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30: 焦らして、焦らして、焦らして(破)

めちゃくちゃ熱くてめちゃめちゃ狭い月夜の膣道。
その中を進むたび、尿道口や裏筋といった敏感な部位が肉襞に刺激され、甘い痺れのような快感がペニスを駆け抜ける。

「んぁっ、あっ、ふぁっ……! ふみゃっ、あっ、んみゃぁっ……!」

それは月夜にとっても同様で。剛直が発情しきった牝粘膜を擦り上げるたび、痩身を撓らせながら獣のような声を上げている。そして子宮口をこちゅん、と突き上げた瞬間――

「んうぅっ、あっ、ああっ、ふぁあぁあぁあぁんッ……!」

月夜はまた絶頂した。
背を痛々しいほど反らし、小ぶりなお尻を必死に掲げ、敷布団を強く握ってシーツを波打たせながら全身で快感を表現する。
さらには――

「あっ、くっ、うぅっ……!」

顕現まんこでもそれを表そうというのか、肉棒を愛おしげに扱き上げてきた。それと同時に子宮口でチュプヌププッと亀頭に吸いつき、子種汁を強制的に搾り取ろうとする。

「このっ、エロ妹ッ……!」

ぷにぷにの子宮口を亀頭で突き返してソレに応戦。

「そんなことされたりゃっ……! またイきゅっ、イきゅぅっ、おにいっ、しゃまぁ……! んぁっ、んんっ、イっ、きゅぅ……!」

ぶんぶんぶんッ、と尻尾を振りまくりながら月夜はまたしても絶頂に至った。
肉襞と子宮口がもたらす甘ったるい官能に目の前が眩んだが、股間に力を入れ、大きな波を何とかやりすごす。
そんな俺たちの痴態を目の当たりにし、葛葉さんと燐火がうっとりとした吐息を漏らした。

「月夜の耳と尻尾があんなに凝って……」
「どれだけスケベなのよ……、ふたりとも……」

ふたりの感想に、月夜の膣がキュッと締まる。なんだかんだ言って、姉の前で破廉恥な姿をさらすことの抵抗はまだ残っているようだ。

「なに言ってるんだよ、まだまだこれからだぞ。なあ、月夜?」

乳房を隠していた紐のような布を解き、いやらしく尖った乳首を露わにする。まだまだ発展途上と言わんばかりの控えめな隆起。俺はその中心を優しく摘み上げた。

「んっ、んんぅっ……! ち、ちくびっ……、きもちいっ、ひっ……!」
「ちっこいよなあ、乳首もおっぱいも。こんなんで赤ちゃん育てられるのかな?」

薄肉の感触を愉しみながら桜の蕾のような乳突起をしごいていると、ついそんな疑問が口をついた。

「ふぁっ、あっ、あんっ……! おちちおっきくなるようにっ、おにいしゃまもんれくらしゃいっ……! まいにちっ、いっぱひっ……!」

スケベなおねだりを口にする月夜。膣穴に挿れっぱなしのペニスがぴくんと反応し、蕩けきった柔肉を刺激する。パンパンに腫れ上がっているソレで子宮口をコツコツと小突きながら、ふさふさの耳に問いかけた。

「勃起ちんぽで赤ちゃん部屋の入り口にちゅっちゅしながらおっぱい揉み揉みすればいいのか?」
「んんっ、んあぁっ、そう、れしゅっ……! おにいしゃまのおやや、ちゃんとそだてられるようにっ、ふぁっ、あっ、おちちもんれくらしゃいっ……!」
「えっちになっちゃってまあ……。そんな舌っ足らずな声で甘えられたら男の種付け本能が燃え上がっちゃうじゃないか……!」

俺は小ぶりな乳房の感触を楽しみながら、本格的なセックスを開始した。腰を動かし、青筋の浮き上がった剛直で小さな牝穴を貫く。するとその度にずっちゅずっちゅといやらしい水音が室内に響き、無垢な股間から淫液が滴った。

「ふぁっ、ふあぁっ、ふあぁあぁんっ……!」
「どうだっ? 久しぶりの俺とのエッチはっ?」
「きもちいいっ、れしゅっ……! ふぁっ、あっ、あひゅんっ……! イッたばかりなのにおまんこせちゅなくてっ、からだきゅんきゅんしてっ、いっぱいしあわしぇっ……!」

