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レオとのエキシビションマッチに備えるべく、リリカは自分が集めたメンバーを見る。エキシビションマッチとはいえ勝負は勝負。団体戦となるエキシビションマッチではあったが、やれることはやっておきたい主義のリリカは自分が思いつく限りの理想のメンバーを招集していた。淫闘山にある朝霧スミレの邸宅に集まった三人は全員が『クイーン』経験者であり、バトルファック界のレジェンド。歴代最強クラスの女傑が三人集まっていた。

「私を呼んだからには勝ってもらうわよ、リリカ。ま、あんたのことだからそこは信頼してるけど」

リリカの陣営にいる女性の一人は本堂ナミカ。ナミカとリリカには個人的な親交があり、友人同士。立場的にはライバル同士とはいえ、リリカが選択するカードにナミカが入らないのはあり得ない。ライバル意識を強く持っているのはナミカだけであり、リリカ的にはナミカを良き友人くらいに考えているので猶更だ。

「リリカ様にこうして呼んでいただけたのは光栄です。私は現役を引退した身ですが、エキシビションマッチは特別。リリカ様のチームの一員として微力ながら私も女王陣営として協力させていただきましょう」

冷静な面持ちで女王陣営への参戦を表明したのは淫胸堂の管理者であり、計量官と元女王という異色の経歴を持つ朝霧スミレという女性だった。全ての存在に食って掛かるような強気な正確なナミカもスミレというレジェンドの前では敬意を示している。リリカにとってもスミレを呼び込めたのは僥倖だった。リリカが駄目元で声をかけたところ、スミレは二つ返事で女王陣営の参戦を表明してくれたのだ。

「いえスミレさんに協力していただけるのは有難いです。微力どころか主戦力ですよ。きっとレオさんはユメミさんを獲得するでしょうし。勝つためにはこちらも頑張らないといけないでしょうから」

リリカの言葉にナミカも頷く。

「まあえげつない選択したわよね。ユメミとレオが敵だとしても負ける気がしないわ」
「ふふっ、私もリリカ様とナミカ様が味方で頼もしいですよ」

ナミカの率直な言葉にスミレも同意を示す。

「それにしてもスミレさん、よく私の誘いに乗ってくれましたね」
「私が贔屓にしている男の子が大変リリカ様を気に入っているそうなので。そういう意味ではナミカ様もいらっしゃいますのでレオ様の誘いに乗るのも面白かったのですが、やめておきました」
「レオさんからも誘われていたのですね」
「はい。レオ様の当初のプランでは私と組んでチームを牽引するつもりだったそうですがお断りさせていただきました」

その言葉を聞いてリリカとナミカの顔色が変わる。

スミレほどの実力者が敵に回るというのはそれだけで脅威になる。だがそれ以上にナミカとリリカの二人が驚いたのは、レオの申し出を断ってまでスミレがリリカの陣営に参戦したということ。

スミレの口ぶりからするとその『男の子』の存在が理由になるとリリカは思っていた。

「私がこちら側で参戦する代わりにと言ってはなんですが、ある頼みをリリカ様には聞いて欲しいのです」

リリカの目を真っすぐに見つめて、スミレは言う。

「頼み、ですか?」

スミレの言葉にリリカは少し身構えた。

「ふふっ。そんなに畏まらなくていいですよ。あまり難しいことではありませんから」

リリカの反応を見て微笑むスミレ。リリカの陣営に必要なルーキー枠はまだ未定であり、男性選手を呼ばなければならなかった。

✳︎✳︎✳︎

レオが呼ぼうとしている女性ルーキーの名前は出雲クニカという女子高生の少女であった。エキシビションマッチの初戦はルーキー同士の戦いが習わし。レオは女性選手を、リリカは男性選手のルーキーを陣営に引き込まなければならなかった。ルーキーの定義は曖昧だったが、線引きとして競技としてのバトルファックの経験が二年未満の選手のことを指すことが多い。クニカもルーキーとしてレオのチームに参戦することが既に決まっていた。

クニカがバトルファックの選手となったのは男への憎悪にも似た感情が理由である。クニカはバトルファック選手として高いポテンシャルを持つ肉体を持った少女だった。

彼女の中学時代はその発育の良い身体つきのせいで痴漢の被害や男子の同級生から下卑た視線を受けることが多かった。男から受けるフラストレーションに辟易していたクニカはある日、ネット配信のアプリで秋元リリカのバトルファックの試合を視聴する。後にクニカが神と称える、クニカにとっての憧れの女神がリリカという存在だった。

