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余話: 華胥の夢――葛葉(中)

「あっ、んっ、ふぁ……。あぁっ……」

官能の熱をはらんだ美しい裸体が、ベッドのうえでいやらしくくねる。
女陰はすでにとろけきっていた。
熟した肉襞を夫の指で擦られるたび、股間からあられもない音が漏れ、肌に赤みが差すくらい羞恥が湧く。しかしそれでも感じてしまうほど、一週間ぶりのセックスに葛葉のからだは燃えていた。

「あっ、あっ、あぁ……っ! んっ、ふぁん……っ!」
「葛葉の顔、凄くエッチだ。久しぶりでいっぱい感じてるんだな」

丁寧な前戯で追いつめんとする夫に囁かれ、葛葉は思わず顔を背けた。

「い、いや……っ。私の顔、見ないで……っ」
「こらこら。ちゃんとこっち見て。股も閉じちゃダメだぞ」
「うぅう……っ」
「いい子だ」

羞恥で真っ赤になった顔を夫へと向け、下半身も命令通りに開く。するとご褒美とばかりにGスポットを擦られた。電撃のような快感が全身を駆け抜ける。

「あぁっ、史郎さん……っ、史郎さん……っ」

あまりの肉悦に、腰が勝手に動いた。葛葉自身そのことに気づいていたが、夫の指がもたらす歓びに我慢することができない。

「浅ましく腰を動かして。葛葉は本当にスケベな女だな」
「あぁん……っ、言わないでぇ……っ」
「それは無理だよ。葛葉みたいな極上の牝がいやらしく喘いでるのに、責め手を緩めるとか男じゃない」
「うぅっ……あっ、やぁんっ! んっ、んぅっ、んあぁ……っ!」

肉穴を責める指がしたたかになる。気をやられそうになった葛葉は、助けを求めるように、添臥する夫の逞しい腕へ抱きついた。

「葛葉……」

唇へと吹きかかる吐息に、夫の求めを察した。
艶やかな朱唇を開き、唾液の滴る舌を差し出す。

「んっ、れぇろっ、んれろッ……。れろっ、レロッ、ンれぇろ……っ」

舌をくっつけ合い、なぞり合い、絡ませ合った。
すぐに満足できなくなり、唇を重ねて口内で舌を絡め合う。まるで口でセックスしているかのような激しいディープキス。

史郎も興奮しているのか、愛撫がいっそう執拗になる。柔穴のみならず、陰唇やクリトリスを手のひら全体で責められた。

「んひぃっ、ひっ、ぃんっ。あっ、んぁっ、あぁんっ……!」

股間を襲った甘美な刺激に、葛葉の我慢は限界を超えた。ほっそりとした指を肉の槍へと伸ばし、物欲しそうにしごく。

「欲しいのか?」

全身が焼け爛れるような恥ずかしさ。しかしそれよりも切ない穴を夫の逸物に埋めてほしいという肉欲が勝り、葛葉は何度も頷いた。
濃厚な牡臭をただよわせながら、史郎がのしかかってくる。
ひくひくと蠢く大陰唇に、男根が宛てがわれた。性交への期待が胸に満ち、股間から愛蜜がいっそう滴る。
しかし――

「あぁんっ、史郎さんっ、いじわるしないでぇ……っ」

史郎がしたのはいわゆる素股だった。
熱く滾った肉棒を、いやらしく開いた肉の花びらに押し当てぬちゅぐちゅと上下させてくる。

「でも気持ちいいだろ?」
「あっ、んっ、いいっ。気持ちいいっ。で、でもこれだけじゃもう……っ」

史郎の逞しく反り返ったペニス。
それにとろとろの股間を力強く責められ気持ちよくならないはずがない。秘裂を割られ、中のとろけ肉と肉真珠を熱棒にぐいぐいと責められるたび信じがたいほどの快感が下半身に走るのだ。
だがそれだけじゃもう物足りない。

史郎は仕事に忙しく、夜の営みはご無沙汰になりがちだ。
それでも毎週ノー残業デーだけは、早く帰宅して秋葉をかわいがり、そして葛葉のことも可愛がってくれる。
だからその日は朝からからだが泣き、夜には積もり積もった肉欲が爆発してしまう。