尻尾をぶんぶん振り、歓喜を表現する月夜はどうにも愛らしすぎた。もっと満たしてやるべく、滾る剛棒でとろとろの牝まんこを責め立てる。

「はぁっ、あんっ、あんあんっ、あっ……! おにいしゃまのおちんちんっ、しゅごいっ……! ふぁっ、あふっ……! あちゅくて、かたくて、おまんこっ、とろけちゃいましゅっ……!」

ぬっちゅ、ぬっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅっ、ずちゅぅっ……!
細っこい腰を鷲掴み何度も貫いてやると、小さな体は敏感に反応した。淫窟から卑猥な水音を吐き出しながら、熱く潤んだ膣襞がペニスに擦り寄り、尿道口や亀頭冠といった敏感な部位を蕩かそうとしてくる。

「俺も気持ちいいぞっ。久しぶりの月夜まんこ、最高だっ……!」

キツキツとろとろの顕現まんこがもたらす快感と、小さな体でいっぱい感じる愛らしい姿に、射精の予感が迫ってくる。

「うれしいれしゅ……! んぁっ、んぅっ、んふぅっ……! いっぱいかんじてっ、たねちゅけしてぇ、おにいしゃまぁ……!」

小ぶりな尻をいっそう掲げ、俺の律動を助けようとする月夜。健気ながら女を感じさせるその仕草に、パンパンの肉棒がさらに反り返った。目の前も眩み始め、射精欲がさらに高ぶる。が、このままあっさりとイッてやるわけにはいかない。

「んおっ、んおおっ、おにいしゃまっ……! しょこっ、しょこしょこっ! んひっ、ひぃっ! しっぽのうらっ、でしゅっ……!」

反り返った肉竿で尻尾の裏あたりの膣襞をドチュドチュッと擦り上げてやると月夜が獣の鳴き声を上げた。清楚な少女に似つかわしくない下品な叫びに、ついつい意地悪してしまう。

「だからっ?」
「イッちゃいましゅっ! ふぁっ、あひゅっ、んっ、んぁっ! きもちよしゅぎてっ、おまんこイッちゃいましゅぅ!」

総毛立った尻尾も一突きごとにぶんぶん振れ、その快感の大きさを示してくる。

「ここ最近してやれてなかったからな。さっき言ったように今日はいっぱいイッていいんだ、遠慮するな」
「でもっ、れもぉっ……!」敷布団をキュッと握りしめた月夜が、うらめしそうに見つめてくる。「月夜ばかりイッてましゅ……! ふぁっ、あっ、ひぃんっ……! おにいしゃまにもイッてほしぃっ……! しょれにっ……、」
「それに……、どうしたんだ?」

俺の質問に、月夜は葛葉さんのお腹に目を向けた。

「月夜もほしいっ……、おにいしゃまのおややぁ……! こだねじるぴゅっぴゅしてぇ……、たねつけしてぇっ……!」

愛しい少女の淫らな哀願に、男性器がいっそう猛った。勢い任せに小さな牝穴をぐっちょぐっちょと犯しながら華奢な背に取りつく。そして一突きごとにぴくんぴくんと蠢く狐耳に囁いた。

「葛葉さんと燐火が見てるぞ、月夜がえっちなこと言ってるの。いいのか? そんなスケベな姿さらしちゃって」
「っ……! い、いいんれしゅっ……! はぁっ、んっ、んきゅっ、んきゅぅっ……! 夫婦
めおと
っ、だからぁっ……! んぁっ、はぁっ……、月夜はおにいしゃまだけのえっち妻だからぁっ……!」

自分の言葉にいっそう興奮したのか、月夜の小さいまんこがさらに締まる。俺も負けじと小ぶりな子宮口をこちゅこちゅと叩きながら、狐耳へと噛みつくように唇を寄せた。

「そうだったな。月夜はもう俺専用の種乞い狐だもんな? 3人は赤ちゃん産んでくれるんだよな?」
「産みましゅっ……。んぁっ、あっ、あんっ……。おにいしゃまが望むならっ、何人でもぉっ……!」

可憐な唇をキュッと噛んだ月夜は、小尻をいやらしく振って猛る肉棒をヌップヌップとしゃぶり立ててきた。甘すぎる痺れが股間に広がり、射精欲が極限に達する。

「出すぞ、月夜っ……!」
「んぁっ、あっ、あふぅっ……! わらひもっ、イきゅっ、イきゅっ……! おにいしゃまっ、いっしょにぃっ……!」
「あっ、くっ……、限界っ、だっ……! 俺の種で孕めっ、月夜ぉ……!」
「イきゅっ、イきゅっ……! あっ、あっ、ふぁあぁあぁあぁっ……!」