リリカの前では男が無様に白濁を漏らして敗北していた。リリカの技によって射精する男の姿。クニカはリリカのその姿に感銘を受ける。デバイス越しに映るリリカの顔は美しく、妖しい魔性を感じさせる深淵。男からの視線や干渉にずっと耐えていたクニカはリリカの試合と出会って一変した。耐えるだけではなく、男と戦う道をクニカは選んでいた。クニカはリリカを追うようにバトルファックのプロになったのだ。

男を快楽に導いて絶頂させる。クニカにとっては苛立つ行為だったが、バトルファックでは男に快感を与えて射精させないと勝利にはならない。そのため、クニカは自身の感情を押し殺して男を射精させる技術を学び続けていた。

クニカが在籍する学園のバトルファック部のレベルはプロデビューを果たしたクニカからすれば低かったが、男を嬲れる機会があるのならクニカにとっては好都合。クニカはリリカへと近づくために努力したその技量を余すことなく、部活動の先輩にあたる男子へと振舞っていた。学園の離れにあるトレーニングジムの中でクニカと二年の男子生徒がバトルファックの練習形式の試合を行っている。その様相は既に試合としての形式を保てておらず、ほぼほぼクニカが男子生徒を快楽地獄へ落とし込む私刑のようなものだった。

「ああっ! 出雲さんっ!」

クニカの柔らかいバストに男の急所を包まれた男子生徒は強烈な快楽から腰を震わせていた。クニカの身体に触れた瞬間から男子生徒のペニスは膨らみきっており、クニカにとってその男子生徒は最初からまな板の上の魚のようなもの。男に嫌悪感を持つクニカは男に中毒症状を与える事も厭わない。

「先輩のおちんちんたっぷり膨らんでます。私のおっぱいの中、先輩の我慢汁でびしょびしょです。私でしか射精できないように躾ちゃいますから、もう少し我慢して下さい♡」
「あっあっ、出雲さんでしか射精出来なくなるうう!!」
「ふふっ。このまま私のおっぱいドランカーにして先輩のおちんちん壊しちゃいますね♡ 先輩の睾丸と精液の通り道にぴったりおっぱいズリ当ててビュクってさせちゃいます♡」

クニカの先輩に当たる男子生徒は夢中でクニカの胸に腰を振っていた。既にクニカのおっぱいに魅了されている男子生徒をクニカは冷めた目で見ながら、男子生徒のペニスが胸の中でドクン、と脈打ったのを感じとる。その脈打ちに合わせてクニカはギュッとペニスをおっぱいで圧迫した。クニカが男を壊す時の常套手段、男の射精に刺激を重ねるパイズリが男子生徒のペニスに向けて跳ね上がる。

その強烈な刺激に数多の男は悶絶し、デビューから多くのプロ男性選手がクニカのおっぱいドランカーになってしまっている。無論プロでもない男子学生がクニカの強烈なパイズリを味わってしまえば、一気にクニカのおっぱい中毒行きになることは間違いない。現状、クニカが所属するバトルファック部の男子生徒は一人を除いて病院送りにされていた。その最後の一人も今、クニカのパイズリによってクニカのおっぱいドランカーになろうとしていた。

「先輩で部活の男の子も最後ですね♡ 皆私でしか射精出来なくなっちゃうのにパイズリされたいなんてえっちです♡ そんなえっちな先輩が女の子に迷惑をかけないように私がたっぷりイかせてあげます♡」
「あああああ!! 出る!! 全部出るううう!!」
「んっ♡ 全部出してください♡ もう私以外の女の子でえっちなこと考えられないくらいに出してください♡」

どぴゅうううううううううう!!!!

「ああああああっ!!!」

クニカのおっぱいの中で男子生徒は射精した。バトルファック部の後輩にイカされた屈辱など男子生徒は感じておらず、男子生徒の頭の中にあったのは射精の快感のみ。クニカの柔らかくて温かいおっぱいの中に男子生徒は自分の精液を根こそぎ注いでいた。

「先輩のせーしもっと欲しいです♡ いっぱい私のおっぱいに注いでください♡」
「出るっ、でるぅ」

クニカがバトルファックのプロということは周知の事実。バトルファック部の男子もそれを承知でクニカと練習していたが、無論レベルは釣り合わない。練習を重ねる内にクニカに魅了された男子生徒達は自らの肉棒をクニカに壊されたがっていた。

「いいペースで射精できてますよ、先輩♪ 私のおっぱい、このまま孕ませてください♡」

クスッと笑みを漏らしながら男子生徒の痴態を眺めるクニカ。既にクニカの胸の谷間からは白濁が漏れ出ている。腰をガクガクと震わせて絶頂する男子生徒を見下ろして、クニカは胸を両手で締めた。

「ああっ!」

射精中の男子生徒を襲ったクニカの圧迫ループパイズリ。射精の勢いが弱まった瞬間、男が安堵し気が緩むタイミングを見計らってクニカは男の淫棒を挟み込むおっぱいの刺激の強さを引き上げる。その不意の刺激にはプロですら耐えることが難しい。そんな刺激に晒された男子生徒のペニスは再びドクン、と脈打った。男子生徒は声を上げて絶頂する。

びゅくうううう!