「お、お願い……っ。これ以上いじわるしないでっ、もう我慢できないのっ、史郎さんのおちんちんをください……っ」
「こうして、ほしいんだな……っ?」

夫が腰を持ち上げ、とろけきった肉穴に亀頭を宛がう。

「ぁんッ!」

葛葉が喉奥で歓喜のよがり声を上げる。しかしそれ以上は声にならず、こくこくと頷いて肯定を示すのが精一杯だ。
代わりに心の中で、

(挿れてっ。史郎さんの逞しいおちんちん……っ。こんな時まで淫らになってしまう私をっ、たくさん犯して……っ)

と叫ぶ。
意を汲んだように、高熱を帯びた極太棒が葛葉の中に侵入する。

「んはぁあぁっ……ッ! あっ、あっ、あぁあぁっ……ッ!」

下半身を襲った燃えただれるような快感に、いきなりイキかけてしまった。
葛葉は細く長い息を吐き、態勢を立て直そうとする……が、それは史郎の力強い突き込みに遮られた。

「あぅんっ! んっ、やっ、やぁんっ! い、いきなりこんなに気持ちいいのっ、ダメぇ!」

官能の海で溺れた葛葉は、のしかかる夫の首に腕を回し、喜悦の声を上げ続けた。

史郎は、男としてこの上ない至福を味わっていた。

今、組み伏せているのは白々と輝く裸身だ。シーツに散らばる金髪は絹糸のように艷やかで、くびれた腰は女神像のように美しい。
仰向けになってもエロティックな山を描く巨乳は、女体を貫くたびにたゆんたゆんといやらしく揺れ、熱く潤んだ牝穴は、ひと突きするごとにペニスを甘く締めつけて牡に極上の悦楽をもたらす。
そしてどんな男でも心を奪われる美貌は、夫が与える快感に恍惚としていた。牡の獣欲を煽る、牝の貌――
それらを見せられ、興奮しない男などいない。
史郎の腰使いは自然と力強くなり、葛葉に女の悦びを与えようと、ある種の執拗さをもって潤んだ蜜壺を出入りする。

「はぁっ、あぁっ、あぁん……っ! 史郎さんのおちんちんすごい……っ!」
「葛葉のまんこも気持ちいいぞ……っ。動くたび、甘締めしてきて、ちんぽが溶けそうだ……っ」
「う、嬉しい……っ。あっあっあぁ……っ! 史郎さんもたくさん感じてっ、私のおまんこで気持ちよくなって……っ」

悦びを表すように、葛葉が腕や脚を回してくる。全身が絡まり合うセックス。興奮した史郎は、硬い切っ先で子宮口を何度も突いた。

「んあぁっ。あんっ、あぁんっ、んはぁっ。お、奥っ、ダメっ、あぁんっ」
「ダメじゃないだろ……っ。俺のちんぽっ、いやらしく締めつけてくるくせに……っ」

奥を突くたび、愛蜜でぬめりきった極上穴がキュウキュウと締まる。ペニスが甘く痺れ、思わず射精しそうになった。史郎は負けじと葛葉の最奥を突きまくる。

「あんっ、あぁっ、はぁんっ! か、感じすぎちゃうからぁ……っ! ズンズンって奥つかれると、頭しびれちゃうぅ……っ!」

溺れる者が藁をもつかむように、強く抱きついてくる葛葉。目の前に迫った朱唇から甘ったるい吐息がこぼれ、男の情欲を煽った。史郎は我慢できず――

「んちゅっ、んぅっ、ちゅぷ……っ。れろっ、んれろっ、ンれりゅ……っ」

いやらしく開いた股間に肉剣を突き立てながら、唇でも交わる。舌を絡ませ、唾液を味わい、柔らかな唇を吸った。脳天が痺れるような官能に、腰の動きは苛烈さを増していく。

「んれろっ、んちゅっ、んっ……ちゅっ……っ。はぁっ……あぁっ……ふぁっ、ンふぅっー……ッ!」

唇を離すと葛葉がイヤイヤと首を振った。史郎の背中に回した手をしきりに動かし、汗に濡れた肌を撫でる。彼女が絶頂するときの合図だった。

「俺もそろそろイキそうだ……。どこに出してほしい……?」

ふたりは夫婦で、葛葉は妊娠適齢期だ。秋葉の弟妹もそろそろ欲しいと話したばかり。どこに出してほしいも何も、中出し一択だろう。しかし史郎はそれを、葛葉に言わせたかった。
熟れきった女体を持ちながらも貞淑な妻である葛葉は顔を真っ赤にしながら、夫の耳元へと恥ずかしそうに囁く。

