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エンジがクニカに敗れた後、彼は治療の為に集中治療室へ運ばれていた。クニカのおっぱいの刺激によって下半身の感覚が馬鹿になってしまった男性選手は多い。現在エンジも昏睡状態でありながら夢の中で絶頂を繰り返してしまっている。

エンジが病院に運ばれた一報を聞いて、一先ずは安堵するスミレ。スミレはエンジの事を好ましく思っていた。直向きで実直にバトルファックへ向き合っている努力家のエンジを誰よりも評価していたスミレ。エンジとクニカの戦いはスミレが推薦し、出場させた試合。故にスミレに自責の念が湧く。

クニカという少女とエンジが戦う事を前もって知っていればスミレがエンジを推薦することもなかっただろう。エキシビションマッチの対戦相手は直前まで明かされなかった。

「早く勝ってエンジ様のお見舞いに行かないといけませんね」

決意を新たにスミレはリリカチームの次鋒としてエキシビションマッチ二回戦に出場する。引退していたスミレにとっては久々のバトルファックの試合。しかしスミレに緊張はない。むしろ久々の空気感にスミレの心は踊っていた。

数々の男を狂わせてきたスミレの美貌が輝くように照明に照らされ、配信されている動画越しでその姿を見た視聴者達は息を呑む。

「流石は上玉の女だ。俺が相手するに相応しい」

スミレの対戦相手である八重川カズキがスミレの美しい姿に口笛を吹きながらリングに上がる。ここから先の試合にはルーキーという括りはない。エキシビションに選ばれる選手は誰もが強者。カズキもまたキングに近い力量の実力者である。その力量に見合った自信がカズキにはあった。

「あんたも引退したまま後進の育成に黙って励んでいれば、ここで無様にイキ顔を晒さないで済んだのにな」

スミレを嘲るような視線で見るカズキ。

「ふふっ、カズキ様が私をイかせてくれるのでしたらとても光栄です♡」
「チッ、挑発には乗ってこないか。これが本堂ナミカ相手だったらまた違ったんだろうが」

カズキはやりにくそうな顔でスミレの事を見る。

リングに二人が上がった事で試合は始まった。スミレは上着を脱いでおっぱいを零れ落とすようにカズキの前に見せる。普段は下着で覆い隠されている女性の象徴が惜しげもなく、カズキの前に晒されてカズキのペニスが直ぐ反応する。

「カズキ様の勃起頂きました♡」
「勃起しなきゃ勝負にならねぇからな」
「ふふっ、それもそうですね」

スミレはカズキに向けて微笑みながら胸を揺らす。

「ぴゅうってしたくなったらおっぱいに飛び込んで来てもいいですよ♡ ご期待に応えられるかと思います♡」
「淫胸堂にあんたが引っ込んだって聞いた時は男性プロの全員が喜んだもんだが、今でも現役と変わらねえな。少し油断したら直ぐに男がむしゃぶりつきたくなる胸してやがる」

カズキは自分の勃起したペニスに目線をやりながら、スミレと相対する。女性選手がおっぱいを男の前に見せるという行為は女性選手側にもリスクがある行為だとカズキは考えていた。無論、スミレのおっぱいは男を魅了してやまない情欲を誘うものだとカズキも認めていた。しかし乳首は女性の敏感な性感帯の一つ。上手く責めれば攻撃手段に成り得る。

(問題は朝霧スミレの胸に飛び込んで俺の理性が持つか)

カズキは理解していた。スミレの乳房は凶器だ。スミレと対戦した男性選手の一回での平均射精量は5ccを超える。公式ルールが採用されているこのエキシビションでは5cc以上の射精は敗北扱い。スミレ相手では一回のミスが命取りになる。しかし先手を取らなければ不利になるのも事実だとカズキは感じていた。

「朝霧スミレ、この俺相手に自分の胸を早々に見せたこと後悔しろ!」

自身を鼓舞する様に声を上げてカズキは攻めの一手を選ぶ。

「まあ」

カズキはスミレの乳首目掛けて飛び込んだ。目を丸くしながらカズキの突貫を見ていたスミレはそのまま反応できない。

カズキはそのままスミレの胸の谷間へ誘われていく。カズキの身体がスミレと重なり合って、カズキの動きが止まった。カズキはスミレの胸に顔を埋めたまま動かず、スミレは動きを止めたままのカズキの背中に手を回して抱き締める。

「カズキ様の鼻息どんどん荒くなって……♡ 私のおっぱい効いていらっしゃいますか♡」

カズキの試合用のパンツに広がっていく大きな染み。それが先走りによるものだとスミレの胸に突っ込んだカズキ自身がよく理解していた。スミレの事を愛撫するつもりが、気付けばカズキは攻撃できずにスミレの胸に囚われていた。

(このままではまずいっ!)

