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余話: おひい様の日――月夜(後)

仰向けになった俺の上で、月夜が股を開く。
とうぜん目が行くのはさっきの愛撫でいやらしく花開た幼膣だ。月夜はねばっこい蜜で濡れたそれを、天を衝かんばかりに屹立した俺のペニスへと擦りつける。

「ふぁ……っ、あ……っ、んぁ……んっ。い、いかがですか、おにいしゃまっ」

月夜としては、上になって俺を気持ちよくさせたいのだという。
なにも“おひい様の日”にそんなことをしなくても、と思ったのだが、ふだんは俺が責めて月夜をイカせるというスタイルのため、こういう形はたしかに珍しい。
でも何で急に――と思って聞いてみると、月夜は恥ずかしそうに教えてくれた。

『だ、だんなさまを気持ちよくしてさしあげるのは、かか様のやくめですから……』

月夜は妹として生きてきた時間が長いせいか、“かか様”として振る舞うことにけっこう執着する。
年長者の葛葉はそんなところを見せたことはないし、燐火も根がいい加減なためか気にするふうもない。でも月夜は違うのだろう。

(俺からすると充分に“かか様”やれてると思うんだがなあ……)

本人が気にするのなら好きにやらせてみよう――
という思わぬ流れで、俺は月夜のマン擦りを味わっていた。

「うん。気持ちいいぞ。姿勢がえっちなこともあって興奮する」
「いっぱいきもちよくなってほしいれす……。んっ、あっ、ふぁん……っ」

熱くとろけきった月夜のおまんこ肉。それをM字開脚というすけべな姿勢ですりすりされると勢い高ぶってしまう。

「ところで月夜、これまだ続くのか? そろそろ中に挿れたいんだが……」

俺がそう問いかけると、眉尻を下げ、だらしなく口を開けていた月夜は、「はっ」とつぶやき、顔を引き締めた。

「お、おにいしゃま……っ。つくよのおまんこあじわいたいれしゅか……?」
「え? あ、うん。そりゃもちろん」

嬉しそうに顔をにへら~とさせた月夜はまた顔を引き締め、

「な、ならおねだりしてほしいれしゅ……!」

と言い出した。

「おねだり?」
「そ、そうれす……! す、すなおにおねだりしないと、い、い、いれさせてあげませんよ……!」

弱気に脅してくる月夜に、思わず笑みがこぼれる。
しかしそれでも月夜は、裏筋の気持ちのいいところに濡れた柔襞をくちゅっくちゅっと擦りつけたりしながら必死だ。
淫らな体勢やペニスに広がる粘膜の感触に、おねだりしたいという気持ちが素直に湧いた。

「月夜のおまんこにすりすりされて、ちんぽが気持ちよくなってきたー。うーんこれは月夜のキツキツまんこに挿れないと収まりがつかないぞー。とろとろのおまんこ肉あじわいたいなー」

よく考えればおねだり経験がゼロのため、ひどい棒読みになってしまったが、それでも月夜は嬉しそうだ。「おにいさまがそこまでおっしゃるなら……」などと重ねて責めるようなことはせずに、素直に幼穴を亀頭へ宛がう。そして――

「んはぁっ、んっ! はぁ……っ、あぁ……っ、あぁー……っ!」

ずぶずぶっ、と卑猥な水音を立てながら、大人棒を呑み込んだ。
キッツキツのロリまんこ。久しぶりに味わう月夜の穴に満足感を覚えていると、官能の吐息をこぼす月夜が、「ど、どうれすか……?」と訊いてきた。

「気持ちいいぞ。キッツキツなのに中はとろけきっていて滑りもいい。ペニスが溶けてしまいそうだ」
「う、うれしいれすぅ……! いっぱいきもちくなってくらさいねっ……!」

