どうしてもキスしたい転生者VSキスは好きな人としかしちゃダメだと思っている、浮気セックスしまくりの無知ムチ美女
「それじゃあ、僕は備品の買い出しに行ってくるよ」
「おー」
「昼は情報収集がてら冒険者ギルドの酒場に顔を出すつもりだから、そっちはそっちで食べてよ」
「了解了解」
色々変わったことはあったが、それでも日々は変わらず続いていく。
毎日適当に魔物討伐に出かけたり、たまに護衛で王都を離れたりとせわしない毎日を過ごしている所だ。
今日は泊りがけの依頼を終わらせての朝帰りだ。森の中にキャンプを張りつつの討伐依頼だったので、身体がそこそこ固くなってしまっている。
ローナは全く変わらない様子で、ぴんぴんしている。魔人の血のお陰なのか何なのか知らないが、丈夫な身体で何よりだ。
ライトも割と元気な方で、少し仮眠を取った後にすぐに用事を作ってしまった。手早く身だしなみを整えて必要事項を告げて玄関へと向かっていく。
「ふぁあ~……悪いな。疲れてるだろうに」
「昨日の夜は一番見張りを買って出てくれただろ?お互い様さ」
あくびを噛み殺しながら玄関まで見送りに出る。ライトは気にした様子もなく屈託なく笑った。
「ローナ、行ってきます」
「いってらっしゃい」
「死ね」
「端的すぎない!?」
おっといけない。何気に目の前でローナにキスをして出かけるライトにムカついて暴言を漏らしてしまった。
しかしこうしてみると、ライトが思いっきり背伸びをして、ローナが思いっきり屈んでやっとキスができる、と言った身長差だ。
「もう……それじゃ、行ってきます」
「……いってらっしゃい」
「いってら~」
ライトが玄関から出ていくのを見送って、俺はリビングへと戻った。
リビングは食卓と、それから暖炉の前にソファとローテーブルが置かれている。
「よっこいせ……あー、眠い……」
俺がソファに座って大きなあくびをしていると、隣にローナが座ってきた。
「流石に今日は無理だぞぉ」
「……」
俺がそう言うが、ローナは熱のこもった目で俺をじっと見つめ続けてくる。
ダメだコイツ、諦めない気だ。
「仕方ねえな、可愛い奴め」
ため息を吐いて、ローナを引き寄せて胸をローブの上から揉みしだいた。
「あーもう、マジで盛りの付いた猿かよ……ライトがいなくなった途端に盛りやがって」
「んっ……タナカ……もっと触って……」
「出来上がってんなぁ……」
あの日から一週間と少しが経過し、俺とローナはほぼ毎日セックスしている。
お互い性欲が強いってのもあるしな。それに、ローナがかなり夢中になっているのもある。
ローナの自由時間はもちろんのこと、割とライトに当てていた時間も使ってセックスしようとしてくるのだ。今日だって普通だったらライトに付いていってたのに、当たり前のように俺と留守番してきたからな。
ライトは不思議なことに一切疑問に思ってない。ローナの事を信用しきっているのだろう。
いつまで続くのかは知らないが、この調子だとのめり込み過ぎて後戻りできなくなりそうではある。というかむしろもう遅いかもしれん。
すまんとだけ言っておこう、ライト。
俺はローナの厚手のローブの裾をたくし上げて、中のローナの割れ目を指で触れた。ぬるり、と濡れそぼった熱い秘所の柔らかな肉の感覚が指に伝わる。
当たり前のようにノーパンだ。俺とセックスする時はノーパンで来いと言ったら、律儀にそうするようになった。
「んあっ……それ好きっ、そこゴリゴリされるの好き……っ」
手マンでGスポをゴリゴリしてやる。
「はあぁぁぁっ……太い指でかき混ぜられるの気持ちいいっ……イく、イっくぅ……っ」
「相変わらず雑魚マンコだな、ローナ。可愛いぞ?」
「はあっ、はあっ……本当……?」