「な、中ぁ……っ。あぁっ……あっ、あっ、あんっ! し、史郎さんの熱い精液っ、中にっ、中にください……っ」

ふだんは妻として母として控えめに夫を立てる葛葉による淫らなおねだり。
牡としての本能が高ぶり、股間と股間をくっつけ合うようにしながら淫らな出し入れを繰り返す。
葛葉も感じて仕方がないのか、うわ言のように「史郎さん……っ、中にぃ……っ」と啼きながら、すらっとした脚を腰に巻きつけてきた。

「ああ……っ、心配しなくてもどろどろのザーメンをたっぷり注いでやるからな……っ」
「あぁんっ、うれしっ……ぃんっ!」

可憐な顎を跳ね上げ、頬を赤く染め上げながら繰り返し喘ぐ葛葉。最後に秘密を打ち明けるように、そっと囁いた。

「はぁっ、あぁっ、ああぁん……っ。きょ、今日っ……おややの日なのっ、なのっ。だから種付けっ、してぇ……っ、あっ、あんッ!」

もともと葛葉の穴をずっぽり満たしていた肉棒が、その一言でさらに大きくなった。
妻を孕ませたい、最高の牝に遺伝子を植え付けたいという牡の欲望が極大化する。

「ひっ、ぃんっ! おちんちんっ、おっきぃっ!」
「葛葉がエロいことを言うからだ……っ。極太ちんぽの子種汁っ、子宮に出してっ、絶対に妊娠させてやる……っ!」
「うれひっ、らひてっ、史郎さんっ! んぁッ、んッ、んはぁーッ……あッあッあッ、んッ、はぁ……ッ!」

夫に放精を促すように、キュウキュウに締まるとろけ穴。無数の柔襞に男根をいやらしくねぶられ、目の前が白く霞んでいく。それでも史郎は妻を絶頂に導こうと官能に火照る女体に覆いかぶさりながら、ちゅくちゅくっと子宮口に卑猥なキスを浴びせ続けた。

「はぁっ……あぁっ……ああぁっ……、イク……イク……イッちゃう……っ!」

突き込みにあわせて迎え腰を使う葛葉。官能の爪を夫の背に立てながら快感に咽び泣く。
一方の史郎も、肉棒を包み込む最高の快感に我慢の限界が訪れた。
仕上げとばかりに、とろとろになった子宮口へ亀頭を密着させ、そのままぐいぐいと腰を押し込むと――

「あぁん……っ、あっ、あぁっ……、イク……イクっ……イクぅ……ッ!」

腰をカクカクと浅ましく振り立て葛葉は絶頂した。涙と涎に濡れた牝顔をさらしながらエクスタシーを叫ぶ。

「あぁ……っ、俺もっ、出る……っ!」

絶頂によって開いた子宮口に甘く吸いつかれ、史郎も決壊した。
亀頭を赤ちゃん部屋の入り口に密着させながら、どろどろの精液を直に注ぎ込む。

びゅくんっ! びゅくっ! びゅくびゅくびゅるりゅっ!

尿道を甘い疼きが駆け抜ける。そのあまりの気持ちよさに腰が勝手に動き、立て続けに子種汁をぶぴゅっびゅぷりっ、と解き放った。

「はぁっ……はぁっ……、んっ、んんっ……、あっ、熱い……っ。お腹に熱い精液はいってくる……っ」
「俺も……、うぁっ、葛葉に搾り取られてるの、判る……」

清楚な美貌に似合わぬエロティックな膣使い。鈴口に吸いつくようなその動きに、史郎はまたびゅるりゅっとペニスを震わせた。

「はぁー……っ、はぁー……っ、あー……っ」

最高のセックスを終えたふたりが、性器を絡ませ合ったまま細く長い息を吐き出す。
しばらくそうして熱を冷まそうとしたが、男も女も、たった一回のセックスで満足できないことはお互い判っていた。

