おとぉ……、わざとっ、でしょぉっ……!」

もちろん蜂蜜のような味はしなかったが、淫唇から溢れ出る愛液は男にとって甘露でしかない。

「んじゅっ、ずずっ、ちゅぶっ、んれろえろっ、ぢゅるっ、ぢゅるるっ……」
「はぁっ、んっ、イッ、あひぃっ……、こっ、しっ……、こしがっ、うごいちゃうぅっ……」

股間への刺激に、燐火の腰がカクカクッと跳ねる。
それだけではなく――
ふさっ、ふさっ。ふさっ、ふささっ。
顕現によってあらわになっている、豊かな毛並みの尻尾が左右に大きく揺れていた。

(そういや尻尾も性感帯みたいなことを月夜が言ってたな……)

おもむろに掴んでみると――

「んひゅぅぅぅっ!? ばかっ、ばかっ! ばかぁっ!」

腰を大きく跳ねさせた燐火は淫唇からピュピュッと熱水を吹いた。
軽くイッてしまったらしい。

「えーと、その……」
「なにがぁ……、やさしくするっ、よぉ……。しろうのっ、いじめっこぉ……」

ハァハァと肩で息をしつつ、顔を覆った腕の隙間から睨んでくる燐火。
ごもっともすぎて反論の余地なし、だった。

「スマン……。あそこまで効果バツグンとは……」
「しっぽはぁ、びんかんなのっ……。ふよういにぃ、さわらないでよっ……」
「だよな。月夜からもそういうこと言われたし、これからは気をつけるよ」
「べ、べつに、とつぜんじゃなきゃ、さわるぐらいっ、いいけどっ……」

どうやってご機嫌を取ろうか考えていたら、目をつむった燐火が「んっ……」と可愛く口唇を突き出してきた。
え?
これって、そういうことだよな?

「ちゅっ」

軽く口唇を重ねてみる。
すると燐火が足りないとばかりに「ちゅ」とし返してきた。

「も、もっと……。そしたらゆるしたげるから……」

もう機嫌が直ったのか、燐火の尻尾がぶんぶん振れる。

「んちゅっ、んちゅぅっ……れろっ、れろえろっ、んれりゅっ、んりゅっ、んんっ、んちゅぅっ……」

甘えてくる燐火めちゃくちゃ可愛いなと思いつつ、改めてねっとりとしたキスを交わす。
するとその途中、燐火が俺の首に腕を回してきた。

「んちゅっ、ちゅるっ、んちゅっちゅっ、ちゅっ、れりゅっ、んりゅっ、れろ、れろんっ」

もっといっぱいちゅーするまで離さないんだから、とでも言わんばかりの振る舞い。それはいいんだが、これだけ引き寄せられると全身がぴったりと密着しちゃうわけで……。
むにゅっ、むにゅにゅっ!
胸板で燐火のぷるぷるしたおっぱいが潰れ――
ぬちゅり、ぬちゅちゅ、にゅちっ……。
股間じゃ浴衣越しとはいえ性器がこすれ合う事態になっていた。

(ダメだ、もう挿れたい)

膝をつき、浴衣の前をはだけてペニスを取り出す。
ガチガチのガッチガチ。牝穴を犯したくて犯したくてしょうがないちんぽになっていた。
先汁を垂れ流す亀頭を、とろけ穴に押しつける。燐火に挿入するぞ、という合図を送ったのだ。

「やっひょひはぁ……」
「え、なに?」
「やっときたってぇ……、いったのぉ……」

キスをしながら燐火が何かを言ったので、口を離して確認すると、熱のこもった吐息とともにそんな言葉を耳に吹きかけられた。

「なんだよ、俺のちんぽそんなにほしかったのか?」
「あ……、あたりまえでしょ……。くずはねえとつくよが、あんたにだいてもらってるあいだ、あたしがどれだけがまんしてたと、おもっへるのよ……」

恨みのこもった、あだっぽい瞳。
燐火なのに燐火じゃないその視線にドギマギしながら抗弁する。

「我慢ってお前……。鈴で呼んでもぜんぜん来なかったじゃないか……」
「してほしかったけど……、ずっとずっと、がまん、してたの……。わかる、でしょ……」

糖度100%の甘ったるい言葉。
辛抱たまらなくなった俺は、火照った秘唇からあふれる愛液を肉棒に塗りつけ、挿入準備を整える。
ただ――

「そのままでいてくれる――ってことでいいんだよな?」

燐火の頭部に生えた狐耳。そして太もものあいだから見えるふっさりとした尻尾。
現在、燐火は種乞い狐としての本性を顕わにしている。
つまりそれは膣が男の種を根こそぎ搾りとる極上まんこになっているということ。
『とぼけないで! あたしたちに顕現しろって言ったことよ! アンタ死にたいの?』
かつて燐火がそう警告を寄越してきたほどに。