「ああ、可愛い可愛い」
「んおっ、待ってっ……イったばかりだからぁっ……またイくっ……ひうぅぅっ」
ごちゅごちゅごちゅ、と強めにかき混ぜてやって、絶頂を迎えると同時に引き抜いた。指がべとべとだ。
「そろそろセックスするかぁ。あ、その前にここの掃除よろしく」
「あっ……」
ズボンを下ろしてイチモツをローナに見せる。
「んっ……ちゅっ、ちゅっ……レロレロ……」
するとローナはすぐにキスをし始め、舌を伸ばして竿を舐め始めた。
「見せた途端に舐めてきてんじゃねえよ」
「あっ……ごめんなさい……つい……」
「ったく。よし、良いぞ。ちなみにここ数日あんまり身体も洗えなかったからな……チンカスべっとりだぞ」
ローナのキスで半勃ちだったのが一気に最大まで膨張する。皮で隠れていた部分が露わになり、案の定そこはチンカスだらけになってしまっていた。
べったりとチーズみたいについてしまっている。
ローナはそこに鼻を密着させて、すんすんと鼻を鳴らす。
「うぁ……くっさ……」
「どうだ?」
「んっ……ふぅぅっ……臭い、けど……癖になる……」
ローナはそう言って、舌を伸ばしてチンカスをこそぎ落とし始めた。ぺろぺろと舐めまわして、金玉まで口に含んでもごもごと優しく舌でもみもみしてくれる。
「じゅるるるっ……ぷはっ……」
最後に口に咥えて、喉の奥まで咥えこんで頭を前後させ、ちゅぽん、と先端に吸い付きながらイチモツを解放した。
へへ、ローナの唾液でコーティングされたてかてかのイチモツの完成だ。
「よし、こんなもんでいいだろ。ローナ、最初はお前が動けよ」
「れろれろ……ん、分かった」
ソファに寝転がると、ローナは頷いて、ローブの前のボタンを外して開いた。
ロ閉じ込められていた空気がむわっと広がってくる。濃ゆ過ぎる雌臭に思わずアソコがいきり立った。
ローブの中身には肉肉しいムチムチな身体が収まっていた。ノーブラでノーパン、つまり裸の状態だ。ローナはローブを地面にどさりと置いて、そしてソファに上がると腰の上に跨ってきた。
「……タナカが好きな全自動オナホ、するね……」
「頼むわ」
ローナはそう言ってイチモツを挿入させて腰を下ろした。
ローナの中はいつも通り、肉厚で熱くてぬるぬるしている。包まれたイチモツが幸せだ。
「んっ……はぁぁっ……はっ、はっ……そ、それじゃあ、動く、からっ……」
そう言って、ローナは一番奥まで入ったイチモツから腰を浮かせてズロロロロ、と引き抜き、そして勢いよくぱんっ、と腰を下ろした。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、と連続で激しいスクワットを開始する。
「はっ、はっ、はっ……きもちいいっ? タナカ、気持ちいいっ……?」
「おう、最高だぜ。ローナの全自動オナホ」
「んっ……うれしっ……私も……気持ちいい……っ」
はー、気持ちいい~……ローナのアソコは本当に名器だ。優しく包み込んでくるくせに、ぐにゅぐにゅ締まって搾り取ろうとしてくる。
「あっ、イくっ……ごめっ……イきますっ……!」
ローナのスクワットのリズムが乱れて、ぱんっ、ぱんっ……!、と腰を押し付けた。するときゅぅぅぅんっ、と膣が締まり、ビクビクと痙攣する。
ったく、今日もダメだったか。
「仕方ねえな。今日も最後は自分で動いてやるよ」
「あっ、あっ、待ってっ……まだイって……ひぎっ!?」
腰を持ち上げて、ローナを下から突き上げる。ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ! と力強く突きあげれば、ローナの腹がイチモツに押し上げられて、若干ボコっとイチモツの形を出している。