眼前で狐耳と尻尾が総毛立った。亀頭と子宮口を完全密着させながら、どろどろの子種汁を月夜の中に撃ち込む。
ビュッ、ビュルルッ、ドビュルルルッ……!
脳が溶けるような快感。気を手放しかけていると、向こう側から月夜の絶頂ボイスが聞こえてきた。

「んぁッ……あッ……あぁあッ……! あちゅいこだねじるッ……おにいしゃまのおしるッ……! すきっ、しゅきっ、だいしゅきぃっ……!」

その声に釣られ、ついついピンピンに強張った尻尾を鷲掴んでしまった。さらにはそれをグイグイと引っ張りながら射精ペニスを膣の最奥へとねじ込んでしまう。亀頭に快感が走り、またもやザーメンが迸る。

「あっ、あぁっ、んみゅあぁあぁあぁっ……!」

キュウキュウに締まった牝まんこに精液を注ぎ込みながら、俺は小さな背に倒れ込んだ。

「はぁっ、はぁっ……。めちゃくちゃ気持ちよかった……。月夜のおまんこ、だいぶこなれてきたな……」

葛葉さんや燐火はいざ知らず、月夜はまだまだ体が小さい。セックスする時もできるだけ慮ってるつもりだが、今回は手加減できなかったような気がする……。それだけ月夜の膣穴が、未熟ながら完成に近づいてきた、ということなんだろう。満足満足……、と思っていたら、涙とよだれでぐしょぐしょになった顔を、月夜は淫らに歪ませた。

「ちゅくよはぁ……、まんぞくしてませんっ……。おにいしゃまぁ……、おたねもっとくらしゃいねっ……?」
「へ……?」
「くすす……。いいれしゅよねぇ……? いくらでもイッていいっておにいしゃまがゆったんれすからぁ……。つくよが孕むまでぇ、いーっぱいぴゅっぴゅしてくれなきゃ、やーれしゅぅ……! ……はむっ」

受精への渇望で淫乱スイッチが入ったのか例の口調になった月夜は、俺の指をくわえ込み、熱く潤んだ口肉と舌でちゅぷちゅぽと舐り始めた。小さくてぷにぷにした柔舌による妙な性感が指先に広がる。

「ちょっと待て月夜……! いくら久々だからって、そんな連発をねだってきたら葛葉さんたち用の精液がなくなるだろ……!」

俺のひとことに鋭く反応するふたり。

「な、何よそれ、我慢しなさい史郎!」
「だ、旦那さま……、どうか私たちにも……!」

しかし当の月夜はお構いなしだ。

「らーめっ、れしゅぅ……! んれろっ、ちゅむっ、ちゅるりゅっ……! もっとっ、くらしゃぁいっ……! おにいしゃまのおちんぽっ! おにいしゃまのこだねじるぅっ……!」

指をしゃぶりながら、ぷにぷにの顕現まんこもうねらせ、精液を搾り取ろうとしてくる。

「ああもうこのえっち妹め!」

久々に現れた月夜の本性に覚悟を決めた俺は体を起こし、小ぶりな尻を掴んで前後運動を再開した。子宮を突き上げるように、とろとろになった膣奥をずんずんッと犯す。

「ひぁッ、ふぁッ、あっ、あぁっ……! ふくらんだおちんぽにこちゅこちゅされちぇるっ……! えっちぃよぉっ……!」

大人棒を突き込むたび、小さく細い体が歓喜にわななく。

「ストロークごとにイッてるのか? 月夜のスケべ」
「ふぁんっ、あっ、あぁっ……、らっておにいしゃまのっ、だんなしゃまのおちんぽらからぁっ……!」
「違うな。月夜の穴がスケベすぎるんだ。サイズ違いのちんぽをこんな一生懸命に咥えこんで……。この種乞い月夜め……!」

言葉で嬲りながら小尻を軽く叩いてやると、俺の幼妻は後目に蠱惑的な視線を向けてきた。

「種乞い、れしゅっ……。月夜は、おにいしゃまだけのっ、だんなしゃまだけの種乞い狐なのっ……!」

赫色の瞳に、ゾクッと来た。
細腰を引き寄せ、より股間を密着させながらペニスを突き込む。玉のような汗の浮かんだ華奢な背が、行燈の明かりによって淫靡に照らし出される。いやらしい影の踊る室内には肉の打擲音と舌っ足らずな嬌声が響き渡り、行為に耽る俺たちをふたりの姉は固唾を呑んで見守っていた。