「あんたこそ、どうなのよ……。こわいなら、にんげんのすがたになっても――んっ」

言葉を遮るように、燐火の口を塞ぐ。

「ちゅっ、んちゅっ……ちゅ、ちぅ……」
「んぷぁっ……。俺はこのままがいい。本当の燐火とエッチしたい。なーに、月夜とだってできたんだ、だいじょうぶさ」
「あたしだって! あ、あたしだって……ほんとうは、ほんとのじぶんをあんたにだいてほしいって……おもってる……」

そう言いつつも、不安そうな燐火。
大切な誰かを失うことが怖い――
そういう思いが強いんだろうな。
ただ、だからこそその不安を払拭してやらないとと思う。

「それに俺だって男なわけで」

ぐちゅり――
と、男を待ちわびる淫口に亀頭を突きつける。

「好きな女の子を押し倒してるのに我慢しろってそりゃちょっと無理な相談だ」

瞳をまたたかせた燐火は、意味を呑み込んだのかカァッと顔を赤くした。そして恐る恐る太ももに腕を回し、その先にある花びらを指で小さく開いた。

「き、きなさいよ……。あんたのたね、いっぱいしぼりとってやるんだから……!」
「燐火の牝肉、たっぷりいじめてやる……!」

挑戦的な紅の瞳に応えて腰をゆっくりと押し出すと、窮屈と言っていいほどのうぶな膣肉を押し開く、得も言われぬ感触が亀頭に広がった。

(く、あっ……。気持ちいい……! で、でもこれなら……)

種を根こそぎ搾り取られるってほどじゃないかも。
そう思った瞬間、事情が変わった。

(あっ、ちょっ、な、これ、ヤバいっ!)

肉棒へとうねるように絡みついてくる牝粘膜。亀頭に至るまで隙間はただのひとつもなく、火照てりきった膣襞が捕食しようかという勢いでペニスをしごきあげてくる。あまりの快感に膣奥への侵入を中断し、じっと堪えるがそれでも腰が抜けそうになるほど気持ちいい。すがるように燐火の手を強く握る。が、きめ細やかな襞のあつまった極上の粘膜によるおしゃぶりは、容赦なく俺を射精へと追い立てていく。

「ちょ、燐火……、ごめんタンマ……」
「はぁっー……、はぁっー……、ふぇ……?」

ちょっと動けそうにないからしばらくこのままで待機――と言おうとしたら、燐火は燐火で目をとろんと垂らし、口も半開き、涙とよだれをこぼすというドスケベ顔になっていた。

「どうしたんだよ……、挿入だけでイキそうになってるのか……?」
「しょ、しょうがないれしょ……! おまんこ、んぁっ、びんかんになってりゅところにぃ……あんたのおちんちんいれりゃれたらぁっ……、こうにゃっちゃうにょぉ……!」

そっかそういえばたしか――

「顕現した状態だと、燐火もめちゃくちゃ気持ちよくなっちゃうんだっけ……」

なのにそのことはおくびにも出さず、俺の身ばかり案じてたのか……。
なんか愛おしさがこみ上げてくるな……。

「あらひのことはいいからぁ……、んっ、ぁっ……、おくまれ、いれへ……」

健気すぎる燐火に、胸がキュンとなる。
ここで応えられなきゃ男がすたるな。
俺は覚悟を決め、とろけきった牝まんこへの侵入を再開する。

「んっ、ふぁっ、あっ、ああっ、あうんっ、んんんんんんぅっ………!」

弓弦を爪弾くような燐火の嬌声に耳をくすぐられながら、肉厚の膣粘膜を一歩一歩つらぬいていく。が――

(あっ、もっ、これっ、搾りに……きてるっ……!)

無数の舌に舐めまくられてる感覚。亀頭も裏筋も竿も。気持ちのいいところをねっとりしつこく責められ感度が強制的に引き上げられていく。かと思ったら今度は牝肉がキュウキュウと窄まった。熱くうるみきったネチョネチョの肉に締めあげられる恐ろしいほどの快感。

(ヤバい、ヤバすぎるっ……!)