「んおっ、ほぉぉぉっ……!? イくっ、イくっ! イくの止まんないぃぃっ……!」
「そろそろ出るぞ、ローナ!」
「イクイクイグッ……イっくぅぅぅぅ……っ!?」
ドビュルルルルルルッ!、と中出しされ、ローナは仰け反りながら絶頂を迎え、その後力なく俺の上に倒れ込んできたのだった。
「よしよし、頑張ったなローナ」
「んっ……頭なでなで……それ好きっ、またイくっ……」
イチモツを入れたまま、ローナの頭を撫でてやったのだった。
しばらくしてローナが落ち着いた後、俺は今度はローナに覆いかぶさり正常位セックスを楽しんでいた。
ローナの胸を揉みしだき、顔をうずめながら不意に思ったことを口に出す。
「ローナ、そろそろキス許可してくれねえ? キスの無いセックスなんてやっぱ物足りねえよ」
「はあっ、はあっ……ん、それだけは、ダメ……いくらタナカでも……っ」
強情だな。今更別によくねえかとは思うんだけどな。
「ローナ、俺とセックスする時は基本中出しだよな?」
「? ええ、そうね……っ」
「俺のチンカスの味も知ってるし、チンキスも何度もしてきてるよな?」
「……? ええ……」
「キスはダメなの?」
「……キスは、好きな人以外としちゃ、ダメなの……んっ……」
今だって下の口で俺の分身を迎え入れてるってのに。
やっぱ無知ってのは怖いなぁ。ここまで歪んだ認識を作り出してしまうのだから。
今後は冒険に出かける時はローナの事を思い出して、しっかりと魔物について勉強しよう。ローナみたいに馬鹿だとこんなふうになっちまうからな……。
しかし、やっぱりそろそろキスはしたい。どうにかできないもんか……。
思い悩むも答えは出てこない。とりあえず一回吐き出してすっきりするか。
「あっ、あっ! 杭打ちピストン、来たぁっ……!」
これがついさっきまで恋人とキスして幸せそうにしていた女の姿か……?
ローナは今日も恋人がいながら、セックスしたさに他の男に股を開くアホな子だった。
◇
冒険者ギルドは酒場が備え付けられていて、そこでは日夜冒険者たちがマッチングし合ったり、情報交換をしたりしている。
そこで俺は魔法使いとして、他の魔法使いとのネットワークを築いていた。これも立派な冒険者としての仕事だ。
ある日、俺は知り合いの魔法使いと酒場で魔法談義をしていた。
まあ暇つぶしだ。今日は珍しくライトがローナと家で過ごしたいって言ってたからな。
今度デートもするみたいだし、なんだかおもしろくないぜ。ローナの奴も嬉しそうだったしな。
と、そんなちょっと不機嫌な俺に、魔法使いの知り合い……ウィルが面白そうな話題を出してきた。
「クラフト?」
「おう、お前ならできると思ってな」
そう言ってテーブルにごろっと出されたのは、何やら変な模様が彫られたどんぐり達だった。
「俺が作ったんだ。見てろよ……」
ウィルが指先に魔力を込めてチョンとどんぐりに触れると、どんぐりが、ぶぶぶぶっ……と小刻みに震え始めた。
「まあ最初はこんな簡単な機構しか作れんが、腕を上げて素材をよりいいものにしていけばかなり面白いものが作れるのだそうだ。例えば、魔導馬車や魔導銃と言ったもの……極めれば、空飛ぶ車も作れるとか作れないとか」
「へぇ~、面白そうだなぁ」
にしても、どんぐりがこうブルブル震えると、なんかローターみたいでやだなぁ。
……ん? ローター……?
「良い事思いついた!」
「うわ、何だ急に」
「あ、悪い……なあ、これ、やり方教えてくんねえか?」
「ああ、いいぞ。そのつもりで教えたんだからな……でも、分かってるよな?」
「はいはい。今度うまい燻製作って持ってきてやるから頼むよ」
「それでいいんだそれで! まずやり方はだな……」
待ってろよ、ローナ! これでもっと遊べるようになるからな!