「だいぶ余裕がなくなってきた……。また、イきそうだ……」

ぐちゃぐちゃになった俺は、ちっぱいをむにむにと揉み込み、乳突起をつねり上げながら小さな背にのしかかって月夜の可憐な口唇を奪った。腰をいっそう振りたて子宮口を犯す。

「れろ、んれろっ、んちゅぅっ……。んぢゅっ、ぢゅるっ、ぢゅれろっ……。んずっ、じゅれろっ、れろぉ……!」

ちっちゃい舌を俺に絡め返してくる月夜。膣肉も舐るように蠢き、ちゅぱちゅぷと男根を扱き上げてくる。
ぢゅぷっ、ぬぢゅっ、ぬぷっ! ずぷっ、ぬぽっ、にゅぷぷっ!
上も下もどろどろに溶け合い、未曾有の絶頂が迫る。

「んちゅっ、れろっ、んちゅっ……。れりゅっ、ぢゅれろっ、んんっ……! んれろっ、んれりゅっ、んれりゅれりゅれろぉっ……!」

限界がそこまで来たのか、月夜の舌使いが荒々しくなった。尻尾も、俺の腹に潰されながらユッサユッサと動いている。
短いストロークで膣奥を集中的に犯しながら、俺は月夜の耳に噛みついた。

「俺の子を孕め、月夜ッ……!」

その“命令”に、充血しきった牝粘膜が感極まる。

「ふぁっ! あっ! ふぁあぁあぁあぁんッ!」

びゅるっ、びゅるるっ! びゅるるるるるッ!

絶頂を伴った締めつけに、ペニスが暴発した。びゅびゅびゅっ、と焼けるような精液が鈴口から飛び出し、小さな膣をすぐさまいっぱいにする。

「おにいしゃまのおしるっ、いっぱいきてりゅっ……! もっと、もっとぉっ……!」

脱げかかった俺の浴衣を後ろ手に掴んだ月夜は、力の抜けた腰をへこへこと動かし俺のちんぽを扱いた。小さな背に覆いかぶさりながら小刻みな腰使いで応じ、精嚢に蓄えられた新鮮な孕ませ汁を小さな子宮へと余さず注ぎ込む。

「んんぅっ、んんんうぅっ……! おしるっ、いっぱいきてりゅぅ……! んふぅ……、んみゅぅ……、んぁっ……、んはぁっ……」
「はー……、はー……、はー……。気持ちよかったぞ、月夜……」

くぽっ……。
射精ちんぽを抜き取り汗まみれの体を解放してやると、月夜は気を失ったように布団へと倒れ込んだ。うつ伏せの小尻がぴくぴくと震え、その中心から白濁した汚液がこぽり、と溢れ出る。

「んぅっ……、らめぇ……、おにいしゃまのたいせつなややこじるぅ……」

震える体で仰向けになった月夜は、精液をこぼさないよう重心を後ろに取りつつM字に脚を開いた。溢れるほどの大量のザーメンが注がれた小さな膣を俺に見せつけるようにしながら、月夜は少女のソレと思えない蠱惑的な瞳をこっちに向けてきた。

「おにい……しゃまぁ……」

男を求める官能的なその姿に、ペニスが粘膜への渇望を思い出す。

「いやでも……、さすがに燐火と葛葉さんにもしてあげないと……」

俺が躊躇すると、思い出したように燐火が口を開いた。

「そ、そうよ! 史郎あんたいい加減にしなさいよ! 月夜も、ちょっとは遠慮なさい!」

が、燐火の声が聞こえていないかのように、月夜はその可憐な口唇を蠢かせる。

「おにいしゃま、おねがい……。ちゅくよ、かか様になりたい……。もういちどらけ……、おにいしゃまのぴゅっぴゅくらしゃい……。ちゅくよをかか様にしてぇ……!」
「月夜……」