カズキの額に浮かぶ冷や汗。柔らかいスミレの乳房に囚われたまま鼻息を荒くして興奮するカズキは身動きできない。

「失礼いたします♡」

スミレが動きを止めたままのカズキの身体を倒す。リングの端で倒れるカズキの身体の上にソッとスミレが乗った。スミレはカズキの顔に自分の乳房を固定しながら、カズキのパンツに収まったままのペニスを目掛けて腰を落とす。

カズキの勃起したペニスとスミレの秘部が下着越しに触れ合った。興奮し、絶えず勃起していたカズキのペニスがスミレの秘部の感触を察知して男の本懐を遂げようと機能する。

「う、うあっ。クソっ、離せっ」

焦ったように声を出すカズキに微笑みながらカズキの張り詰めているペニス目掛けて、スミレは腰を揺らす。

「カズキ様、私の事を孕ませるつもりでどうぞ♡」

下着越しに感じるスミレの性器のぷにっとした柔らかい感触にカズキの睾丸が持ち上がり、精を吐き出そうと尿道に精子を送り込む。射精直前の多幸感にカズキの腰が跳ねた。

「で、出る!」
「はい、いっぱい私のおまんこにください♡」

どぴゅううううううううううううう!!!!

スミレの乳に顔を挟まれながらスミレのパンツ目掛けてカズキは思いっきり射精していた。スミレの細い腰に手を回しながら、耐えきれない快楽に身を委ねてカズキは精を漏らす。

「あっ♡ カズキ様の熱いです♡」

カズキの止まらない射精に頬を赤らめながら、スミレはカズキの精子をねだるように腰をゆっくりと動かしていく。その動きに対応して、カズキも腰を動かしていた。スミレから与えられる快楽に魅了されてしまったカズキはスミレのパンツに自身のペニスを擦り付けながら、精子を漏らし続けている。

「カズキ様、まだ出し足らないでしょうか? きっと5cc以上はお出しになられているでしょうが……」
「あぁ……」

虚ろな表情ながらもスミレの言葉に肯定の意を示したカズキの返答を聞き、スミレは満足そうに笑みを浮かべる。

「ではもっとカズキ様のおちんぽミルク、私に注いで下さい♡」

カズキの上で何度もピストン運動を繰り返すスミレ。その度にカズキとスミレの腰振りが重なって、摩擦で刺激を生んだ。スミレは時折甘い声を出しながらカズキのペニスが脈打つ感触を直に感じ、下着を濡らす。カズキの興奮を直に感じたスミレはカズキの射精をねだるように強く腰を打ち付けた。

「カズキ様のおちんちん、イきそうですね♡ いいですよ、イってください♡」
「ああ、もう駄目だ。イクっ!!」

びゅうううううううううううううううう!!!

一際大きい脈打ちと共にカズキはスミレの下着へ向かって大量の精子をぶちまけた。

「ふぅ……♡ ありがとうございます、カズキ様♡ 予定より早くエンジ様の元へ行けそうです♡」

射精と共に意識を失い気絶したカズキ。スミレはカズキの精子でベトベトになった自分の下着を脱いで、カズキの手にそっと握らせてからリングを降りる。確認するまでもなくカズキは敗北扱いになり、エキシビションマッチの第二戦はスミレの勝利に終わった。

後日。意識が復活した後のカズキはスミレのパンツを持ち帰り、それを自身のペニスに巻き付けて狂ったように自慰をし続ける。スミレの秘部にペニスを擦りつけた快感が忘れられずにカズキはスミレのパンツに精を吐き出し続けていた。

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