しかし、だ。
狐まんこが気持ちよすぎて即射精、根こそぎ搾りとられて腹上死――みたいな恐れていた事態には至っていない。ならこの極上の媚肉をじっくり賞味するぐらいの余裕を持ってもいいはずだ。種乞い狐という妖でしか味わえない粘膜をたっぷり楽しんだ後にその最奥に濃厚な種汁を吐き出す。燐火というツンとしてるところもあるけど、その内面では俺を深く愛してくれていた見目麗しい美少女に俺の子を孕んでもらう――それは男の本懐といえるだろう。
膣奥への挿入を続ける。肉棒にまとまりつく快感はこれまで通り、いやこれまで以上かもしれないが、俺にはそれを楽しむ覚悟ができていた。

「燐火の顕現まんこ、最高に気持ちいいぞ。ちんぽがとけそうで、こんなすごいの初めてだ」
「あらっ、あらひもっ、おちんぽしゅごすぎてっ、らめに、なるぅっ……!」

なんとか膣奥にペニスをねじ込むと、キュンと膣を締めてそれに応えてくる燐火。そしてしっとりと濡れた口唇からあざやかな桜色の舌を少し出し、何かをねだるように見つめてきた。

「ん……? どした……?」
「えと……、ちゅー……」
「ちゅーが……、なんだって……?」

そうとぼけると、燐火は猫のような瞳を軽くつり上げた。が、けっきょくは欲望に勝てなかったようで、上目遣いを俺に向けながら愛らしいおねだりを口にした。

「ちゅーしたい……。しろうとちゅーしたいよ……」

燐火とは思えないほどの素直さに、思わず噴き出してしまう。

「さっきからキスばっかりしてる気がするけど、そんな好きなのか? 初エッチのときはめちゃくちゃ嫌がってたのに」
「だ、だからそれは……。……さっきいったれしょ」
「本当に好きになった相手だけ、ってやつか」

むかし母狐と父親がキスしてるのをたまたま見かけ、自分もしたいと言ったところ、そう教えられたのだという。
――燐火は燐火の好きな相手を見つけるのじゃ。さすれば身の裡から震えるような仕合わせを知ることができるぞよ、と。

「で、どうだったんだ。俺とのキスで幸せな気分になれたのか」

そう問いかけると、燐火は見たことのないようなやさしい笑顔を浮かべ――

「うん」

と頷いた。
その笑顔に嬉しくなった俺は、また燐火を幸せにすべく口唇を重ねる。

「んちゅっ、ちゅっ、ちぅ……、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ……」

おたがいの口唇の感触を確かめ合うようなやさしいキス。
が――、それで満足できなくってくるのが牡の業の深いところであり。

「あっ、むっ、んむちゅっ、はぁっ……んんっ、んちゅぅ……。んれろっ、れりゅっ、れりゅるぅっ」

舌をとろとろにとかしあうようなキスに、麻薬じみた刺激が脳にドバドバと溢れ、何も考えられなくなっていく。

「あんむっ、んむっ、ちぅっ、ちゅる、んちゅぷっ……んちゅっ、んちゅっ、ちぅ……」

キスを重ねるごとに、燐火の口づかいも大胆になっていった。俺の責めに翻弄されながらもスキあらばちゅっちゅと吸い返してくる。求めても求めても満足できない、底なしの欲望に突き動かされるうち理性はどこかへ消え、口による交わりは獣じみたモノへと変貌していった。

「んれろっ、んちゅっ、ちゅぷっ、んっ……んれろっ、れりゅっ、んぁっ……ちゅきっ、ちゅきぃっ……!」

今なんて?
また口をもごつかせる燐火に確認しようとしたが、首と背中に腕を回され身動きが取れなくなる。

「んちゅぅっ、ちゅっ、はぷっ、あむぅっ、ぢゅっ、ぢゅちゅっ……ちゅひっ、らひちゅひっ!」

さらに大胆さを増す口の蠢きに圧倒されていると、それと連動して牝粘膜が牡棒をキュゥッ! と締めあげてきた。
うあ、これはヤバいかも……。
キスで思った以上に射精欲が高まっていたらしい。精嚢から白濁液がせり上がってくる感触を脳に覚えた。

「んれろっ、れろ、れりゅっれろっれろっ……ちゅ、ぢゅるっ、ひろうっ、ちゅひっ、らひひゅひぃっ……!」

そんな俺の事情はなんら斟酌することなく、口に吸いつき、そして顕現まんこでちんぽを搾りあげる燐火。ったくコイツは――と思って薄めを開けたところ、燐火の最高のドスケベ顔が目に飛び込んでいた。

(可愛い……! というのはおいといて……あれ? 燐火ももう限界?)

キスによる多幸感で燐火も高まってしまったらしく、表情がアクメ寸前というぐらいに歪んでいた。そしてそれを抑えることなく昇りつめるつもりらしい。

「ちゅひっ、ちゅひぃっ……、ちぅっ、れりゅるっ、んちゅっ、ちゅひぃ、ちゅひぃっ……!」

貪るようなキスを続けながら俺の首と背中に腕をまわす燐火。それも力いっぱいだ。そんな抱きついてきたらおっぱいが潰れすぎないか心配になるぐらいだが、それでも一分の隙間もつくりたくないと言わんばかりの密着度。

(あ、ダメだ……!)