「史郎さん……」

先に我慢できなくなったのは妻の方だった。
射精してなお存在感を失わない熱い肉杭に牝穴が疼いて仕方ないのか、恥ずかしそうにおねだりする。

「今夜はおややの日だから……、その……ぁんっ!」

挿し込んだままのペニスで奥を突くと、葛葉がいやらしく喘いだ。

「もっと子種汁が欲しいんだな?」

コクリと頷く妻に――
熾火となっていた肉欲が、再び燃え上がるのを史郎は感じた。

男の放精を受け、なおやかさがいっそう増した肉尻。
それを後ろから責める。

「あぁんっ、んんぅっ、あっ、あっ、んあぁっ!」

ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、と腰で牝尻を叩くたび、葛葉は甘い啼き声を上げた。
ボリュームたっぷりの尻たぶは張りと柔らかさを兼ね備え、とろけきった牝穴とともに圧倒的な快楽を男にもたらす。

「後背位だと膣穴を突きながら他にも責められるからいいよな」

腰を振るうたび、たゆんたゆんといやらしく揺れる巨きな双乳に、史郎は手を伸ばした。

「すごい柔らかさ……。揉んでるだけで頭がおかしくなりそうだ……」

手をめいっぱい広げても覆いきれないボリュームたっぷりの乳肉は、下から軽く支えようとするだけで容易く指を呑み込む。
高ぶった史郎は、やや乱暴に生乳の柔らかさを堪能した。手のひらに広がる極上の感触。官能的な重さと柔らかさに脳が痺れる。
そうやって柔乳と肉穴を同時に責めていると、葛葉がイヤイヤと首を振った。

「んっ、あはぁ……っ! ダメっ、ダメです史郎さん……っ! 同時は許して……っ!」
「何で? 気持ちいいだろ?」

若干おろそかになっていた腰の動きに意識を向ける。ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、と尻を叩きながら子宮口を甘突き。もちろんおっぱいを揉みしだくことも同時並行で行った。

「あぁんっ! あぁっ、いいっ! でもダメっ、私だけイッちゃうからぁ……っ! 許してっ、史郎さん……っ」

汗に濡れた背に金髪を流しながら、哀訴の目を向けてくる葛葉。
その牝の仕草に、史郎は獣欲を抑えきれない。

「……しょうがないなぁ。なら……“こっち”で許してやるか」

双乳を解放した史郎は、男根をいやらしく咥え込む膣穴のすぐ上に狙いを定めた。
ヒクヒクと物欲しげに蠢く窄まり。そう、アヌスだった。
史郎がおもむろに撫でると――

「ひッ!」

葛葉の尻が跳ね上がり、そしてキュゥッ! と膣が締まった。

「こらこら暴れるな」

ボリュームたっぷりの肉尻を鷲掴んで動きを止める。親指を伸ばし、ヒクつく尻穴を撫でてやると、腰を抜かしたように上体を伏せた葛葉が、イヤイヤと尻を振った。

「そこはダメぇ……っ。き、汚いところだから……っ」
「葛葉に汚いところなんてないよ。舐めることだってできるぞ」
「い、いやっ、いやぁ……っ。本当にそこは許してぇ……っ。おっぱいなら触ってもいいですからぁ……っ」

叫ぶように喘ぐ葛葉。
無理やりすることや、感じるまで調教することはできるが、それは本意じゃない。

「わかったよ」

史郎が尻穴から指を離す。
代わりにどこを責めようか――
それを考えていると、ふと“尾てい骨”が目に入った。
なぜかそこが、葛葉の性感帯に見える。

(? なんで俺はこれが葛葉の感じるところだと思ってるんだ?)

判らない。
判らないが、乳房より尻穴より、何なら膣より葛葉を感じさせてやれる、そんな気がしてくる。
いざなわれるように指を伸ばすと――

「んひぃ――ッ!? そこッ、らめッ! い、イッちゃうッ……イッちゃうぅーッ……!」

背をめいっぱい反らした葛葉が、膣を蠕動させた。

「え――? くっ、うぁ――!」

精嚢に貯蔵していた一週間分の子種汁を根こそぎ搾りとられるような感覚。
それがペニスを包み込む。

「く、葛葉……っ、なんで急に……っ」
「だって“旦那さま”が急にそこを触るからぁ……ッ!」
「だ、旦那さま……っ? で、出る……っ!」
「あぁあぁっ! イ、クゥッ、イクッイクッイクッ――んあぁあぁっ!」

種乞い狐――
葛葉の絶頂にあわせて射精を余儀なくされた史郎の脳裏に浮かんだのは、初めて聞く、しかし大切に感じる言葉だった。

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