ほとんど初めて目にする月夜の我儘に、そしてあまりに淫靡なおねだりに、ペニスが極限まで反り返ってしまった。

「燐火、葛葉さん……。すまん、月夜ともっかいだけしたい……」

俺の言葉に、葛葉さんはうなずき、燐火がため息を返してくる。

「あんな月夜はじめて見たわよ……。もう、しょうがないじゃない……」

ツンと明後日を向く燐火に、何だかんだ言ってイイヤツなんだよなー、と嬉しくなった。

「でもどうしたんだよ月夜……。何でそんな我儘言ってまで“かか様”になりたいんだ……?」

水をめいっぱい張ったコップのように、今にも子種汁が溢れそうになった膣裂にペニスを宛てがいながら問いかける。

「んんぅっ……。らって、ちゅくよは……、からだもおっぱいもおおきくないから……。おにいしゃまに褒めてもらうにはこれしか……。ぐす……」

葛葉さんや燐火に比べて小さなその体に対するコンプレックス。
それが月夜の中で解消されてなかったと知って動揺してしまう。

「俺がさっきおっぱいについて言ったこと気にしてるのか? あれは違って……」

いや、そうじゃない、と思い直す。
俺が姉ふたりと月夜に求めているものは違う。三姉妹の誰も比べてないし、そういう態度を示したこともない。理屈では月夜も判ってるはず……。だけど感情が納得しないんだろう。だったら俺がやるべきは――

「んみゃあぁあぁっ――!」

月夜にのしかかり、種付けプレスの格好でペニスを奥まで突き込むと、月夜はおとがいを突き上げ歓喜の鳴き声を上げた。

「月夜は俺の赤ちゃん産んでくれるんだよな?」
「う、産みましゅ……! いっぱい、いっぱい産みましゅ……!」
「3人は産んでくれるんだよな? こうやってセックスいっぱいしないとダメだし、産むの大変だけどがんばってくれるんだよな?」
「がんばりゅ……! つくよがんばりましゅ……!」
「そっか。ありがとな」

俺は月夜の頭を優しく撫でてやりながら言った。

「俺は月夜のことが大好きだからさ。大好きな月夜に赤ちゃん産んでもらえるってすげー幸せなことなんだ。だからありがとな。えらいぞ、月夜」
「おにい、しゃまっ……! おにいしゃまぁっ……!」

その一言でアクメに達してしまったのか、慈愛顔になった月夜は股間からぷしゅっと軽く潮を吹いた。そしてもう力の入らなくなった手足をがんばって動かし、だいしゅきホールドで俺にしがみついてくる。
その健気すぎるリアクションに胸が熱くなった。

「子種いっぱいの汁を注いで絶対に妊娠させてやるからな!」

葛葉さんや燐火の前だというのに恥ずかしいセリフを吐いた俺は、その勢いのまま種付けプレスを開始した。杭打ちの要領で俺のちんぽの形に広がった穴を責める。

「んぁあぁっ、あんっ、あんっ、あひゅんっ!」

嬉しさのにじみ出た月夜の泣き顔は本当に可愛らしかった。両耳を優しく撫でてやりながら赤らんだ頬を流れる涙をぺろぺろと舐めてやる。そうしてやるたび、月夜のまんこがきゅんきゅんと締り、俺に対する真っ直ぐな感情を伝えてきた。

「おにいさましゅきっ、だいしゅきぃっ……!」

可愛らしく口をすぼめ、キスをねだってくる月夜。もちろん俺に否やはない。

「んっ、ちゅっ、んれろっ、れりゅっ、れろえろっ……。ちゅぷっ、ぢゅるっ、んちゅむっ……」

唾液がこぼれるのも構わずぺろぺろとお互いの口唇を舐め、舌をいやらしく絡め合う。

「月夜、ちょっと激しくするぞ」

月夜の後頭部に枕を差し入れてやった俺は、その小さな体を抱きしめながら腰を振り立てた。

「んぁっ、あっ、あッ! おにいしゃまっ! んぁあっ、あんっ、んひゅんっ、ふぁっ、ふあぁっ、おにいしゃまぁっ!」

肉棒を突き込むたび、月夜の繊細な肉襞が絡みつき、裏筋やカリをちゅぷちゅぽと吸い立てる。抜こうとすると今度は子宮口ちかくの肉がキュウと狭まり、釣り針の逆鉤のような返しとなってくびれた感部をぬぽっかぽっと責め立ててきた。

「月夜のおまんこ、俺の気持ちいいとこ責めすぎだよ……。ちんぽ溶けそうになってきた……!」
「ちゅくよもおにいしゃまとのこづくり、きもちいいのっ。あたまのなかしびれてっ、おかしくにゃるぅっ」
「くっ、ぷにぷにのまんこっ、また締まるっ……!」