その後たくさん勉強した。
ハウスに帰ってきて、俺は早速買ってきた材料たちをごろっと自分の机に広げた。
とりあえずさっき酒場で作ってきた、小さな樫の木の杖で作ったただ震えるだけの棒を見本に作ってみる。
買ってきたのはスライムジェル。魔物のスライムから採取できる素材で、緩衝材に主に使われている。
見た目はただのスライムだ。それから余分な水分を抜いて、ある程度固くなったら形を変えて魔法で固定する。
膣に入るような突起を作って、同時にクリトリスを含めたアソコ全体を覆い隠すような形にする。
接着面に細かい触手のようなヒダをちまちま作ったら、後は例の振動する仕掛けを魔法で付与。
ついでに、同じく買ってきたスライムの唾液腺から毒腺を抜いて、内部に仕込んで接着面がぬるぬるするようにする。
「できた……名付けて、ローナ専用接着可能マジックローター」
ついでに乳首の分も作って、俺は早速その日の夜にローナの部屋を訪れたのだった。
「おごぉぉぉぉっ!? 死ぬっ、死んじゃうぅぅ……っ!?」
乳首、そしてアソコにマジックローターをくっ付けて動かしたら、ローナは面白いくらいに仰け反りアクメを連発した。
「気持ちいいか、ローナ? お前の為に作ったんだからな、感謝しろよ?」
「はへっ、はへっ……!」
「息もできないレベルかぁ。いやー、うまく行って良かった良かった」
いつもは無表情のローナが、完全に顔をとろとろに蕩かせて、犬みたいに舌を出して浅い呼吸を繰り返している。
この反応を見るにマジックローターは狙い通りの完成度に仕上がったみたいだ。
「よし、ローナ。今度のライトとのデートの日に、俺と勝負しようぜ」
「しょ、しょうぶ……?」
「そうだ。お前はライトと純粋な恋をしているようだが、本当に純粋に恋をしているのなら、例えこのローターがついてても恋人とのデート中に絶頂するわけねえよな?」
俺はさらに言葉を続けた。
「お前にはデート中、ローブの下を裸で、その上このマジックローターを付けていってもらう。で、絶頂したら負け、しなかったらお前の勝ちだ」
「え……?」
「もし俺が勝ったら、俺と疑似恋人イチャラブセックスしてもらうぜ。俺とセックスしている間、俺のことを恋人として扱うセックスをするんだ。当然キスもする。言ってること分かるな?」
ローナは息も絶え絶えになりながら、俺に怯んだ目を向けた。
「そ、そんなの……」
「分かるか? お互い好き、愛してるって言いながら、ライトと普段やってるキスなんか比べ物にならないくらい激しいキスしながら中出ししまくるんだからな。普段のセックスよりも数倍気持ちいいぞ、イチャラブセックスは……」
「うぁ……」
「勝負するのかしないのか、今決めろ、ローナ!」
「ひぅぅっ……するっ、しますっ……! 勝負しますっ……イクッ、イクイクイクッ……」
ぷしゃっ、と潮を吹きまくるローナを見下ろして、俺は勝ちを確信して笑みを浮かべたのだった。
「今日は楽しもうね」
「ええ……」
デートの日がやってきて、俺は早速自分に『気配殺しの魔法』をかけてライトとローナの二人を追っていた。
空は生憎の雨模様。だがしとしと雨で出かけられない訳ではない為、二人は傘を持って気にせず街を歩いている。
普段はいかないようなそこそこの高級店に行ったり、市場を見に行ったりと忙しそうだ。
ただ、いつもの厚手のローブ姿のローナは、その下が裸であり、更に乳首とアソコにマジックローターがついている状態であることを俺だけが知っている。
今日のライトのスケジュールは、夕方までデートをして、その後他の冒険者との約束があり冒険者ギルドの酒場で情報交換兼飲みに行くはずだから、デートが終わったら即ローナとセックスできる。
楽しい一日になりそうだ。
「わあ、これキャンプに使えそうだな。そう思わない?」
「……ええ」
まず、市場で買い物をして、商品に夢中になったライトの隙を見て、俺は遠隔操作でマジックアイテムに魔力を送った。
強さは……とりあえず様子見の1ってところか。
ワクワクしながらローナを物陰から覗き見る。
「……なんか、全く顔色変わって無くね?」
無表情のまま、ローナは棒立ちしている。ライトはそんなローナに慣れているのか、会話が無くても気にしていないようだった。
2に上げてみるか。
「ねえ、ローナ、これも良くない?」