ゆっくりと引き抜き、そしてまた咥え込む。
それを2、3回くりかえし、充分にペニスを濡らしてから、本格的な上下運動を始める。

「んっ、はぁっ、んっ、ぁんっ!」

俺の腹に手を起き、ゆっくりと、しかしリズミカルに腰を振る。普段おとなしい月夜のえっちな姿はさらにペニスをいきり立たせるのに充分だった。

「おにいしゃまのおちんちんっ、おっきくなってましゅ……っ。ふぁっ、あっ、ぁん……っ」

ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、と可愛らしい音を立てながら、小尻を腰に叩きつける月夜。狐耳やちっぱいが小さく揺れる様もキュートだ。
俺がそうやって興奮を高めていると、月夜がからだを後ろに倒した。太ももに手を突きながら股を大きく広げ、ペニスを咥え込むロリまんこを俺に見せつけてくる。

「ちょ、おい……っ」

月夜の思わぬ視覚攻撃。月夜の小さい膣が、ギンギンに勃起した大人棒を咥え込む光景は痛々しく、そしていやらしい。
慌てる俺を見た月夜は、クスリと笑った。

「おにいしゃまのおちんちんっ、またおっきくなりました……っ。こうふんしてくれてるの、わかりましゅ……っ。もっと、もっと、つくよのおまんこで、きもちくなってくらしゃい……っ はぁっ、あっ、あっ、ぁん……っ!」

喘ぎながら腰を振る月夜。掻き回すように腰をくねらせ、かと思えば短いストロークでぱんっぱんっと小尻を腰におろしてくる。そうやっていやらしくペニスをしゃぶられ続ければ射精のひとつやふたつしたくなってしまうもの。肉棒を甘い疼きが包み込み始める。

「いつのまにこんなえっちな腰振りを覚えたんだ……! 俺はこんなこと、教えた覚えはないぞ……!」
「り、りんかおねえしゃまといっしょにっ……! あっ、あっ、あんっ! んぁっ、あんっ、ふぁんっ! かんがえました……っ!」

月夜はますます股を開き、股間を見せつけるように腰を振りまくった。子どもっぽさが残る少女の種乞いダンスに、興奮を抑え切れない。

「おにいしゃまのおちんちんきもちいっ、ひぃ……っ! おくいっぱいこちゅこちゅされてっ、イッちゃうっ、イッちゃうぅ……っ!」

ぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっ!
快感を最後のひと擦りまで貪ろうという激しい上下運動に、ペニスが疼いてたまらない。

「俺も、イキそうだ……!」
「くだしゃい……っ! なかに、なかにぃ……っ!」

精液を搾り上げるかのように蠢く種乞い狐の膣穴。
その甘締めに限界を迎えると、それより一歩先に、月夜が絶頂した。

「ふぁあぁあぁあぁ――あぁ……あ――っ、んぅうぅうぅッ!」

びゅるっ、びゅるるるるるりゅっ!
イキまんこに吸いつかれ、ペニスが盛大に爆ぜた。子宮口にキスをしながらどくどくどくどくっ、と少女に子種を注ぎ込む。

「ふぁっ……あっ……あぁ……っ!」

ばたり、と俺に倒れ込んできた月夜は、荒い息を吐き出しながら、「おにいしゃましゅきぃ……、だいしゅきれしゅ……」とうわ言のように繰り返した。

「うん……。俺もだぞ……」

月夜の愛の告白に、俺は耳をこしょこしょしてやりながら、それに応えた。

「うー……。けっきょく朝までしちゃったなー……。何回だ? 5回ぐらいは中出しした気がするけど……」

久しぶりのセックスということで大ハッスルした月夜に付き合って、けっきょくほとんど寝てない気がする。
明るさになれない目を朝日から隠しながら起きると、月夜はもう朝の支度を済ませていた。