熱く潤みきったぬちゅぬちゅの媚肉。ヒクヒクと蠢くそれが独立した器官か何かのように締まり、子種を搾り取ろうとしてきた。

「はっ、ふぁっ! おにいしゃまっ! らしてっ、おややのおへやにっ、あついこだねじるっ! んぁっ、あっ、あぁっ! ぜんぶっ、ぜんぶらしてぇっ!」

亀頭がぷっくりと膨らみ射精が近くなったことを感知したのか、月夜がいやらしいおねだりを口にする。

「そんな蕩けた甘い声でささやかれると……!」

小さな体を抱きしめ、目の前にあった狐耳をはむはむと甘噛みしながらラストスパートをかけると、月夜が尻尾をパタパタと跳ねさせながら力強く抱きついてきた。

「あっ、ふぁんっ! ちゅくよもイきましゅっ! おみみかじかじされながらイきゅうっ!」
「月夜のまんこがちゅぷちゅぽ吸いついてきて……! あ、あ、あ、出る、出るっ……! 孕めっ、月夜っ……!」
「んぁっ! あぁっ! おくっ、おくにっ! ぜんぶらひてっ、おにいしゃまっ! ちゅくよをっ、かかさまにしてぇっ!」

ドクンッ! と肉棒が爆ぜる。
次の瞬間、目がチカチカし、ドクドクと蠕動を繰り返すペニス以外の感覚が遠のいていく。
これ……ヤバいんじゃ……。
とぷとぷと小さな子宮にどろどろの白濁液を注ぎ込みながら、月夜の小さな体に抱きつき遠のく意識を必死に保つ。

「んんっ――ッ!」

遅れて月夜が絶頂し、子宮口でザーメンを呑み干しながら肉襞をうねらせ種を根こそぎ搾り取っていった。
その全部を吸い出されていく感覚に、頭が痺れ、意識がさらに遠くなる。
あー……、マジでヤバい……。

「おにいしゃましゅきっ……、だいしゅきぃ……」

月夜の声も遠くなっていく。
ヤバい、ヤバい……。
と、次の瞬間――

「はーっ……、はぁーっ……」

目の前が急に明るくなった。血が全身に巡り、意識が明瞭になってくる。
助かった、か……。

「ふー、危ね……。意識とぶところだった……」

意識だけならまだしも命までそうなっていたら……、って考えるとちょっと怖い。
月夜は大丈夫だったか? と体を起こし声かけたところ返ってきたのは――

「………………………………」

無反応ってやつで……。

「え……、おい月夜! ちょ、葛葉さん、月夜が! 月夜の意識が……!」
「大丈夫ですよ」

息を殺しつつ俺たちを見守ってくれていた葛葉さんに声をかけると、あっさりとそう返された。

「いやでも月夜が息してな……いことないか……」
「すぅっ……、すぅっ……、すぅっ……」

ちゃんと確認してみると、月夜は口を小さく開け、すうすうと寝息を漏らしていた。

「疲労がピークに達して寝ちゃったのか……」

いや、それもけっこうヤバいような気はするが……。でも意識が飛ぶよりかはだいぶマシだろう……。

「はー……。疲れたな。俺もひと休憩するか……」

月夜をママにしてやるためとはいえ、ちょっとハリキリすぎてしまった。意識も飛びかけたし、ここはひとつお休みを……。

「って、そんなこと許されるわけないでしょ!」
「旦那さま? 私たちを忘れてもらっては困りますよ?」
「あ、やっぱり……?」

焦らすどころか忘却の彼方に飛ばす勢いで放置していたふたりが、四つん這いの格好で迫ってくる。

「あ、あたしたちも月夜みたいに、き、気持ちよくしてよ……」
「ここまで焦らした責任、とってくださいましね?」

俺と月夜の激しいセックスに中てられたのか、こちらへと向けられたふたつの肉丘の中心は、愛撫からだいぶ時間が空いたというのにじっとりと湿っていた。それどころか俺の視線によってかヒクつき、奥から新鮮な蜜を溢れさせて男のイチモツをねだってくる。

「しょうがないですね……」

4Pはさすがに無謀だったかも? とちょっぴり後悔しつつ――
俺は、濡れ濡れのふたつの秘苑にそれぞれ手を伸ばした。

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