「……ええ」
2に上げても、ローナは顔色を変えない。
くっ……不味いな。この間はローターでイきまくっていたというのに。
その後、市場を抜けた二人はカフェへと入っていった。お菓子も揃えられている割と高級な店だ。
3に変更してみる。勝負の間に設定できる最大レベルだ。
だが、ローナはそれでも無表情のままコーヒーを飲んでいた。
一体どうなってるんだ、畜生。
昼が過ぎ、そして夕方。二人は王都で有名なデートスポットに移動した。
夕焼けが良く見える高台だ。ライト達だけでなく、他のカップルも仲睦まじく一緒にいる。
「ローナ……僕らずっと一緒だったよね。ネト村で生まれて、育って、そして一緒になって王都に出てきて。それからタナカに出会って、冒険者としてちゃんと仕事ができるようになって」
「……ええ」
「正直、最初は不安ばかりだったんだ。冒険者ってうまく行かなかったら一生その日ぐらしだし、死ぬことも多いからさ。でも、今ではこうやって二人でデートできるくらいには稼げてる」
「……うん」
「もちろん、タナカのお陰ってのが大きいんだろうけど……でも、やっぱり一番は、僕らが二人でいる事だと思う。二人でいるから、僕らは全力以上の全力が出せるんだ」
「……」
「その、こんな弱虫な僕だけど……いつか、結婚してくれる? もちろん、今はまだ全然ひよっこだけどさ……僕、もっと頑張るから!」
照れくさそうに言うライトに、ローナは頷いた。
……はあ、なんか詰まんない結果になったな。
ローターの動作不良か? 結構自信作だったし、練習だと問題はなかったんだけどなぁ。
はあ、イチャラブセックスは今日の所は諦めますか。約束はしっかり守らないと、不信感を抱かれてローナを抱けなくなるのだけはごめんだ。
「……そ、それじゃあ、予定通りここで解散しようか。今日はちょっと帰りが遅くなるかもしれないけど……その、気を付けて帰ってね。タナカにもよろしく伝えておいて」
「……ええ」
「じゃあ、行ってくるよ。ばいばい」
ライトはローナにキスをして、そして走って行ってしまった。
ローナはしばらく固まっていたが、すぐに踵を返してこちらに歩いてくる。
「ローナ、こっちだこっち」
俺はローナを路地裏に引き込み、そして『気配殺しの呪文』をかけてローナと対面した。
「ちっ、なんか全然平気そうだったな。すました顔で無表情貫き通しやがって……負けたよローナ。お前のライトへの愛は本物だ」
「……」
「最後まですましやがって。ま、一応聞いておいてやるけど……デート中、お前何回絶頂した?」
俺がそう聞くと、ローナは小さな声で口を開いた。
「……わ、分からない……」
「分からない?」
「……その、ずっとイってたから……数えられなかった……」
「……マジで?」
俺は目をぱちくりとさせた。
「……ローナ、ローブの前をはだけさせてみろ」
「……ここで?」
「『気配殺しの魔法』使ってるからバレないって。良いから早くしろ」
「……ん」
ローナはおもむろにローブのボタンを外していって、そして前を広げた。
「うおっ……」
むわ、と凄まじい雌臭が広がった。
ローナは言われた通りローブの下は裸だった。ただ、たぷんと垂れた双丘の頂点、そしてアソコにだけはローターがぺったりとくっついている。
ローナのアソコはずぶ濡れ状態で、滝のように流れ出た愛液が太ももを伝って地面までぽたぽたと落ちていた。
我慢するだけで本当にいっぱいいっぱいだったのだろう、汗が全身を滝のように流れている。上気した胸は大きく上下に動いており、息も絶え絶えなのが見て取れた。
「嘘だろお前……こんなになっておきながら、ずっとあの無表情保ってたのか?」
「……ライトにバレたくなくて……必死に顔に出さないようにしてて……」
「……お前の鉄面皮は、筋金入りだなぁ」
ローナの意思の強さにただただ感心してしまう。我慢強いにも程があるぞローナ。
俺はとりあえず魔法で水を生み出してローナに飲ませた。普通に脱水症状起こすレベルだからな。
「こんくらいでいいか。にしても凄いなぁ……なあ、ローナ。ローター付けるからさ、無表情のまま我慢してみてくれよ」
「……ん……」
よし、とりあえず、レベル3でいいか。
ヴヴヴヴ……、とマジックローターが動き始める。
「っ……」
