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竜童エンジがバトルファックのプロとして復帰する――。

本堂ナミカによっておっぱいドランカーとして囚われていたエンジはその症状を完全に克服し、男性プロとして再び復帰していた。復帰後の試合数は少なかったが相手側の女性選手がルーキーのみであったということもあり、今のところは全戦全勝。エンジ自身もその結果を順調な滑り出しだとして満足しており、今後もこの調子で勝利したいと考えていた。

(そしていつかリリカさんと)

プロリーグ、その大舞台。男と女の頂点を決めるその戦いをリリカと行う事が現在のエンジの目標だった。そのためには今のエンジでは地力が足りていない。エンジも自分の力不足を痛感しており、今の状態では女王のリリカと戦うなど夢物語だと分かっていた。だからこそ力を求めて、とある土地に足を踏み入れていた。

エンジが向かっていたのは淫闘山にある淫胸堂という場所だった。神社や寺といった様相を呈したこの場所はバトルファック協会が所有する私有地であり、選手の修行の場所として開放されている施設の一つである。

「ようこそいらっしゃいました、エンジ様。お話は聞いております、どうぞこちらへ」

エンジが淫胸堂の門を超えると、出迎えてくれる少女が一人。少女の名前は朝霧スミレ。スミレは現女王である秋元リリカより二つ前の女王としてバトルファックプロリーグに君臨していた少女である。現在スミレは競技活動を引退しており、男女問わず後進の育成に励んでいた。スミレはバトルファック協会と契約して淫胸堂でエンジのようなプロ選手やバトルファック部の学生選手にバトルファックでの立ち回りのコーチングを実技指導という形で行っていた。

スミレは巫女装束を纏っており、神秘的な雰囲気と可愛さが同居したような美しさを見せていた。エンジはスミレのその美しさと豊かな胸に視線が吸い込まれ、しばらく呆然と立ち止まっていたが我に返って挨拶を返す。

「案内ありがとうございます。スミレさんのような方にご指導いただけるなんてとても光栄です」

スミレの案内に従って境内に入るエンジ。淫胸堂の本殿にスミレに案内されるままエンジが入ると畳の上に白いシーツが敷かれているのが見えた。

「いえいえ。私もエンジ様のような女性に人気の男性選手のお相手ができるのですから嬉しいです。確かに女性人気も頷ける清潔感と顔立ちですね。お写真で見るよりも実物のほうが良く見えますよ」

スミレの言葉に頭を掻きながら照れた様子をエンジは見せた。

「ありがとうございます。スミレさんも現役の頃と何ら変わりなく、お綺麗ですよ」
「ふふっ、女性に変わりないなんて言うのは駄目ですよ。日々努力してるんですから。それに現役の頃よりもおっぱいのサイズも大きくなったんですよ? ほら見てください、エンジ様。大きいと思いませんか?」

微笑みながらエンジに胸を強調するように屈むスミレ。再びエンジの視線がスミレの胸に吸い込まれた。

「お、大きいです」
「ふふっ。風のうわさでエンジ様はナミカ様のおっぱいドランカーだったと聞きました。よく立ち直られましたね」
「ええ。僕の憧れの人が協力してくれたんです」
「それでも『胸』を司る淫胸堂にいらっしゃったということはまだ女性のおっぱいに苦手意識があるということでしょうか?」

淫胸堂、淫口堂、淫足堂などの様々な御堂がある中で胸の役割を担当しているのが朝霧スミレである。胸の使い方について誰よりも精通しているスミレが淫胸堂の管理者へと協会から任命された。その他の御堂も様々な経歴を持った女性が管理者へと任命され、バトルファックの後進のために淫堂は門戸が開かれている。淫闘山にある御堂にそれぞれの課題点を見つけて選手や学生が訪れるのだ。

「そう、ですね。大きな課題だと思っています。やはりどうしても魅力的に見えてしまうので」
「私が男性の方に行うコーチングはおっぱいドランカーを多数生み出しています。指導後に私でしか射精できなくなってしまう男性も中には出てしまいました。実技形式でのコーチングになりますからどうしても苛酷になってしまいます。折角症状を治療できたのに、このコーチングでまたドランカー症状が再発するかもしれません。それでも私とのコーチングを行う覚悟がありますか?」

スミレの刺すような視線を受け止めてエンジははっきりと頷いた。

「あります。今のままでは僕は駄目なんです。もっと強くならなきゃいけないんです」
「エンジ様の覚悟は伝わりました。では試合形式の練習に入りましょう。簡単なルールをご説明します」

スミレが語ったのは公式のバトルファックルール。その形式での練習を今からスミレとエンジで行うことになった。

「5cc以上の射精は我慢されてください。私を2回イかせるか、規定以上の愛液を出させればエンジ様の勝利となります。エンジ様がここにいらっしゃったという事はバトルファックにおいて胸を課題にしているご様子。私は淫胸堂の管理者ですので、胸を主体にご奉仕させていただきますね」
「ありがとうございます。スミレさんの協力を無駄にしないためにも頑張ります」
「一緒に頑張りましょう。練習の時間は15分にいたしますね」