クニカの胸に絶え間なく広がる温かい感触。男の精液に嫌悪感を抱いているクニカだったが、男の精液はバトルファックの試合において勝利の証。そう思えば目の前の先輩に当たる男が自身の胸で絶頂し続けているのはクニカにとって小気味良かった。

クニカはひとしきり男子生徒の射精を受け止める。

「出雲さん、もう出ないからっ」

射精が落ち着いた男子生徒は胸を上下に動かすクニカを制止させようと声を出すが、クニカは止まらず胸を動かし続けた。やがてクニカの胸の動きに男子生徒の腰の奥から再び深い射精感が湧き上がる。

「ふふっ。嘘吐きな先輩は嫌いです♡ また出しそうになってるのバレバレですよ♡ 二回お漏らしさせた程度じゃまだ先輩のタマタマ空っぽにはなりませんから♡ ぎゅっておっぱい締め付けてあげますね♡」

ぎゅううううう。

「ああああっ!!!」

クニカから齎された不意の刺激に男子生徒の腰が再び跳ねた。そのまま男子生徒は込み上げていたものを漏らす。

ぴゅううううううう!!!

「んっ、三回目のお漏らしですね先輩♡ 素敵です♡ また射精の勢いが弱まってきたらおっぱいぎゅってしてあげます♡」
「も、もうやめて…気持ち良すぎる……」
「そっちからパイズリして欲しいって頼んできたんじゃないですか♡ まだまだおっぱい堪能してください♡」
「こ、壊れちゃう……」
「はい♡ 壊してあげます♡ 私の事を考えた瞬間に射精しちゃうように躾ちゃいますね♡」
「あ、ああ……」

クニカはタイミングを見計らって、胸を圧迫する。男を射精へのループへと追い込む技巧。目の前の男子生徒もそのループから抜け出せずにクニカの胸の中で果て続けていた。クニカの胸を恐怖の対象のように見る男子生徒だったが、齎される快楽からは逃れられずに腰を跳ねさせている。

ビクン、と男子生徒の腰が強く跳ねた。

「イ、イっちゃう!」
「んっ♡」

クニカは胸の中で感じた男子生徒の絶頂に微笑みながら、色っぽく男子生徒を見下ろしていた。

クニカの判断で事を終わらせた後、クニカは後ろを向いて男子生徒の前で制服のスカートを捲る。露わになったクニカの純白のパンティーを目にして、グッタリと動けなくなっていた男子生徒のペニスから白い雫が垂れてきた。

ぴゅっ!!

「私のパンティー見ただけでイけましたね♡ 順調順調♪ 練習とか試合の終わった男の子には毎回、私のパンツをおちんちんに巻き付けてあげるんです♡」
「……」

びゅくびゅく!!!

クニカがパンツを脱ぐ姿に射精する男子生徒。クニカの事を見る度に射精する身体になってしまった男子生徒はクニカの凶行を黙って見ていることしか出来ない。白濁を漏らしながら、クニカの甘い匂いとこれから行われる事への期待で男子生徒は絶頂し続けていた。

「先輩の射精しているところに私のパンツを巻きつけてっと。クロッチの部分を先輩の亀頭に被せちゃいますね♡」
「ああ……」

どぴゅうううううう!!!!

ペニスに巻きつかれたクニカのパンティー、クニカの秘部を受け止め続けていた場所に男子生徒は思い切り精を漏らしていた。射精しながら男子生徒は腰を動かし続けている。

「面白いですね♡ こうなっちゃうと皆腰を激しく動かしちゃうんですよ♡ 私とセックスしてるって勘違いしちゃってるんですかね♪ ずっと射精し続けちゃうんです♡」

クニカのパンツを自力でどうにかしない限り、永遠に続く快楽地獄。男子生徒はクニカとのセックスを連想しながら、クニカの目の前で精を漏らし続けていた。その様子を男子生徒のペニスから精液が出なくなるまでクニカはしっかり見守り続ける。

「あああああっ!!」
「ふふっ」

もどかしくなったのか一心不乱に自らの肉棒を両手で男子生徒は扱き上げていた。

少し経ってクニカは男子生徒の精子がたっぷり染み込んでいる床に転がったパンツを嫌悪の目で一瞥した後、ジムを去っていった。

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