すると、ローナは無表情のまま、足をがくがくと痙攣させて、ぷしゅっ、と潮を吹いたではないか。
「くくくっ……マジかお前。首から上は無表情なのに、首から下はイきまくりじゃねえか。笑えるわマジで」
言われて見れば、若干頬が赤く染まっているのが分かるが、本当にそれだけ。ローナは本当に絶頂しながら無表情を保っていたのだ。
雨じゃなかったら歩いた痕で完全にバレてたな。運が良い奴め。
「おもしれえ。お前、ライトとのデートの会話の内容覚えてるのかよ」
「……わ、分かんない……ずっと、我慢してたからぁ……」
「嘘だろ、かわいそうだな、ライト。あんなに良い事言ってたのに」
「えっ……?」
ローナが唖然とした表情を浮かべた。
「嘘……ライト、何て言ってたの……? どうしよう、何も覚えてない……っ」
「いや、別に分からないなら分からないで大丈夫だって。……多分」
いやー、箱を開けてみれば愉快愉快。ローナはやっぱりこうでなくては。
後、ライトの奴が可哀そうすぎる。折角あんな告白したのに相手は一つも覚えてないとか。
「……なあ、どれだけ耐えれるか試してみようぜ。ちなみにローターの最高レベルは6だからな。それから一応言っておくが、『気配殺しの魔法』は大きな声出したら普通にバレるから気を付けろよ」
「えっ……ま、待って……」
「ほら、無表情無表情」
俺はにやにやしながらローターを4に設定した。
「っ……」
ぶしゅっ、と潮を吹いて、ローナの足ががくがくと震えた。がに股になって何とか踏ん張っているが、今にも崩れ落ちそうだ。
「すげー。次は5だな」
「っ……ぅ……」
ガクガクガクッ、と足が痙攣する。すげーな、まだまだ無表情だ。
「6~」
「ほぉぉっ……」
ヴーッ! ともはや振動が凄まじいことになっている。若干前かがみになり、力んでいるのか顔が真っ赤になるが、それでもまだまだ無表情を保てている。
「うおお、マジで凄いなローナ! よし、あと何秒耐えれるか見てみるか」
「っ……」
「ほら、頑張れ頑張れ」
「ふーっ……ふーっ……」
もはやいっぱいいっぱいなのだろう。ローナは唇をわなわなさせながら、ヤバい目つきで虚空を見つめている。
「……」
「ひっ……」
そっとデコピンの形を作ってみた。ローナはそれを見て、言葉もなく首を横に振る。
それを無視して、俺はスライム越しのローナのクリトリスに強めのデコピンを放った。
「ヒグッ!?」
引きつったような呼吸音が一瞬して、ローナがぎりぎり保っていた均衡が完全に崩れた。
「ヒギィィィィィッ!? イクイクイクッ、イッグゥゥゥゥゥゥッ!?」
俺はローナのこんな大きな声は初めて聴いた。恐らくライトでさえ聞いたことが無いだろう、獣のような絶叫。
ぶしゃあああああっ、と潮を吹き、がくがくと震えた足が崩れて、ローナは鉄面皮を完全に蕩けさせて俺の方に倒れ込んできた。俺はそれを抱きとめて、優しく頭を撫でてやる。
「はひ……はひっ……」
「ふー、危ない危ない。こっそり『音殺しの魔法』使っておいてよかったわ」
『気配殺しの魔法』と『音殺しの魔法』の重ね掛けだ。
魔法の重ね掛けは魔力を馬鹿程消費するが、俺には馬鹿魔力が存在する為、三つか四つ程度なら重ね掛け可能だ。
「ったく……よしよし、今日はよく頑張ったな」
「うぁっ……今それダメっ……なでなでしないでぇっ……」
「うるせえ、お前は負けたんだから、今日から裏では俺と恋人なんだからな。ほら、とっとと口開けろ、正真正銘の浮気女が」
「あっ……」
俺はローナの唇を奪った。舌を思いっきり中にねじ込んだ。
ローナの熱い口内を満遍なく舐り、舌と舌を絡ませる濃厚なディープキス。ローナは最初身体をこわばらせていたが、すぐに脱力して全てを俺に任せるようになった。
「んっ……れろっ、んちゅっ……」
そして次第に、俺の舌に自分の舌を絡ませてくるようになる。目を見ると、ローナの瞳は完全に蕩けており、ハートマークがありありと浮かんで見えた。
俺はローナという女を完全に自分のものにできたようだ。
「ほら、ご褒美に沢山イチャラブセックスしような。とっととパーティーハウスに帰ろう」
「……っ♡」
俺はローナを抱き上げて、ハウスへ向けて歩き出したのだった。
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