スミレがタイマーをセットし、シーツを隔てて二人が向かい合った。スミレは服を脱いで、エンジの前に瑞々しい果実を思わせる双球を露出させる。

ぽよんっ。

エンジの前で露わになる巨大な乳房。男であれば十人が十人見惚れてしまうであろう綺麗な形のおっぱいがエンジの眼前に広がる。ルーキーの男性選手であればスミレの淫気に中てられて、おっぱいを晒しただけで自慰行為に走ってしまうケースが多い。しかし、ナミカのおっぱいドランカーになった経験のあるエンジはスミレのおっぱいに股間を硬くさせるだけで済んでいた。

「ここにいらっしゃるルーキー様やおっぱいに弱い男性選手は女性のおっぱいを克服しようとこの淫胸堂にやってきます。ですから私も最初の試練として男性の前に胸を晒すのです。その意志が薄弱であるのならこの時点で私のおっぱいを見ながら自らの男根を扱かれるか、私のおっぱいに夢中になって吸い付いてしまいます。エンジ様は私のおっぱいを吸われますか?」

目の前で大きな乳房をエンジの前で屈んで見せるスミレ。胸を強調するように見せるそのスミレの姿はエンジの目にも魅力的に見えていたが、何とかエンジはその誘惑を跳ね除けた。

「流石はナミカ様と戦われた方です。私のおっぱいを前に耐えた男性は久しぶりですよ。私が胸を見せれば殆どの男性選手や学生が練習ということも忘れて、時間いっぱい胸を堪能されて終わりになってしまいますから」

エンジはスミレの言葉が嘘偽りないと分かっていた。目の前にあるスミレの姿は気を抜けばエンジでも魅了されてしまうほどに情欲を掻き立てられてしまう。学生の部活動レベルならともかくプロの男性選手をも魅了してしまうその姿は元女王の肩書きをエンジに思い起こさせた。

「ありがとうございます。まだスミレさんのおっぱいを見ただけですが」
「いえいえ、凄いですよ。淫胸堂の第二の試練に進める方はそう多くありません。さて行きますよ」

スミレがエンジへ距離を詰める。試合形式の練習ということをエンジは忘れていない。目下、エンジの最大の警戒対象は間違いなくスミレの胸。スミレの胸がペニスを這い回る事がエンジにとって最悪の未来である。エンジはスミレの胸を警戒し続けて、一時も目を離さずに注視していた。

「流石に警戒されていらっしゃいますね。そのままおっぱいをご覧になっていてください」

手か、足か、太ももか。スミレの全てを警戒するエンジ。

ぽよんっ。

しかし、エンジの予想とは違ったものがエンジの視界を塞いだ。暖かい柔らかさの中で甘い匂いがエンジの鼻腔に殺到する。

「おっぱいと言えばペニスへのパイズリを警戒しますよね。ですからおっぱいを使った技は意外と決まりやすいんです。おっぱいを警戒していたのは良かったですが、おっぱいを使った技がおちんちんだけを襲うとは思わない方がよろしいかと存じます」
「むぐぅ……!!」

スミレはエンジの顔面におっぱいを押し付けていた。胸の谷間の中にエンジの顔を入れてホールドしている。エンジが何を話そうとしてもスミレの胸の感触が伝わってくるだけだった。

「第二の試練は顔面パイズリです。気を強くお持ちにならなければすぐに男性の方はお漏らししてしまうことになりますのでお気をつけください」

スミレはエンジの顔の形に沿うように、おっぱいをしっかりと固定して当てる。その感触にエンジの顔が一気に弛緩する。クラクラするような甘い匂いと柔らかさがエンジの顔を覆い尽くしていた。エンジの身体の中から性欲が否が応でも湧き上がってくる。

「お顔ゆるゆるになってるの丸分かりですよ。おっぱいでお顔をホールドさせていただきます。そのままおっぱいの香りと柔らかさで興奮を盛り上げてください。私への欲情を我慢できないほどにエンジ様の興奮を私が引き上げますね」
「はあはあっ。はふっ」
「ふふ。興奮されてますね。嬉しいです。これをすると皆様鼻息が荒くなって理性が飛んでいってしまいます。私の現役時代もこの状態になったら負けることはありませんでした」

エンジの顔を手で押さえながらスミレは自身のおっぱいにエンジの顔を深く埋めさせる。

「エンジ様、お気を強く持ってください。今からエンジ様の口から頭にかけておっぱいを動かします。エンジ様を魅了するための技です。私への欲情を頑張って堪えてください」
「はあはあっ」

興奮で鼻息を荒くするエンジの頭を撫でながら、スミレはエンジの顔の下から上にかけておっぱいを巧みに動かした。

ぽよんっ。

スミレのおっぱいがエンジの顔目がけて上下に躍動する。大きな乳房が揺れて、エンジの顔を包むように揺らしていた。

勃起したエンジのペニスからは先走りが大量に漏れている。スミレのおっぱいによってエンジの興奮は最高潮に達していた。その事をスミレも理解しており、胸を動かし続けてエンジの情欲を引き上げ続ける。