「おはようございます。お兄様」

艶やかな小袖を着こなす月夜。
その凛とした居ずまいからは、昨夜の乱れなど微塵も感じられない。

「おー。おはよう。バッチリ似合ってるな」
「あ、ありがとうございます……」

簡単な褒め言葉でも照れるところはいつもどおりだが。
それでも何か、『かか様の役目』を意識してるのか、ふだんよりキリッとしているような気がした。
早月、小夜という娘を持ち、これからまた俺とのあいだに子どもを設けるであろう月夜は、じょじょに大人へなっていくのかもしれない。
一抹の淋しさを感じながら支度を済ませる。
さて、朝ごはんを食べに広間へ――
と思ったら、月夜が付いて来ない。

「どうしたんだ? ご飯だぞ」
「あ、あの、その……。あ、後で向かいますからお兄様はその、先に向かわれてください……」

といって月夜は立とうとしなかった。
ははーん。

「昨夜はりきりすぎて腰でも痛めたな?」

かぁっ、と顔を赤くする月夜。図星だったか。

「“かか様”をするのもいいけど、からだのこともちゃんと把握しとかないとな。よし、行くぞ」

俺はそんなふうに諭しながら、月夜を抱きかかえた。お姫様だっこだ。

「お、お兄様……っ。だ、だいじょうぶです、ひとりで向かえますから……っ」
「ダメなとき、素直に他を頼れるのも大人には必要なことだぞ」
「でも……。昨夜せっかくかか様になれたのに……、こんな姿じゃあの子たちのかか様ができません……」
「なに言ってるんだ。月夜はどんな格好をしてたって早月と小夜のかか様だぞ。俺が保証する」

重ねて諭すと、月夜はハッとしたように顔を上げ「はい」と頷いた。

広間に向かう途中、廊下で葛葉母娘と顔を合わせた。

「おはようございます。ちょうどお呼びしようと――あら」
「お、おはようございます……」

俺に抱きかかえられた月夜を見て、葛葉が少し目を見開いた。が、すぐに微笑みを浮かべる。月夜は恥ずかしそうだ。

「おはよー。お、いいわね。史郎、今度はあたしも抱っこしなさいよ」

次に顔を合わせたのは燐火母娘だ。抱きかかえられた月夜を見て、目を細める。

「燐火は重いから嫌だ」
「ふんっ!」
「ってぇ! 朝火を抱きかかえながら蹴るな! 月夜にも響くだろ!」
「あんたが失礼なこと言うからでしょ!」

そして最後に顔を合わせたのは――

「かか様、とと様にだっこされてるです」
「されてるです」

早月と小夜。月夜の娘コンビだ。
ふたりを見た途端、俺をつかむ月夜の手に力がこもった。

「うん、だっこしてるぞ。お姫様だっこだ」
「早月もされたいです。かかさま変わるです」
「小夜もされたいです。かかさま変わるです」
「お、お兄様……っ、わたしはもういいですから、この子たちをだっこしてあげてくださ……きゃっ」

力強く抱き直すと、月夜が小さく悲鳴を上げた。

「かか様は今ちょっと腰を痛めてるんだ。だからとと様が広間まで運ぼうとしてる。早月と小夜のことも後でだっこしてあげるから、今は我慢してくれ。ふたりは賢いから聞き分けできるな?」

俺がそういうと、早月と小夜が顔を合わせた。そしてコクリ、と頷く。

「「わかったです。ききわけるです」」

そしてぴゅーっと広間に向かって走り出す。

「廊下は走っちゃダメって言ってるでしょ!」

だっこされたまま月夜が反射的に叱ると、ふたりはその場で飛び跳ね、そしてゆっくりと逃げ去った。
しばらく真面目な顔をしていた月夜がくすっ、と笑う。

「お兄様にだっこされてたのに“ふたりのかか様”できました」
「だろ。そんなもんだって。月夜はもうちょっと肩の力を抜いていいと思うぞ。な?」
「はいっ」

そうして。
“かか様”としての自分を少し認めた月夜は、にこりと笑ったのだった。

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