我慢の一線を超えた。
ぜったいに射精してしまうというあの感覚。
男がこうなったらもうどれだけ動くのをやめようが、違うことを考えペニスを鎮めようとしようが、白濁液を吐きつくすまで止まることはできない。

(もうこうなったら子宮口をぷちゅぷちゅしてやる)

極限まで発情した、若々しい牝の肉体。それに俺からも抱きつき、女壺をリズムよく突き上げる。
ぷちゅんっ! くちゅんっ! ぷちゅんっ! くちゅんっ!
亀頭に広がる、子宮口を叩く独特の感触。燐火を征服してるという達成感に身を焼かれながら、絶頂の予感を漂わせる牝肉の味を堪能する。

「んあっ、はっ、あッ! あっ、あんッ! おきゅっ、こちゅこちゅきてりゅっ……!」

股間と股間をべたりとくっつけるたび、燐火が発情しきった牝の鳴き声をあげる。
それを聞くたび、牡の本能がブルブルと震え、射精欲が爆発的に膨らんでいく。

(もう少し粘りたかったけど……!)

本格的な抽送は今はじめたばかり。
もっと何回も往復して責め立てたかったけど、挿入状態で長々とキスを楽しんでいたせいでペニスに余裕がなかった。
それは燐火も同じようで、牝狐まんこが搾りとるような蠢きをさっきから繰り返してきている。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんっ!
燐火の膣に股間を叩きつける種付けプレスでラストスパートをかけた結果――

「あッ! ひッ、いぃっ! ああッ! イ、きゅッ、うっ、うぅっ――――――ッ!」

ぶるぶるっと震えながら全身で燐火が抱きついてくる。

(うあ、イキまんこ、すごい……!)

と思う間もなく俺も臨界点を超えてしまった。
男から種汁を搾りとることに特化した牝狐の媚肉。それが牡棒のありとあらゆるところをキュキュキュゥ! と締め上げた次の瞬間――少し緩んだのだ。圧が急になくなったことによって門を開放したダムのように白濁液が怒涛の勢いで流れ出ていく。
びゅるっ! びゅるるうっ! びゅーっ! びゅるるっ!
麻薬的な快感に意識が飛びそうになる俺。そんな本人の状況はお構いなしに燐火の膣肉が蠢きを繰り返す。子宮口が尿道口にちゅぷっと吸いつき、精液を吸引。竿に密着している牝粘膜は、ザーメンを先端へと送り出そうというのか、ポンプのような蠕動を繰り返した。

「あっ、ふっ、くぅっ……!」

魂を搾りとられていくような絶頂。
それでもなんとか魂はもちろんのこと意識も手放さずに済んだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっー……」

荒い息をつきながら体勢を立て直す。
耳元にかかる燐火の熱い吐息が、彼女もまたその最中なのだと教えてくれる。

「だいじょうぶ……だった? しんで……ないわよね?」

お互いの呼吸が落ち着いたころ、燐火がそう訊ねてきた。
生きてるよ――と言いかけてそれは芸がないなと思い返す。

「大丈夫どころか、顕現した燐火とできて天にも昇る心地だったぞ。あとおまんこめちゃくちゃ気持ちよかった」
「も、もう……! ほんとばかなんだから……」
「燐火こそどうったんだよ。そっちもけっこう負担あったんだろ?」

沈黙のあと、燐火はぎゅっと抱きついてきた。

「あ、ありがと。自分でもどうしようもなくなってたあたしの心をとぎほぐしてくれて……。すごくうれしかったわ。……その、交わるのも、初めてのときよりずっとずっと幸せで、……良かった、わよ」
「燐火……」

互いを見つめ合った俺たちは、どちらからともなく近づいていき――

「んちゅっ、ちゅっ、ちゅむん……」

今日なんどめになるか判らないキスを始めてしまった。

「んぁっ、あっ……、お、おちんちん……」

どうせ二回戦をするだろうと胎内に入れっぱなしだったソレが大きくなっていくのを膣肉で感じ取ったのだろう、燐火が恥ずかしげに報告してくる。
えっと、そうだな……。

「もっかい、いいよな? 燐火には俺の子を産んでもらわなきゃならないんだし」
「も、もちろんよ。あたしだけまだ二回だけなのよ? せ、責任とって、その、もっとしなさいよ!」

驚くほど素直に(?)気持ちをすり合わせることができた俺たち。
種付けを再開すべく、より深く性器を結合させた。
さて――
ここ数日ご無沙汰でたまってるザーメンを燐火の中に余さず注ぎ込んでやるか。
甘いキスを交わしながらたっぷりと子づくりに励む俺たちなのだった。

他の漫画を見る