「エンジ様、おっぱい効いてますか? 鼻息凄いです。おちんちんもズボンを湿らせてドクッ、ドクッとされてます」
「はあっ、はあっ。ああっ!」

声を上げてスミレの身体に抱き付くエンジ。先程まで宙を彷徨っていたエンジの両手はスミレの背中に回されて離れない。

「あんっ。エンジ様から抱きついてくれましたね。嬉しいです。もう我慢できませんか?」
「すみません。もうっ!」
「あん♡」

エンジは断りを入れることもなくスミレの乳首に吸い付いた。その感触にスミレが甘い声を出して、身体がビクンと揺れる。その反応に気を良くしたエンジはスミレの胸に夢中になっていった。スミレは胸の動きを止めて、エンジが自身の胸を吸いやすいように胸を突き出して屈む。

「良いですよ♡ 思う存分吸ってください♡ 射精なさらなければルール上は大丈夫ですから♡」
「はあはあっ。はいっ!」

エンジの舌がスミレの乳頭を弄ぶ。スミレの背中に回されていた手はスミレの下腹部にまで伸びていき、その尻肉をがっちり掴んでいた。それはスミレを絶頂させるための責めではなく、エンジ自身の性欲を解消するための手付きだった。

スミレに魅了されてしまったエンジはスミレという女の魅力的な部分に夢中で手を伸ばしていた。スミレはエンジの姿に微笑みながら、エンジの手の動きを受け入れ続けている。

「興奮なされて、タマタマずっしり重くなってきますよね。もし射精の我慢が難しいようでしたら私が手で受け止めます。そのままではエンジ様のズボンが汚れてしまうので」
「はあはあっ!」

スミレの言葉に言葉らしい言葉で反応することもなく、エンジはスミレの身体を夢中で堪能している。その後スミレを抱き締めるエンジの身体がビクン、と震え始めていた。

「あんっ♡ エンジ様……?」

エンジの動きが静止して腰が断続的に震えるように痙攣していた。縋り付くようにエンジはスミレの身体を抱き締めている。ふとスミレはエンジのズボンから染み出ている白濁とした液体に気付く。それは紛れもないエンジの精子だった。

「ふふっ、興奮しすぎちゃいましたか? ズボンの中でぴゅっ、ぴゅって垂れてきてます♡ どうぞこのままご満足いただけるまでビュービューと本懐をお遂げください……」

スミレの身体を抱きしめながら射精するエンジ。

「大丈夫ですよ♡ このまませーし5cc出し切ってしまう方も珍しくありませんから。私の胸にお顔包まれながら出し切ってください……」

胸をキツく圧迫するようにエンジの顔に押し当てるスミレ。その感触に快感の声をエンジは漏らしていた。

「ああああっ!!! 出るっ出る、止まらないっ」
「あんっ♡ 出てます♡ 私で興奮した精子がいっぱい♡」

どっぴゅうう!! どぴゅ、どっぴゅうううう!!!

エンジはスミレの胸の中で何度も腰を震わせて精液を吐き出し続ける。そしてようやくエンジの身体の痙攣が止まった時、エンジを中心にして床に白い水溜りが出来上がっていた。

そんな状況にも関わらずエンジはスミレの身体に夢中で抱き付いて、まるで授乳をされているかのように胸に吸い付いていた。やがてエンジは糸の切れた人形のようにスミレの胸の中で力なく倒れる。

自身の胸の中で意識を失ったエンジを敷いてあったシーツの上にスミレは優しい手つきで運ぶ。

「頑張りましたね、エンジ様。またお待ちしております」

スミレはにこやかな笑顔のまま、その場を掃除して立ち去ろうとした。しかしスミレの背後で衣擦れの音がする。音に反応したスミレが振り返っていたのはペニスを露出させて立っていたエンジの姿だった。公式戦ならすでにルール上は負けているエンジ。明らかにスミレへの射精量は5ccを超えていた。だがスミレはそのことを追求しない。練習を終わらせることもなく、ただただ起き上がったエンジの姿にスミレは目を見張るようにして驚きながらも口元を綻ばせる。

「ここで終われないんですよ、僕は」

独白した言葉と共にエンジの目に再び宿る意志。スミレはエンジの復活を称賛した。

「第二の試練を終えて立っている方はエンジ様が初めてです。何という素晴らしい意志でしょうか。女として疼いてしまいますね。貴方のような強靭な意思を持つ男性が快楽で私に溺れる――。それが私にとっての至極の悦楽。後進の育成に励む職務など忘れて、貴方を堕としたくなってしまいます。いけませんね、これでは胸の管理者として失格です」

スミレの奥底に秘められていた嗜虐性がエンジの前に発露する。リリカやナミカと同等レベルの存在感と魅力にエンジはごくり、と喉を鳴らした。

「さあエンジ様、もっともっと私を愉しんでください」

妖艶に微笑むスミレ。元女王という肩書きに相応しい色気と美しさ、可憐さが笑顔の中に浮かび上がる。その笑みに吸い寄せられるようにエンジは再びスミレへと向かっていった。

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